2023/09/12 - 2023/09/12
111位(同エリア188件中)
ツクヨミさん
世界遺産知床を有する斜里町を探索します。
この斜里町、面積も広く東西の距離もあるため市街地編と知床(ウトロ)編に分けて旅をして行きたいと思います。
今回は斜里町の市街地編ということで世界遺産エリアの手前までの探索となります。
斜里町、人口は約10,800人。
主な産業は世界遺産として名高い知床を含む観光業はもちろんサケ、マスの漁獲量も全国屈指の港町でもあります。
斜里町の市街地、ほとんどの方は知床まで直行してしまうと思いますがなかなか見どころのあるスポットもありました。
それではしばしお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
いつものようにカントリーサインから見ていきましょう。
この鳥は斜里町に生息する天然記念物「シマフクロウ」のようです。
背後にはおそらくは知床連山とオホーツク海でしょうか。
やはり大自然を推していますね。 -
まずは旅の拠点「知床斜里駅」にやってきました。
釧網線にしては珍しくとは言っては失礼でしょうか、新しい駅舎です。知床斜里駅 駅
-
駅前ロータリー付近にはかっこいい「シマフクロウ」のオブジェ。
天を見上げて堂々たる出で立ちです。 -
思わず見惚れてしまいました。
素晴らしいです。
では駅の中に入って行きましょう。 -
駅中は簡素な作りですが観光客と地元の方が数名程度。
時刻表はご覧の通り。
釧路方面、網走方面とありますが乗り遅れは取り返しのつかない事態になりそうです。 -
駅の横には「斜里バスターミナル」があり知床は鉄道はありませんのでここから知床行きのバスに乗り換えるのが定石かと思われます。
斜里バス 乗り物
-
バスの時刻表です。
札幌行きは1日1本、あとは網走行き女満別空港行き、知床方面へは10本近くあるようです。 -
駅横には「ルートインホテル」が目立っておりました。
立地が良くビジネス、観光の拠点に最適でしょう。知床天然温泉ルートイングランティア知床斜里駅前 宿・ホテル
-
「知床斜里駅」からほど近い場所にあります「道の駅しゃり」
道の駅しゃり 道の駅
-
外観は綺麗な建物です。
中に入って行きましょう。 -
早速カーリング娘とねぷたでしょうかお出迎えしてくれました。
斜里とねぷた、関係があるのでしょうか。 -
200年以上前、斜里の警備を託された津軽藩の藩士72名が冬の寒さと飢えにより亡くなられたそうです。
そのような経緯が広く知られるようになり弘前市と斜里町は姉妹都市となり、ねぷたも弘前市から送られたそうです。 -
そのような痛ましい出来事があったとは衝撃でしたがそれがきっかけで交流があったりと語り継いでいっていただきたいものです。
-
道の駅としては珍しく食堂も無ければお土産屋さんもありませんが知床の大自然を写した写真がいたるところで見ることができます。
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お土産屋やお食事するなら道の駅のお隣にある「斜里工房しれとこ屋」が良いでしょう。
海産物からお菓子類まで豊富に取り揃えていました。斜里工房しれとこ屋 お土産屋・直売所・特産品
-
私もこちらでお土産を購入。
後ほど紹介する「来運神社」にちなんだ「来運まんじゅう」
なんだかご利益がありそうななさそうな。。 -
踏切の音が聞こえたので急いで「知床斜里駅」に戻りました。
ちょうど釧網線の列車を見ることができました。 -
2両編成で乗っていたのは数名程度でしたがなかなか見れない走る釧網線の車輌を間近で見られてラッキーでした。
-
続いてサケ、マスの漁獲量がすごいという港の方にやってきました。
現代的な漁業になるまでにたくさんの漁師さんが犠牲になってきたといいます。
「海難慰霊の碑」で手を合わせました。 -
続きましては「斜里町立知床博物館」にやってきました。
斜里の歴史、縄文時代から現代に至るまで学ぶことができます。斜里町立 知床博物館 美術館・博物館
-
アイヌ文化や開拓の歴史も学ぶことができます。
ボリュームのある博物館で見ごたえがあります。
入館料は200円です。 -
斜里といえば野生動物の宝庫。
博物館2階にはたくさんの動物たちの標本、剥製が展示されております。 -
実物大のシマフクロウでしょうか。
大きいですね。 -
お馴染みのヒグマ。
こうして見るとかわいいですがいざ出会ってしまったら腰を抜かすかもしれません。 -
こちらもお馴染みのキタキツネ。
他にもリス、シカ、アザラシ、オオワシなどなど野生動物がたくさんです。
さながら動物園のようで楽しめました。 -
博物館近くには前述した津軽藩士を慰霊する「津軽藩士殉難慰霊碑」がありましたので手を合わせにきました。
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碑も立派ですが周辺もよく手入れされており地元の方々の思いが伝わります。
-
結局ロシアに対して警備強化のため駆り出された津軽藩士たち。
直接の戦闘ではありませんが、ある意味戦争の犠牲者と言えるでしょう。
湧別町の機雷殉難も思い出されました。
戦争は戦闘以外にも犠牲を伴いますので絶対に回避しなければならないです。 -
こちらも市街地にあります「斜里神社」
神社オタクとしては欠かせないスポットです。斜里神社 寺・神社・教会
-
なかなかシンプルイズベストな神社です。
狛犬さんと質素な本殿。
この簡素感が格式を高めている神聖な雰囲気です。 -
向かって左側の狛犬さんは必ず口を閉ざしています。
狛犬の起源は古代エジプトにまでさかのぼると言われているとか。
エジプト~中東~インド~中国を経て少しずつ形を変え現代に至っていると。
元々はスフィンクスのような獅子だったので犬ではなくライオンらしいです。 -
向かって右側の狛犬さんは必ず口を開けています。
玉をかじっている狛犬さんも多いです。
少し漫画チックでコミカルな狛犬さんですね。 -
風格すら感じます。
すっかり神社の虜になってしまいました。 -
神社を後にして向かったのは住宅街にあります「北のアルプ美術館」
北のアルプ美術館 美術館・博物館
-
クチコミ等で非常に評価の高い美術館ということで楽しみにしていたのですが当日は火曜日、定休日でした。
洋風の建物と雰囲気だけでもここだけは異質の空間でした。 -
少し郊外へ足を伸ばしてやってきたのはJR釧網線中斜里駅。
釧網線お馴染みの小さな無人駅です。中斜里駅 駅
-
おそらく利用されるのは通学の学生さんくらいでしょうか。
小さな無人駅もかわいくて好きです。 -
さて少し山あいの地区まで来ました。
なんとも御利益がありそうな名前の「来運公園」 -
公園と「来運神社」が一体化したような場所です。
道東最高のパワースポットとして名を馳せています。
鳥居の前で一礼して中に入って行きましょう。来運神社 寺・神社・教会
-
早速神秘的な池がありました。
かなり綺麗な水なのでしょう、透明感が半端ないです。 -
湧き水を汲める場所がいくつかあります。
秀峰斜里岳の麓から流れてくる良質なお水です。
開運の名前もありなんとも御利益がありそうなお水です。
寄られる際には空のペットボトルご持参することをオススメします。 -
参道を登っていくと「来運神社」の本殿が現れます。
私にも運が来ますよう、いつまでも健康で旅ができますようにお祈りしました。 -
社自体は小さく狛犬さんもいませんが、やはりパワースポットと言われているだけに雰囲気は相当神聖です。
-
皆さん絵馬に願いごとを記しています。
絵馬は道の駅に売っているとのことなので訪れる際には道の駅で絵馬を買ってから来られると良いと思います。 -
続いてオホーツク海沿岸の「似久科原生花園」
難解な読み方ですが「いくしな」です。
お花はあまり咲いていませんでしたが雄大なオホーツク海、知床連山を眺めることができスポットです。 -
釣人さんが何人か竿を投げていました。
サケ釣りでしょうか。
釣果はいかがだったでしょうかね。 -
古代のロマンを感じさせてくれる「朱円環状土篭」を見学しました。
約3,000年も前のお墓だそうです。朱円環状土篭 名所・史跡
-
周辺からは土器や住居跡も発掘されており、古代の人々の営みがあったようです。
オホーツク海の海の幸と熊や鹿などの野生動物を狩って食料としていたのでしょう。朱円堅穴住居跡群 名所・史跡
-
円の中にいくつか痕跡が残されています。
人骨や装飾品が発掘されたといいます。 -
こちらの円内には痕跡は1箇所しかありません。
相当位の高い人物のお墓だったのでしょうか。
なかなか古代のロマンを感じさせてくれる場所です。 -
斜里町市街地編も最後の訪問地となってしまいました。
絶景スポットとして名高い「天に続く道」
28.1kmの直接道路を見渡せる場所です。
さてどんな風に見えるのでしょうか。天に続く道 名所・史跡
-
思わず声が漏れそうな絶景でした。
どこまでも続く真っ直ぐな道。
この道通ってきましたがまさかこんな風に見えるとは。。 -
この道の反対側は小清水町編でご紹介させていただいていますがやはりこちら側の方が見通しは良さそうです。
本当に天まで続いているように見えます。
しばし見惚れてしまいました。 -
周辺の景色もとても良いです。
北海道らしい田園風景とオホーツク海。
天候次第な面はありますがオススメの名所です。 -
この先を進むといよいよ世界遺産知床のエリアになります。
今回は市街地編ということでここで引き返します。
知床の行きや帰りに寄り道してみてはいかがでしょうか。
特に「来運神社」「天に続く道」はとてもオススメです。
次回は知床編ということでどんな絶景や大自然が待っているのでしょうか。
天に続く道を天に向かって走りながら期待をし、帰路につきました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
ありがとう斜里町!(市街地)
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