2022/09/07 - 2022/09/07
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マリアンヌさん
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前回、角川武蔵野ミュージアムで浮世絵を見て、従来にない絵画鑑賞の感覚を得た。そこで再びゴッホの絵画作品を感じようとやって来た。
とどめなく展開される動画を見ていて、ゴッホの生涯を走馬灯のように感じる不思議な気分に覆われた。
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イマーシブアートインスタレーションを作成する先駆者として、30年間に渡ってフランスのみならず世界各地で数多くの展覧会を実現しているジャンフランコ・イアヌッツィが、ゴッホ展を開催してるというので、用事が終わった休暇の夕方、角川武蔵野ミュージアムへやって来た。
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チケットは、ネット予約購入。地階の会場へ。
入り口前に写真撮影スポットがあり、皆ヒマワリの花束など持って撮影していた。 -
バーコードチェックして入場。
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入口に飾られた「夜のカフェ・テラス」
アルルに行った時、この黄色いカフェが再現されていた。 -
ファン・ゴッホが見た世界を追体験する体感型デジタルアート展の始まり。
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会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら、情熱的な画家の人生を辿る。
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オランダ時代。
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農民の生活を美化せず、感傷的にもならず、ありのままに描くことで彼らへの共感を表した。
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1885年父の急死を期にベルギーのアントワープの美術学校へ。
しかし権威主義に順応出来ず、パリに移った。 -
ゴッホが生涯にわたって尊敬し続けた画家ミレー。
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なかでも最もゴッホを惹き付けて止まなかった「種をまく人」に描かれた人物の姿。
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そしてゴッホといえばヒマワリ。
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画家仲間、まずはゴーギャンを迎えるために描いたヒマワリ。
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ヒマワリは、ゴッホが深い愛情と共感を寄せた貧しい農民にとって馬の飼料、種から油が採れ、生活に重要な花だった。
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絵を描くうえで重要な意味をもっていただけでなく「農民の花」としても大切な花だった。
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キリスト教の伝道師を目指したこともあるゴッホ。12本のヒマワリは、十二使徒、これから集まって来るだろう画家仲間を表していた。
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連作を意図して実際に描かれた2枚目のヒマワリには14本のヒマワリが。
1本は、ゴーギャンを、1本は弟テオに捧げられた。 -
アルル時代の情熱的な黄色いヒマワリ。心を惹き付けられると同時に何故か物悲しく感じる。
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サンレミの療養所のアイリス。
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「花咲くアーモンドの枝」
弟テオの長男誕生祝いとして描かれた。 -
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パリでロートレック、ピサロ、ゴーギャンなどの印象派の画家たちと出会った。
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ゴッホにとって「日本」とは「光に満ちた日出ずる国」だった。
アルルは浮世絵のように美しいと思った。 -
「夜のカフェテラス」の一部が拡大して・・
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浮世絵が背景に埋め尽くされた「タンギー爺さん」
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「夜のカフェ」
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「アルルの寝室」何点かあるかと思うが、この色彩感覚、好きだなぁ。
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アルルで数少ない親友、ルーラン夫妻。「郵便配達人ルーラン」
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ハンモックやソファーなど鑑賞方法は自由。
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「星月夜」サンレミで完成させようとしていた糸杉の連作のひとつで、療養所の窓から見た夜景が基本にあるものの、ゴッホは想像力で構成した。
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ゴッホは星空を見ていると、汽車に乗って旅するように、死に乗ってどこかの星へいけると夢想してしまうと言っていた。
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大好きな「ローヌ川の星月夜」
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自画像をたくさん描いたゴッホ。
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アルルに来てから一年ほどで精神錯乱の発作を発症し、療養所へ。
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「オヴェールの教会」不安定な精神状態を反映して歪んでいる。
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「荒れ模様の空の麦畑」
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「鳥の群れ飛ぶ麦畑」
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この作品を描いた数日後、ゴッホは自らの体に拳銃を撃つ。
黒い鳥がまるで終末を予感しているよう。 -
ベルギーのアントワープにいた頃から安い浮世絵版画を買っては部屋に飾っていた。
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歌川広重(右)を模写した「日本趣味・梅の花」
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ゴッホの生涯を年表と手紙をもとに辿ったコーナー。
テオと並んだゴッホの墓のオブジェ。 -
さくらタウン内のブックストア。読書室にはシャンデリア。
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武蔵野樹林パーク。
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チームラボによるインタラクティブな光のアート空間「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」を常設展示している。
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日の入りと共に、ovoidは、自ら光り輝き出す。 人に押されたり、風に吹かれたりして倒れる、音色を響かせ、その音色特有の光を輝かせる。
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何だか不思議な森。入場料を払って入園するのだけど、かなり雨が降っていたので、道からパチリ。
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つかの間の興味深い美術館訪問だった。
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この旅行記へのコメント (4)
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- お黙り!さん 2022/09/12 08:30:46
- わ~~!良いな!
- マリアンヌさん、おはようございます。
私もゴッホ大好きなんですよね。とても素敵ですね、関西でも開催してほしいな。
大好きな「ローヌ川の星月夜」
私も大好きです。一番好きかも?!
この作品を描いた数日後、ゴッホは自らの体に拳銃を撃つ。
以前の定説では自殺だったけど、最近では泥棒に打たれたみたい、これが一番有力みたいですね。だから、最近は死ぬ直前の絵を違った角度で見るようになりました。
マリー
- マリアンヌさん からの返信 2022/09/12 10:39:47
- RE: わ??!良いな!
- マリーちゃん Ciao☆
マリーちゃんもゴッホ大好きなのね。
色彩画家でもあり、純粋すぎるが故に精神病になって・・・
私、このパターンに惹かれること多いわ。
カミューユ・クローデルとか高村光太郎の妻の千恵子とか・・・
「ローヌ川の星月夜」素敵だよね。
灯りが水辺に揺らいで美しくて悲しい感じ、好きです♪
ムンクの星月夜も好きだわ。
以前の定説では自殺だったけど、最近では泥棒に打たれたみたい、これが一番有力みたいですね。だから、最近は死ぬ直前の絵を違った角度で見るようになりました。
→色々謎に包まれてきたけど、そうなんだ!
何だか儚いねぇ。短い人生で沢山の絵画を残し、生前は理解されなかったけど
今でも世界中の人々に感動をあたえてるってすごいね。
関西でも開催するといいね。
マリアンヌ
- お黙り!さん からの返信 2022/09/13 07:00:24
- RE: RE: わ??!良いな!
> マリーちゃんもゴッホ大好きなのね。
> 色彩画家でもあり、純粋すぎるが故に精神病になって・・・
> 私、このパターンに惹かれること多いわ。
> カミューユ・クローデルとか高村光太郎の妻の千恵子とか・・・
うんうん、わかるわかる。
だいぶん、少女時代・・・・偏ってたのよね(笑)私達!(爆)
> 何だか儚いねぇ。短い人生で沢山の絵画を残し、生前は理解されなかったけど
> 今でも世界中の人々に感動をあたえてるってすごいね。
確か?1枚も売れなかった(1枚はテオが名を伏せて買ったことにしてたみたい)
それって、信じられないよね。不遇というか?なのに、今や落札価格の最高額を連発!
ホンマ、不思議あるあるだね(笑)
私の趣味の物が、死んだ後、値が上がるかな?・・・・マリアンヌさんの趣味の物は皆、高額になりそう。
マリー
- マリアンヌさん からの返信 2022/09/13 11:30:10
- RE: RE: RE: わ??!良いな!
- マリーちゃん私の趣味の物、値が上がりそう(^_-)-☆
私なんてガラクタの山よ(笑)
でもよろしければ東京にいらした際、田舎にアフタヌーンティーにいらしてね♪
マリアンヌ
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