晴れおじさん「大人の休日」オトナ旅 (その３)

2019/09/05 - 2019/09/05

９月に入って、ようやく猛暑が和らいできました。「旅行」特に「オトナ旅」がしやすい時季になったように思います。
「オトナ旅」の条件は三つ。「早朝や深夜に動き回らない」「暴飲暴食をしない」「必要以上にお土産を買わない」。つまり、「オトこ」も「オんナ」も、体力と財力に見合った節度ある行動をする「クールな旅」なんです。
※晴れおじさんの個人的な見解を述べたものです。
「大人の休日パス東日本・北海道スペシャル」を使ってJRで移動した「オトナ旅」を旅行地ごとに分けてアップします。

エリア 洞爺（とうや）湖(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JR特急

旅行３日目。
函館駅8時55分発の「スーパー北斗５号」に乗車。
JR北海道の特急に乗るのは約１０年ぶりかな？

内部はすっきりとしたデザインになっています。

各座席にチケットホルダーが付いていて、ここに切符を入れておけば、車内改札時に居眠りしていてもOKだとのこと。なるほど、いいアイデアだなぁ。

発車後、程なくして大沼公園。

前回の北海道旅行では、ここを観光しました。

トンガリのある駒ヶ岳の山容は、前回の記憶どおり。

でも、列車が進むにつれて山容が変わって行きました。

同上

同上

「いかめし」で有名な森駅

海が見えてきた。

内浦湾でした。

長万部駅に停車。

駅付近は閑散としていて、特に何もないような………。
(けなすつもりはありません、地元の方、悪しからず。)

さらに内浦湾沿いに走って

10時44分、洞爺駅に到着。

ちょうど駅前から洞爺湖温泉行のバスが出るところだったので、乗り込みました。

15分程経った頃、視野が開けて洞爺湖が姿を現しました。おー、綺麗だ。

バスターミナルから５分ほど歩いて、遊覧船に乗船。
料金は、大人1,420円。でも、オトナの私たちは、事前にHPでクーポンを印刷してきたので、１割引きになりました。

あ、左の山は羊蹄山(ようていざん)だな。

ズームアップ。
朝ドラの「マッサン」で見て以来、いつかじっくり山容を観賞したいと思っていましたが、今日、それが叶いました。

洞爺湖温泉街

遊覧船は四隻あるとのことで、私たちが乗ったのは506人乗りの「羊蹄」、向こうに見えるのは514人乗りの「幸福」のようです。

洞爺湖は地熱が高く水の流れも速いので、冬場も凍らないとのこと。
水も澄んでいて、綺麗です。

羊蹄山の逆さ富士。※羊蹄山は、別名「蝦夷富士」

中島が見えて来ました。

中島は、四つある島の総称だとのこと。

モーターボートで颯爽と走り抜ける人もいます。

同上

海が近いのでカモメの姿もあります。

湖中に、こんな塔が。
説明のアナウンスが流れたけれど、よく聞き取れませんでした。

昭和新山

５０分程で遊覧終了。

船体に、乗る時には気づかなかった、こんな洒落が書いてありました。

日帰り入浴する時間はないので、近くの足湯へ。
「とうりゅうの湯」でなく「とうろんの湯」だとのこと。無料でした。

お湯は白く濁っていて、アルカリ性なのか足を擦り合わせると、少しツルツルする感じがします。

洞爺湖を見ながら、暫しまったり。

羊蹄山をズームアップ

遊覧船がアクセントになって、いい絵になりました。

バスターミナルに戻って

３階の「北海道洞爺湖サミット記念館」へ。

２００８年にこの地で開催されたサミットの様子を、等身大の写真パネルで復元しています。

サミットで使われたテーブル

ファーストレデイの皆さんが十二単の着付けショーを観覧した時の記念写真が書割に加工されていて、裏から顔を出せばファーストレデイと並んだ写真が撮れるようになっていました。
初めは「くだらない」と言っていた妻も、撮ってあげた写真をモニターで見せたら、「何か私、ピッタリみたい！」
確かに、年齢は釣り合っていました。

帰りの「スーパー北斗12号」は、こんなデザインでした。

車内で遅い昼食。

中は、こんな感じ。

新函館北斗駅で「はやぶさ３４号」に乗り継いで、海底トンネルを抜けた頃、窓際の席に座っていた妻が、「あ、彩雲！」

妻が言うには、彩雲は「幸運の兆し」。
縁起の良い北海道旅行の締めとなりました。

「その４」に続きます。