2023/05/01 - 2023/05/04
168位(同エリア721件中)
びびママさん
この旅行記スケジュールを元に
2023年GWは青森県へ。
久しぶりのロングドライブ旅行です。
下北半島の恐山・仏ケ浦・尻屋崎をメインに
数年前に世界遺産登録なった三内丸山遺跡
津軽の映えスポット?鶴の舞橋・高山稲荷神社などなど
青森県をたっぷり周ってきました。
5/1 自宅ー東北自動車道ー青森IC
三内丸山遺跡ー津軽自動車道ー鶴の舞橋
高山稲荷神社ー津軽自動車道ー青森市内
ダイワロイネットホテル青森 泊
5/2 青森駅付近を散策
青森市内ーみちのく有料道路ー大間崎
仏ケ浦
むつグランドホテル斗南温泉 泊
5/3 恐山
尻屋崎
小川原湖
三沢航空科学館
スーパーホテル八戸天然温泉 泊
5/4 種差海岸
ー三陸自動車道ー自宅
合計走行1250kmあまり。
ホテル:5/1 ダイワロイネットホテル青森
朝食付【禁煙】モデレートツイン※2名利用※24平米(ツイン)
\19,344[消費税・サービス料込]
一休から予約
5/2 むつグランドホテル斗南温泉
【むつ湾view】ツインルームCタイプ(禁煙)
広さ:24.1平米。
下北の郷土料理付/会席膳プラン(1泊2食付)
¥36272円(消費税込 39900円)
楽天トラベルから予約
5/3 スーパーホテル八戸天然温泉
【禁煙】スタンダードルーム【150cm幅ダブルベッド1台】
☆天然温泉&焼きたてパン朝食ビュッフェ付
¥29,200円
楽天トラベルから予約
この旅行記は3日目。
むつ市を出発して恐山へ。
数十年前に訪れた霊場を記憶をたどりながら巡ります。
その後尻屋崎へ。
尻屋埼灯台へ登り
野生の寒立馬も遠くに見ることが出来ました。
備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
むつ市から約30分。
恐山へやってきました。
比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれる恐山。地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきました。
恐山菩提寺の創建は862年。慈覚大師円仁が夢のお告げに導かれ、諸国に教えを説いた旅の果てに、この下北の地に「恐山菩提寺」を開山したと伝えられています。
(青森県観光情報サイトから抜粋)
その後1530年に曹洞宗の僧により中興され現在は曹洞宗のお寺となっています。恐山 自然・景勝地
-
むつ市街地から山道を登り
その後下ってのアクセスとなります。
森の中の道から視界が広がって・・・
この宇曾利山湖から流れ出る三途の川を渡ります。 -
外輪山に囲まれた霊場は、外部からは見ることのできない途絶された場所。三途の川にかけられた太鼓橋を渡って霊域に入ると、死後の世界のような風景が広がります。極楽浄土を思わせる美しさの極楽浜、硫黄臭が立ち込める地獄谷、荒涼とした無間地獄、血の池地獄…。賽の河原には亡くなった幼い子供を弔うために両親が積んだ石や、くるくるとまわる風車があり、もの悲しさが漂います。(青森県観光情報サイトから抜粋)
-
広い駐車場があります。
早めの時間(8:00頃)でしたが結構車がいました。
ライダーも多かったです。
霊場恐山
寺名:恐山菩提寺
御本尊:延命地蔵菩薩
開基:慈覚大師円仁
本坊:曹洞宗円通寺
開山期間:5月1日~10月末日
開門時間:6:00~18:00(通常時)
500円をお支払いして入山させて頂きます。
境内の恐山温泉(薬師の湯)への入湯も可能。 -
総門から中へ。
-
恐山奥の院
-
参道。
正面は山門
左手に見えるのが本堂
右手に宿坊と寺務所(ここで御朱印が頂けます)
恐山といえば「イタコの口寄せ」のイメージがとても強いのですが
イタコの皆さんが恐山にいらっしゃるのは春と秋の大祭の時限定のようです。
恐山と「イタコ」は直接的な関係もなく「イタコ」の皆さんは普段はそれぞれの居住地で「口寄せ」をしているそう。
さらにこの「恐山=イタコの口寄せ」というイメージも昭和40年代の「ディスカバージャパン」で全国的に広まった比較的新しいものなんですって・・そうなんだ~。 -
そして山門をくぐり・・正面に地蔵堂。
参道両脇にあるのは恐山温泉(薬師の湯)です。
湯上りスタイルの方もいらっしゃいました。 -
温泉棟。
男湯・女湯分かれていますが・・なかなか野趣あふれる温泉の様相です。 -
地蔵殿
お詣りします。 -
そして霊場である境内を巡ります。
一周3kmほど約40分の参拝コース。
あちこちから噴気があがり荒涼とした風景。
硫黄のにおいもたちこめる不思議な風景。
まさに地獄の風景でしょうか。
決められた場所以外は立ち入らないよう注意書きがありました。 -
不動明王への参道から振り返って・・。
この日は視界が開けていますが
霧が立ち込める日もあります。
そんな日は道がわからなくなってしまいそうです。
数十年前に来た時は雨模様の日で風景がけぶっていたような記憶があります。 -
不動明王
-
周囲は緑の森なのに・・
この境内だけは草木も生えない。
まさに死後の世界をイメージする。 -
無間地獄
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散策路のすぐそばに・・・噴出孔。硫黄が。
-
大師堂。
恐山といえば・・荒涼とした風景に鮮やかないろの風車が周っている風景が印象的。
風車は輪廻の象徴であり
また早くに亡くなった幼子の霊を慰めるものでもありますが
火山ガスが噴出するエリアのためにお線香をたくことが危険なので
その代わりに風車を納める風習になったようです。
なるほど・・。
開山間もないこの時期は風車の数も少なめでした。 -
大師説法の地。
-
大平和観音像。
世界が平和でありますように・・。
本当に切に願います。 -
賽の河原。
幼くして召された子どもたちが毎夜石を積んでは鬼に崩されるという悲しいお話のある賽の河原。 -
その救いの八葉地蔵菩薩像。
穏やかな姿。 -
慈覚大師座禅石。
-
塩屋地獄
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お湯が噴出。
熱湯でした!熱っ! -
血の池地獄。
池の藻が時期によって赤くなるみたい。 -
八角円堂
中は亡くなった人の衣服などが供養のため納められていました。 -
そして極楽浜へ。
-
この日は雲が多めでしたので
ブルーの水面は見られませんでしたが・・・
角度によってはこの色です。
白い砂浜とあいまって南国の海のよう。 -
極楽浜と感じた理由がわかります。
ここで亡くなった方の名前を呼ぶと想いが届くそう。
父と義母と・・そして友人の名前を呼びました。
心が落ち着く不思議な感覚。
いつかまた会えるね! -
湖畔には東日本大震災供養塔。
多くの方がここで想う人の名前を呼んだのでしょう。 -
「死ねばお山さいぐ」・・・。
-
ぐるっと周回して本堂方面へ戻ります。
重罪地獄 -
金堀地獄
俗世の煩悩に満ちた地獄が点在します。 -
五智如来
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五智如来がある小高い場所からの極楽浜・宇曾利湖の風景。
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延命地蔵尊
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修羅王地獄
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イチオシ
ここもまた・・・
「死ねばお山さいぐ」・・・風景。 -
お詣り前にお預けしていた御朱印を頂きました。
ありがとうございました。 -
再び三途の川を渡り・・現世に戻ります。
-
三途の川にかかる太鼓橋は現在修復中でした。
-
三途の川のたもとには
奪衣婆と懸衣翁が。
そして恐山を後に尻屋崎へ向かいます。
ここでなぜかナビがおかしくなってしまいました。
GPSで現在地情報が取れなくなった模様。
尻屋崎に到着するまでナビがぐるぐる回っていました。
(尻屋崎以降は無事復活)
ブラタモリでお寺の方が「ここ(恐山)ではPCがすぐダメになっちゃうんですよ~」とおっしゃっていましたが
その影響かな?
そういえば・・以前(数十年前)には車がパンクしたな~。
恐山・・不可思議スポット・・。 -
幸いなことにむつ市から尻屋崎まではほぼ一本道。
ナビがなくても無事到着。
恐山から約1時間で尻屋埼灯台が見えてきました。尻屋崎 自然・景勝地
-
津軽海峡と太平洋が交わる尻屋崎沖は、海上交通の要衝として、また、豊かな漁場として、昔から非常に重要な地点でした。
しかしながら、この地特有の濃霧が多く発生し、また、海面下には岩礁が広がるため、”難波岬”や”船の墓場”といった別名でも知られました。
その尻屋崎に明治9年に東北初の洋式灯台として点灯した尻屋埼灯台には、国内最大級の「2等フレネルレンズ」が高さ約33mの灯篭に設置され、灯台を支えるレンガ造りは「2重らせん構造」という特有のものでした。
また、日本初の霧鐘や霧笛が設置され、電気式灯台としての運用も日本初でした。
(東通村HPより抜粋)
白亜の美しい姿。尻屋埼灯台 名所・史跡
-
ここは「のぼれる灯台」16のひとつ。
平成30年からのぼれるようになりました。 -
参観寄付金300円をお支払いして中へ。
レンガ造りとしては日本一の高さの灯台。
螺旋階段を登ります。階段は128段。 -
最上部まで到達!
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上からの太平洋の風景。
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北のオホーツク高気圧の影響を受け夏でも晴天の日は少ない地域です。
この日も風は冷たく寒かったです。
海の向こうに見えるのは北海道。 -
階段の途中二重レンガ積みになっている様子も見ることが出来ました。
-
明治9年に設置された当時を留める姿です。
太平洋戦争時には米軍の攻撃を受け損傷しました。
その後破損しているにも関わらず灯火がともり漁船の航行を助けたという怪火伝説も残っているとか・・。 -
本州の北東端。厳しい気候でも春にはこんな可愛いお花が咲いてる。
-
たくましいな~。
可憐な姿。 -
尻屋崎周辺は野生馬「寒立馬」の生息地としても知られています。
冬季12月から3月は「アタカ」という越冬放牧地で厳しい冬を越え
暖かくなると放牧されるということですが・・・。
この周辺はお馬さんの姿は見えませんね。 -
尻屋崎のゲート近くに放牧される姿を見ることが出来ました。
尻屋崎 寒立馬 自然・景勝地
-
ビジターハウス近くではお馬さんがすぐそこに。
日本在来種の南部馬を祖先に持ちこの土地の自然放牧に順応した寒立馬。
太い脚がとてもたくましい。
訪れる方とお馬さんの間にトラブルがいくつか発生して
現在はいろいろ制限がかかっているみたい。
あくまでも野生の姿そのままに守ってあげたいです。
尻屋崎を後に南下して八戸に向かいます。
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