東京散歩(皇居乾通り一般公開&ゴッホと静物画展)

2023/11/30 - 2023/11/30

この秋、初めて皇居乾通り一般公開に行ってみました。日頃は入れない皇居の通り抜け、なんか特別感がありますよね。
そしてゴッホと静物展を見に行ったら、ほんの数点を除き、なんと撮影可能でした。
ヨーロッパの美術館では以前から撮影可ですが、やっと日本の展覧会も変わっていくのかなぁと嬉しくなりました。自分の目で見て感じるのが一番ですが、やはり忘れてしまうんですよね。自分が撮った写真ですと後にイメージを膨らめることができますから。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

秋の晴天、初めて皇居乾通り一般公開に行ってきました。
天皇のお住まいも近いことから、荷物検査もあり、警官も多く出動していた。

櫓に紅葉、似合う。

石垣も美しい。どこの藩が造らされたのかな。

この先は立ち入り禁止ゾーン。静謐。
東京のど真ん中とは信じがたい雰囲気。

銀杏と門、似合うね。

グラデーションが美しい。

太陽の光を受けて黄金色。

晴天の日に来て良かった。

フユザクラとあったので、異常気象で咲いた訳ではなさそう。

掘に映る木々。

こちらの石垣は古そう。

模型なども置かれていた。

ここにも桜。

これはサザンカ。

あっという間に乾通りを通り抜けた。

東御苑にも行ってみた。

秋だけど薔薇などが咲いていた。

果樹古品種園。色んな柑橘類が。

旧陸軍近衛師団が置かれていた建物。

北の丸公園にも行ってみよう。

懐かしい。学生時代、サークルの新歓で千鳥ヶ淵と北の丸公園に来たなぁ。

なんか乾通りより紅葉してる。

わぁきれい!

真っ赤だね。

皆さん記念撮影してました。

ちょっと歩いて駿河台下へ。さぼうる、健在だった。

学生時代通ったサテン、ラドリオ。懐かしい。

フム、変わってない。

コーヒーとオーダーするとウィンナコーヒーが出てきた。
今はキチンと表示してあるね。

母校と山ノ上ホテル。

日は変わって、都内に用事があった帰りに「ゴッホと静物展」に出かけた。
ヨーロッパのほとんどの国は訪れたことがあるが、オランダは未踏でゴッホの美術館に行ったことがない。
なんとこの展覧会は撮影可能とのことで、記憶に残したいと思う。

麦わら帽のある静物　1881

髑髏　1887
ベルギーのアントウェルペンの美術学校へ入学した頃でしょうか。

燻製ニシン　1886

果物とロブスターのある静物　ミキール・シモンズ　1670頃

陶器の鉢と洋ナシのある静物　1885

馬鈴薯を食べる人たちと同年作成だけあって、色調が似てる。

りんごとカボチャのある静物　1885

これも同年だね。

野菜と果物のある静物　1884

鳥ノ巣　1885

花と果実、ワイン容れのある静物　アンリ・ファンタン=ラトゥール　1865

プリムラ、洋ナシ、ザクロのある静物　アンリ・ファンタン=ラトゥール 1866

ばら　ピエール=オーギュスト・ルノアール

この作品は、国立西洋美術館の常設展で見たことあるね。

アネモネ　ピエール=オーギュスト・ルノアール 1883～90頃

野牡丹とばらのある静物　1886

パリに出てきて印象派と接することで画面が明るくなっていった。
1887年妹宛の手紙に「ニューネンで描いたじゃがいもを食べる農民たちの絵はやはり最上のものだったと思っている。中略ー去年は灰色以外の色調－中略－ほとんど花しか描かなかった」とある。書簡から。

青い花瓶にいけた花　1887

今回、初めて見て好きだなと思った作品。

丸太作りの植木鉢と花　カミーユ・ピサロ　1876

果実と花のある静物　カスパル・ペーテル・フェルブリュッヘ 1690～1700頃

みずみずしい果物。

拡大して。細部まで美しい。

花と果実のある静物　コルネリス・ファン・スペンドンク　1804

拡大して。こちらも美しい。

花瓶の花　ジョルジュ・ジャナン 1856～1925頃

花瓶の花　アドルフ=ジョセフ・モンティセリ　1875頃

白いシャクヤクとその他の花のある静物　エドゥアール・マネ　1880頃

カーネーションをいけた花瓶　1886　

ばらとシャクヤク　1886

この作品は以前、Bunkamura のゴッホ展で見たことがある。

赤と白の花をいけた花瓶　1886

この作品も以前、安田火災美術館で見たことがある。

花瓶の花　1886

グラジオラス　クロード・モネ 1881

結実期のひまわり　1887

太陽と月の花　ジョージ・ダンロップ・レスリー 1889

アイリス　1890

ゴーギャンとの左耳事件後、サン・レミの精神療養院に自ら入院した。
そこの小さな庭で見つけた絵画の題材アイリス。

ひまわり　1888

ゴーギャンらと画家の共同生活を夢見ていたゴッホ。
　
ゴーギャンに対して最上級のもてなしとして12枚のひまわりで飾るつもりだった。
明るい黄色の背景、生命力を感じるひまわり、好きです。

静物　アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ 1886

鉢と果実のある静物　エミール・シュフネッケル 1886

ヴィーナスのトルソ　1886

靴　1886

三冊の小説　1887

レモンの籠と瓶　1888

皿とタマネギのある静物　1889

パステルカラーの色合い、好きです。

ウルビノ壺のある静物　ポール・セザンヌ 1872～73

りんごとナプキン　ポール・セザンヌ 1879～80

りんごのある静物　ポール・ゴーギャン 1895

果物のある静物　ピエール=オーギュスト・ルノアール 1902

ばらと彫像のある静物　ポール・ゴーギャン 1889

花束　ポール・ゴーギャン 1897

アネモネ　エドゥアール・ヴュイヤール 1906

　籠の中の花　イサーク・イスラエルス 1930以前

入社した頃は、新宿にオフィスがあった。懐かしかった。
木々が色づき芸術の秋でした。

この旅行記へのコメント （4）

• お黙り！さん 2023/12/22 07:35:58

  意外！！

  マリアンヌさん、おはようございます。
  えっ？日本で撮影OKとはめずらいですね。ゴッホと静物画って？（笑）ゴッホの作品
  少な～～～～～～～って、「ひまわり」来てるやん！！⇐凄い！「アイリス」って初めて見たような気がするわ。ありがとう。アーモンドとか薔薇はよく見るけれど・・・・・実はいろんな花も描いているのね。知らんかったわ。マリー

  マリアンヌさん からの返信 2023/12/22 22:06:18

  RE: 意外！！

  マリーちゃん　こんばんは。
  
  いつもありがとう。
  ゴッホ好きだから出かけたのだけど、日本で撮影可って珍しいもんね。
  西洋美術館の常設展なら撮影OKだけど、外国の美術館から来日だと、まず撮れないもんね。
  SOMPO美術館、「ひまわり」所蔵してるから、たまにゴッホ展やるのよ。
  10年くらい前かもだけどゴッホの静物画、ここで見たことあるわ。
  パリに出て印象派の影響受けて、多色を使い、花を描いた時期があるよう。
  ゴッホがサンレミ療養院に入っても木々を印象派的に多色で描いた多くの作品も見たことあって、やっぱ色彩画家だなぁって。好きな画家です。
  突き詰めてエキセントリックなとこも含めて。
  マリアンヌ

  お黙り！さん からの返信 2023/12/24 11:04:53

  Re: 意外！！

  私もゴッホ好きだから、オランダ行ったよ。マリアンヌちゃんも行って下さい

  マリアンヌさん からの返信 2023/12/25 09:23:14

  Re: 意外！！

  いいなぁ。オランダも行かれてるのね。
  私は当時、ツアーだったのだけど、何故か取りこぼし、行きたいです。