2023/03/21 - 2023/03/21
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この旅行記のスケジュール
2023/03/11
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朝霞駅南口
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本田美奈子さんの記念碑
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二本松
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朝霞市民会館 ゆめぱれす
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東圓寺
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松光山八十八ヶ所
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広称寺 本田美奈子さんのお墓
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浜崎黒目橋
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朝霞市産業文化センター
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朝霞台駅、北朝霞駅
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この旅行記スケジュールを元に
朝霞市に用事があったので、地図を見ていたら、朝霞駅の近くに出雲大社埼玉分院を見つけました。
隣の朝霞台駅なら武蔵野線への乗り換えで利用していますが、朝霞駅は急行も停まらないので普段は素通りしてます。
まさか、分院とは言え出雲大社があったとは驚きでした。
個人的には、昔、叔母が住んでいたので、何度か訪問したことがあるのですが、それも50年以上も前のことで、詳しいことは覚えていません。道が狭くて混み合ってる町(当時は朝霞町)ということぐらいで、ほとんど初めての街歩きです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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朝霞駅の駅名表示板。
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朝霞駅の南口に出ました。
ロータリーの真ん中、島状の場所に本田美奈子さんの記念碑があります。 -
朝霞駅南口のロータリーから朝霞駅。
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本田美奈子さんは、平成17年(2005年)11月6日、急性骨髄性白血病のため38歳で亡くなりました。
翌々年、40歳の誕生日である7月31日に「本田美奈子.モニュメント」の除幕式が行われました。 -
モニュメントには、本田さんが病床で書いた直筆の詩「笑顔」と顔写真、経歴が記されています。
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モニュメントの下部には「ありがとう。心を込めて...本田美奈子.」というサインがあります。
見ているだけで涙か溢れてしまい困りました。 -
その隣には、「めばえ」の碑。
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朝霞市は、問題噴出で悔やまれる東京五輪の会場にもなっていました。
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駅には観光案内もなく、マップなども置いてありません。南口にあった唯一の案内表示ですが、地図の上が南になっていて、何故こんな意地悪をするのか聞きたいです。
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とりあえず線路に沿って北上しています。
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朝霞本町商店街を歩きます。
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朝霞本町商店会の旗。
平成18年から地元の清流「黒目川」のお魚を各店舗の水槽に展示し、商店街全体を水族館に見立てた「街中水族館」事業に取り組みました。 -
車がすれ違えないほどの狭い道を歩くと、神社の屋根が見えてきました。
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この場所には源義家の子孫が保元の乱に破れ、所持していた守護・清三宝荒神を祀ったお社かあったそうです。
昭和48年4月、鎮守荒船神社と改称して、地域の守護神としました。
左の黒い建物は社務所です。 -
テントが張ってありました。参拝者の休憩用でしょうか。
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テントの奥には、みがわり大国主大神が鎮座しています。
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大国主大神とありますが、見るからに大黒天様です。「みがわり」とあり、身体の悪いところを撫でると御利益があるようです。
全身悪いところだらけなので、隈なく撫で回しました。 -
手水舎。
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鳥居。令和2年1月建立。
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昭和58年(1983年)に出雲大社よりご分霊をいただいき、大国主大神をお祀りしています。
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鳥居の扁額。
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狛犬(阿形)。昭和58年3月18日建立。
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狛犬(吽形)。
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令和2年(2020年)1月に埼玉県唯一の出雲大社となる際、大社造りの社殿を建立しました。
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太い注連縄です。
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御祭神は、
荒船神社の三宝荒神
出雲大社の大国主大神
祖霊社の幽冥大神
三柱です。 -
社務所への入り口です。
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御朱印が貼ってありました。
社務所にて初穂料1000円で見開きの御朱印がいただけるようです。 -
御神木の梛(なぎ)。
梛には、凪ぐや和むの意味があるそうで、御神木として植えたそうです。
奈良の春日大社や熊野速玉大社には、樹齢千年を超える巨木があるそうで、この若木も千年後が待ち遠しいです。 -
出雲大社埼玉分院の社殿。左側が拝殿。
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敷地いっぱいに社殿が建てられていて、御本殿の裏側は路地でした。
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道路の向かい側に駐車場が4台。
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少し離れた所にも駐車場が6台ありました。
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白木蓮の花。
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朝霞市のマンホール蓋。
中央に朝霞市市章、周囲には市の花・ツツジを配しています。 -
二本松。朝霞市指定史跡になっています。
溝沼村と岡村の村境にあり、古くは川越街道の裏街道が通り、膝折、溝沼方面から根岸河岸へ向かう道など、多くの道が交わる辻でした。 -
現在、3本の松が植えられてられいて、二基の庚申塔あります。地元の方が大切にお祀りしています。
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二本松の角を曲がると、朝霞市民会館ゆめぱれすが見えました。
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朝霞市民会館ゆめぱれす。外観が格好良いです。
大ホール(922席)、大・小会議室(7室)、宴会室などがあります。突き出している部分は本館4階の宴会室。駐車場は140台。 -
建物の先端を2本の柱で支えている構造です。軍艦のブリッジの様とも言われますが、私には地面に腕をついたガンキャノンに見えました。
昭和51年(1976年)に本館(地上5階、地下1階、会議棟・ホール棟)、平成10年(1998年)に新館を増築しました。 -
東武東上線の線路を越えようと歩いていたら、行き止まりになってしまいました。
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迂回して諏訪原跨線橋を渡りました。
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市道を進むと、朝霞市博物館の看板がありました。東圓寺と隣り合っているので、方向は正しいようです。
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この先は急な下り坂ですが、ここで右折します。
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細い路地を進みます。
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東圓寺の墓地です
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諏訪原跨線橋を渡ったら、そのまま進み、県道から入るとこの参道でした。ちょっと回り道をしてしまいました。
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東圓寺(とうえんじ)の境内案内です。
真言宗智山派のお寺で、敷地は1,500坪超の広さがあります。 -
お大師様のポスター。
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参道脇に広い駐車場があります。
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山門。
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山門の脇には不動尊への道、鐘楼堂。
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山門の前に、一対の金剛力士像。
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すごい睨みを利かせた金剛力士像です。
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こちらの金剛力士像も実に厳しい顔をしています。
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山門から境内。
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金子塚供養塔。山門から入り、すぐ左側にあります。
江戸時代に名主の金子彦兵衛が、金子坂という切り通しを開きました。そこに金子塚を造りましたが、それは賃金を払う仕事を作り出すことで貧しい人の救済を行うためだったそうで、その遺徳を伝えています。 -
一夜塚供養塔。
昭和18年4月、疎開児童が増えたため、第ニ小学校の隣にあった円墳一夜塚を延べ3,000人で取り崩して小学校を増築しました。
出土品の一部を東圓寺に埋葬して供養塔を建てました。 -
忠魂碑。陸軍大将鈴木壮六書。
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真言宗智山派の松光山 薬王院 東圓寺です。
創建年代は不詳ですが、近くにあった薬師堂が廃れたのを惜しんだ法印永慶が寛弘年間(985~1011)に中興しました。
この地を治めた太田道灌公が御本尊の薬師如来像を一時持ち去ったこともありましたが、後に返還されました。 -
東圓寺の本堂です。
コンクリート造り、幅10間に奥行き7間。
昭和の初めに建てられました。 -
本堂。
御本尊の薬師如来像は運慶作と伝えられ、一般公開はしていません。
また、木造十一面観音菩薩立像(推定:鎌倉時代)と木造女神坐像(天正11年)は朝霞市指定有形文化財です。
通年ではありませんが、すぐ近くにある朝霞市博物館でレプリカを拝観することができます。 -
向拝の中央に「宝珠持ち龍」。
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本堂の扁額「松光山」。
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本堂正面左に銀杏。
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本堂正面右に菩提樹。
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水屋。
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板碑。東圓寺には市内最古の文永5年(1268年)銘の板石塔婆があるのですが、この中にあるのかどうかも分かりませんでした。
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本堂の裏の景色。
この辺りを不動坂といい、東圓寺は坂の上にあります。 -
本堂をぐるっと回り、山門の内側。
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右不動尊の碑。
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本堂の前に第一番と書かれた石像がありました。
この先、不動尊への参道が「松光山八十八ヶ所」と呼ばれ、八十八体の弘法大師像が鎮座しています。 -
手にしているのは三鈷杵でしょうか。
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庚申塔。
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かわいい地蔵様。
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境内右手にある不動門。
ここから不動尊、不動の瀧への参道が続いています。 -
竹林の参道。
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竹林の参道。
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竹林を抜けると「松光山八十八ヶ所」があります。八十八体の弘法大師像が立並んでいますが、置かれている順番は何故かバラバラです。
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松光山八十八ヶ所第三番。
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松光山八十八ヶ所第五十五番。
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お地蔵様ファミリー。
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松光山八十八ヶ所第八十番。
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松光山八十八ヶ所第四十一番。
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松光山八十八ヶ所第五十八番。
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松光山八十八ヶ所第七十一番は、千手観音菩薩の碑。
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松光山八十八ヶ所第七十一番。
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東京漆器工業組合の碑。皇記二千六百年を記念した大きな石碑です。
現在の東京都漆器商工業協同組合の前身の団体と思われますが、東圓寺との関係はわかりません。この碑が建てられた昭和15年には、全国組織である日本漆器組合聯合会が発足しています。 -
この先に進むと、弘法大師が地面に杖をついた時に涌き出した水が流れ落ちているという不動の瀧、奥之院の不動堂、さらに弁天池と弁天堂があるそうです。今回は時間がなくて回れませんでした。
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山門の脇に建つ鐘楼堂です。
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鐘楼堂。
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鐘楼堂の彫刻。
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梵鐘。
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枝垂れ桜と鐘楼。
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枝垂れ桜。
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趣ある石燈籠。
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近くに赤い鳥居がありました。
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稲荷社なのにお狸様、じゃなくてお犬様かな。
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鳥居。
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稲荷明神の額。
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稲荷社。一対のお狐様がおられました。
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やはり、この坂道を通るようです。
高度差は約13mありますが、グーグルマップではほぼ平坦と表示されていました。下りで良かった。 -
坂の途中で振り返ると、本堂が見えました。
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東洋大学朝霞キャンパス。建て替え工事中でした。
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短いですが桜並木。
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広称寺(こうしょうじ)。
早逝した本田美奈子さんのお墓があるお寺として知られています。
私は、朝霞台駅の方向に向かっている途中、偶然にも見つけました。 -
浄土真宗本願寺派の城久山 広称寺。
昭和54年に開設した本堂です。
広称寺の所以は、念仏者は永遠に栄えるという嘉号「広称」にあります。広称というのは、広く念仏を称えるということ、そして自分の幸せを一人で狭く独占することなく、正法を広宣流布すること、という意味です。 -
広称寺本堂前の親鸞聖人像。
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本堂脇の通路を入り、右手に水屋あり、その斜め奥が本田美奈子さんのお墓です。
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墓石には南無阿弥陀佛、台座に「ありがとう」と刻まれています。
因みに墓石の文字はほぼ統一されていますので、眺めていても見分けがつきません。 -
墓石の側面に、母・工藤美枝子さんの名前がありました。
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広称寺の隣には大きな建物があります。
平成9年12月10日 に開設した朝霞市斎場でした。駐車場は85台。 -
さらにその隣には、日本同盟基督教団 朝霞聖書教会 Asaka Bible Churchがあります。プロテスタントの教会です。
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駅へ向かうには川を渡らなければなりません。PC中空床版アーチ橋という構造です。
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黒目川を渡ります。下流の様子。
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上流の様子。東武東上線の橋梁が目の前にあります。
上流へ向って約1.8km歩くと本田美奈子.ミュージアムがあります。
通常開館は毎週土曜の11時~15時と限られていますので、行かれる方はHPで確認してください。埼玉県朝霞市膝折町4-12-37。
この黒目川(17.3 km)は、東京都小平霊園内の「さいかち窪(皀莢窪、槐窪とも)」を源流としているそうで、この世とあの世を繋いでいるのかも知れませんね。 -
浜崎黒目橋。
橋長48.1m、有効幅員:4.0m(中央部に直径7.8mの円形バルコニーを配置)、高さ10.2m。 -
少し上流から見た浜崎黒目橋。
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黒目川の堤から見た広称寺の墓苑。
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桜と菜の花と東武電車。
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上流方向の黒目川桜堤は桜の名所、川の両岸に232本のソメイヨシノが植えられています。桜と菜の花。
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桜(ソメイヨシノ)。
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例年3月下旬には桜まつりが開かれ、提灯と灯籠でライトアップされます。
今年は開花が早過ぎて、まつりが間に合いません。 -
菜の花と桜。
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中央に朝霞市産業文化センター。
産業文化センターは、168席の収納式電動イスを備えた多目的ホール、研修室兼集会室や展示・販売に活用できるギャラリー、レストランを備えた複合施設です。
鉄筋コンクリート造、4階建、平成11年に開所、朝霞市立図書館北朝霞分館も入っています。
久しぶりにここでお仕事です。10年位前までは、毎年10日間程の研修を行っていた場所で、懐かしかったです。 -
仕事を終えて駅に着きました。
左が東武東上線の朝霞台駅、右がJR武蔵野線の北朝霞駅です。飲食店もあり、周辺には居酒屋、レストランも複数あります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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