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広大な面積の現北見市は平成の大合併時に常呂町、端野町、留辺蘂町を取り込み北海道で1番、全国でも4番目に大きい地方自治体となっています。<br />今回は合併前の旧北見市にスポットを当て探索してきました。<br />人口は約11万2500人とオホーツク圏で唯一の10万人都市。<br />2位の網走市が約35000人となっており、まさにオホーツク圏の中核を担う都市でしょう。<br />市名の由来は探検家松浦武四郎が命名した「北見国」から。<br />旅行記を綴るようになって初めての都会、どんな街なのでしょうか。

オホーツク圏の中核都市 北海道北見市(旧北見市)を深堀り 定番から穴場まで

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2023/05/02 - 2023/05/02

77位(同エリア125件中)

旅行記グループ オホーツク

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ツクヨミ

ツクヨミさん

広大な面積の現北見市は平成の大合併時に常呂町、端野町、留辺蘂町を取り込み北海道で1番、全国でも4番目に大きい地方自治体となっています。
今回は合併前の旧北見市にスポットを当て探索してきました。
人口は約11万2500人とオホーツク圏で唯一の10万人都市。
2位の網走市が約35000人となっており、まさにオホーツク圏の中核を担う都市でしょう。
市名の由来は探検家松浦武四郎が命名した「北見国」から。
旅行記を綴るようになって初めての都会、どんな街なのでしょうか。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
グルメ
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • ご覧のように現北見市の中心部が旧北見市のエリアとなります。<br />主な産業は商工業、サービス業。<br />観光地としては有名ではありませんが、かつてはハッカの生産量世界シェア7割を占めたといいます。<br />現北見市は玉ねぎの生産量が堂々全国1位。

    ご覧のように現北見市の中心部が旧北見市のエリアとなります。
    主な産業は商工業、サービス業。
    観光地としては有名ではありませんが、かつてはハッカの生産量世界シェア7割を占めたといいます。
    現北見市は玉ねぎの生産量が堂々全国1位。

  • まずはそのハッカで財を成したお屋敷があると聞いてやってきたのは「仁頃ハッカ公園」

    まずはそのハッカで財を成したお屋敷があると聞いてやってきたのは「仁頃ハッカ公園」

  • 確かに立派なお屋敷です。<br />世界生産量の7割とは驚きです。

    確かに立派なお屋敷です。
    世界生産量の7割とは驚きです。

  • 公園内には湧水が。<br />一口飲んでみました。<br />冷たくて臭いもなく美味しいお水でした。

    公園内には湧水が。
    一口飲んでみました。
    冷たくて臭いもなく美味しいお水でした。

  • お屋敷の中にも入ることができました。<br />当時の人々の暮らし振りが分かります。

    お屋敷の中にも入ることができました。
    当時の人々の暮らし振りが分かります。

  • 当時の盛況振りはすでに周辺からは感じられませんが世界の7割の7割をこの仁頃地区で生産されていたとのこと。<br />成金も多く出現したのでしょうね。

    当時の盛況振りはすでに周辺からは感じられませんが世界の7割の7割をこの仁頃地区で生産されていたとのこと。
    成金も多く出現したのでしょうね。

  • お次は日本最北の蓮池であるという「鏡沼」です。<br />見頃はまだまだのようですね。<br />池には何もなく人もいませんでした。

    お次は日本最北の蓮池であるという「鏡沼」です。
    見頃はまだまだのようですね。
    池には何もなく人もいませんでした。

  • 北見駅の東隣の駅、JR石北本線柏陽駅です。<br />市街地に入って来ましたので、高架駅舎となっておりました。<br />近くには北見柏陽高校があり学生さんの利用が多いのでしょう。

    北見駅の東隣の駅、JR石北本線柏陽駅です。
    市街地に入って来ましたので、高架駅舎となっておりました。
    近くには北見柏陽高校があり学生さんの利用が多いのでしょう。

  • 続きましては複合文化施設「北網圏北見文化センター」にやってきました。

    続きましては複合文化施設「北網圏北見文化センター」にやってきました。

  • なかなか立派な外観で期待感も高まります。

    なかなか立派な外観で期待感も高まります。

  • 入館自体は無料のようですが博物館、美術館、科学館、プラネタリウムに入る場合は有料です。<br />博物館には北見で発掘された恐竜の化石から縄文時代、開拓を経て現在に至るまで北見の歴史がコンパクトにまとめられており分かりやすく学べることができます。

    入館自体は無料のようですが博物館、美術館、科学館、プラネタリウムに入る場合は有料です。
    博物館には北見で発掘された恐竜の化石から縄文時代、開拓を経て現在に至るまで北見の歴史がコンパクトにまとめられており分かりやすく学べることができます。

  • こちらは科学館。<br />子供も大人も楽しめる実験や体験型の乗り物などがあります。<br />しばし夢中になってしまいました…

    こちらは科学館。
    子供も大人も楽しめる実験や体験型の乗り物などがあります。
    しばし夢中になってしまいました…

  • 美術館も併設されております。<br />絵心の無い私には解説できませんが北見周辺の景色の絵などが多く鑑賞できます。

    美術館も併設されております。
    絵心の無い私には解説できませんが北見周辺の景色の絵などが多く鑑賞できます。

  • JR石北本線北見駅。<br />街の規模にしては小さな駅舎ですね。<br />市民の方もあまり利用しないのでしょう。

    JR石北本線北見駅。
    街の規模にしては小さな駅舎ですね。
    市民の方もあまり利用しないのでしょう。

  • 駅前の様子です。<br />ホテルや商業ビルが立ち並びそこそこの都会感を感じます。

    駅前の様子です。
    ホテルや商業ビルが立ち並びそこそこの都会感を感じます。

  • 町並みは高層ビルが立ち並ぶといった感じではなく国道39号線や幹線道路沿いに大型商業施設がひしめき合うような感じです。<br />巨大なイオン中にはオホーツク圏唯一でしょうか映画館がありました。

    町並みは高層ビルが立ち並ぶといった感じではなく国道39号線や幹線道路沿いに大型商業施設がひしめき合うような感じです。
    巨大なイオン中にはオホーツク圏唯一でしょうか映画館がありました。

  • スタバもありました。

    スタバもありました。

  • 市街地の真ん中にひっそりと佇む「ピアソン記念館」です。

    市街地の真ん中にひっそりと佇む「ピアソン記念館」です。

  • こちらのピアソン夫婦、開拓時の北見で布教活動の傍ら地域活動にも力を注いだアメリカ人です。

    こちらのピアソン夫婦、開拓時の北見で布教活動の傍ら地域活動にも力を注いだアメリカ人です。

  • 今から100年以上も前に異国の地である日本、まして未開の地であった北海道を中心に活動されていたんですね。<br />当時の娼婦問題、アイヌ人や囚人の強制労働など人権問題にも積極的に関わったそうです。

    今から100年以上も前に異国の地である日本、まして未開の地であった北海道を中心に活動されていたんですね。
    当時の娼婦問題、アイヌ人や囚人の強制労働など人権問題にも積極的に関わったそうです。

  • 内部は観覧無料となっておりピアソン夫婦の活動の様子や地域住民との交流の資料が閲覧できます。

    内部は観覧無料となっておりピアソン夫婦の活動の様子や地域住民との交流の資料が閲覧できます。

  • 開拓当初にやってきて名を残す成果を成し遂げた素晴らしい夫婦ですね。<br />北見市はピアソン夫婦ゆかりのアメリカの町と友好都市関係にあるようです。<br />後世にも想いは引き継がれているのでしょう。

    開拓当初にやってきて名を残す成果を成し遂げた素晴らしい夫婦ですね。
    北見市はピアソン夫婦ゆかりのアメリカの町と友好都市関係にあるようです。
    後世にも想いは引き継がれているのでしょう。

  • 建物も洋館で当時から一線を画していたと思います。<br />素敵なお話を伺い知ることができました。

    建物も洋館で当時から一線を画していたと思います。
    素敵なお話を伺い知ることができました。

  • さてさてお昼ごはんです。<br />やってきたのは「びっくりドンキー」<br />田舎に住んでいるのでチェーン店の味も試したくなりました。

    さてさてお昼ごはんです。
    やってきたのは「びっくりドンキー」
    田舎に住んでいるのでチェーン店の味も試したくなりました。

  • コロコロステーキハンバーグセット(ごはん大盛り)<br />2210 円。<br />美味いですがやっぱりそこそこしますね。

    コロコロステーキハンバーグセット(ごはん大盛り)
    2210 円。
    美味いですがやっぱりそこそこしますね。

  • 食後の休憩はこちら「SL広場」<br />昔は北海道のいたるところでSL機関車が活躍していたんでしょうね。<br />今はこういった場所でしかほとんど勇姿を見ることができませんね。

    食後の休憩はこちら「SL広場」
    昔は北海道のいたるところでSL機関車が活躍していたんでしょうね。
    今はこういった場所でしかほとんど勇姿を見ることができませんね。

  • 続いて「緑ヶ丘霊園」内の展望スポットに来ました。<br />北見市を一望できる絶景です。<br />こうして見ると北見市は山に囲まれた盆地であることが分かります。<br />夏は35℃以上、冬は−20℃以下になるという気候も地形が理由なんですね。

    続いて「緑ヶ丘霊園」内の展望スポットに来ました。
    北見市を一望できる絶景です。
    こうして見ると北見市は山に囲まれた盆地であることが分かります。
    夏は35℃以上、冬は−20℃以下になるという気候も地形が理由なんですね。

  • 駅付近や国道沿いに高層のビルがある以外は店舗やアパート、住宅がひしめいています。

    駅付近や国道沿いに高層のビルがある以外は店舗やアパート、住宅がひしめいています。

  • 北見駅の西隣、JR石北本線西北見駅です。<br />北見駅以外はいつもの無人駅となります。

    北見駅の西隣、JR石北本線西北見駅です。
    北見駅以外はいつもの無人駅となります。

  • JR石北本線東相内駅です。<br />なかなか雰囲気のあるレトロ駅ですね。

    JR石北本線東相内駅です。
    なかなか雰囲気のあるレトロ駅ですね。

  • JR石北本線相内駅です。<br />留辺蘂町が近い相内エリアまで来ると道東お馴染みの田園風景が拡がる地域となっています。

    JR石北本線相内駅です。
    留辺蘂町が近い相内エリアまで来ると道東お馴染みの田園風景が拡がる地域となっています。

  • 市街地に戻り「ハッカ記念館」を訪れました。<br />

    市街地に戻り「ハッカ記念館」を訪れました。

  • 栄華を誇ったハッカ産業ですが、戦時下になると食料栽培にシフトせざるをえず、その後合成ハッカの台頭などにより、衰退していったそうです。

    栄華を誇ったハッカ産業ですが、戦時下になると食料栽培にシフトせざるをえず、その後合成ハッカの台頭などにより、衰退していったそうです。

  • 内部はハッカの製造工程など学べます。<br />意外に複雑な工程で当時は高価で貴重だったようです。

    内部はハッカの製造工程など学べます。
    意外に複雑な工程で当時は高価で貴重だったようです。

  • ハッカでの隆盛があったからこそ今の北見市があるとも言えますね。<br />礎を築いた先人たちに思いを馳せました。

    ハッカでの隆盛があったからこそ今の北見市があるとも言えますね。
    礎を築いた先人たちに思いを馳せました。

  • 最後の訪問地は北見の桜の名所であろう「金刀比羅神社」です。

    最後の訪問地は北見の桜の名所であろう「金刀比羅神社」です。

  • 場所は郊外の山あいにあり、夏には蛍の鑑賞会が行われるといいます。

    場所は郊外の山あいにあり、夏には蛍の鑑賞会が行われるといいます。

  • 北海道の桜は蝦夷山桜がほとんどのため、本州のソメイヨシノや八重桜のような華々しさはありませんが綺麗に咲き誇る桜は綺麗です。

    北海道の桜は蝦夷山桜がほとんどのため、本州のソメイヨシノや八重桜のような華々しさはありませんが綺麗に咲き誇る桜は綺麗です。

  • 桜前線もようやく最終地点である道東まで到達したようです。<br />当日(5月2日)時点でほぼ満開となっておりました。

    桜前線もようやく最終地点である道東まで到達したようです。
    当日(5月2日)時点でほぼ満開となっておりました。

  • さくらまつりなるイベントも開催されていました。

    さくらまつりなるイベントも開催されていました。

  • 僅かながら出見世もあり雰囲気と満開の桜を満喫できました。

    僅かながら出見世もあり雰囲気と満開の桜を満喫できました。

  • 道東三大都市(勝手に命名)帯広、釧路に次ぐ人口を持つ北見市を1日掛けて巡ってきました。<br />やはり市街地の移動には時間を要しました。<br />大自然が売りのオホーツク管内ですがこの街は別格のような気がします。<br />唯一商業で成り立っている街でしょう。<br />オホーツク管内、面積は新潟県ほどありますが人口は30万人余り。<br />その内、10万人以上は北見市民ですからこの地域でも一極集中が起きているようです。<br />ピアソン夫婦の想い、ハッカで活気のあった時代、そして現在の北見市。<br />色々考えながら帰途につきました。<br />ありがとう北見市!<br />

    道東三大都市(勝手に命名)帯広、釧路に次ぐ人口を持つ北見市を1日掛けて巡ってきました。
    やはり市街地の移動には時間を要しました。
    大自然が売りのオホーツク管内ですがこの街は別格のような気がします。
    唯一商業で成り立っている街でしょう。
    オホーツク管内、面積は新潟県ほどありますが人口は30万人余り。
    その内、10万人以上は北見市民ですからこの地域でも一極集中が起きているようです。
    ピアソン夫婦の想い、ハッカで活気のあった時代、そして現在の北見市。
    色々考えながら帰途につきました。
    ありがとう北見市!

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