晴れおじさん「大人の休日」オトナ旅 (その４)

2019/09/06 - 2019/09/06

９月に入って、ようやく猛暑が和らいできました。「旅行」特に「オトナ旅」がしやすい時季になったように思います。
「オトナ旅」の条件は三つ。「早朝や深夜に動き回らない」「暴飲暴食をしない」「必要以上にお土産を買わない」。つまり、「オトこ」も「オんナ」も、体力と財力に見合った節度ある行動をする「クールな旅」なんです。
※晴れおじさんの個人的な見解を述べたものです。
「大人の休日パス東日本・北海道スペシャル」を使ってJRで移動した「オトナ旅」を旅行地ごとに分けてアップします。

エリア 福島市(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

旅行４日目。※３日目夜に一旦帰宅しているので、正確には、「大人の休日パス東日本・北海道スペシャル」使用開始４日目。
３日間の疲れが出て午前中は自宅で静養。山形駅12時8分発の「つばさ140号」に乗って福島駅に着いたのは13時14分。

新幹線改札口付近に１０月４～６日開催の「飯坂けんか祭り」のディスプレイがありました。

観光する前に駅ビル内で昼食。

福島名物「円盤餃子」にライスを付けて５５０円。これぞオトナのランチ？

駅前に出たら、こんな横断幕が目に入りました。
これから記念館に行く、福島市出身の作曲家「古関裕而氏」御夫妻をモチーフにしたNHK朝ドラが来年放映されるとのこと。
なんともタイムリーで、テンションが上がります。

バスで「日赤前」に行き、３分ほど歩いたら「古関裕而記念館」に到着しました。

以前、車でコンサートを聴きに来た「福島市音楽堂」の隣にありますが、今日までそれに気付きませんでした。

年末年始を除き年中無休で、入館料は無料だとのこと。
まさにオトナ向き。実際、先に入館していたのは７０代と思われる男性お二人でした。

一階に展示されていた愛用の「ハモンド・オルガン」。
二億数千万種の音色が出せるとのこと。

古関裕而氏の肖像と胸像。

二階展示室は撮影禁止でしたが、作曲の仕事をした書斎が復元展示されているほか、古関氏の作品１００曲を聴くことが出来る視聴コーナーもあって、充実していました。
なかでも、私も記憶している東京五輪の「オリンピック・マーチ」が古関氏の作品だとわかって、二度目の東京五輪が開催される来年の朝ドラの放映が楽しみになりました。

次は、４トラの口コミで知った「岩谷観音」に行って見ることに。
記念館の近くに信夫山公園があって、その麓を数分歩いて行くと、

こんな急な石段があって、その上に「岩谷観音」がありました。

まずは、お社にお参り。
そして、左の岩壁を見ると、

沢山の観音様が彫られていました。

同上

同上

案内板によれば、西国三十三観音をはじめ６０体に及ぶ供養仏が彫られているとのこと。これまでほとんど見たことがなかった摩崖仏のお顔を拝んでいると、だんだん敬虔な落ち着いた気持ちになります。
福島市の市街地に、こんな静かなパワースポットがあったとは………。

別の用事があって連れて来れなかったけれど、パワースポットが大好きな妻に話をしたら、きっと残念がることでしょう。

さて、バスで福島駅前に戻って時計を見たら１５時５５分。帰りの新幹線まで１時間半ほど時間があるので、西口の「コラッセふくしま」に行って見ることに。ここも、入るのは初めてです。

エレベーターで一気に１２階の展望室へ。
三方がガラス張りになっていて、福島市の街並みの概略を把握することが出来るようになっていました。

同上

同上

テーブルでは、地元の高校生が宿題に取り組んでいたので、音を立てないように注意して一巡。自販機で買ったお茶を飲み終えたところで下に降りました。

１階には、福島市だけでなく広く福島県内各地の産品を展示販売するスペースがあって、隣県に住む私が知らなかったものも少なからず並んでいました。
なので、ついオトナ気なく、二つばかり買ってしまい、妻へのお土産にすることに。

これが、それ。(帰宅後に撮影)

さて、「大人の休日パス東日本・北海道スペシャル」を使った今回のオトナ旅、パスの有効期間はまだ１日残っているけれど、そこは分別あるオトナ。他の観光客に座席を譲ることにして、使用終了とします。
さっそく、次の旅行プランを考えるとしましょう。

完