秋田の山中の巨大洋館とミステリアスなストーンサークル・奥入瀬・旦那の東北温泉ドライブ旅に便乗2023夏７泊８日⑧５日目

2023/08/22 - 2023/08/22

去年の秋田の乳頭温泉で俄然温泉に目覚めたっぽい旦那・・と言うか、そういう年頃になってきたっぽい。
今まで流行りものの運動あれこれしてたけど、最近はめっきり自然回帰
凡人が運動し過ぎって・・体に良くない・・って事にやっと気づいた様子・・ボチボチ頑張ろう・・ぼちぼち

まとまったお休みが取れるそうで・・年明け早々計画していた東北名湯めぐり旅
便乗させていただきました・・一人旅じゃ行かない所っぽいのでラッキー

ほぼ旦那の計画なので、いつものひとり旅と寄るところが違うのだけど・・
私好みの場所も寄ってくれて気を遣ってもらってるっぽい・・
八戸の国宝・合掌土偶に鹿角のストーンサークル・・東北はミステリアスすぎ

いまや・・土偶女子・・っているらしい・・何にでも女子って付くのね・・って思うけど・・
土偶ってビジュアルといい、神秘性と言い惹きつけられる!!
土偶女子になろうと思いますっ!!今後の旅のテーマに・・土偶も加えよう!!
国内に国宝の土偶は５つ存在するらしい。

大谷君の母校の花巻東に寄ったり・・温泉と海鮮グルメ・・ほぼオヤジ趣向の東北温泉めぐり旅記録です。

１日目・・仙台すし哲　　　　　仙台泊　
２日目・・塩釜　花巻　　　　　鉛温泉藤三旅館泊
３日目・・花巻東　盛岡冷麺　　盛岡泊
４日目・・八幡平　　　　　　　御生掛温泉泊
５日目・・小坂　鹿角ストーンサークル　十和田湖　奥入瀬渓流　　
　　　　　　　　　　　　　　　蔦温泉旅館泊
６日目・・奥入瀬渓流　十和田美術館　十和田バラ焼　種差海岸　陸奥白浜　
　　　　　葦毛崎展望台　鯖の駅　八戸泊
7日目・・八食センター・是川縄文館・国宝合掌土偶
　　　　　　　　　　　　　　　　酢が湯温泉泊
８日目・・田舎館村の田んぼアート　アップルロード

エリア 鹿角・小坂(秋田)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

５日目です、岩手山の北の後生掛温泉を出て

後生掛温泉 宿・ホテル

あまりにお天気が良いので、前日の景色を見直そうと、国道23号線
八幡平アスビーテラインを岩手方面へ、ちょっとだけ引き返してみました。
絶景が続きます。この景色が本物なんだ、八幡平付近の絶景が続きます。

八幡平アスピーテライン 名所・史跡

このあたり

岩手山は、雲がかかっているものの、前日より綺麗に見えました。

真っ青な空に、尖った針葉樹が絵になります。

前日も寄った、八幡平レストハウスが見えます。

綺麗です~

この後は、十和田湖方面に向かいますが、その途中、秋田の小坂も寄ってみます。

大深沢展望台・・このお天気じゃ絶景が期待できます~

大深沢展望台 名所・史跡

素晴らしい山並み

どこまでも続いてるような山並みが続いています。

上方を望む

高山植物も短い夏に頑張ってます・・この日も猛暑で、ちょっとかわいそうに見えます。がんばれ~

また、爽快な道を走って

この時期、岩手、秋田、青森の山一面に、この黄色の花が咲き誇っていました。

かなりの広範囲に咲いてる花で、一斉に咲いてるから、行けども行けども、数十キロ走っても、ずっとこの黄色の花が目立って、暑さを忘れさせてくれそうな景色が続いてましたが、この暑さは、ほんと可哀そうに見える。けなげに咲いてました。

山を下って行って、秋田、十和田湖の南に位置する小坂にやってきました。
この町の歴史、繁栄ぶりは全く知らなかったので、驚くばかり。
鉱山の町として栄えたそうです。

お昼時だったので、小坂赤煉瓦クラブでお昼・・と思ったら、お休みでした。残念。明治37年1904年に建築された　旧小坂鉱山工作課原動室　が、ここに移転されカフェになっています。

小坂鉱山事務所内にもカフェがあるらしいので、そちらへ向かいますが・・暑い・・
ここは盆地だからか、ますます暑い、照り付ける日光が秋田とは思えないほど。

駐車場から、はるか向こう・・お腹が空いてるもので、より遠くに思えたのか・・
歩きます~~~ヘロヘロ~~~暑さに弱いんです~~~~また日傘さして・・
暑さ大丈夫なはずの旦那も、日傘が欲しい・・って言うくらいの暑さだから尋常じゃないなか、歩く。

2001年にこの場所に移築されました。
小坂鉱山事務所、重要文化財って言うから、凄い。

国重要文化財「小坂鉱山事務所」 美術館・博物館

明治38年、1905年に完成した小坂鉱山の旧事務所。
白漆喰で仕上げてる・・ってあたりが日本っぽくて素晴らしい。
ルネサンス風の３階建てで、天然の秋田杉が贅沢に使われている、和洋折衷感が他にない秋田の素晴らしい洋館。
今まで知らなかったことが不思議なくらいの素晴らしいこの辺り・・
私は南の方に住んでるからか??
もっとメジャーになって、観光客が沢山いてもおかしくないくらいの素晴らしさだと思うのですが・・割に人がいないことが不自然な小坂のこの辺りでした。

小坂鉱山とは、幕末から鉱山として開発が進み、金や銀などの採掘がおこなわれ、
黒鉱自溶精錬の成功により明治40年1907年には、鉱産額日本一を記録しました。
その後資源の枯渇により1990年に閉山となりました。

その栄華を伝える洋館ですが、事務所なんですね・・こんな事務所見たことありません~

内部見学は後にして、昼食を・・外の階段からもアクセスできるカフェへ

細部に装飾があったり、素晴らしい建物です。

あかしあ亭

あかしあ亭 グルメ・レストラン

レトロで良い感じ~タイムスリップしたようです。

メニュー

レトロなカレーを美味しくいただきました。ご馳走様でした。優雅なひと時でした。

建物はとても広いんですが、このらせん階段が目を引きました。

当時最先端の技術を駆使して造られたそうです、納得~
曲線美といい、木の色、艶、とても美しい階段です。

大鉱山のシンボル事務所だけでなく

康楽館、こちらも重要文化財。
鉱山労働者の娯楽施設です。とてもハイカラ。明治43年1910年に建てられた木造の芝居小屋です。
総工費は現在で言うと７億円にも相当するというから、往時の鉱山の繁栄ぶりがうかがえます。

国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡

そこから・・ちょっと走って・・ミステリアスな　ストーンサークルへ

大湯環状列石 名所・史跡

こちらも、どうして私は全くここを知らなかったのか・・今まで・・不思議なくらい
無知でした。
不思議なストーンサークルが高台に広がっています。

北の大地に残された謎のストーンサークル　大湯環状列石
縄文時代後期の大規模な遺跡
なのですが・・大きな栗の木が目立ってました。

当時の栗とは違うんでしょうが・・
当時はわりに温暖だっただろう縄文時代の村には、こんな風に木々が植えられてたのかな・・

東北地方は縄文時代の大きな遺跡が点在しているので、それを廻るのも面白い。それぞれ個性もあって。
展望台のようなものがあるので、上がってみました。

ひろ~い村が一望できます。
素人が考えても、ここは縄文時代には住みやすかっただろうな・・と思わせる高台の広い土地です。

今回は行きませんでしたが、隣接する　大湯ストーンサークル館では遺跡の歴史を知るだけでなく、土器や土製品の製作体験ができるそうです。

ポツポツと、石が並んだ場所が点在していて、環状になっています。
それぞれ数十基の配石で構成されていて、ミステリアス。

豊な村だったのかな・・広々してるし・・

縄文人も同じような空と森、見てたのでしょうね・・

ミステリアスです。

文字のない時代は想像しかできませんが・・素晴らしい文化は確かに存在してた事が東北の遺跡から感じられました。

そこから・・また走り・・十和田湖方面へ

十和田湖を見下ろす場所に展望台があったので、寄ってみました。

初荷峠第一展望所
初荷峠は十和田湖の南の玄関とも言われ、秋田の小坂にあります。標高610メートルの位置。

絶景が広がっていました。
中山、御倉の半島が重なり、正面には十和田カルデラの御鼻部山、さらに奥には南八甲田の山々が望める絶景ポイントでした。
・・でも・・・この日は暑いです・・ここも・・

暑さにちょっとうんざりしながら、十和田湖へ進む・・

十和田湖畔の北側まで走り、奥入瀬渓流の入り口あたりまで来ました。
十和田ビジターセンター

十和田ビジターセンター 美術館・博物館

JRバスセンター　
車なしで来た数年前はバスにもお世話になりました。

そして、十和田湖から奥入瀬渓流へ国道102号線をなだらかに下っていきます。

車を停め、少し歩きますが・・・蒸し暑さが凄い、あり得ないサウナ状態

軽々しく車でアクセスしましたが、観光するのが申し訳ない感じがします、人間として・・って感じの今年の暑さ。
渓流の緑たちは変わらずその場で淡々と生きてるのに・・
この暑さは人間が作り出したものらしいけど・・
自然はじっとこのままで放置されることを望んでるに違いない・・
・・・なんだか・・旅してる自分が哀しくなる暑さでもありました。

JRバスの停留所が、ポイントごとに設けられてるので、時間を見計らって渓流を下から上へ歩くっていうのが王道の散策なのですが・・

今回はレンタカーなので、数か所だけ廻ることにしました。

少し歩いただけでも大汗状態ですが・・

銚子大滝付近は、さすがに少し涼しい。

銚子大滝 自然・景勝地

数日前は大雨だったそうで、凄い水量でした。

遠くにいても水しぶきが飛んでくるほど

魚止めの滝とも言われる銚子大橋・・ここを上っていくのは至難の業っぽい大きな滝でした。

暑さに強い旦那が・・少し歩く・・って言うので‥トボトボついていきました。

水量が凄い

暑さに強いはずの旦那ですが・・蒸し暑さには弱いのか・・

今日のところは無理かな‥と‥この日は大滝を見ただけで、お宿へ

今回の名湯めぐりは、早めのチェックイン!!
って心がけ守って・・・走って、こちらも東北の名湯　蔦温泉　に着きました。
⑨につづく

蔦温泉旅館 宿・ホテル