2024/01/20 - 2024/01/21
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sunnyさん
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2024年カリブ海の島めぐり。
第一弾はMontserrat英領モンセラットへ行ってきた。
1995年から1997年に発生した火山の噴火により、南部旧首都プリマスは廃墟となった。現在の臨時首都はプライズ。活火山スーフリエール・ヒルズ周辺はいまでも立ち入り制限がかかっている。
1月下旬のこの時期は、カーニバル(クリスマス後)とセントパトリックのお祭り(3月)の間で比較的静かなモンセラット。
アンティグアバブーダから、モンセラット航空が毎日、2-3便飛ばしている。飛行時間は20分、距離にして30マイル(約48キロ)。世界最短国際線のひとつ。
https://www.flymontserrat.com/
ホテル
TROPICAL MANSION SUITES
www.tropicalmansion.com
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-
アンティグアバブーダの空港で、モンセラット航空のチェックイン。
荷物と一緒に体重測定が待っている。
6人乗りの小型機なので、ルールが厳しい。
・体重荷物合わせて136キロ超えは二人分の航空券を買え
・予約時に申告した体重より明らかにオーバーしていたら搭乗拒否
・出発70分前までにカウンターでのチェックインと体重測定が必須 -
チェックイン時に渡されるモンセラット入国申請書。
機内は狭くて記入する時間もスペースもないので、搭乗前に書いておく。 -
出発はアンティグアバブーダVCバード国際空港、ゲート5から。
ここから建物の外に出て -
機体まではゴルフカートで移動
-
Britten-Norman BN-2 Islander
6人乗り。
ABC諸島のアイランドホッピングした時に、キュラソーからボネールに飛んだ時と同じ機体。 -
安全のしおり。
操縦はキャプテン一人なので、コーパイ席に座れる可能性あり。 -
快晴の中、ほとんど揺れずに20分間のフライト。
モンセラットが見えてきた。 -
ジョン・A・オズボーン空港に到着。
イギリスの国旗と、モンセラットの国旗が並ぶ。 -
モンセラットのイミグレ。
あ、日本だね、と手元のリストで必要書類の確認を始めた。
質問はモンセラット初めて?明日帰るの?
最後はよい滞在を!と笑顔でパスポートにスタンプをポンと押してくれた。 -
空港から今日の宿までは近いので歩いて向かう。
途中トンネルを抜けて20分ほど坂を歩いてホテル到着。 -
部屋はバルコニー付きでなかなか快適。
冷蔵庫、ケトル、コーヒー紅茶がついている。
バルコニーからの眺め。明日の朝のコーヒータイムが楽しみだ。 -
モンセラットの地図。
面積が102平方キロメートルなので、伊豆大島より一回り大きい。
島の南側のRestricted Areaは火山の噴火で壊滅した旧首都プリマス周辺。
一部立ち入りが制限されている。
今日はすでに夕方4時半、明日の11時半のフライト。日の入りは18時半頃。
時間もないのでタクシーチャーターして島を回ることにする。
ホテルの受付で聞いてみると、通常は1日ツアー・食事つきが250USドル。
交渉してみてね、と言われる。 -
今日は島の南側の制限エリア、明日は出発までの時間東側のJack Boy Hillまでいってもらって、車チャーター&ガイドを100USドルで交渉成立。
1日目は3時間、翌日は2時間の全5時間、1時間20ドルの計算。
トヨタのピックアップトラックで迎えに来たガイド兼ドライバーNorman。
時間もないので飛ばしてもらいながら島南部の制限エリアを目指す。 -
Runaway Ghaut
ここの水を飲むと、モンセラットに戻って来るという言い伝えがあるという。
少しだけ飲んでみた。
モンセラットでは、天然水が飲める。 -
島を南下するにつれて、道路状態がひどくなっていく。
火山噴火直後は、この辺りから島の北部に移った人も、最近は戻って来始めている。
海外から移住してくる欧米人もいて、南部旧都市近くの人口は少しずつ増えているそうだ。 -
旧首都プリマス
自然に飲まれる家々 -
噴火前はバーだった建物
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尖塔部分が残った教会
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Sugar Bayに建てられたホテル
廃墟となってしまった。 -
崩壊しかかったホテルのエントランスホール
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火山灰が積もったままの階段
-
スーフリエール・ヒルズを西側から
近年は、ハリケーンや集中豪雨によって大量に川が流れ、あふれて、地形が変わることがあるという。道路の損傷も激しく、修復が追い付いていない。 -
旧首都プリマスの噴火前の様子
日も暮れてきたし、廃墟がみられたのでそろそろ帰路かな、と思ってたら、まだまだ行くとこある!と。
そして草ぼうぼうの激しいオフロードを走り始めた。 -
たどり着いたのは、Hot Hot Hotの歌で有名な、モンセラット出身の歌手Arrowのスタジオ跡。
噴火1995年以前は、名だたるアーティストたちがモンセラットで収録していたらしく、エルトンジョンとかその辺歩いてたって。 -
大砲が残るBransby Point、夕日の名所らしい。
もう真っ暗で何も見えない…
言われるがまま岩の下まで降りて行くと、天然の岩のアーチで記念撮影も待っていた。真っ暗…
このあと島の北部Bradesに戻る。夜ごはんの調達をしにIsles Bayのビーチバーに行くも、客がいっぱいで1時間待ちといわれ断念。
宿泊ホテルの前を通り過ぎて、さらに北上して新首都予定のLittle Bayの見学。真っ暗でよく見えない… -
Little Bayで夕飯を調達。チキンとチップスを持ち帰り。
Caribビールと合わせて20東カリブドル。
20USドル=54東カリブドル払って、お釣りをもらう。
部屋に戻ったのは夜9時前。3時間みっちり説明してくれてありがとう。後半は暗くてよく見えなかったけどありがたい。 -
この日の夜はホテルで結婚式が行われており、夜中過ぎまで音楽や歌声が響いていた。
3月のセントパトリックデーのあたりは、寝られないくらい町中が大騒ぎだそうだ。
お祭りはアイルランド系の移住者が多い所以。 -
次の日は8時過ぎに島めぐり開始。
Normanがやってきて、島の東側Jack Boy Hillへ。
鍵は部屋に置いておいてと、ホテルからwhatsappで連絡が来た。
日曜の朝は教会に行く人が多く、ホテルの受付も開いていなかった。 -
活火山スーフリエール・ヒルズ(1050m)
-
プリマスにあったW・H・ブランブル空港の写真
Normanは長らく航空関係の仕事をしていて、プリマス空港でも働いていたので、当時の退避オペレーションの様子を生々しく語ってくれた。 -
上の写真と同じ場所。
火山活動で地形が激変し、旧空港はあとかたもない。
快晴で空気が澄んでいると、アンティグア島、フランス海外県Guadeloupeが見えるそうだ。 -
今日もオフロードを爆走。
車ごと坂道を下っていってたどり着いた海岸線。
島の東側は風も強く、穏やかな西側とは異なって荒々しい。 -
波の浸食で、奇怪な形の岩が多い。
-
FIFA基準で建設されたサッカー場
モンセラットで人気のスポーツは、サッカー、クリケット、バスケットボール。 -
国際試合で選手が泊まる宿舎
内部はかなりモダンで、造りもかなり丈夫だそうだ。 -
サッカー場にあった火山噴火から逃れたパームツリーの木。
旧首都プリマスにあったボタニカルガーデンから移植されたもの。 -
サッカースタジアム近くにあった、この辺の土地を持っている大地主のお屋敷。
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日本の中古車が活躍中
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元々はモンセラットの伝統的な家は屋根付きが多かった。
火山噴火の災害で建築基準が見直され、
今は屋根のない家が増えているそうだ。 -
若い人たちが多く住む、新居住地区のLookout
空港のすぐ東側に位置する。 -
EUの援助によって家が建てられた村の一角
下水も整備されている。 -
使われなくなり放置された車
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砂糖のプランテーションがあった時代の名残
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新首都として建設中のLittle Bay
工事が遅れており、今の臨時首都プレイズからいつ移転するやら、、 -
600人収容できるカルチャーセンター
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この島は火山島なので、ビーチはカリブの島らしくない黒い砂浜。
白い砂浜もあるようだけど、ヨットで移動しないとだめらしい。 -
日曜の朝もやっていたLittle Bayのローカルの食堂で朝ごはんを調達。
ツナの和え物、ジョニーケーキ、サラダ
25東カリブドル。 -
70分前には空港に到着。
今日も体重測定。
乗客Max6人だから、チェックインはすぐ終わる。
24時間以内にアンティグアバブーダから乗り継ぎがある場合は、アンティグア空港手数料37.5USドルは免除。
イミグレの机の置いてあった搭乗者リストをちら見すると、国籍はアメリカ、イギリス、日本。 -
フリーシート。
コーパイ席に乗りたい人いる?と聞かれて、はいっと手を上げようと思ってる間に、アメリカ人が速攻手を挙げて乗り込んでいった。
争奪戦に敗れてしまった。。
キャプテンの真後ろの席を陣取る。 -
さて20分のフライトでアンティグアバブーダに向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- gontaraさん 2024/01/27 16:48:52
- はじめまして
- こんにちは
カリブの島々の旅行記、憧れるなー
と、拝見させて頂いたら、殆ど白地図塗りつぶし!
ホローさせていただきましたので、ご挨拶を。
BN-2懐かしいですね。
昔RACが波照間に飛ばしてた頃に乗りました。
レシプロのツイン機で、その時は10人乗りだったかな。
GONTARA
- sunnyさん からの返信 2024/01/28 00:06:33
- RE: はじめまして
- gontaraさん
はじめまして。
フォローいただきありがとうございます。
カリブの旅行記が続きますが、優雅なクルーズ旅行とは無縁の飛びまくりの忙しい旅になっております。。
gontaraさんもマイナー場所含め、世界地図埋まってますね♪
CクラスのRTWも素敵…後ほどゆっくり拝見させてください!
sunny
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