2023/09/17 - 2023/09/17
377位(同エリア1024件中)
ツクヨミさん
2005年に国内3番目の「世界自然遺産」に登録された知床。
半島の半分は建物も道路も無い手つかずの自然が残されており日本最後の秘境とも呼ばれています。
生態系も豊かで多種多様な動植物の宝庫でもあります。
知床という町名はなく地域の呼称であるため今回はそんな知床の斜里町側(オホーツク海側)を探索してきました。
それではしばしお付き合いください。
よろしくお願いします!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
斜里町市街地から一大温泉街であるウトロ地区までは車で約30分。
国道334号線をひたすら走ることになりますが、途中いくつか寄り道スポットがあります。
まずは飼われたエゾシカ達と戯れることができる「知床エゾシカファーム」 -
一生懸命エサを食べているのでしょうか、なかなかこちらを向いてくれません。
なにか感づいてくれたのか一瞬振り向いてくれました。 -
時期的に少し痩せたエゾシカさんたちが多かったような気がします。
知床で野生のエゾシカを見れなかった場合はこちらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 -
続いてこちらも国道沿いの寄り道スポット「遠音別さけますふ化場」
-
側を流れる川には流れに逆らって頑張るサケの姿が確認できました。
産卵のため川上へと行こうとしているのでしょうか。 -
頑張る姿を見て生命力を感じますね。
時期によるでしょうがオススメのスポットです。 -
ウトロまでの約30km、オホーツク海沿岸をひた走ります。
道中信号や交差点が無く素晴らしいロケーションの秀逸な道路です。
海ばかり眺めていると反対側から鹿が飛び出してくるかも分かりませんのでやはり運転に集中しましょう。 -
おそらく1番人気の寄り道スポット「オシンコシンの滝」
オシンコシンの滝 自然・景勝地
-
高低差、水量、迫力申し分ないかっこいい滝です。
日本の滝100選にも選出されており見ごたえ充分の滝です。 -
近づくと明らかにひんやりした空気に包まれて水しぶきもすごいです。
一見の価値ありのオススメスポットです。 -
このオシンコシンの滝の上に車で行ける側道があります。
登っていくと空地のような場所に着きますが眺めは良いものの木が生い茂りご覧のような景色です。 -
山道途中の木が無い場所の方が良いロケーションでした。
しかし、駐車帯も無く柵もないので注意が必要です。 -
かなりウトロ地区に近づいてきましが、もう一つ滝があります。「三段の滝」
知床 三段の滝 自然・景勝地
-
オシンコシンの滝は大盛況でしたがこちらは数名程度。
駐車帯もありますのでゆっくりと見学することができます。 -
その名の通りよく見ると三段となっております。
オシンコシンの滝と比べるとスケール、知名度は劣りますが隠れた名所だと思います。 -
海岸線を走ると奇岩がちょくちょく見られるようになります。
中でも特徴的なのが何かに似ていませんか。
「亀岩」です。
亀さんそっくりなユニークな奇岩ですね。 -
さてようやくウトロの温泉街に入りました。
すぐに「道の駅 うとろ シリエトク」があります。
さすがに一大観光地の拠点だけあって大きな建物です。道の駅 ウトロ観光案内所(うとろ シリエトク内) 道の駅
-
シリエトクとはアイヌ語で「大地の突端」という意味です。
知床半島そのものを意味しているものと思われます。 -
館内は食堂、お土産屋さんと観光案内など取り揃っています。
この日は日曜日ということもあり大変な人で、観光地に人が戻ってきたことを実感しました。 -
道の駅のお隣、「知床世界遺産センター」
ここでは世界自然遺産知床を学ぶことができ、巨大な写真でダイナミックな大自然を堪能することができます。知床世界遺産センター 美術館・博物館
-
冬は流氷に覆われ、半島の先端は手つかずの大自然が残されています。
見た目には美しいですが、一方、厳しい自然環境でもあります。
動物たちのたくましさを感じます。 -
山の神ヒグマ、私たち観光客は簡単にヒグマを見たいなどと思いますが、近づくのは非常に危険な行為。
ましてエサやりはヒグマのためにもなりません。
ミーハーな心を持っていたことを反省しました。 -
港の様子を見に行きました。
漁船と観光船が行き来していてクルーズ船もあり賑やかな港です。 -
ウトロを代表する奇岩の1つ「オロンコ岩」
この岩登れますが、体力に自信がないので止めておきました。
良い景色が見られるようですので体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。オロンコ岩 自然・景勝地
-
歌碑を発見しました。
森繁久彌「知床旅情」
おそらくは世代的にかなりの年配層にしか分からないでしょう。 -
背後にはそびえる山は知床連山最高峰「羅臼岳」(1,661m)
記憶に新しいKazu1の事故もこの港を出港しているはずです。
綺麗な景色を楽しみにしていたと思いますが再びこの港に戻ることはありませんでした。
手を合わさずにはいられませんでした。 -
観光船「おーろら3」が出港していきました。
観光客が戻ってきた知床ですが観光船に限るとまだまだ戻ってきてはいないようです。
二度と起きてほしくない痛ましすぎる事故です。知床観光船 おーろら 乗り物
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こちらも有名な奇岩「ゴジラ岩」
見る角度によってはゴジラが吠えているように見えるとのことですが角度が違うようですね。。ゴジラ岩 (ウトロ) 自然・景勝地
-
波の侵食などの影響でしょうか、へんてこな形をした奇岩が本当に多く見られます。
こちらは「三角岩」 -
少し高台の方にあります「夕陽台」
その名の通り夕日の時間帯に絶景が拝めるスポットとして有名な場所になります。夕陽台 自然・景勝地
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木が生い茂って視界を遮っているのが残念ですが、夕日の時間帯でなくとも素敵な景色が見られました。
オロンコ岩、ゴジラ岩、三角岩も確認できます。 -
ウトロの温泉街が一望できます。
夕暮れの時間帯は確かにすごい綺麗だと思います。
右側のホテルはウトロ随一のホテル「北こぶし知床 ホテル&リゾート」北こぶし知床 ホテル&リゾート 宿・ホテル
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ウトロにも神社はないかと探しましたらありました「総社宇登呂八幡神社」
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名前は大層立派なのですが残念ながら荒れ放題でした。
草が生い茂り全く手入れされておりません。
近い将来朽ち果ててしまいそうです。 -
これからは知床でも奥地の方へ進んでいきます。
途中ロケーションの良い場所がありました「プユニ岬」小さな駐車帯があります。
ウトロの全貌が見えます。プユニ岬 自然・景勝地
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かなり奥地に行くと立派な建物の「知床自然センター」が現れます。
知床自然センター 美術館・博物館
-
ここの目玉は巨大スクリーンと迫力のサウンドで知床を紹介してくれる劇場です。
-
館内はカフェやお土産屋さん、north faceのショップがあります。
かなり奥地なので最後の休憩地といったところでしょうか。 -
大自然を満喫しながらのコーヒーブレイク。
贅沢な気分になりました。 -
さて奥地の奥地「知床五湖」です。
もう人間の方がお客様です。
ガイドさんが付き研修も必要なコースと高架遊歩道を歩くコースなどがあるようです。知床五湖 自然・景勝地
-
さあそれでは歩いて行きます。
知床国立公園 自然・景勝地
-
大自然のど真ん中といった感じです。
オホーツク海も見えます。 -
鹿が寄ってきてくれました。
まだ子鹿でしょかかわいいですね。 -
一生懸命草を食べていました。
親鹿はどこにいるんでしょう、はぐれてしまったのかと心配な気持ちになりました。 -
第1チェックポイント的な所まできました。
背後には羅臼岳を筆頭に知床連山の山々が連なっています。 -
羅臼岳も近くに感じられる場所です。
とても雄大です。 -
最初の湖、一湖が見えてきました。
-
湖に映る山々がいい感じです。
よく写真を撮られるスポットのようです。 -
確かに映えますね。
素晴らしい景色を見れました。 -
お気軽コースの最終地点まで歩いてきました。
往復3kmくらいでしょうか。
高架ですし柵もしっかりしていますので安心して歩けます。 -
帰り道も絶景を目に焼き付けながら歩いて行きます。
-
まだ奥地に行けそうでしたが知床探索はここまでとします。
-
知床、すごかったです。
アクティビティが豊富で1日では到底廻り切ることはできませんし、遊び切ることもできないでしょう。
オススメは観光船、ガイドさん付きの探索など本格的に大自然と触れ合ってもらいたいです。
また、温泉やグルメも非常に豊富です。
一生に一度は訪れるべき場所かもしれません。
心に響くなにかを得られるかもしれませんね。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
そしてありがとう斜里町!(知床)
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