2023/06/09 - 2023/06/09
53位(同エリア125件中)
ツクヨミさん
北海道置戸(おけと)町を探索してきました。
置戸町は人口約2,600人。
主な産業としては農業、林業、酪農。
北海道ですが内陸に位置しており猛暑日になるほど夏は暑く冬は−20℃を下回る寒い気候。
町名の由来はアイヌ語で「オケトゥウンナイ」
それでは出発しましょう!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
人生初、置戸町に入ってきました。
見るもの全てが初めての町は胸が高まります。
どんな町なんでしょう。
カントリーサインを見ると、置戸町の特徴は森林と川か湖、木芸品でしょうか。 -
林業が盛んな置戸町。
早速幹線道路沿いには木の香りが漂い製材会社がちらほら見受けられます。 -
長時間の車の運転となりましたので「南が丘公園」で休憩です。
南ヶ丘公園 公園・植物園
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周りは木々に囲まれた公園です。
森林浴に最適ですね。 -
公園内の一角にある歌碑です。
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美味しい空気をたくさん吸い込んで本格的に探索していきます。
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町の中心部、旧国鉄池北線(ふるさと銀河線)置戸駅です。
現在はバスターミナル、そして2階は美術館となっています。 -
駅前の様子です。
人通りは無く寂しい感じは否めませんが綺麗な雰囲気の町並みです。 -
駅前の噴水です。
どこか芸術的な雰囲気もする駅前です。 -
駅舎に入りました。
今回の旅行記タイトルはこちらのポスターから引用させていただきました。
かっこいい鳥です。
この町のどこかにいるのでしょうか。 -
駅舎の2階は絵画館となっています。
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ちょうど木原和敏特別展が開かれていました。
これはラッキー。 -
絵心も無く木原和敏氏も分からない私でしたが、写真と見間違えるほどリアルな描写の絵にしばし目を奪われました。
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後に知ることになりますが有名な画家さんで思いがけず置戸で素敵な絵を鑑賞できて良かったです。
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入館料は無料です。
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他のスペースでも数々の絵画を鑑賞できます。
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旧駅舎の裏側に廻ってみました。
ホームがあった場所になるのでしょうか。
線路が見えますね。 -
置戸町のお祭りで行われる「人間ばん馬」の石碑。
地元産の丸太を綱引きのように引っ張るんですね。
林業が盛んな置戸町ならではの行事でしょう。第56回おけと夏まつり 第46回人間ばん馬大会 祭り・イベント
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それにしても豪快で強靭な漢達をよく表現しています。
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ここ置戸町は尾崎紅葉の名著「金色夜叉」の続編、紅葉は未完で死去したため作者は長田幹彦の「続 金色夜叉」の舞台となっています。
恥ずかしながら未読ですがここを訪れたからには一読しようと思います。 -
この立派な松も作品に登場するようです。
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「置戸町郷土資料室」です。
こちらは毎週火曜日と第一、第三土曜日のみ開館という開かれている方が珍しい資料室。
見学することはできませんでした。 -
木工品を展示販売している「オケクラフトセンター」にやってきました。
オケクラフトセンター森林工芸館 名所・史跡
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見るからに精巧で上質な品物だと分かります。
その分、スプーン1つ2,000円からみたいな設定となっておりますが、一生物になるような製品が揃っています。 -
撮影は控えましたが職人さんが作製している様子も見学できます。
真剣に丁寧な仕事をしている姿を見て仕上がりに納得しました。 -
町内を流れる一級河川「常呂川」です。
水源の大雪山系に近いためか急流な印象です。 -
安住地区にある石碑3本セット。
置戸町にも古代から人々の営みがあり、開拓の歴史があります。
整備されてないのは残念でしたが雰囲気だけ感じ取ってきました。 -
温泉施設「勝山温泉 ゆぅゆ」です。
おけと勝山温泉ゆぅゆ 温泉
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宿泊と日帰り温泉が楽しめる施設で入浴料500円と非常に良心的です。
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ここにあのポスターの鳥のオブジェがありました。
「シロハヤブサ」という冬鳥です。
ハヤブサの中でも最大の大きさを誇り珍しい鳥のようです。 -
どういった作りになっているのかとてもインパクトのあるオブジェで見栄えします。
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続いて景勝地「鹿の子沢」にやってきました。
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なにやら見るべきポイントがたくさんありそうです。
滝や奇岩、三本桂に展望台とフルコースですね。 -
それでは沢に入って行きましょう。
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早速お目見えしてくれたのが「虹の滝」
虹の滝 自然・景勝地
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条件が揃うと虹が見られることから「虹の滝」と名付けられたようですが、あいにく虹は見られませんでした。
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「虹の滝」から少し歩くと「三本桂の後継樹」があります。
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後継樹ということは元祖があるのでしょう。
なかなかダイナミックです。 -
ほどなく歩くとありました、元祖「三本桂」
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スケールの大きな桂木三本。
こちらもダイナミックです。 -
続いて現れたのは巨大な岩が折り重なった「忍び岩」
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この隙間の奥は広い空間があるようです。
人々が出入りしていたのでしょうか。 -
巨大な一枚岩が現れました。
途方もない時間を掛けて地層を形成しているのでしょう。 -
色味がかった岩もありました。
この「鹿の沢」非常に悪道な登山道で体力を削られます。 -
足を取られると滑落の恐れも高いです。
軽装で気軽にフラっと立ち寄るような場所ではなかったかもしれません。
お子様連れやご高齢の方にはおすすめできないです。 -
私も最後の力を振り絞り「糸ひき滝」まで登ってきました。
糸を引くような水量の少ない滝です。
私も滝のような汗をかいてしまっています。 -
私の体力気力もここまででした。
この先展望台などありますが身の安全のため引き返します。
熊など野生動物も出現しそうな雰囲気です。 -
下山途中の「虹の滝」
やっぱり虹は見られませんでした。。。 -
町の西側にある「鹿ノ子ダム」
ダムの堰き止めによる人造湖「おけと湖」の水を利用しています。 -
人造湖の「おけと湖」
周囲は15kmほど。
紅葉の時期は綺麗に見えるでしょう。 -
静かな森林地帯に突如出現する綺麗なダムです。
-
ダムの建設により埋もれた集落があったようです。
ふるさとがダムに埋もれるのはやはり悲しいですね。 -
ちょうど放水の様子も見ることができました。
すごい勢いで迫力がありました。 -
置戸町最後の訪問地となりました。
「お金の博物館」
個人収集家である主人が自らのコレクションを見せていただける博物館です。 -
館内は国別、時代別に硬貨、紙幣と膨大なコレクションに驚かされます。
主人である細川氏直々にに案内、説明していただき歴史、文化など興味深い話を伺うことができました。 -
個人で収集されたとは驚きのボリュームです。
小一時間、歴史談義をさせていただき感謝しております。
入館料は500円。
ここはとてもおすすめな博物館です。
後に知りましたが、細川氏は駅舎の美術館の手配もしており町の有力者なのでしょう。 -
100,000,000,000,000ジンバブエドル札。
100兆です。
他にも珍しい貨幣が盛り沢山です。 -
わずか人口2,600人ほどの森林地帯に位置する置戸町ですが、木を生かした木工製品や行事など木々と共に生活している地元の方々と触れ合うこともでき、とても好きな町になりました。
駅舎では素敵な絵画を鑑賞でき、きめ細かい木工製品の数々、鹿の子沢では痛い目に合いましたが絶景を見ることができ、お金の博物館では主人と有意義なお話をさせていただき、大満足の旅となりました。
ありがとう置戸町!
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