郡山～会津若松～大内宿の高遠そば☆浜省前後の東京美術館と銀杏巡り・会津周遊ひとり旅⑩５日目午前

2023/11/19 - 2023/11/19

東京の用事と・・仙台での浜省アリーナツアー参戦・・に便乗して前後のひとり旅記録です。

コロナの間影を潜めていたインフルエンザが猛威を振るっているようです。
今年だけはインフルエンザの予防注射も接種して、またひとり旅・・

コロナの影響も薄れたからか、美術館が充実しているっぽい事に気付き・・
芸術の秋・・連日上野界隈を中心に美術館巡りと見頃の銀杏並木を歩いてみました。
歴史ある建築物も改めてゆっくり観てみました。

浜省もアリーナツアー再会して仙台で参戦し・・
仙台まで行ったなら、郡山で一泊して、会津若松、大内宿と　周遊してみました。

１日目・・・上野科学博物館「和食」　　・精養軒の洋食ランチ
　　　　　・東京国立博物館「やまと絵」・表慶館「横尾忠則　寒山百得」KKR東京泊

２日目・・・上野の森美術館「モネ」　　・東大銀杏並木
　　　　　・弥生美術館　　　　　　　　・はん亭でランチ
　　　　　・神宮外苑の銀杏並木～表参道・太田記念美術館葛飾応為「吉原格子先之図」
　　　　　・損保美術館「ゴッホと生物画・新宿伊勢丹

３日目・・・国立西洋美術館「パリポピンドゥール」　・国際こども図書館
　　　　　・東京都立美術館「永遠の都ローマ展」　　・黒船亭の洋食

４日目・・・郡山途中下車仙台
　　　　　・仙台の銀杏並木　ケヤキ並木　
　　　　　・セキスイアリーナ　浜省ツアー　　　　　郡山シティホテル泊

５日目・・・会津若松　・大内宿　　・鶴ヶ城　
　　　　　・会津若松名物わっばめし　　　　ワシントンホテル会津若松泊

６日目・・・野口英世正青春壱番館　会津漆器
　　　　　　東京へ移動して　ブルディガラカフェ　　　　帰途へ
　　　　

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

郡山駅から郡山へまずは移動します~
郡山のバス、外観レトロチックで良い感じ~

郡山の駅でお土産屋さんチェック~
みそぱん　なんてあるのですね・・見ただけだけど、気になる・・

寒いです、私には・・
ホームに出るのにも扉がちゃんとあるのですね・・南の方じゃないですよね、こういうのって。

磐越西線で会津若松に向かいます。

磐梯熱海ってあるんですね、温泉場。ホテルや旅館が集まってました。郡山からも近い。

磐梯熱海を過ぎると寒々しくなってきました景色が。

雪も降ってるんだ・・大丈夫か私・・って気分で進む・・

寒々しい景色が続き

山超え盆地越え

この辺りは標高が高いのか、すっかり雪景色

寒いね・・

猪苗代になると雪も消え

これくらいなら私でも大丈夫そうかも・・

外の景色に戦々恐々とする・・南から来たもので・・・

防雪柵が・・寒そう・・

おっかなびっくり、外の景色を観ながら

会津若松に到着・・そんなには寒くない・・これなら大丈夫って感じ

ご当地の赤べこ出現でぐっとやる気出ますから~

~こちらも、会津感ある

ますます　会津を感じる駅前の赤べこ

会津若松駅舎　期待通りの歴史ある感じの駅舎です。

会津若松駅 駅

まずはホテルに荷物を預けなきゃと・・歩く・・ゴロゴロ・・
地下道入り口もお城っぽいのだね、そして赤べこラッピングのバス、これと反対方向に走る青いラッピングバスを使って会津若松の観光はできるようになってます。

駅前の通りをちょっとだけ歩き・・

会津若松ワシントンホテル

会津若松ワシントンホテル 宿・ホテル

朝食はいただかなかったのですが、朝食も好評なホテルのようです。

綺麗です

ここにも赤べこ　大群でお出迎え~

ロビーにも赤べこ・・見慣れてきました・・

荷物を預け、会津若松駅へ

駅前のバス停から、赤いバス　あかべぃと青色のバス、ハイカラさんが出ています。
会津若松の方は、本当にお優しくって、この日の夕方、バスに乗ったのですが、両替のお金がない事に気付き困っていたら、乗っていたお婆さんが私に「使ってください」とご自分の為に用意していたバス代の小銭を私に差し出して下さったのですが・・そういう優しさ持ち合わせた方にお会いしたのは初めてで、申し訳ないやら、感謝するやら・・
持ち合わせバス代に満たない小銭お婆さんにお渡しして、「このご恩は他の方にお返ししますから」と言ってバスを降りたのですが・・
そんな事人にしたことない私は、恥ずかしいやら、優しさが身に染みるやら・・
会津の方は歴史からご苦労されてるからか、寒い土地だからか・・
「会津の三泣き」って言葉があるくらい、会津で過ごせば、この土地から離れるのもつらくて泣きたくなる、んだとか。なんだか、納得。
同じ日本人とは思えないほっこりした優しさをもってらっしゃる方がいらっしゃるのに・・勉強になりました。この旅一番の思い出になりました、バスでお会いできたお婆さん。ありがとうございました。

白虎隊士の像

白虎隊士の像 名所・史跡

駅舎の時計もレトロチック

観光案内所も、とても親切なんです。

会津若松駅観光案内所 名所・史跡

色んな観光案内所にお世話になりましたが、会津若松、最高かも・・ってくらい親切でした。感謝。
昔、職場に会津若松の方がいらっしゃって、その方も優しい方でしたが・・町中そんな感じなのでしょうか・・

観光情報完璧

大内宿に行くのも完璧な情報いただいて、列車と乗り換えバスのお得な割引切符も購入できました。

寒そうな山々・・大丈夫かな・・耐えられるんだか・・と思いながら・・

ホームへ

列車とバスのお得切符を購入しましたが、西若松からが会津鉄道なので、西若松までの切符購入。
会津鉄道は鬼怒川線、東部鬼怒川線で浅草までアクセス良いんですね、びっくり。

まずは、只見線で西若松まで行って

乗り換え

会津鉄道のラッピング列車に

思いっきりラッピングされてるのですねっ

にゃん旅・・本物の猫が勤務しているらしいです。

そうだったんだ~後で知りましたが・・

会津鉄道で湯野上温泉駅まで行き、バスに乗り換え大内宿へアクセス
バスは電車に時間を合わせているので、とてもスムーズに乗り換えることができます。

西若松から４つ目が湯野上温泉駅・・
乗り過ごすと、便が少ないから大変なことになりそう・・要注意

乗り換えて、大内宿での滞在時間に合わせを考えて

帰りのバスを決めといた方が良い!!ですっ。
結局皆さん同じバスになり方なので、帰りのバスは早めに大内宿の乗り場で待機すべし!!
バスのガイドさんの説明聞いてたら・・乗り過ごすと大変なことになるんだねっ・・と心する・・一人旅なもので・・

大内宿の地図も案内所で貰ったので、列車の中で予習~
バス停からあるいてすぐメインロードに出て、名物の高遠そば　でランチ、その後見晴らし台に行って、お店を見て廻ってバスに乗って戻ろう!!
って感じの予定でしたが、高遠そばの人気店は行列・・でした。

西若松を会津鉄道の列車は出発して

段々と山に入って行き

湯野上温泉駅

湯野上温泉駅 駅

駅舎のすぐそばにバスが待機していて、乗り換え容易でした。
地元のタクシー会社が運営しているバスで、ガイドさんもついて、軽く説明も付いてました。要は・・帰りのバスに乗り遅れても、バスは哀しいかな・・出発します・・ってひとり旅には非常な警告・・

大内宿まで山道を川沿いに走ったりして、６㎞ほど上っていき到着。
宿場町のメインロードに出て

大内宿 名所・史跡

ほぼ一番端の、高遠そばが美味しそうな　三澤屋さんへ

三澤屋 グルメ・レストラン

カツオのおだしの地元名産のお蕎麦に、ネギがドーンと一本。
お箸の代りにネギでお蕎麦をいただくという名物って言うからにはいただかなきゃね。と。

一時間待ちですよ~と番号札をいただき、展望所まで往復できるって事で・・メインロードを見晴台まで往復することにしました。

江戸時代、会津～日光を結ぶ会津西街道の宿場町の大内宿
子安観音堂のある展望所からの景色・・一度見て観たかったんですっ。
昔ながらの水路に綺麗な水が流れています。

道の左右はお土産屋さんやお食事処が並びます。
日曜日の午前中、沢山の観光客が訪れていました。

雰囲気の良いお店ですね～
おもちもついてるんですね。美味しいんだろーなー。

江戸時代、会津～日光を結ぶ会津西街道の宿場だった大内宿。
今も約三十軒の茅葺屋根の民家が沿道に建ち並んでいます。

風情ある佇まい

軒先につるされているのは、萱でしょうか？
見慣れないものが沢山あって立ち止まりがちですが・・まずは見晴らし台へ行こう！

メインストリートとなってる街道部分は車が進入禁止になっているので歩きやすい。
500ｍほど歩いて、見晴らし台、弁天様の下の食堂のあたりまで来ました。

大内宿は古くは平清盛の全盛期に反平氏の挙兵をした高倉宮が戦いに敗れて、この地の高倉宮に潜行したと言われています。この土地が京の風情に似ていることから、大内とこの地が命名されたんだそう。

お地蔵様の脇の石段を上っていくと

木々の合間に大内宿の全景が現れます。

風情ある町並みがタイムスリップしたような・・

良く見ると、茅葺屋根の部分の奥は今時の家が併設されていて、居住部分は今時な感じぽいんですね。

見晴らし台の傍の　子安観音

この観音様も由緒あるようです。
安産と子供の成長を見守ってくれる観音様です。

坂を下り、お蕎麦屋さんの予定時間にはまだ時間があったので、街道沿いのお店を覗きながら歩いてみました。
凍み大根ですか～初めて見ました。寒い土地ならではですね～

えごま・・ですか・・粒のままです・・炒って食べたりするのですね。

ずら～り

こちらのお宅は築400年　佐藤家(玉屋)　江戸時代初期だとは・・

可愛い雑貨もあちこちにあって、目移りしてしまいます。
こんなお皿があるとほっこりしますね～奥の蝋燭も可愛いっ。

街道の真ん中あたりには　大内宿町並み資料館
茅葺の屋根が新しい、吹き替えた後はこんな感じなんだね。

街道沿いに流れる水路は生活に欠かせないものだったんでしょうね。
ここでお野菜洗ったり・・便利そうな水路です。

会津塗漆器　素晴らしい艶

お箸も輝いてますっ。

先ほどの、つきたてお餅あります　の張り紙につられてきてみました。
雰囲気とてもよいですね～

ぺなぺなうどん・・ってあるんだ～・・きしめんにも似てる・・

起き上がりこぼし　だ・・起き上がり小法師
転んでも転んでも起き上がる縁起物の歴史も400年にもなるんだそう。
江戸時代の藩の武士の冬の間の内職に作られ始めたんだそう。

水路の脇にカエルの石像・・なにか謂れがありそうな・・

栃の実大福・・美味しそう、食べたことないんですが、テレビで観た事ある・・
ひとつ購入～

しそ巻きも美味しそう

そうこうしてるうちに時間になって、予約札を最初に貰ってた三澤屋さんへ
ネギで食す高遠そばの元祖がここだそうです。

一時間の待ち時間にすっかり大内宿は廻ったので、バスの時間まで少しゆっくりできそうです。

三澤屋 グルメ・レストラン

茅葺屋根のお家の中はこんなになってるんだ～興味津々・・
昔のままの民家の姿のままお店になってます。

縁側の端っこのこたつ席に案内されました。
なんて嬉しい席なんでしょ。縁側は冷え込むけど、炬燵に入ればホカホカ。
こんな小さな炬燵・・欲しくなります。

これですね、大胆にネギ一本のっかってる、これ下さい。

ここにも、栃餅があったんだ・・

まずは、こんにゃくと白菜のお漬物　優しいお味でした。

高遠そば・・ちよっとびっくりな・・
このおネギをお箸代わりにお蕎麦を食べてください。
ネギはかじって食べてもＯＫ、最後は持ち帰りもＯＫ
だそうで・・

ネギですくっていただいたものの・・食べづらい・・
結局、お箸でいただき、ネギもかじってみましたが、辛い・・
インパクトのあるビジュアル売りのお蕎麦でした～大人の男子なら美味しそうにいただけそうですっ。

お蕎麦屋さんを出たら・・山は雪・・寒そう・・お日様も隠れてるし・・

バスに乗り遅れたら大変なことになりそうなので、バス停へ急ぎまして・・
先客が数人既にいらっしゃいましたよ。

それにしても、寒いよ～、私には・・
風を遮る場所もないので、傘で風を遮り・・こんな時は・・
栃餅だして・・

いただこう・・
とても優しいお味の・・中の餡も優しいお味・・美味しかったです～
大内宿の高遠そば　と　栃餅

バスがやってきました・・皆さん寒いものだから、そそくさと乗り込む

あっという間に満席になって、川の傍を下っていきます。
早めに並んで乗れてよかった・・

湯野上温泉駅に到着～
行きはさっさとバスに乗り込んだので気づきもしませんでしたが、とても素敵な駅舎です。

湯野上温泉駅 駅

寒いので、皆さん駅舎の待合所へ入る。

囲炉裏もあるんだ。

観光案内所も併設されていました。

湯野上温泉観光協会 (湯野上温泉駅) 温泉

お土産もたくさん並んでいます。

産直品も・・しんごろう・・って何だろ？

しんごろう　は南会津郡南会津と下郷町に伝わる郷土料理
うるち米を半つきにして団子状にして竹串に刺し焼き、甘めの味噌にすりつぶしたエゴマを合わせた　じゅうねん味噌を塗り焼いたもの　
美味しそうではないですか～

ホームには　お座トロ列車がやってきました。
阿賀川沿いの渓谷美を堪能できる観光列車
四月から十一月までの土日、会津若松と会津田島駅間を一時間半かけてゆっくりと走ります。

待ってる人の半分くらい、この列車に乗り込んで行ってしまいました。

寒さしのいでた駅舎を出て・・寒いですっ～
ホームで列車を待つ・・
向こうのホームには・・足湯があるようです、あそこで暖をとっても良かったわけね・・

待合所がありました、こちら側には。寒い日にはありがたい。
独特な絵が描かれてる。入ってみました。

会津若松出身のアーティスト　MHAK氏によるもので、　曲線で構築し反復する　
壁画

会津の山はすっかり紅葉しています。
この辺りは杉じゃなく、自然な広葉樹林が残されているのですね。

来ました、会津若松方面行の列車

往路と同じ列車かな

乗り込み

渓流を渡ったり・・景色を眺めながら、緩やかに下っていきました。
この後は、途中下車して、会津若松の鶴ヶ城に向かいます。
⑪につづく