2018/06/19 - 2018/06/21
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sunnyさん
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夏のカリブ旅行。
マイアミを拠点に、ハイチとジャマイカを訪問。
1か国目はハイチ・カパイシャン。同じ島の東側のスペイン領だったドミニカ共和国へは、2013年世界一周旅行の途中で立ち寄ったので、今回西側のフランス植民地だったハイチを訪問。
ドミニカ共和国
https://4travel.jp/travelogue/10802577
★日程
6/19 成田~ニューアーク~マイアミ(UA)
6/20 マイアミ~カパイシャン(AA)
6/21 カパイシャン~タークスカイコス諸島~キンスグトン(JY)
6/22 キンスグトン~マイアミ(AA)
6/23 マイアミ~ヒューストン~ロサンゼルス(UA)
6/24 ロサンゼルス~羽田(NH)
★航空券
・成田~マイアミ~羽田
ユナイテッド航空(UA)サイトから購入
・マイアミ~カパイシャン、キングストン~マイアミ
アメリカン航空(AA)サイトから購入
・カパイシャン~キングストン
interCaribbean(JY)サイトから購入 http://www.intercaribbean.com/
★宿
カパイシャン Habitation Des Lauriers
1泊50ドル、朝食と空港送迎付
マイアミ Element Miami International Airport
PR
-
6/19(火) 旅行出発日
空港へ向かう前に池ノ上で開かれているシリア写真展へ。
今年2018年3月にダマスカス、ハマ、マアルーラ、アレッポなどを訪れた田村さんの写真を見ていると、2009年から1年半住み途中国外退避になったシリアの記憶が蘇ってくる。
南米原産のマテ茶(シリアでも飲まれている)をいただきながら、田村さんから今のシリアの状況を聞く。
閉鎖されたと聞いていた旧市街スークハミディエのアイス屋バグダッシュが、オープンしているというニュースは嬉しい限り。 -
もっとゆっくりお話ししていたかったけど、そろそろ空港へ向かわなきゃ。
私が帰った後、ずいぶん前にアルメニア入国時にお世話になった方がいらしたと聞き、お会いできずに残念だった。
17時成田空港発ニューアーク行のUA。
年に数回しか乗らないUAプレミアの恩恵を受け、エコノミープラス最前列3席独占できて快適フライト。
エールビールとジンジャーエールをプレッツェルとともに。
以前はウサギの餌のようだった機内食も、少しは改善され普通になっていた。
スタアラGはずっとUAでお世話になってるので頑張ってほしい。 -
夕刻ニューアーク空港到着。
毎度のイミグレでは、毎回の何でESTAじゃなくってVISAなの?と嫌味な質問されるも、今日は、あーイラク行ってるのね、と速攻解放された。
トランジットの後は、UAマイアミ行き。
夕刻のフライトは空の色がいいなあ。右手にマンハッタン島が見えてきた。
友人から、週末NYにいたりしませんか?とメッセージいただくも、残念ながら行きの乗継だけ。 -
UA国内線はアルコールが有料なので、アルコール無料券でビールを。
プレミアプラチナでこの無料券が年に5枚もらえる。有効期限は翌年1月末まで。
UAに乗るチャンスがあるのは今年がこの旅行だけだから、ここぞとばかりに使用する。ステラをプレッツェルとともに。 -
マイアミ空港ホテルの近くで1泊して、翌日のAA早朝便でハイチのカパイシャンへ。
マイアミのビーチに立ち並ぶホテルやエメラルドに輝く海を眼下に見ながらのフライト。 -
ハイチ入国カードと税関申告書。
フランス語が公用語のハイチ、英語併記されていて助かる。
ハイチのイミグレはいとも簡単、あっさり入国。
観光ビザは不要だが、ハイチ人以外は入国時に空港税10ドル支払いが必要。米ドルキャッシュをお忘れなく。 -
今夜の宿にお願いしていたタクシー運転手と無事合流し、
渋滞気味の海沿いの道をドライブ。
カパイシャンの海はあまりきれいではなく、砂浜は生活の場になっている。
40分ほど走り、高台にあるHabitation Des Lauriersへ。 -
ラスト5分は、心臓破りの坂を登り、宿に着くとこの眺め!
カオスでごちゃごちゃしたハイチのイメージが一瞬で覆る。
海を見ながらぼーっとする時間はない。
明日は昼前のフライトでハイチ出国、観光が出来るのは今日の午後だけ。
マネージャーのジェームスに、これからカパイシャンの世界遺産のシタデルに行きたい、と伝える。 -
この時時刻は14時半過ぎ、宿からシタデルまで1時間以上かかる、16時にはシタデルがクローズ。あれ間に合わない^^;
ジェームスがシタデルを管理している人に電話をしてくれ、16時過ぎても開けてもらえることになった。 -
町中の渋滞をすり抜けた後は、まっすぐな道を飛ばすこと約40分。
途中ガソリンスタンドに寄るも、3件目で給油に成功。
最寄りの村ミローに到着。
ここでガイドと落ち合う。
クローズ時間を過ぎて入れてもらうので、チップはずまなきゃね。
さらにくねくねした道を10分ほど上って、シタデルの下の入り口に駐車。 -
駐車場からは、徒歩か馬でシタデルの入り口まで行くことになる。
馬に乗らないかと数人が後を付いてくる。
自力で歩くから不要だよ~と言い続けたので、全く興味がないと悟り、途中で帰って行った。 -
3キロ弱の急な登り道。
2人の欧米人が馬で降りてきていた。
挨拶して、すたすた登っていると、なんて元気なんだ、ブレーブ!とお褒めの言葉をいただく。 -
登りはあまり苦にならなかったが、
この下りが最後、膝にきた。 -
要塞はもう目の前。
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周りはジャングル。
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こんなところに要塞を築くのは、相当大変だったろうな。
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見上げる高さのシタデル入り口。
クローズ時間午後4時を過ぎているのに、入ります、すみません。。
以下wikiより一部抜粋
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1805年から1817年にかけて標高 970 m のラフェリエール山の頂に奴隷出身のアンリ・クリスフトフによって建造された巨大な要塞。
建造には20万人の人員が投入された。 -
フランスから独立を果たすも、再び侵攻されることを恐れて、強固な要塞にならざるを得なかった。
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365門の砲台と数万単位の砲弾、巨大な食料庫や貯水槽が設置され、長期に及ぶ籠城戦にも堪えられるように準備されていた。
その後攻められることはなかったものの、アンリ・クリストフは最後、サンスーシ宮殿で自殺を図り生涯を閉じる。
亡骸はここの要塞に葬られているという。
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大量に打ち捨てられたままの砲弾。
現在、ユネスコによって修復が進められていて、
近いうちにシタデルの中にミュージアムもできる予定だそうだ。 -
廃墟好きにはたまらなく楽しい散策。
そして時間外なので貸し切りの贅沢な時間。 -
緻密に石が積み上げられ、200年たった今も頑丈な姿を見せる。
幾度の地震を耐え抜いたという。 -
ハイチの国旗がはためく下、衛兵の配置されていた頑丈な小屋。
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これは食料を貯蓄していた小屋だったかな。
屋根がついている珍しい建物。
普段は自分のペースで歩いて写真を撮りながら観光するので、
べったりなガイドの説明は若干上の空。 -
ガイドは眺めのいいところでは、写真撮ってあげるよ、と何度も言ってくれる。
自分の写真は要らないのよ、とお断り。
遠い昔、観光スポットを背にして、ピースして、自分入りの写真撮ってたなあ。
当時はフイルム写真で、現像して後悔すること多数。突っ込み入れたくなる写真多数。 -
今はなんて便利なんだ。
ブレてたり気に入らない写真があると、即座にデリートができてしまう。
この旅の写真はスマホで乗り切った。
昨年10年間愛用したニコンのデジタル一眼レフカメラすべて手放し、ミラーレスに路線変更した。ミラーレス、シャッター音がしょぼくて撮影が楽しくない。 -
先月、再びニコンの一眼レフを購入。
次の旅行から、重厚なシャッター音の撮影を楽しめそう。
本当にいい眺め。
どこかの記事で天気が良いと、遠くキューバまで見渡せるとあったが、はてどれだろう?
ガイドも知らない。
ガイドはまだ経験が浅く、教科書丸暗記型の説明で、ちょっと斜め方向から質問したら、途端に回答がわからなくなっていた。 -
雨がぱらついてきた。時間も押しているし、そろそろ次の宮殿へ向かいますか。
時間外まで空けてくれ、鍵を管理している人にお礼。
もと来た坂道を3キロ近く下って、
車でさらに下って、 -
お次はサンスーシ宮殿。
クリストフが住んでいた場所は、この宮殿のほう。
ベルサイユ宮殿をモデルにしたというから、当時は相当豪華だったのだろう。 -
少しだけ当時の面影が残る部分もあるが、
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今は天井すらなく、青空が見える廃墟。
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石積みの外壁と、いくつかの部屋が残されているだけ。
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庭園だったろう場所は、地元の少年たちのサッカー場となっている。
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寄りかかり本を読んでいる青年。
はにかんだ笑顔が素敵で、思わず1枚撮らせてもらった。 -
宮殿の入り口横にあった、大きな教会。
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あわただしく観光した後、日も落ちて着たので、車で宿に戻る。
町に入ると道路は狭くて、運転マナーなんてお構いなしのカオス状態。 -
Prestigeで一杯し、軽めの夕飯はバーガー。バンズが品切れというので焼肉になった。
オーナーのローリーさん、ジェームス親子に、アメリカ人医者らも加わり、カリビアンの国について語る。
カリブ海の国は行きつくしたけど、ハイチがユニークで一番面白いという、毎月来ているというハイチラブなアメリカ人。私はセントマーチンが好きですがね。
この後、食事に街に繰り出すというのでお見送り。 -
翌朝、部屋のバルコニーから日の出が見えた。
朝ごはんの前に、少し市内を散策予定だったが、
宿に戻るまでの急すぎる坂道に気分が萎えてしまった。 -
眺めのいい場所で朝ごはん。
たっぷりの果物、オムレツがついてくる。
昨日からよく話しかけてくる少年が、おはようと言いながらやってきた。
ゲーム大好きなようで、ポケモン?を楽しんでいた。 -
食後はのんびりして、ジェームスに空港まで送ってもらう。
ポルトープランス在住で遊びに来ていたフランス人の女の子も一緒。
車から少しだけ観光。 -
道路に露店が出てごちゃごちゃしているも、
道路は碁盤の目のように整理されている。
建物の壁は、鮮やかな原色に塗られたものが多い。 -
窓が出っ張った建物は、アフリカなどのフランス海外領土でよくみられるクレオール様式。
レユニオンのサンドニの町並みは素晴らしかった。 -
首都や田舎は訪ねていないのでハイチ全体の状況はわからないが、商品の殆どが中古品だが、物そのものは少なくはない。
ハイチはアメリカで一番貧しいと言われるが、すぐ近くに大国アメリカがあり、各地を結ぶ商業便も多く、アフリカ諸国よりものがあるように思う。 -
お店はトタン屋根の簡素な作りや
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立派な3階建ての建物もちらほら。
-
ハイチの乗り合いバスは、タプタプと呼ばれる。
タンザニアのダラダラやウガンダのボダボダ、ガーナのトロトロなど。
世界には呼び名が面白い乗り物がたくさんあるね。 -
ブラジル国旗を掲げるお店。
ワールドカップ開催時期、カリブの国ハイチでも、応援国へのエールが熱い。 -
手前のバイクの男性はアルゼンチンのサポーター、旗を掲げて走る。
信号はあるが、あまり機能していない様子。 -
川に山積みのゴミ。
高いところからは美しく見えた町の現状。
空港までは30分ほどで到着。
2人とお別れして、小さなカウンターでチェックイン。 -
国際線の乗客はセキュリティチェックのあと、イミグレで出国手続きを済ませる。
待合室は国際線・国内線共通。
50席もないので、AAのB737搭乗前はパンクするな。
この後インターカリビアン航空で、タークスカイコスへ
https://4travel.jp/travelogue/11371836
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