晴れおじさん「大人の休日」オトナ旅 (その８)

2021/04/15 - 2021/04/16

久しぶりにＪＲ東日本の「大人の休日倶楽部パス」を使ったオトナ旅を再開。今回はリゾート列車で五能線全区間を走破、青森県と秋田県を巡りました。
天気にも恵まれ海と温泉そして枝垂桜を満喫した旅の記録です。
１日目と２日目を分けて投稿させていただきます。

エリア 角館(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目朝。
今日も天気は良さそうだ。

白い漁船がアクセントになって日本海の青色が引き立ちますね。

朝風呂は、新館の「不老ふ死温泉」と本館の「海辺の露天風呂」をハシゴ。
「海辺の露天風呂」は先客がたった一人。しかも、ちょうど浴槽から上がって浴衣を着ているところだったので、私の独泉状態となりました。この上ない贅沢な朝風呂を体験できました。
写真は、新館の湯上り処です。

網元の宿だけに、こんな鮭を加工した面白いオブジェが吊るしてあります。

朝食はビュッフェ。
品数豊富でしたが、特にハマチの刺身が美味しくてお代わりをいただきました。

部屋に戻り、持ち帰りのコーヒーを飲みながら、日本海を眺めてまったり。

あれは、漁船ではなさそうな感じ。

ズームアップ。
新日本海フェリーでした。

チェックアウトは、こんな精算機でするようになっていました。

宿のバスでウエスパ椿山駅に送ってもらいます。
あれが椿山のようですが、現在、立ち入り禁止になっているようでした。

「リゾートしらかみ２号」で秋田県に向かいましょう。

昨日とは編成が違っていて、シートの柄も変わっていました。

また海側と反対の指定席を取っていたけれど、隣の海側の席が空いていたので、ちょこちょこ移動して日本海を撮影。

同上

車内探検で２号車に行ってみたら、こんな向かい合わせのボックスシート。
次は、こんな席もいいかな？

※通常シートと同料金で利用できるようですが、２名以下の場合は他の乗客と相席になる可能性があるとのことです。

大間越駅と岩舘駅の間の区間、列車はグンと減速して乗客が絶景をじっくり楽しめるようになっています。

なかなか粋な計らいですね。

同上

同上

私たちの席がある４号車の展望席には、こんな透過型ディスプレイが試験搭載されていました。

列車の走行箇所や

気温、風速などが表示されます。

「e-モーションウインドウ」というのだそうで、ハイテクですね。

秋田県の能代駅に着いたら、

「リゾートしらかみ」のもう一つの編成「くまげら」が停車していて、

私たちの「青池」編成より先に、青森方面に発車して行きました。

八郎潟駅

奥に見えるのは男鹿半島なのかな？

13時26分、終着の秋田駅に到着。
駅員さんに誘われて記念撮影。はい、田舎者なんです。

14時14分発の「こまち32号」に乗車。

駅ビルで買った弁当とサラダで遅めの昼食。

14時57分、角館(かくのだて)駅に到着。

蔵造りの観光案内センター「角館駅前蔵」

中には、角館祭りで使われる迫力ある人形が展示されていました。

観光マップに従って、武家屋敷通りに向かいましょう。

15分程で武家屋敷通りに行き着きました。

飲食店に転用されているものも含めて十軒余りの武家屋敷が並んでいます。

小田野家

苔むした風雅な庭ですね。

河原田家

枝垂桜が見頃になってきています。

これは、晴れおじさん会心の一枚。

これだけ木が大きいとは、相当な樹齢なんでしょうね。

岩橋家

人力車が入ると一層雰囲気が良くなります。

そして、武家屋敷通りを10分ほど歩いた先に

青柳家

中に入ってみます。
料金は500円ですが、「大人の休日倶楽部パス」提示で10％割引になりました。

母屋

鎧がズラリ

青柳家伝来の刀が持ち上げられる形で展示されていました。
右手だけで持ち上げてみたら、かなりの重量。両手で持ってもチャンバラするにはかなりの腕力が要りそうです。

えっ、解体新書記念館？

中には、秋田蘭画の創始者「小田野直武」の作品が展示されていて

新井白石が著わした「解体新書」の解剖図を描いていたことを初めて知りました。

秋田佐竹藩には、すごい藩士がいたんですね。

ハイカラ館

二階に上がると

蓄音機のコレクションと

カメラのコレクションが展示されていました。

オールドカメラフアン垂涎のカメラがズラリ。

同上

同上

同上

隣の石黒家

そろそろ駅に戻りましょう。

向かい側に「角館樺細工伝承館」

ここの枝垂桜も見事ですね。

思う存分、武家屋敷情緒を堪能することが出来て、満足、満足。

16時58分発の「こまち38号」で帰路に着きました。

完