2023/07/25 - 2023/07/25
169位(同エリア301件中)
ツクヨミさん
オホーツク管内第3の都市である紋別市を探索してきました。
ふるさと納税額が堂々の日本一の町として知られています。
他にも流氷やカニのオブジェなど観光資源も豊富です。
人口はオホーツク管内北見市、網走市に次いでの約20,500人。
主な産業は道内屈指の水揚げを誇る漁業、商業、農業、観光など。
市名の由来はアイヌ語で「モペツ」(静かである川)
ガリンコ号が運航する流氷の時期が観光のピークでしょうが夏の紋別、どんな町でしょうか。
しばしお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
カントリーサインです。
オホーツク海に浮かぶ流氷、そして船は流氷砕氷船ガリンコ号でしょう。
そして有名なカニツメのオブジェですね。 -
まずはこちら、オホーツク海に沿う「シブツナイ湖」
です。
この日も午前中から30℃超え。
北海道道民には堪える暑さが続いていますがこういう景色を見ると少しだけ涼んだ気持ちになります。シブノツナイ湖 自然・景勝地
-
特に駐車場や施設があるわけではないですが、湖のほとりでゆったり景色を眺める時間もまた至福です。
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野鳥や渡り鳥も多く、お花が咲く原生花園となっています。
ちょうど湖面に浮かぶ鳥さんに遭遇しました。 -
シブツナイ湖のお隣、「コムケ湖」です。
シブツナイ湖と景色が全く同じように見えます。
こちらの湖畔も原生花園となっています。コムケ湖 自然・景勝地
-
周辺には遺跡も多く発見されているようです。
オホーツク海の海の恵みと山の幸で住みやすい場所だったことが分かります。 -
コムケ湖畔には「コムケ国際キャンプ場」があります。
10程のテントを見かけました。
それほど混まないと思います。
キャンプで道内巡る予定の方々、一つの候補としていかがでしょうか。コムケ国際キャンプ場 キャンプ場
-
コムケ湖からほど近く「小向農村公園」にやってきました。
旧国鉄名寄本線小向駅があった場所のようです。 -
グランドなどが整備されておりのどかな公園となっています。
奥のお洒落な建物は小学校です。 -
小向農村公園からほど近く、登り坂を走らせると「小向の丘」にたどり着きます。
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とても見晴らしが良く絶景ポイントと言っても良いと思います。
駐車場もあり、しばし景色を楽しめる場所です。 -
まだ紋別市街地には遠い場所ですが、紋別中心部を確認できます。
「小向の丘」オススメのスポットです。 -
こちらも小向地区「小向原生花園」です。
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原生花園といえばたくさんのお花が咲き乱れるお花畑を連想しますが実際にはほぼ草原です。
所々、ハマナスなどのお花はありますが人工的なお花畑ではないので草原の中にポツポツとお花が咲いているイメージですね。 -
草原です。
これはこれで素敵な景観です。 -
ローカル空港「紋別空港」にやってきました。
紋別空港 (オホーツク紋別空港) 空港
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なんと乗り入れは全日空のみの羽田⇔紋別1日1便です。
オホーツクの空の玄関口といえば女満別空港ですが紋別近辺が目的地でしたらこちらの空港を利用するのが最適でしょう。 -
空港内は必要最小限、コンパクトです。
ちょっとしたお土産屋さんもあります。 -
道道紋別丸瀬布線を走らせるとご神木が目に留まります。
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巨大なナラの木です。
ひと際目を引くほどの大木で樹齢は300年を越えるといいます。 -
開拓当時から非常に目立つ大木だったため切り倒さずに現在まで保存しています。
この大木は人々の息吹をたくさん見てきているのでしょうね。 -
道道紋別丸瀬布線をどんどん山奥へ進むと「鴻之舞鉱山慰霊碑」にたどり着きます。
鴻之舞鉱山はかつて佐渡金山に匹敵するほどの採掘量を誇ったといいます。鴻之舞鉱山跡 名所・史跡
-
全盛期には近辺に15,000人もの人々が暮らす集落があったといいますが、現在は人間の営みは全く感じられません。
周辺にはかつての住宅などが廃墟として残されています。
少し不気味な雰囲気もしますがこれも時代の空気流れでしょう。 -
こちらも道道紋別丸瀬布線沿いにあります「上藻別駅逓」
駅逓とは開拓当時の馬や人々の休憩、宿泊施設です。
宿場のようなイメージでしょうか。上藻別駅逓所(鴻之舞金山資料館) 美術館・博物館
-
外観も当時のままで駅逓として使われた後は旅館や個人住宅として使用されていたそうです。
保存状態の良さから国の登録有形文化財となっております。 -
中に入ってみようとするとガイドの方がお出迎えしてくれました。
当時の資料などで埋め尽くされていました。
やはり鴻之舞鉱山で繁栄していた当時は多くの人々が立ち寄っていたようです。 -
まさかガイドさんがいて解説してくれるような施設とは思っていなかったので収穫でした。
興味ある方には是非立ち寄っていただきたいオススメの施設です。 -
市街地に入ってきました。
海沿いには「カリヨン広場」という道の駅やカニのオブジェなど観光スポットが集中する公園があります。
右奥には「オホーツクタワー」が確認できますね。カリヨン広場 公園・植物園
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誰もが目を奪われるカニツメのオブジェ。
ここにありました。
とてもユニークで自然と笑みがこぼれます。カニの爪 (オブジェ) 名所・史跡
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高さ12m、重さ7tとなかなかに巨大です。
かつては海上に展示されていたといいます。
それも見たかったです。 -
オホーツク海の風雪、厳しい寒さに耐えしっかりと鎮座しております。
必ず写真に収めておきたいスポットですね。 -
スタイリッシュでかっこいい塔もありました。
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いつ何の目的で建てられたか情報が無く不明ですがこちらも目を引くオブジェです。
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紋別のランドマークとも言える「オホーツクタワー」
展望台や地下にはミニ水族館もあるようです。氷海展望塔オホーツクタワー 名所・史跡
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道の駅にも寄ってみます。
紋別の道の駅は「オホーツク流氷科学センター」と併設されています。
中へ入っていきましょう。北海道オホーツク流氷科学センター「GIZA」 美術館・博物館
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ホッキョクグマさんがお出迎えしてくれました。
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「流氷科学センター」では流氷の発生から終わりを迎えるまで、色々な実験装置や体験型の装置などもあり楽しく学ぶことができます。
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映像やパネルなどで優しく解説してくれるので大人はもちろんお子様連れも楽しめると思います。
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小さくて見えづらいですが流氷の妖精クリオネも見ることができます。
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−20℃を体感できる部屋もありました。
この日も外は30℃超えでしたから気温差50℃以上ですね。
体調崩すかもしれないと私は回避しましたが是非チャレンジしてみてください。 -
道の駅としての機能ももちろん兼ねています。
お土産屋さんはそれほど種類はありませんがツボをおさえたラインナップとなっていました。 -
お土産はこちらの食べるのが可哀想になるかわいいクッキーにしました。
想定内のお味で美味しかったです。 -
「カリヨン広場」から少し離れますがこちらも海沿いの「ガリヤ地区」にやってきました。
引退した初代ガリンコ号が陸揚げされ間近に見ることができます。 -
古代ギリシャのアルキメデスの原理を活用した巨大なスクリューが特徴。
元々はアラスカ油田開発で活躍していたのを世界初の流氷観光砕氷船として就航させました。
延べ8万人もの人々をオホーツク海の流氷地帯に誘いガリンコ2号にバトンを渡しました。 -
巨大で頑丈そうなスクリュー。
これで流氷を砕きながら進んだんですね。 -
同じく「ガリヤ地区」には「アザラシランド」がありかわいいアザラシたちを間近で見ることができます。
アザラシランド 動物園・水族館
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愛くるしくてとってもかわいいです。
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定時には餌やりなどの姿を見学できるようです。
時間を合わせてご覧になると良いと思います。 -
こちらも「ガリヤ地区」にある「海洋交流館」
「ガリンコ号」の発着地となる施設です。紋別市海洋公園 公園・植物園
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館内は少しのお土産屋さんやフードコートなどがありますが、シーズンオフということで人もまばらです。
海洋交流館フードコート グルメ・レストラン
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港側の出口を出ると現役の「ガリンコ2号」が停泊していました。
初代と比べると大きさ、キャパシティなどグレードアップしています。流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ 乗り物
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ガリンコ号3代目となる「イメル」も停泊しています。
定員235名とさらにグレードアップしています。
ちなみにイメルとはアイヌ語で「光」を意味する言葉だそうです。 -
紋別市はふるさと納税全国一。
地元産のホタテやカニが大人気です。
こちらの「海洋交流館」で申請ができます。 -
港地区を離れて市街地の真ん中に位置する「紋別公園」にやってきました。
紋別公園 公園・植物園
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「流氷展望台」なる見晴らしの良さそうな建物がありましたので行ってみましょう。
流氷展望台 名所・史跡
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紋別市街地やオホーツク海が見渡せるロケーション。
空気が澄んでいたら知床連山までも見えそうです。 -
「紋別公園」に隣接する「オホーツク庭園」
まさか市街地の真ん中で滝に遭遇するとは思っていませんでした。
真夏の暑さの中、少しだけひんやりした気分になりました。オホーツク庭園 公園・植物園
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他にも「モペツの滝」と「流氷の滝」という高さの違う滝もありました。
-
高さ20mの人工滝です。
「オホーツクの滝」と名付けられています。 -
地元の方が維持管理している「ローズガーデン」にやってきました。
②へ続きます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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