2024 3月 18きっぷ 北海道一周 (４)

2024/03/26 - 2024/03/26

第２日目 後半　2024年3月26日(火)【富良野線・石北本線】
＝旭川＝美瑛＝旭川＝遠軽＝北見　泊

2024年3月25日(月)～30日(土) 青春18きっぷを利用して鉄道ひとり旅６日間。念願の北海道一周。海外旅行から帰って来て中10日でまた大きな旅行ですが、計画はこちらの方が先でした。思えば決定までに６パターンもプランを変えてきた渾身の旅程です。
①伊丹空港＝＝新千歳空港＝札幌＝大通バスターミナル＝＝稚内　泊
②稚内＝名寄＝旭川＝美瑛＝旭川＝北見　泊
③北見＝網走＝北釧路＝根室＝釧路　泊
④釧路＝新得＝北鹿越＝富良野＝美瑛＝富良野＝滝川＝岩見沢　泊
⑤岩見沢＝苫小牧＝鵡川＝苫小牧＝室蘭＝母恋＝東室蘭＝長万部＝函館　泊
⑥谷地頭＝函館＝長万部＝倶知安＝小樽＝銭函＝札幌＝新千歳空港＝＝関西空港

エリア 北見(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

11:28に旭川到着の名寄発宗谷本線普通列車キハ54。
この後は、12:30発の富良野行きに乗る予定でした。が「11:37発の富良野行きをご利用のお客様はお急ぎください…」と放送が言うので、一応行ってみたら…、

旭川駅 駅

なんか乗れてしまいました(笑)、これで「美瑛」まで行きます。
旭川着後は留萌本線の生き残り「深川石狩沼田間」に乗る、というプランもありましたが、それだと富良野線に乗れなくて。

一方、３日目に根室まで行くには、この２日目を北見か網走に泊まらねばなりません。すると、14:40旭川発の「特別快速きたみ」を利用するしかないのです。本数が少ない石北本線では北見が遠い…。

12:07「美瑛駅」到着。４日目に新得から富良野に来た際に〈富良野美瑛〉往復が可能でなので、２日目に〈旭川美瑛〉を往復しておくという、分割往復プランにしたのです。美瑛まで行って戻ってきても、14:40にはじゅうぶん間に合います。

ハイライトが明るくとんでしまいましたが、とても美しい雪山が正面に並んでいました。

石造りの上品な駅舎の全景。1991年夏にオートバイで来た時は、すでにこの駅舎でした。

美瑛駅 駅

すぐに旭川へ戻るので駅からは離れられません。跨線橋からの眺め。

４日目に来た時は、トンボ返りまで26分あります。

この角度がきれいでした。

きました。富良野から来た旭川行きです。

12:25発で、13:01に旭川到着。１本あとのでも大丈夫ですが、早めに戻って旭川駅をゆっくり見てみたいです。

12:33「千代ヶ岡駅」

12:37、この白と茶色のしましま。早春の風景として素晴らしいと思います。

バームクーヘンとかミルフィーユとか…では月並み。

旭川駅がもうすぐそこに。

13:01「旭川駅」到着。14:40までゆっくりできます。

旭川駅 駅

初めて下ります。

おおー、きれい。

顔出しパネルあり。

雪が積もってる方に出て見ました。アジア系の若い外国人たちが雪合戦してました、雪が珍しいんですね。

不思議なモニュメントあり。

隣接すつイオンのフードコートでラーメンいただきました。美味しかったです。

らーめん えぞふくろう イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン

大きなイオンモール。買い物する時間も必要もなかったので外観のみ。

イオンモール旭川駅前 ショッピングモール

同じ所から駅をクローズアップ。

同じ所から駅と反対側の通りを。

今度はイオンと反対側の東改札口へ。こんなパネルもありますよ。

観光案内所あり。名産品を集めたショップ街にもなっています。

東改札口。西側より人が少なくて落ち着いた感じでした。

改札内に行って中２階から見た東改札口。

同じ所から見たイオン側の西改札口。

14:16、ホームに上がりました。富良野線にはあんなカラーの車両もあるんですね。

14:20、入線してきました。さっきと同じ型の車両です。

「特別快速きたみ」と名が付いてるのでちょっと期待してたのですが、２両編成になっただけでした。

14:40発車。北見には18:01到着。３時間超ですがもう慣れっこ。

高架部分は眺めがきいていいですね。

大雪山…で合ってますか。一番高かったところが撮れたと思います。

「新旭川駅」、おととしのレンタカー旅で立ち寄りました。大きめの木造駅舎でデザインも良かった。

新旭川駅 駅

14:59「桜岡駅」、旭川市街の端っこあたりか。

15:11、ダム・堰・水門などのどれか。石狩川に沿って線路は続きます。

15:14「愛別駅」、跨線橋の向こうの冬山が美しかった。

愛別駅 駅

またもや「●別」地名ですね。愛別とはなんとも演歌ふう…。むかしドラマかなんかの設定で「悲別駅」というのありましたが、実在しても全然おかしくない。

石狩川を遡上してゆく列車。

山々もぐんと近くなってきます。

15:32「上川駅」、石北本線の主要駅。上川郡上川町。
北海道内の「支庁」は「振興局」と名前が変わっていたんですね、今回知りました。

で、上川支庁の「上川」がここ。旭川を中心に富良野から音威子府までの道央の広範囲の地域名がなぜ、この小さな町上川なのだろうか。

調べると、明治初頭に「川上にある集落」的なアイヌ語の意訳で命名されたそうです。旭川の町ができる前のことですね。確かに石狩川の上流。

この駅の特色、アーチ形をしたまっ白いホーム屋根の柱が、たったこれだけしか撮れなかったのが残念。

上川駅 駅

15:49、線路が二股になっていたら駅、もしくは駅があった痕跡を表します。廃駅はおおむね信号所になります。

上川を出て15分弱、手持ちの資料「路線別地図帳(朝日新聞出版 2012)」によると「旧中越駅」だと思われます。廃駅としては立派な残りっぷり。

石狩川本流を離れ、大雪山系の北麓を東進しています。

15:58「旧上越駅」、縦書きの白い看板に「石狩北見国境標高六三四米上越駅」とありました。

ほどなく石北トンネル。これで北見峠を越えます。

16:06「旧奥白滝駅」、電話ボックス跡もあり。

16:12、赤い看板に「合気道ゆかりの地」とありました。

16:15「白滝駅」、とてもかわいらしい駅舎。秘境ムードたっぷりだったので妙にほっとしたした。

てっぺんには風見鶏、もっとＰＲされていい駅。

白滝駅 駅

16:26「旧下白滝駅」。かつて「旧白滝駅」というのもあって白滝が付く駅がいっぱいあったんですね。さっきの白滝駅のみ。

あいかわらずの雪原車窓。

かわいい看板あり。一般の家屋なのかな。

16:37「丸瀬布駅」、ここも立派な駅舎。特急も止まるのに無人駅。

16:52、調べると「湧別川ダム」

17:00「遠軽駅」石北本線の中間基幹駅のひとつ。

この行き止まりの先に、かつて「名寄本線」が通じていました。もっと早くに来たかった。仕事も家庭もあったので、こんな気楽な旅なんかできっこなかったけど…(遠い目)。

遠軽駅 駅

おととしのレンタカー旅行でも来ています。正面にじつにかわいらしい階段絵があるので、ぜひいらしてください。

17:13「安国駅」そろそろ日没が気になってきます。

17:23「生田原駅」、オホーツク文学館あり。そう言えば、「網走支庁」は「オホーツク振興局」と名を変えたんですね。

２両編成でもワンマン運行。乗ってくる人も降りていく人もあまりなくて、いたって静かな最前部。

17:31「常紋トンネル」、悲しく怖ろしい建設当時の話で有名…合掌。

おしめめしべの「蘂」という難しい漢字。よく見たら、くさかんむりと木の間に心が三つだけじゃん…学習。

17:42、その「留辺蘂駅」

すでに北見市内です、乗って来る人もありました。

留辺蘂駅 駅

通勤通学の便のために、北見西留辺蘂間の列車もあるようです。

17:53「相内(あいのない)駅」、あのＣＭを思い出してしまいます。

17:57「東相内駅」、日没。

18:01、終点「北見駅」到着。

北見駅 駅

石北本線完全乗車！…と思ったら、網走まで石北本線でした。

跨線橋を渡り駅舎へ。

駅ナカの様子。

改札口まわり。

「四季彩館」あり。ＪＲ北海道が運営する駅コンビニ…かな。

「ロコソラーレ」の北見ですねぇ。

駅前の様子。高層のチェーンホテルもちゃんとあります。

駅舎全景…とまではいきません。明朝撮りましょう。

こちらが利用する「北見第一ホテル」、国道から一筋入っただけの超好立地で、なんと3657円で予約できました。

北見第一ホテル 宿・ホテル

18:30、客室到着。やや狭めですが機能的で必要十分です。

バストイレまわり。リュックおろして、近くのコンビニへ買い出しに。

徒歩１分のローソンへ。そこからの眺め。

まだ６時台なのにひっそり。

駅は実際の街の中心地から離れている、というあるある、なのかもしれません。

客室からの眺め。明朝は少し遅めの出発なので早朝散策といきましょう。どうせ早く目が覚めるのです。

第３日目につづく・・・