満開の菜の花と桜ロードと男鹿半島なまはげ館・開花の早すぎる桜に間に合うのか？2023.4秋田・青森・函館ひとり旅5泊6日②２日目午前

2023/04/18 - 2023/04/18

男鹿半島のなまはげ・東北・北海道の桜を観てみたかったのです。
念願かなって今年は行けそう・・なのですが・・
例年以上に桜の開花が早い。
開花情報をチェックしてると開花がどんどん早くなる。
当初の予定より一週間前倒しで、急遽 秋田～青森～函館を廻ってみた　
ひとり旅記録です。

メジャーな観光地は訪日外国人の方々、元通りのレベルに戻って来てました。
それでもまだ、中国本土の方はいないらしいので・・これから先はマイナー所を旅するのが良いかな・・と思うけど
　　
政府が訪日観光客を全国に分散してもらう策提案してますよね・・ホテル代は急騰してるし・・今後の旅は・・頭使わなきゃですっ。

1日目・・秋田空港～秋田駅～角館～秋田駅　ホテルメトロポリタン秋田泊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2日目・・レンタカーで男鹿半島菜の花と桜ロード・なまはげ館・ゴジラ岩
3日目・・リゾートしらかみで秋田～五所川原　津軽鉄道で芦野公園の桜　ホテルサンルート五所川原泊　　　
4日目・・弘前のアップルパイと弘前城の桜・弘南鉄道　弘前パークホテル泊　　　　　　　　　　　　　　　　　　
5日目・・新幹線で函館・五稜郭の満開の桜・六花亭　湯の川温泉　花びしホテル泊　　　　　　　　　　　　　　　　
6日目・・函館を散策～函館空港～帰路
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

エリア 男鹿(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ひとり旅って、気ままに計画変更自由自在~
ちょっと晴れ間も見えてきて、雨も降らなさそうな天気予報だったので
急遽決行!!男鹿半島に行こう!!
宿泊者限定のレンタカープランがあったので、これで行こう!!
と問い合わせたら・・いつでも大丈夫ですよ~というので・・そそくさと・・ホテルを出て

これまた、便利な所に営業所があって・・

駅ビル・・手続きしたら、駅ビルの二階の駐車場の一角にレンタカーがスタンバイされてて、あっという間に男鹿半島へ出発できました。
便利すぎる秋田駅からの旅~
一人旅はレンタカー使わないがマイルールだったのに・・この頃はじわじわとルールを破ってるけど・・
車じゃなきゃ行けないんだもんね、しょうがない・・安全運転で行こう!!

秋田駅から男鹿半島へ北上、ずっーと二車線の広い道が続き、安全運転~で進む・・
一応、ゴールド免許者ですっ・・て、自分を鼓舞して進む・・
金足農業高校入り口・・って停留所前~~
あの・・甲子園を沸かした高校じゃないですか~~
私の中では観光地に来てる気分・・

この向こうに高校があるようですが・・
哀しいかな・・通過~~でも、吉田君に会えたような気分で・・進む・・

一車線になり・・
なまはげ館に行く前に、大潟村の菜の花ロードの　菜の花と桜が見ごろだと知って、大潟村に向かいます・・

雪が深いんですね・・紅白のポールが雪の深さを物語ってます

大潟村って言えば、日本で二番目に大きな湖沼を埋め立てて1960年代に発足した村で、地図で見ても、広さは感じられるのですが、車で走ると凄い広さ。
東西12㎞、南北27㎞、周囲82㎞、総面積は22024haの湖を干拓してできたって、日本は広いな~と実感。広いのは北海道だけじゃないねっ。

干拓された村の県道298号線沿いに１１㎞にわたり、ソメイヨシノ、八重桜、紅山桜が約4000本植えられています。

初めて行ったものだから、
ロードに入って最初のうちは、なんだ、こんな感じなのね・・って感じなのですが・・

走るにつれ

どんどん凄くなり・・

暫く走って行くと・・なんせ１１㎞も続くので、桜の木の種類にも寄るのか・・
この辺りは、見事な満開の桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが素晴らしい場所でした。

皆さん次々と車を停めて写真を撮ってました。

4月22日～５月７日まで　桜と菜の花祭　が予定されていましたが、この時点で満開の様子、ここも咲くのが早いのか・・色んな桜が植えられているので、場所を変えたら綺麗な桜と菜の花のコントラストが観ることができるのかな・・

４月１８日は、曇り空でもロードの中間の辺りは、見事な景色が続いていました。

今回借りた車

凄い景色です~~これが暫く続いてるので、クラクラしそうになる絶景が続いていました。

大潟村桜 菜の花ロード 花見

菜の花と桜を観てたら、忘れてましたが・・結構ヒンヤリと肌寒いんです・・
右手に寒風山
ここに寄ろうかとも計画しましたが・・お天気もいまいちだし、寒さに耐えられなさそうなので・・スルー
山の上には展望所があって、景色が良いらしい

寒風山 自然・景勝地

なまはげ館に向かいます・・

暫く走っていくうちに、どんよりした雲・・

一人だし、帰りたい気分にもなりますが・・本物のなまはげ見たさに・・勇気出してみる・・ちよっと怖気づきながら進む・・

この辺りで事故できないな・・と・・安全運転で・・進むと・・鳥居が見えてきました。

なまはげ館をちょっとだけ通過した場所にある神社へ

真山神社 寺・神社・教会

真山神社・・雪の降る大みそかの夜は、雰囲気違うんだろーなー・・
大みそかに来てみたいけど・・寒いんだろうなぁ・・私だと寒さで生きて帰れないかもなぁ~~って雰囲気でした。
真山神社の神々がナマハゲとなって、大晦日に人々を戒めて廻るんだそう・・

私は、極端に寒さにはヘタレなので・・なまはげ館あたりで、なまはげを見せていただくことにします~

なまはげ館 美術館・博物館

この辺りに来てるのね。

男鹿真山伝承館 美術館・博物館

なまはげ館の前には立派な駐車場があって、そこに車を停め
なんだか、不思議な玉が、なまはげ館の前にありました・・

(・_・D フムフム・・なるほど・・進む・・

とても、立派・・なんだか、イメージが違うんですが。。
もっと・・なんというか・・昔っぽい感じでお願いしたい・・んですが・・進む・・

脇には桜が咲いていました。
この石に由来があるのかな・・立派過ぎる建物

ポストも、ちょっと謂れありげにゴールド

男鹿石を使った館なのですね~

なまはげ館に　いよいよ進入しますっ。
恐いもの見たさ・・って感じが・・好きなんですっ。。

そんなに・・怖くないかも・・綺麗な内部です。
丸木舟・・は100年でも使用できたようで、昔の男鹿半島の移動はこういう小舟でしていたそうです。木々の中歩きまわるより、ずっと早く移動できそうですが。。
私は、恐くて乗れないなぁ
結局、女　子供は生まれた場所にずっといたのでしょうか?日本全国同じ感じでしょうが・・

そして・・出たぁ・・なまはげ・・包丁持ってて、恐い

迫力あります~

男鹿図屏風は男鹿半島の昔を物語る貴重な資料

(・_・D フムフム

正統派　なまはげ　って感じですね~

恐いったら

なまはげは　怖いものじゃないんですよね、神様だから

でも、恐い

曼邪羅図　

まだまだ、なまはげ館を廻りたいところですが・・

お隣の伝承館で、大みそかのなまはげが家々を廻る実演があるらしいので・・そちらへ一旦行ってみました。

いよいよ、本物のなまはげ　見れるよ・・怖いもの見たさで行ってみよう。

男鹿真山伝承館 美術館・博物館

男鹿真山伝承館・・本物っぽい~~見ただけで勝手にワクワクしてくる・・
築１００以上の茅葺屋根の曲屋まがりや・・
その裏山に真山神社があります。
なまはげ館は今風過ぎて、奥深いんですが、サラッとナマハゲを知った感じですが、
こちらは、本物で、大みそかのなまはげ行事を体験できるのです。ワクワク~
テレビでちっちゃな子供が泣いてるのを見るけど、どんな怖さなんだろね・・

古民家の内部も昔さながら本物。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
玄関入ると土間の向こうは板張りの居間、囲炉裏の火も燃えてます。

隣室は仏間、ここにも囲炉裏。
家全体が煙でいぶされていて、とても趣があります。
この日の観光客は10人ほどで、外国のご夫婦一組もいました。
仏間の奥の小部屋に座って、大みそかの行事を観ることができます。
家の中にいても雨戸を閉めてるので薄暗い、大みそかの夜の雰囲気です。

ナマハゲの行事は男鹿半島全体で大みそかの夜に行われ、ナマハゲの語源は「ナモミを剥ぐ」ナモミとは、囲炉裏にかじりついていると手足にできる火型の事。
それをはぎ取り、怠惰を戒めるのがナマハゲだそう。
「わるいごは、いねぇが~」と言いながら戒める、有名な行事ですよね。
男鹿のナマハゲは真山に鎮座する神々の化身と信じられ、災禍を祓い、豊作豊漁を・吉事をもたらす来方神として、家々では丁重にもてなすのが習いです。

ちよっと待ってたら、始まりました。
大晦日ですので、家主は綺麗な着物姿でナマハゲを迎えます。
大まかな説明やらして下さって

ナマハゲの連れの方が入ってきて、問答をはじめます。
方言解説もあらかじめ教えてもらってるので、何となくわかる・・
穏やかに穀物の事とか話してると・・

突然・・入ってきます、二体のナマハゲが・・
あまりに激しいので、こりゃ恐いわぁ~~
決め台詞の「わりぃごはいねぇがー」って言いながら、あちこち探しまわります・・

探し回ったところで・・
亭主がお膳を差し出し、丁重にもてなし

ナマハゲが、家族の暮らしぶりを査定して・・戒めるって流れ。

子供だけかと思ったら、お嫁さんの働きぶりなども評価したりして・・
まあまあ、飲んでください・・って感じで、
ナマハゲも酔いが回って、良い感じ

お膳でもてなされて、良い感じに退散~かと思ったら・・
また、ひと暴れ・・って言うか・・戒める

大きいし、迫力あり過ぎで、恐い~

かなり怖い~~
男の人まるごと、上から下まで藁に覆われて、包丁まで持ってるから・・

きゃっ~~って、なるわ、これは・・
昔は絶対、子供は言う事きくわ、この怖さじゃ!
ナマハゲが暴れてる途中に落ちた藁は、お守り代わりにすると良いらしい。

まぁまぁ・・とかなんとか・・亭主が丸く収めて・・なまはげ退散されました~~
こういうの、男鹿で生まれ育って体験してみたかったかも・・もっと鬼気迫る感じの印象なんだろね・・

蝋燭の灯も、ちよっとオドロオドロシイ・・んですね・・

お膳は本物

雪深い大晦日の男鹿の夜を体験できました~~かなり、変な意味、満足の伝承館です。

裏山の真山に神が・・いそうな気に、本気でなってきます。

途中までしか見てなかった、なまはげ館に戻りまして・・

凄いですっ。なまはげが、大集結

男鹿半島中のナマハゲが150体ほど並んでます。

ナマハゲって、イメージの、入り口で見た、りりしい鬼の仮面ばかりじゃなくって
、地区でそれぞれ作られいるもので、素材も色形も様々なのに驚きます。

顔の部分は木などで作られ、体の部分は藁で作られ毎年作り替えるそう。
展示されてるナマハゲは、行事で使われたものだそう。

この後も、男鹿半島をドライブして一周して、広さを感じたので、いろんなナマハゲがあるのも納得~

ちょっとユーモラスなのもあって、それぞれのセンスを感じました~
かなりのインパクトある、なまはげ館と伝承館でした。

お土産のコーナーに寄ってみましょ

しょっつるだ~日本三大魚醤のひとつ。他の魚醤、ナンプラーや　いしり　などより臭いがないマイルドな感じ。
秋田のしょっつるは、ハタハタなどが原料で、一年以上かけて熟成されます。
これがなきゃ、きりたんぼ鍋の本物の味は出せませんね。1つ購入~

これ、かわいい・・ひとつ購入~

なまはげ館を出て、男鹿半島の端まで行き、ぐるっと一周してみます・・

雲が低いし、寒いし、風は強いし・・ちよっと怖い・・んですが・・
ある意味、男鹿を知るには良い天気なのかも・・

日本海が見えてきました。
南国に暮らしてるので、男鹿半島の冬は想像できませんが・・
厳しい自然の中だからこそ神秘的な神様が宿っていて、守られながら生きてく感じ
・・何となく感じました・・
③につづく