2023/08/13 - 2023/08/13
94位(同エリア153件中)
ツクヨミさん
お盆休みの真っ只中、北海道津別町を探索してきました。
道の駅の「クマヤキ」が非常に有名ですがそれ以外となると…思いつきませんでしたが行ってみると秘境あり絶景ありのとても魅力的な町でしたよ。
簡単に津別町を紹介させてください。
北海道オホーツク管内に位置している内陸の町です。
鉄道は無く車で札幌から約5時間、網走からは約50分、北見や女満別空港からは約30分程度。
人口約4,100人、町の85%が森林という林業が基幹産業の町です。
それではしばしお付き合いください。
よろしくお願いいたします!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
カントリーサインには木の町らしく木材と特徴的な建物つべつ木材工芸館「キノス」を表しているものと思われます。
-
まずは市街地にほど近い「津別自然運動公園」にやってきました。
車を降りるとなにやら森林や木材加工会社からでしょうか木の匂いがしてきました。津別自然運動公園 公園・植物園
-
公園と津別町のマップがありましたのでこれからのスケジュール行程を煮詰めます。
-
津別町の水道水は屈斜路湖付近から引いてきておりお水が美味しいです。
熱中症対策にもなりますしいただきました。 -
小さなスキー場がありました。
斜面は緩やかでしょうか、お子さんのそり遊びには最適でしょう。 -
こちらも「運動公園」の一角、カントリーサインにありました「つべつ木材工芸館 キノス」
三角形の建物が目を引きます。
中へ入ってみようと思います。つべつ木材工芸館キノス 美術館・博物館
-
1階は子どもたちが喜びそうな木で作られた遊具で遊べるスペースとなっています。
実際数組の家族が子どもたちを遊ばせていました。
木の温もりを感じます。 -
津別町の年表。
木と生活を共にしてきたことが分かります。 -
館内には沢山の木材工芸品があり楽しませてくれます。
-
樹齢1,000年以上の巨大なナラの木。
-
広くはありませんが木材工芸品を展示販売しているスペースもあります。
-
職人さんが作成した工芸品の数々。
基本的にはお子さん連れのご家族や運転の休憩も兼ねて少し立ち寄ってみる感じの場所です。 -
公園内にはカフェもあります。
キノスを見学して一休みできるくつろぎの空間でした。 -
こちらも公園内、幹が分かれているため「双子の桜」と呼ばれているようです。
カメラには収めることはできませんでしたが、エゾリスが動き回っているのを見ました。 -
市街地を離れて山奥へと進みます。
どんどん山奥にすすんでいきます。
そして現れるのが「鹿鳴の滝」 -
駐車場などはなく、道路わきに停めるしかないようです。
このようなサバイバル感満載の道を少しずつ下って行きます。 -
数十m程下っていくと現れました「鹿鳴の滝」
人工的な感じがしないわけではありませんが二段のかっこいい滝です。 -
やはり直線的な構造で人工滝と思われますが清涼感、迫力、なかなかの滝です。
周りを見渡すといかにも熊が出てきそうな雰囲気です。
早々に車に戻りました。 -
さらに砂利道の悪路を進みます。
すると神秘の湖「チミケップ湖」にたどり着きます。
辺りは静寂に包まれています。
なんとも幻想的な雰囲気です。チミケップ湖 自然・景勝地
-
おそらくは太古の昔からほとんど人の手が付けられていない湖でしょう。
秘境感たっぷりです。 -
さらに湖沿いを奥へと進みます。
最奥には「チミケップ湖キャンプ場」があります。
当日はお盆休みの13日でしたがテントは10程。
やはりここまで来る人は少ないかもしれません。チミケップ湖キャンプ場 キャンプ場
-
秘境でのキャンプ、良いと思います。
熊対策を忘れてはいけませんね。 -
秘境エリアを後にして国道に戻ります。
途中も~も~と牛さんたちがのんびり過ごしていました。
本当にのどかな町です。 -
さてさて津別町の道の駅「道の駅 あいおい」にやってきました。
ここだけは駐車場がいっぱいで大盛況です。道の駅 あいおい 道の駅
-
名物「クマヤキ」屋さんには行列です。
ちなみに中身はたい焼きと変わりありません。 -
自販機も「クマヤキ」バージョン。
他の観光スポットにはほとんど人はいなかったことを考えると良くも悪くも道の駅偏重傾向ですね。 -
道の駅の中はお土産屋さん、食堂と小さいながらまとまっております。
-
お土産もこちらで購入。
ティラミスチョコサンドクッキー。
予想通りのお味で美味しかったです。 -
道の駅に隣接する「相生鉄道公園」
1985年に廃線となった相生線「北見あいおい駅」跡にあります。相生鉄道公園 公園・植物園
-
石北本線から分岐し美幌から相生までを結んでいました。
最終的には釧路まで延線し、美釧線とすることを目指していたようですが利用客減少のため道半ば廃線となりました。 -
公園内には当時活躍していた車輌が残されています。
-
昔良く見掛けたようなカラーリングの車輌です。
-
除雪車でしょうか。
迫力があります。 -
駅舎やホームもおそらくは当時のままでしょうか。
歴史を感じますが面影も残っていますね。 -
駅舎内は当時の資料など見学することができます。
-
当時の運賃表です。
何故か名古屋より大阪、京都に行く方が安いですね。 -
道の駅からほど近い「シゲチャンランド」にやってきました。
前知識無く入りましたので当初は???な感じ。
一体全体ここはなんだろう。シゲチャンランド 美術館・博物館
-
調べますと津別町出身の造形作家大西重成氏がご自身の創作物を展示しています。
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廃材、流木などの廃棄物であろう物から作り出した数々の珍品?が所狭しと展示しています。
-
大西氏はかなり有名なクリエイターのようです。
多くの商品や企業のポスターなどを手掛けてきたそうです。
分かる人には分かるのでしょう。 -
なんとあの「クマヤキ」のデザインも大西氏です。
いやはやけっこうすごい芸術家さんのようです。
しかしこういう創作物、どう評価してよいものか。 -
私はアートというのはどういうものか分かりませんがだんだんと引き込まれていきました。
-
正直言いますと最初は鼻で笑っていましたが作品の数々見ていくうちにハマりました。
愉快でユニーク、これだけの大量の作品をよく創り上げたものだと脱帽です。 -
不思議とこういうのも素敵に思えてきます。
-
園内は広く、人体をテーマに10程の部屋(倉庫)がありテーマ別に大西氏独特の創作物が展示されています。
好きな人には必ずささることをお約束します。 -
屋根の上にはマスコットキャラのシゲチャンが。
自然と笑みがこぼれます。 -
人を選ぶ作品群ではありますが一見の価値ありです。
園内に入った時と出る時全く違う感性が私の中にはありました。
おすすめの施設です。 -
強烈なインパクトを残してくれた「シゲチャンランド」を後にして向かったのは「津別峠」
絶景スポットで有名な場所ですが標高が上がるにつれ霧が立ち込めてきてしまいました。津別峠 自然・景勝地
-
展望台はなかなか洒落た建物です。
さてどんな景色が待っているのでしょうか。津別峠展望施設 名所・史跡
-
残念無念、霧で全く何も見えませんでした。
眼下には綺麗な屈斜路湖が見える予定でしたが天気には逆らえません。 -
条件が揃えば雲海を拝めるといいます。
残念でしたが峠を下っていきます。 -
峠を下っていくと徐々に霧が晴れてきました。
美しい屈斜路湖が見えてきました。
まさに心が洗われる絶景、展望台は残念でしたが充分綺麗な景色が見ることができ満足であります。 -
木の町、津別町ともお別れです。
まだ頭の中には「シゲチャンランド」のシゲチャンが離れません。
極力運転に集中して帰路につきました。 -
神秘の湖「チミケップ湖」、道の駅の「クマヤキ」、絶景の「津別峠」、そして忘れられない珍品、名品の宝庫「シゲチャンランド」と見どころのある町でした。
阿寒湖などにも近いので近くを通りの際には寄ってみるのも良いと思います。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
ありがとう津別町!
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