2024/01/08 - 2024/01/08
16位(同エリア216件中)
Decoさん
この旅行記スケジュールを元に
毎年、一月の寒空の元、大牟田市三池本町祇園宮にて「臼かぶり」が行われます。
明治初期に起こった大火事の後、二度とこのような惨事が起らないよう、真冬に大きな臼に入れた水を被るという行事です。
(2024/6/15公開、6/27臼かぶりの起源経緯など記述追加)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
三池本町祇園宮。
夏の祇園のお祭り、江戸時代から続く「三池本町祇園宮」大蛇山の本拠地です。
この場所から三池街道を少し南に進んだ所にある三池新町彌劔神社の「三池藩大蛇山」と共に”三池祇園”と呼ばれています。
その三池本町祇園宮、大蛇山だけでなく、もう一つ一大イベントがあるのです。
それは「臼かぶり」。
旧柳河藩領であった三池本町では明治元年の街道沿いに広がる本町の北側(上町・寺町)にて大きな火災が起こり、80件もの家屋が焼失しました。以降鎮火を願い行われるようになったそうです。
毎年成人の日の夜に行われ、令和6年は1月8日でした。
三池本町祇園宮は、三池街道(正式には三池往還)に面しています。街道なので、広い範囲に渡りますが、フォートラではちょうどこの祇園宮の前に登録されています。
*旧柳河藩領三池宿場町についてはこちらの旅行記で扱っています↓
https://4travel.jp/travelogue/11783286#google_vignette (三池をさるく! ~旧柳河藩領 宿場町とその周辺~)三池街道 名所・史跡
-
神社とは三池街道を隔てて反対側の土地(理容室)の前に出店も見えます。
-
そろそろ暗くなってきましたが、境内には灯りが見えます。
-
多くの見物客やカメラマン。
-
拝殿の前には人が集まり臼が見えます。
真冬に水が入った臼を被る、豪壮な行事です by Decoさん水(臼)かぶり 祭り・イベント
-
イチオシ
拝殿横から撮影。役員の方々が見えます。
提灯には祇園の紋。柳河藩立花家で使われる紋です。
ここ、三池本町は旧柳河藩領の宿場町。正確に言えば家老の立花内膳家の領地だったそうです。そんなわけで、柳河藩と同じ意匠の紋になっています。
*三池本町の南には三池新町(旧三池藩領陣屋町)が続いています。こちらも立花家で柳河藩とは縁続きなので、夏祭りの大蛇山などでは祇園の紋を使用していますが、意匠が若干異なります。 -
拝殿の右手では火がたかれています。
その奥には三池本町祇園宮の大蛇山の山車が見えます。こちらの山車は恐らく作り替えられていると思われますが、元々は島原の乱が終わった後に柳河藩立花内膳家から下賜されたのだそうです。
臼かぶりは元々は神社ではなく、火災が起こった上町・寺町の家々の前(街道)にて行われていたそうですが、第二次大戦後車が増えたりしていったん中断。その後復活して三池本町祇園宮で行われるようになりました。
元は臼をかぶるのは上町・寺町の人々だったそうですが、今は三池本町全体の行事のような印象があります。 -
子どもたちが集まります。
-
拝殿に向かって礼。
-
子どもの臼かぶりです。
-
子どもは臼ではなくバケツだから、水は少量。でも一人で何度も水をかぶる。
最初の子は嫌がって戻ってきましたが、なんとか水をかぶりました。 -
子ども臼かぶりの写真は三枚だけですが、実際には何人も参加していました。
子どもが水をかぶるとき、保護者らしき方が交替で前に出て撮影されていました。 -
続いて青壮年の皆さん。
-
大人は水が入った大きな臼をかぶります。重いものになると100kg近くあるとか。
-
何人も臼をかぶるのですが、夜間でお安いコンデジ、写真が下手(苦笑)。その中で連続して撮影できた写真を掲載します。
臼に手をとり… -
頭を入れます…そして被ります!
-
イチオシ
後ろに放り投げます。
臼かぶり、重い臼を被るので危険も伴います。皆さん相当に練習しての行われるようで、サポートする人も付いて、安全にはとても気を遣っておられます。
この日は福岡市のテレビ局などの方も参加しましたが、事前に練習されたそうです。 -
何人かで臼かぶり。
-
イチオシ
司会の方が「ワッショ~イ」「ソ~レ!」と明るく元気な声で掛け声をされるので楽しい雰囲気で見ていましたが、臼かぶりに臨まれる皆さん(子どもも含めて)寒かったと思います…。
でも、皆さん気合が入って、良い表情をされていました。 -
見ていて力が入ります。
-
臼をかぶるシーン、サポートする方々が付いています。
-
力感溢れる!
-
若い人たちだけでなく、壮年の方も挑まれていました。
中には還暦の方も。最高齢は63歳の方だったと思います。
こちらの方は臼かぶりの後のようです。 -
臼かぶりに挑む心意気!
-
クライマックスに近づきます。
-
全員(?)で臼をかぶるようです。
-
イチオシ
ひゃー! 豪快です。
-
臼をかぶり終えて…
-
拝殿前へ。
-
このときに、拝殿右でどんど焼が始まります。
-
無病息災や災害がないことを祈って…
-
燃え上がります。
-
皆さん火の周りに集まります。
-
イチオシ
赤く燃え上がり、三池の空を照らします。
-
最後に拝殿前でお詣り。
-
どんど焼もそろそろ燃え尽き…
-
拝殿左ではどんど粥がふるまわれます。
-
私もいただきました。
-
使用された臼がきれいに並べられていました。
-
臼を被られた皆さん、運営された皆さん、また協力された皆さん、ありがとうございました。
皆さまの無病息災、そして来年の臼かぶりまで大きな災害がないことをお祈りいたします。 -
これにて三池本町祇園宮・臼かぶりを後にします。
-
イチオシ
帰り際、楽し気な灯りに誘われて、やきとり白煌(はっこう)へ。
昼のハンバーガーと夜の焼き鳥 by Decoさん焼き鳥 白煌 グルメ・レストラン
-
テイクアウトから始められて、今は居酒屋も。
-
店内はお洒落にリノベーションされています。
お客さんがいらしたので撮影できませんでしたが、テーブル席もあります。 -
メニューです。焼鳥におでんなど。
-
持ち帰って家でいただきました。どれも美味しかったけど、タレが抜群に美味しかったです。
飲食店が少なくなってしまった三池の町ですが、「やきとり白煌」さんには是非とも頑張っていただきたいと思います。 -
さて、臼かぶりから三か月後、昼間に「やきとり白煌」の前を通ると”昼ランチOPEN中”の表示が見えます。
-
カウンターに着席。
-
店内はテーブル席が増えました。
-
ランチのメニューです。
人気があるのはビーフ100%バーガーとのことですが、スタッフの方が好きなのは豚カツバーガーとのこと。
ちょっと考えて豚カツバーガー+サラダ&スープのセット+ドリンク(ホットコーヒー)にします。 -
サラダとスープが運ばれてきます。
サラダは人参がポイントでしょうか。
スープは人参とタマネギのポタージュスープ(多分かぼちゃ)。
さっぱりしたサラダと濃厚なスープ。 -
そして豚カツバーガーがやってきました!
これは…ボリュームたっぷり、カツがはみ出しています。 -
スタッフの方が食べやすいようにバーガーを包むペーパーを出してくださり、思いっきりかぶりつきます。
-
スタッフの方「美味しいですか?」
Deco「美味しい…いや、旨い! かぶりつくほどに旨い!」
旨くて”瞬食”。あっという間に食べてしまいました(^^ゞ
お店の方に聞いたら、夜の居酒屋営業で出す豚バラの肉をつかっているとのことで、かなり良いお肉のようでした。
ご馳走さまでした! -
豚カツバーガーが美味しかったので、後日リピートしました。
-
こちらはビーフ100%バーガー。
お肉を焼いているときから炭火焼の香ばしい匂いが…
ビーフ100%のお肉にシャキシャキのレタス、チーズにベーコンと、こちらもボリューム満点!
スパイシーな味付けで食欲がそそられ、こちらも瞬食しました!
最後まで御覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
三池をさるく!
-
前の旅行記
増田うなぎ 2023、そして山鹿温泉どんぐり村へ
2023/10/16~
大牟田
-
次の旅行記
初市風にあたると風邪ひかんげな~三池初市 + 炎香春一番 なんかん古小代の里 陶器・梅まつり
2024/03/02~
玉名・荒尾
-
三池をさるく! ~旧三池藩 陣屋町とその周辺~
2021/12/19~
大牟田
-
三池をさるく! ~旧柳河藩領 宿場町とその周辺~
2022/01/13~
大牟田
-
普光寺・臥龍梅と、まもる窯初窯開き
2022/03/07~
大牟田
-
定林寺あじさいまつり
2022/06/08~
大牟田
-
三池陣屋町の面影を残す、増田うなぎへ
2022/08/29~
大牟田
-
秋の夜に 三池光竹
2022/10/05~
大牟田
-
三池の刀が切り開く! 四郎國光公開鍛錬
2022/11/20~
大牟田
-
普光寺 臥龍梅 + まもる窯初窯出し 2023
2023/02/25~
大牟田
-
春を呼ぶ~三池初市
2023/03/01~
大牟田
-
定林寺のあじさいと磊庭・2023 + 頑張れ! 道の駅おおむた 花ぷらす館
2023/06/11~
大牟田
-
夏 ~三池藩 大蛇山、お披露目
2023/07/15~
大牟田
-
増田うなぎ 2023、そして山鹿温泉どんぐり村へ
2023/10/16~
大牟田
-
厳冬に鎮火を願う 臼かぶり ~三池本町祇園宮にて
2024/01/08~
大牟田
-
初市風にあたると風邪ひかんげな~三池初市 + 炎香春一番 なんかん古小代の里 陶器・梅まつり
2024/03/02~
玉名・荒尾
-
古民家カフェ・草木庵にて
2024/03/21~
大牟田
-
三池藩大蛇山 ~彌劔神社舞台演芸・かませ・町内巡行~(令和六年)
2024/07/20~
大牟田
-
櫟野コスモス園~普光寺の紅葉~和子ママの台所
2024/10/16~
大牟田
-
南筑後に春がきた! 三池今山編(三池初市&普光寺臥龍梅)
2025/02/23~
大牟田
-
2025 夏から秋へ 三池藩大蛇山・三池港灯台・映画「オオムタアツシの青春」と高専ダゴ・定林寺の紅葉
2025/07/19~
大牟田
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (6)
-
- ポテのお散歩さん 2024/06/18 21:37:37
- 豪快!
- Decoさん こんばんは!
豪快なお祭りですね Σ(゚Д゚)スゴー
大きな火災が起こり、鎮火を願い 始まったお祭りなのですね。
昔からお祭りには災いの退散を願う気持ちが込められていますが
子供達もこうして学んでいくのですね。
100キロもある臼を持ち上げ 頭から水をかぶるだけでもキツイのに
後ろに投げるのですか!?
ぎっくり腰になりそうです~(^-^;
精神統一されているので、実際は不思議と重さは感じないのかも知れませんね。
お祭りが終わると、しばらく余韻が残るのですが 少し寂しい気分になりますね。
本当に、今年1年の無病息災を願い 来年のお祭りを楽しみに待ちたいですね。
Decoさん、いつも美味しそうなお料理を紹介して下さいますね。
お腹が空いてきました(*^-^*)
ポテ
- Decoさん からの返信 2024/06/19 06:11:29
- Re: 豪快!
- ポテさん、こんばんは。
臼かぶりは、本当に豪快!
大牟田市の観光サイトによると、火災で80戸が焼失したそうで、水を被ることで火を除けようという考えなのでしょうね。かつては神社ではなく各家の前で行われていたそうです。
臼かぶりは、三池の町の旧柳河藩領(本町)側の旧宿場町側で行われています。かつての古い建物もほぼ姿を消し、商店も減って寂しくなりましたが、こういうお祭りがあると、地域で、また子供から大人、シニアの皆さんがつながり、伝統が引き継がれていくのだな~と思います。
臼を持ち上げるのは、皆さん練習されていてしっかり持ち上げられるのですが、安全には極力気を配られているようでした。臼を被りながら持ち上げて、バランスを取りながら臼を後ろに投げ飛ばす、一連の動きがスムーズにいけば上手くいくのでしょうね。自分で撮った写真を見返すと、投げる寸前は逆エビ体勢ですよね…確かに腰痛にならないか心配です。
豪快で楽しい行事ですが、火も使うので消防車も待機したり、運営に携わる方々も後片付けは大変だと思います。皆さまに感謝ですね。
焼き鳥屋さんは、三池本町で新しくできたお店。雰囲気も良くて、ハンバーガーや焼き鳥も美味しくて、ほっとする場所です(#^^#)
Deco
-
- フォートラベルユーザーさん 2024/06/16 06:56:50
- なんて豪快なー!
- おはようございます!Decoさん!
真冬に!
しかも臼で、水かぶりなんて!
ものすごいお祭りですねえ。
成人の日にやるなんて、、寒そう!
100キロ超えの臼とお水を使うのですから、
それは、鍛練が必要ですよね。
バケツで水かぶりする小学生のみんなも
健気でありますよね。
私がやったらおそらく即死だわ(笑)
大変珍しいお祭り、リポートお疲れ様でした。
豚カツのハンバーガーも、
また豪快ですね( *´艸)
あまりの旨さに、またお店行っちゃう気持ち
わかりみ深いです(*^^*)
ありがとうございました!!
コトラマダム
- Decoさん からの返信 2024/06/16 14:46:56
- Re: なんて豪快なー!
- マダム、こんにちは。
真冬に水かぶり、臼かぶり。こりゃ~寒いですよね。冬でも一番寒い時期でしょうし。
でも明治初年からだから、150年以上続いていて地元にしっかり根付いた行事かと思います。
当日、見物客が多くて熱気があり、焚火もあったりで見ている分には寒さはあまり意識しなかったのですが、やっぱり水を被っていた皆さんは寒かったでしょうね~。
見ていて、臼かぶりに挑む皆さんも、運営の皆さんも、安全にはとても気を遣っていることを感じました。あの重さの臼を被って投げるのだから。かなりの鍛錬をされているのだと思います。
小学生は…マダムが書かれたように健気で。寒さに負けずに頑張っていました。保護者の皆さんは撮影に一生懸命で、きっと良い思い出になるでしょうね。
三池の町は大蛇山に臼かぶり。古くからの伝統が引き継がれています。町としての一体感が感じられて、地元の皆さんが羨ましいです。大牟田市は炭鉱と共に発展して急激に人口が増えて(その後減った)、他の町からの転入してきた人が多かったのですが、こうした行事を見ると、三池は今でも昔から住んでいる方々が比較的多いのかな~と思ったりして、市内でも他の地域とは違った部分があるのかも知れません。
豚カツバーガーは予想以上にかなり美味しくて、またお店の雰囲気も良くてリラックスして過ごせるので、これからもリピートしそうです(*^^)v
Deco
-
- ma-yuさん 2024/06/15 15:14:21
- 臼かぶり
- Decoさん
こんにちは!
大牟田市の三池本町祇園宮で「臼かぶり」は初めて拝見します。
表紙の臼を持ち上げ水をかぶり後ろに飛ばすのでしょう。
凄い迫力ですね。
それに時期は1月で寒い中、見るだけで鳥肌がたちます。
三池本町では明治元年、大きな火災が起こり、以降鎮火を願い行われるように
なったんですね!!
臼も大きいのは100kgも、これは日常に訓練と体力が無いと
出来ませんよね(・∀・)イイ!!
最後はお正月のしめ縄や松飾りを燃やしてどんど焼きにどんど粥もいただいて
無病息災、そして大きな災害がないのをお願いしたんですね!
そして「やきとり白煌」さんで焼き鳥や豚カツバーガーもボリュームが
あって美味しそう。
三池の町も飲食店が少なくなり地域密着で頑張ってほしいですね!
ma-yu
- Decoさん からの返信 2024/06/15 19:29:14
- Re: 臼かぶり
- ma-yuさん、こんにちは。
臼かぶり、私も以前から話には聞いていましたが、初めて見に行きました。
水が入った臼を被りながら持ち上げて、後ろに飛ばす…迫力がありますし、寒い中、大変だろうな~と思います。
臼かぶりを行うには、かなり準備して練習しておかないと危ないのだそうです。司会の方も安全には気を遣っていましたし、被るときにはサポートの方もついていました。あの水を吸い込んだ思い臼を被って放り投げるまで、動きが止まると危ないのだと思います。
こうした行事が今に至るまで続いているということは、明治初年の火災は酷かったのだろうと思います。
また、見ていて、臼かぶりが(大蛇山と並んで)三池本町の地域と世代間のつながり・結び付きに大きな役割を果たしているのではないかと思いました。
最後のどんど焼き。臼かぶりの「水」とどんど焼きの「火」が見事にコントラストを成しているように見えました。
旧柳河藩領であった三池本町は、かつては元酒蔵の料亭があったり、ファミレスや寿司屋さんもありましたが、今はなくなってしまいました。新しくできたやきとり白煌さんが孤軍奮闘、頑張ってもらいたいです。やきとりもハンバーガーもとても美味しかったです。
Deco
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
大牟田(福岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 三池をさるく!
6
56