晴れおじさん「大人の休日」オトナ旅 (その１３)

2023/12/05 - 2023/12/06

１０月末に生まれた初孫の世話をするため、しばらく旅行を控えていましたが、孫が娘と自宅に行ってしまったので、夫婦で旅行を再開することにしました。
JR東日本の「大人の休日俱楽部パス」を使った今回のオトナ旅の目的地は、東京都と茨城県。二泊三日の旅行を前半と後半に分けて投稿させていただきます。

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

山形駅9時3分発の「つばさ132号」に乗車。
福島駅に停車中、冠雪した吾妻小富士が見えました。

ズームアップ。
東北地方は、間もなく降雪期。暖冬予報もあるけれど、朝の除雪作業が思いやられます。

１１時４２分、上野駅に到着。公園口から出て「上野の森美術館」へ。

「モネ連作の情景」展をネット予約していたので、並ばずに入館できました。

入口付近の床にプロジェクションマッピングで睡蓮の池が投影されるので、写真パネルとの相乗効果で、モネの池に立っているような感覚になります。good job！

モネの絵画は、前半は撮影禁止だったけれど、後半は撮影可のものもあったので、いくつか気に入った作品を撮影。

同上

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初期の「睡蓮」の作品。
モネは、積わらや睡蓮を「連作」していて、この展覧会のテーマにもなっているけれど、睡蓮の作品展示は意外に少なくて、期待外れ。

2時間くらいかけてじっくり鑑賞するつもりでしたが、３０分余りで終了。
チケット代２,８００円は、ちょっと高過ぎるかな？

駅ビル内の韓国料理店で石焼ビビンバのランチ。

付け合わせのバイキングが付いて１,２００円とは、コスパ良好。
ランチは地方都市よりも東京の方が安いような気がします。

友人と会う約束があるという妻と分かれて一人で向かったのは、台東区谷中の「朝倉彫塑館」。
作品もさることながら、国登録有形文化財の建物や、国指定名勝の中庭が素晴らしい！
内部が全て撮影禁止だったのは残念。

屋上庭園。

スカイツリーが遠望できました。

ちょっと先の「夕焼けだんだん」を下りたら、

令和２年2月にベリーダンスを観賞したペルシャ・トルコ料理レストラン「ザクロ」が営業中でした。
３密を体現するような店なので、コロナ禍で閉店したのではと心配していたけれど、持ちこたえたようですね。

谷中ぎんざ商店街を通り抜けて、

突き当りの「よみせ通り」を右に進むと、

延命地蔵尊の小さな社が建っていました。
手書きの張り紙によると，信濃南佐久郡に祀られていた地蔵尊を昭和８年５月にこの地に奉祀したとのこと。
晴れおじさんも爺サマになったので、延命を祈願してお賽銭を弾んでおきました。

引き返して夕焼けだんだんを上ったら、右手に「カヌレ」の店がオープンしていたので、

試しにミニカヌレ５個入りを購入。
カヌレはフランス菓子なんだそうだけど、なるほどフランスの味がしました。
※フランスは行ったことがないけれど、フランス領のニューカレドニアには行ったことがあるんです。

日暮里駅前のアパホテルにチェックイン。
予約したダブルルームは、ベッドを窓側の壁ギリギリまで寄せていてもスペースに余裕がなく、二人利用には手狭でした。

でも、大型テレビでVODを無料で観られた点は良かったかな？

私も妻も歩き疲れたので、夕食は近くで済ますことにして、アートホテル日暮里ラングウッド地下のレストランへ。
妻が数年前、会食した記憶があるということでしたが、中華料理レストランからベトナム料理レストランに変わっていました。

ベトナムには妻と２回旅行に行っているので、お馴染みのビール「３３３」(バーバーバー)と、飲んだことのないビール「サイゴン」を注文。
飲み比べたら、私も妻もサイゴンに軍配が上がりました。

料理は、約３千円の一番手頃なコースにしたけれど、質、量ともに満足できる内容。

生春巻きを使った料理は、もっともベトナムらしいですね。

このイカは、激辛でした。ベトナムは昔から中国との関わりが深いので、こんな料理も生まれたのでしょう。晴れおじさんは、水をがぶ飲み。食事中、2回、トイレに立ちました。

以下、日本人の舌に合う料理が続きました。

同上

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旅行２日目。
ホテルをチェックアウトして向かったのは、JR駒込駅から徒歩７分程の所にある「六義園」(りくぎえん)。

モミジが色づいて、まさに見頃。
孫の世話で山形では紅葉狩りをしなかったので、今シーズン初の紅葉狩りになります。

もともと大名家の庭園だったというだけに、敷地は広大。
庭木と雪吊りが池の水鏡に写り込んで、風情があります。

同上

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池には鴨が泳ぐ姿もあって、都会の喧騒とかけ離れた雰囲気に包まれています。

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銀杏の黄色も青空に映えていますね。

六義園を出て、近くの「東洋文庫」を初訪問。

足元から天井までぎっしりと本が並ぶ「モリソン書庫」。
ロンドンタイムズの記者モリソン氏が収集した東洋に関する書籍を三菱財閥の三代目岩崎久彌氏が買い取ったものだとか。

なるほど、これはインスタ映えしますね。

展示室ではアセアンに関する企画展を開催中。

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アセアン各国の民族衣装も紹介されていました。

これで東京観光は終了。
常磐線で茨城県に移動します。


完

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2023/12/19 10:13:29

  上野散策！

  晴れおじさん、こんにちは。
  今頃、山形は雪景色になっているのでしょうか？
  今週末からは、さらに強い寒波が来るという報道ですので、
  お気をつけくださいね。
  上野で、モネを鑑賞なさったんですね。
  また、谷中で下町情緒にも触れ、
  そこでカヌレをお買い求めになったとの事ですが、
  実は私が、何年も前から大好きなお菓子です。
  一個当たりは高価ですけれど、納得のいくお味で、
  はまっています。
  六義園は懐かしい場所です。
  小学生の頃、何度も行きました。
  紅葉の季節に行くと、また格別ですね。
  もうすぐお正月なので、娘さんとお孫さんも、
  里帰りなさるのではないでしょうか？
  きっと　大きくなっていてびっくりしますよ。
  楽しみですね。
  yamayuri2001

  アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2023/12/19 17:10:56

  Re: 上野散策！

  yamayuri2001さん、コメントありがとうございます。
  
  久々の東京、そして今シーズン最初で最後の紅葉狩りでしたが、六義園はちょうど見頃で、予想以上に楽しめました。
  
  入園した直後に見かけたスラリとした白人青年が流暢な日本語を話していたので顔を見たら、NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」に米兵役で出演していた村雨辰剛さんでした。村雨さんは庭師ですが、YouTubeの撮影で来ていたようで、帰宅してから、偶然その動画を見つけて閲覧しました。
  こんな経験は地方ではほとんどあり得ないので、さすが東京だなと感心させられました。
  
  この後、茨城県大洗町に行って泊まったホテルが素晴らしかったので、よろしければ、その旅行記もご覧になってください。爺バカで、最後に初孫の写真をアップしています。
  
  アジア好きの晴れおじさんより