2023カリブ～世界最短滑走路のサバ島上陸

2023/06/30 - 2023/06/30

カリブ海セントマーチン島から日帰りでサバ島へ行ってみました。

航空券はwinエアーから直接購入
https://www.winair.sx/

エリア サバ島(BES諸島)

セントマーチンから飛行機で10分のところにあるサバ島はこんな形をしている。

空港のある場所だけが平地があり、あとは起伏の激しい島

オランダの特別自治体で、ボネール島Bonaire、シント・ユースタティウス島Sint Eustatiusと3つ合わせてBES諸島と呼ばれる。

フォートラベルでは、ABC諸島の一つであるボネール島は１国カウント
サバとユースタティウスはBES諸島にまとめられ、どちらかに行けば1カウントされる

7:05発のサバ島行きフライト
宿から歩いてプリンセス・ジュリアナ空港へ向かう

Simpson Bay Causeway
2014年にこの橋が完成して、フレンチサイドのマリゴへのアクセスは格段に良くなった

2017年のハリケーンで壊滅した空港は、今年全面オープンの予定

早朝フライトが集中するwinエアー
カウンターでボーディンパスもらおうとすると、担当のお姉さんが、パスポート持って上司のところへ何か言いに行く。ビザの話かな？
上司、日本のパスポートはパワフルだよ！我々オランダよりも、との返事。

事前の座席指定ができたので１Ａを

搭乗口近口に望遠レンズ持った人がいて、サバ行く仲間かと思ったら、Sint Eustatiusへ行く人だった。
ここも今回入れ込みたかったが、予定してた日に日帰りできずで諦めた。
フォートラベル上もBES諸島で1カウントなのでサバでカウント1できてしまいモチベーションも上がらずw

乗客8名で歩いて小さな機体に乗り込む。
これは2時間後の別フライトよ、と言われてた男性、無事1便前に振替ができたみたい。

１Aコックピット、コーパイ鑑賞席

安全のしおりには日本語での記載もあり

地元の人ばかりの始発便でコックピット内をかぶりつくように見てるのは私ともう一名のみだった

プロペラが回転を始め、ゆっくりと機体が動き出す。

そしてテイクオフ。

ここセントマーチン島、プリンセスジュリアナ空港の滑走路は長さ２,４３３メートル。

これから向かうサバ島のは３９６メートル、
約６分の１の長さ。

セントマーチン島ダッチサイドは、上空から見ると、人口密度が高い。
島の住民は約７万人

離陸後10分を過ぎると、目の前にでサバ島が見えてきた。フライト時間は15分

コックピット真後ろにスマホを構えて動画撮影開始

世界一短い396メートル滑走路のサバ島に上陸！

絶妙な位置で停止し、Uターンすることなく右折して完全停止
写真の奥は断崖絶壁、オーバーランしたら大変

オランダ領からオランダ特別自治体への移動なので、出国も入国もパスポートスタンプ押された。

イミグレで、4月にも来たよね？との質問。いえ、初めてです、よくある苗字だから、と笑って返すも、なんだか腑に落ちない。
実は数日前のセントマーチン入国時も、イミグレに並んでたら苗字を呼ばれまくっててびっくりした。
何かのゲームだろうか、同姓で何かやらかした人でもいるのか、はて。

建物でたところでサバタクシーのシャツを着たおじさんが声かけてきた
この人は見るからにペティおじさんだ！
トラベラーさんのサバ島旅行記で予習済みw

空港-the bottom往復50ドルを40ドルにまけてもらい、2時間後のフライトまで島観光開始

タクシーに乗り込む前に空港にあったサバ島の地図を撮っておく。

天気良くて嬉しいけど、まだ8時前なのにとにかく暑い

サバ島には全部で4つの集落がある

行政機能のある首都The bottom、Windwardside、Hell's Gate(空港の最寄りの集落)そしてSt. Johns。
人口は2000人

ものすごい急な坂道を、ペティさんのニッサンワゴン車が進んでいく

集落の入り口に名前入りの看板がある

空港から集落まではきちんと舗装されている道路。
穴が開いてないのは、先進国の証。

撮影スポットでちょいちょい止まってくれる

乗ってきた機体がちょうど飛び立つところだった。

海に向かって飛んでいった。

山肌にブッシュが生い茂る
年中暖かくて、今は夏の一番暑い時期。

オランダの最高峰は、ここサバ島にある

Mt. Scenery 887メートル
1064ステップ、片道90分でハイキングできる

The bottom に到着

行政機関、病院が集まる島の首都
30年前に始まったmedicalスクールがあり、世界中から学生が学びにきていて、一番多いのがアメリカからだそうだ。
こんな孤島の環境下では勉強に集中できそうだね

築300年以上の一番古い教会

警察署があるも、犯罪ないので暇だろうな

これはThe bottomにある教会
内部の絵が綺麗だから見ておいでよと

教会内部

祭壇の真上の天井の絵が素敵

the bottomをぐるっと周ってくれた

すれ違いざまの車や人と挨拶を交わすペティさん
こんな小さな島だと知り合いばかりだね

眺めのいい場所にある小中学校。
スクールバスの送り迎えつき。

集落の一つ、お店が一番多くて栄えていたWindwardside

カフェの奥にI love SABAのサイン見つけた

Windwardsideのメイン通り

ちらっと覗いたスーパーの品揃えが豊富
週に2回物資運ぶフェリーが来るそうだ

Bizzy Bカフェで朝ごはんを購入
ショーケース右上のアップルパイはパイ生地がサックサクだった
コーヒーと合わせて6ドル

サバ空港の歴史を記したギャラリー。

2018年に訪ねたセントヘレナ空港も、ここに似た立地に造られていた。
https://4travel.jp/travelogue/11378032

The Cottage Club Hotelの立ち寄り、乗客二人をピックアップして空港へ
このホテル外観が素敵だった

空港と滑走路が見えてきた

空港のすぐ隣の敷地に、ソーラパネルが所狭しと設置されている

運転と町案内してくれたペティーさんにお礼を言ってお別れ

１０年前にトラベラーさんが乗っていたタクシーはグレーのバンだったが、今は新調された？白いバンのタクシー。
島内を何十往復、いやもっとか、してるから、もう目をつむってても、いやそれはないが、どこにいるかわかりそう。

カウンターでチェックインして、出国税10USドル支払う。
すぐ横で出国審査。
入国時と同じ係官で、え？もう帰るの？セントマーチンに住んでるの？
いえ、でも定期的に来たいです笑

チェックインカウンターにあった記念写真

1988年12月2日
国際線セントキッツネイビス最初の就航日

空港に無料Wifi飛んでいるので、搭乗時刻までネットしながらくつろいでると、
セントマーチン行きフライトが40分ほど遅れてるというアナウンス。

結局2時間近く遅れ、さらにオチが。。

フライトレーダー眺めていると、昨日行ったばかりのセントバーツ島行きがサバ島にダイバートしてくるみたい。
ブーン、と音がして上空に機体が見えてきた。

もうすぐ着陸、ってところで降下せずそのまま飛んでっちゃった。
えっ！？
みんな、こんなに待たされたのにどこへ行くのー？
機体に向かってバイバーイ！
と面白がって手を振っている。

こちらは笑う余裕がなく。。
1時間後にセントマーチン島mahoビーチでKLMお迎えがあるのですが...

少し待っていると、旋回して戻ってきた

セントマーチン島から乗ってきた人たち、旋回してサバ島がよく見られたみたいで良かったね

機体と一緒に写真撮ったりして最後に乗り込んだら、なんと、別の人が1A席に座っている！
あまりに嬉しそうに写真撮っているので、私の席ですって言い出せず…。そのまま出発。

1Aに座れなかったショックが大きかったけど、この後セントマーチンに戻ってKLMお迎えできて、ビール飲みながら青い海と空と見てたら気分爽快。

以上、サバ島攻略旅行記でした！

この旅行記へのコメント （3）

• Siさん 2023/07/02 13:06:04

  サバ空港!

  sunnyさん
  
  こんにちは！サバ島の最短滑走路、体験されたのですね(^^)
  自分もESの２島なんとか行こうかと計画してましたので、 羨ましいです!!
  （来年かな?と思ってます!）
  ABCが分かれているなら、EとSも(4-tra的に)分けてほしいですよね(笑)
  
  今年はサン・バルテルミーの滑走路を体験する予定です(笑)
  
  SI
  

  Siさん からの返信 2023/07/02 13:11:46

  Re: サバ空港!

  すみません、名前がごっちゃになってました(^-^;
  セントバース島（サン・バルテルミー）もすでにいかれたのですね✈
  SI

  sunnyさん からの返信 2023/07/02 20:47:28

  Re: サバ空港!

  SIさん
  
  サバ島着陸興奮しました。
  ぜひ最前列席を死守して楽しんでくださいね。
  
  サン・バルテルミー計画中なんですね。私は船で往復して、空港見学しましたが、セントマーチンより頭上スレスレでこれまた面白かったです！
  
  4-tra上でES分けて欲しいですよね。そうなるとまた攻めにこないと笑