2023カリブ・キューバのハバナ滞在記

2023/11/27 - 2023/12/01

キューバのハバナ滞在・備忘録

国民は配給、キューバに入って来る物資は観光客向けのホテルに優先され、お金はあってもものが買えない、と10年前のキューバ駐在者の話。
昨今の個人行商人のおかげで、以前よりは物が少しは手に入るようになっている。それでも、観光エリアではないエリアでの食事事情は厳しいものがあった。

2014年の旅行記（観光）
https://4travel.jp/travelogue/10884366

エリア ハバナ(キューバ)

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: コパ航空

業務のため、ツーリストカードではなくビザ取得。
在リマ・キューバ大使館で取得。
現地ハバナ事務所を通じてビザ発給のための申請をしてもらう。
手続きが完了したら発給番号なるものが通知され、この番号をキューバ大使館で伝えるとビザがもらえる。

申請から1か月たっても、現地から番号の連絡が来ない。
原因はキューバ国内の通信エラーでキューバ側からリマにある大使館に連絡が届いていなかったことが判明。
ビザ取得できたときは、女性領事とハイタッチ！
ラオス住んでた時にビエンチャンでインドビザを取得したときと同じくらい時間かかった。やはり自国に大使館があればそこでとるのが一番楽だ。

コパエアラインパナマ経由でキューバ入り。
パナマ発は1日3便、マイアミ発はほぼ1時間ごとにある。個人の行商人需要だった。
最近、LATAMも週に数便、リマから直行便を飛ばし始めた。

預け入れ荷物ナシで機内持ち込み荷物だけなのでサクッと入国。
荷物預け入れしたら、荷物受け取りターンテーブルがカオスで、１時間以上荷物が出てこないこともあるらしい。

空港建物出たら、これぞ南国キューバという風景に出会った。写真をパチリ。

キューバは、外国人と地元人の使うサービスの住み分けができている。
この黄色いタクシーは外国人向け、近距離は１０ドルから。
現地の人たちが乗る乗合タクシーは１ドル以下。

今夜の宿にチェックイン。
何とも巨大なホテルだ。

観光客を見込んで、コロナ禍前に建てられたものの、目論見が外れたようだ。客をほとんど見かけず。

部屋はなかなか広く眺めは良いものの、
海沿いのライブハウスから、毎日朝３時くらいまで爆音の音楽が流れてきて、毎夜睡眠妨害された。

海沿いのバーで軽く夕ご飯。
キューバの地ビール、Cristal

つまみを頼んだら、すごい量がきた。
キューバでは貴重な食べ物なので、頑張って完食。

USドル払いすると、公定レートではなく市場レートでキューバペソへ計算してお釣りをくれる。
ウズベキスタンやスーダンと同じで、公定レートと市場レートの乖離が激しい

お客のあまりいないホテルの朝食。
２日間はブッフェメニューだったけど、

客がいなさすぎるのか、３日目からアラカルトになった。

味のないオムレツ、缶詰のフルーツ。

過去2回は観光で来たときは観光地エリアに滞在。ごはんは民泊の宿のお母さんが作ってくれたり、レストランで食べたり。

今回はオフィス街に滞在。
そのためかランチの選択肢がほとんどなくて困った。
ランチその１

ランチその２
上と同じお店で。

ランチその３　宅配弁当

ラム肉が美味しいそうだが、この週は肉が手に入らなかったようだ。

ガソリン不足でバスの本数が間引きされ、バス停には常に人があふれている。

しばらくごみの収集が来ていないそうで、ゴミ山にゴ〇ブリが大量発生。

旅行できたときは、旧市街の観光客ばかりのエリアが行動範囲。
今より状況もよく陽気な歌声も随分と聞こえてきた。

キューバの公務員の月の給与が、アメリカでバイトした時給と変わらない、多くの人が仕事を求めてアメリカに出稼ぎに行く。

ハバナ旧市街へ繰り出した。

旧市街まで来ると、観光客もいるし、レストランの選択肢が多い。
客引きからも声がかかる。

Plaza Vieja　ビエハ広場

ウォーキングツアー中の団体を2組ほど見かけた。

夕飯を食べに行く途中に通った白亜の豪邸は
北朝鮮大使館だって。

最終日の夕食はキューバのビールで乾杯。

地ビールBucanero Fuerte

観光客向けのレストランに行き、お金を出せば美味しいものにありつけるのだ。

レバーのパテ、自家製バゲット、どれも美味い。

モヒート。ハバナクラブのグラス。
旧市街で10USドルで売ってたよ。

キューバ出国。
出発便の掲示板を見るとマイアミ、メヒコ行が多い。ブエノスアイレス行きもある。

制限エリアはごちゃごちゃして１０年前と変わらず。

いつも通りのコパエアラインのオンタイム出発。

エアクバーナ。一度くらいは乗ってみたかったが。
安全基準が危ういため、現地駐在員は使わず車で陸路で移動するそうだ。

さようならキューバ。

目と鼻の先にリゾートで成功しているバハマやドミニカ共和医国、
経済低迷のキューバともう先の見えないハイチ。

金曜夜１９時過ぎにリマ着。

いったん家に帰って、着替えて荷物をとっかえて、再び空港に戻って米領バージンへいざ出発。