読み直そう三浦綾子記念館・井上靖・アイヌ記念館・成吉思汗大黒屋＊マイルでガーデン街道を巡るひとり旅　旭川・美瑛・富良野編３泊4日⑦３日目午後

2023/06/15 - 2023/06/15

去年は7月に行った旭川の思い出が素晴らしすぎて、今年は１か月前倒しして早めに予約して行ってみました。
レンタカーを借りてガーデン街道、あとは気の向くまま廻りました。

初日は土砂降りの雨でしたが、おかげで美瑛の絶品フレンチのランチ、足を延ばして南富良野の鉄道員のロケ地
ふらっと立ち寄った　三浦綾子記念館も素晴らしく、旭川の旅また行きたくなりました。

１日目・・・旭川空港でパジェットレンタカーを借りる
　　　　　　美瑛のフレンチ　アスベルジュで絶品ランチ
　　　　　　南富良野　幾寅駅　鉄道員のロケセット　　　　　　　富良野リゾートホテル　エーデルヴェルメ泊

２日目・・・風のガーデン　　
　　　　　　麓郷　五郎の家　
　　　　　　フラノマルシェ　
　　　　　　フラワーガーデン上富良野
　　　　　　深山峠　四季彩の丘　三愛の丘　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　自由軒の五郎セット　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　レンタカー返却　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＪＲイン旭川　泊

３日目・・・駅レンタカーでレンタカー借りる
　　　　　　大雪森のガーデン　
　　　　　　上野ファーム　
　　　　　　井上靖記念館　　川村カ子トアイヌ記念館
　　　　　　三浦綾子記念文学館
　　　　　　レンタカー返却
　　　　　　成吉思汗　大黒屋

４日目・・・彩都ガーデン　
　　　　　　旭川空港から帰途へ

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

上野ファームから旭川市内に向かい、午後まだ時間があったので、記念館巡りをしてみました。

旭川市井上靖記念館 美術館・博物館

井上靖記念館
この時期、企画展　井上靖の描いた戦国武将　展示されていました。

撮影不可でしたが、旧井上邸の書斎、応接間も忠実に残されていて、収集された調度品の数々も観ることができます。

自筆からお人柄が偲ばれます。

立派な記念館で、井上氏の生涯などとともに

昔の旭川の町の様子も知ることができました。
今は歩行者天国になっている、買い物広場も、昔はこんな風景だったそう

旭川は、軍医であったお父様の仕事の関係で住んでいたのですが、その思い出なども語られています。

旭川の思い出として印象に残ってる風景

この家で生まれたんだそう

父母の出身地は静岡伊豆
父母が韓国で従軍の為、祖母に育てられたんだそう。

旭川についてなど

代表作が並んでます。しろばんば・・は、感想文書かされた思い出があります。

そのすぐそばに白亜の大きな建物・・なんだろね?と行ってみました。

(・_・D フムフム　立派な建物だと思ったら、重要文化財に指定されているのですね。

少し車で走って、川村カ子トアイヌ記念館へ

川村カ子トアイヌ記念舘 美術館・博物館

アイヌ民族の川村家は数百年前まではオホーツク海に面した地域に暮らしていたそうで、10代前の祖先が将来を案じ、11人いた娘を川沿いのコタンに一人ずつ嫁がせ、子孫の繁栄をはかり、最後の娘が旭川に定住して、川村家の元となったんだそうで・・
・・・川沿いのアイヌの人たちは、ほとんど血縁者って事なんでしょうか・・
くらしやいのり・・など・・アイヌの文化を知ることができました。

そして・・川を越えて三浦綾子記念文学館に行く途中・・
ドライブ旅では恒例になってる、地元スーパーと道の駅に寄ってみまして、何か珍しいものはないかな・・と・・

お魚・・は違いますよね・・かすべ・・北海道に生息するエイの一種・・お安い

ほっけ・・最近は、ホッケが小降りになってるって聞きますが・・ここでも、小振り

味付けジンギスカンコーナーが凄い。

お手頃価格だし、種類が沢山あり過ぎるほど・・ここからお土産に送ったほうが良さそうな・・

へぇ~っ、そうなんだ~

このパン、凄くないですか~素晴らしいコスパ・・さすが、北海道~スケールが違う。

お隣の　道の駅　にも寄ってみましょ

道の駅 あさひかわ 道の駅

旭川ラーメンがずらっ~と並んでいます。

充実のお土産売り場

インスタントの旭川ラーメンも充実

またある・・ラーメン

お蕎麦も・・この後、こんなにお蕎麦を観ることがなく、ここで買っとけばよかったと反省・・

地元お菓子もバラ売りがあってうれしい

この　かりんとう　のようなドーナツが美味なんですよね~私的には

これ、富良野、美瑛でも見かけましたが、摘果したメロンなんだそう。
キュウリの扱いで食べるんだそう・・びっくり~
摘果メロンどんななんだろ・・なかなか食べる機会はないので後ろ髪惹かれるけど・・次・・

三浦綾子記念文学館へ

三浦綾子記念文学館 美術館・博物館

五時までなんですが、着いたのは四時ごろ・・
軽く訪れたんですが、とても充実した記念館で、一時間の滞在じゃ足りません。
半日いても良いくらいの場所でした。

大きな木々に囲まれて、白い花が咲いていました。

カフェもあって、テラス席も記念館前にありました。

文学館らしいメニューで、ここでランチも気持ちよさそうです。

オリジナル　マグカップ

のどが渇いたので、飲み物だけいただこうと・・
珍しい　種類豊富な　甘酒がありました。
とても優しいお味の甘酒でした。

文学館はいろんな角度から紹介されているのですが、
旭川在住で文筆活動を続けた　書斎がそのままに残されています。

お体が不自由になった三浦さん、後半の文筆活動はご主人が口述を　書き写すスタイルで、二人三脚で本を一つずつ完成させていったんだそうで、とても仲の良いご夫婦だったようです。

原点は　氷点
読んだこともあるし、ドラマ化されたのを見た記憶もありますが、内容が、不倫の話だったりで、なんだかな~って印象だったりしたのですが・・
その後の文筆活動などで、三浦作品には惹かれます。

代表作の氷点の作品紹介

あらすじ

氷点が、どうやって生まれたんだか・・知りませんでした。
三浦さんは主婦で、雑貨店を開いたりする普通の方だったのが、懸賞に応募したところ当選、それがブームとなり、その後の文学活動が始まったんだそう。

手書きのものも残されていたり

年表があったり

不通の主婦だったんですね~

青天の霹靂って言える、人生が変わった懸賞作品　の　氷点

自筆のノート

お子さんがいらっしゃらず、体が不自由になって、御主人が代筆して、一冊ずつ完成させ、完成するたびに子供ができましたね・・ってご主人に感謝する綾子さん・・のお人柄・・素晴らしい方だったんだと改めて感じました。

氷点を始め、三浦作品が並んでいます。

今の時代、こういう風景が基調に思えてきます。

氷点のストーリー自体は、一見かなり耳をふさぎたくなるような、ゴシップ性のあるような・・以前はそういうイメージだったのですが、読み直してみたくなりました。

そののちの三浦さんの作品の根源を知って、改めてその素晴らしさを認識します、この文学館では。

生涯旭川に暮らし、塩狩峠には旧自宅も残されているようです。

昔の本は綺麗ですね、ストーリー性が前面に出てて。

美術館の絵を見ているようです。

知れば知るほど、興味をひかれます。

全国でもまれなも民節民営の文学館として開設されたそう。

昔の人には、人それぞれストーリーがあるものだ・・と・・激動の人生を知ることができます。

ご主人と、生涯二人三脚で信頼し合ってるなんて、素敵すぎるご夫婦です。

ご主人への感謝の書を見ると、感動します。

今の時代、こういう心で過ごしてる夫婦が存在するかな・・
苦労を共にしてきたからこその思いってあるんでしょうね~

達筆でいらっしゃるお二人して

三浦綾子の性善説のような作風と・・方や・・など・・
昭和の文学は偉大です。

ここで本を読んでも良いって・・ゆったりしすぎな文学館・・居心地良さそうなスペースでした。

戦争を起こさないための本・・じっくり読みたいかも・・
子供たちに読んでほしい・・

緑に囲まれながらのスペースも居心地良さそう

終生旭川に暮らした三浦さんにとっての海

そうなんですね・・そうですね・・

二階から一階への　緑を見通せるステンドグラスも素敵でした。

理想的なお姿のご夫婦

この記念館に一時間しかいることができませんでしたが・・

出てきたときには、清々しい気持ちになってるんです。

不思議な記念館です。

次回は、ここでゆっくり過ごしたいな・・と・・閉館時間になったので・・後にして・・

レンタカーも返し、駅で・・
夕飯へ・・ジンギスカンで有名な　大黒屋さんへ

成吉思汗 大黒屋 グルメ・レストラン

ここも二度目なので、勝手知ったる・・かなり混むので、この日は早めに

頑張ってみよ・・セットを注文して

最初だけ焼き方教えてもらって・・

ジンギスカンと思えないお肉ですよね・・

旬のアスパラも下さい~~ジューシー美味です。

オリジナルのスパイス

ぼちぼち焼いて・・

油断すると焦げる勢いで、あっという間に、ごちそうさまでした~

ホテルに戻る頃は・・まだ夕日・・
意外と、旭川の日暮れもこの時期遅いのだね・・・で・・三日目終了~です。
⑧につづく