2022/02/16 - 2022/02/16
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FUKUJIROさん
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蔓延防止が続いて県境越えができないなか、仕事ですぐ近くまで行きましたのでお昼休みに入間市博物館 ALITを訪れました。
ALITとは、Art・Archives+Library+Information+Teaの略で、平成6年11月7日に開館した、日本でも数少ないお茶の博物館です。「狭山茶をはじめとする日本各地や世界のお茶の製造・喫茶風習、茶道文化などに関する調査研究を行い、さまざまな形で情報を提供」しています。
今では「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われる狭山茶ですが、狭山茶は埼玉県下全般で生産される茶の総称となっていて、その生産量、栽培面積は、入間市が埼玉県で一番となっています。
受付で確認したところ、写真撮影は原則OKでした。
大きな期待もないままに訪問した博物館でしたが、ここでの見学を起点に旅は様々な方向に続くことになりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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入間市博物館 ALIT。
埼玉県入間市大字二本木100番地、駐車場は120台あります。 -
入間市長による「元気都市」宣言。
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入間市博物館 ALIT。
建築面積:4,077.00m2。延床面積:5,461.00m2。想像していたよりも大きな建物です。 -
入間市博物館の入り口。
開館時間は、9時から17時まで。月曜日と祝日の翌日が休館。
常設展示観覧料は大人 200円ですが、65歳以上は無料。半年後が楽しみです。 -
建物は2階建。常設展示は、まず2階に上がり、中2階から1階に下りるように配置されています。
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朝日奈央さんのパネル。
令和3年年6月1日に、いるまPR大使に就任しました。
朝日さんは、平成6年4月21日に入間市で生まれ、小学3年生まで入間市で過ごしていました。 -
受付を済ますと、2階に上がります。
階段手前の彫像は、淀井敏夫氏の沖縄ビーチという作品。 -
最初の展示室は、入間の自然。
武蔵野台地の生い立ちをパネル展示などで紹介しています。 -
メタセコイアの株の化石。
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加治丘陵の森を再現したジオラマ。
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加治丘陵の森を再現したジオラマ。
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平成3年、入間川の河原で発見されたアケボノゾウの足跡化石。
足跡の直径は25~40㎝ほど、約100個の足跡化石が発見されました。 -
入間川で発見されたアケボノゾウの足跡化石からの骨格復元模型。
アケボノゾウの体高は約2m。100万年前ごろに生息していたようです。 -
次の展示室は、入間の歴史。
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市内の遺跡から出土した、旧石器時代から縄文時代の石器を展示しています。
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市内の遺跡から出土した縄文時代中期の土器。
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市内の遺跡から出土した縄文時代の土器。
動物の形をした取っ手が特徴です。 -
市内の遺跡から出土した縄文時代の深鉢型土器。
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市内の遺跡から出土した縄文時代中期の有孔鍔付き土器。
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市内の遺跡から出土した旧石器時代から縄文時代の土器を展示しています。
入間市ではたくさんの土器が出土していますが、弥生時代から古墳時代にかけての遺跡は見つかっていません。この地域が、水田稲作に不向きな台地に位置するためと考えられています。 -
古代のコーナー。
承和12年(845年)に武蔵国男衾(おぶすま)郡の壬生吉志福正(みぶのきしのふくまさ)が再建したと云われる武蔵国分寺の七重塔のイメージ図。 -
道祖神。道標を兼ねていて、右 二本木、左 三ヶしま(三ヶ島) 山口 道 と彫られています。
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中世のコーナー。円照寺の板碑(国重要文化財・複製)。
入間市仏子にある円照寺には鎌倉時代から戦国時代にかけての板碑40基が残されており、丹党加治氏に関する歴史や鎌倉幕府との関係を示す資料となっています。 -
埼玉県にいると板碑は特に珍しいものではありませんが、全国最多の27,000基が埼玉県にあったのですね。
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近現代のコーナー。入間市に限らず、繊維産業が盛んな時代です。大きな機織り機です。
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糸引きの工程。
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もので見る暮らし。
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戦時中のくらしが展示されていました。防空頭巾とヘルメット。
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消防ポンプ、ラヂオ、防空サイレン。
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出征する長兄との記念写真。写真に写る宮岡徳次郎さんは、任地の広島で被爆しましたが、生きて帰郷することができました。
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軍隊手帳、奉公袋、バッヂ。
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千人針。千人の女性が一針ずつ縫って結び目をこしらえたお守りですが、「虎は千里を行き千里を帰る」という故事に喩え、寅年生まれの女性にはその年齢だけの数を縫ってもらうと、より効力があると信じられていました。私も初めて見ました。
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入間市黒須(当時は黒須村)出身の繁田武平(はんだぶへい)氏は、茶業経営や黒須銀行の創立など、地域経済の発展に寄与しました。
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渋沢栄一翁の揮毫による「道徳銀行」の額(複製)。客本位を主旨としていた黒須銀行は、道徳銀行と呼ばれました。この額は、今も埼玉りそな銀行本店にあるそうです。
旧黒須銀行を訪ねた記録です。
https://4travel.jp/travelogue/11741645 -
最後の展示室が、茶の世界。
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茶樹王のタペストリー。高さが6~7m位あります。
中国雲南省の密林には、茶樹王と呼ばれる茶木の原種があり、樹齢2700年、樹高25mもの大木だそうです。 -
お茶のふるさと中国雲南省の茶の木の標本。
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茶の伝播を記した世界地図。
茶木の原産地はインドのアッサム地方と言われ、雲南省に広がり、紀元前1世紀には四川省で茶葉を飲用していたそうです。
日本に伝わったのは8世紀、遣唐使が持ち帰りました。 -
世界各地のお茶について、茶の葉や、茶を飲む道具、茶を飲む部屋の情景ジオラマなどを展示しています。ここは中国福建省の喫茶の様子。
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団茶。中国四川省から中央アジアへ運ぶ際、固形状にして運びました。遣唐使が持ち帰った茶も団茶でした。
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チベットで茶を飲む部屋の様子。
チベットでは団茶をほぐし、煮出した後に塩やバターを加えて飲用するのが一般的です。 -
イギリス中流家庭での喫茶の様子。
初めは薬としてお茶を使っていましたが、18世紀中ごろからは紅茶を飲む習慣が広まりました。 -
ティーアーン。。作り置きした紅茶を保存する容器。
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ティーキャディー。19世紀初頭まで、お茶が高価だった頃は鍵付きの箱で茶葉を保管していました。
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日本では鎌倉時代から室町時代にお茶が広まりました。その頃の武蔵国では、河越茶と慈光茶という茶産地があったのですが、戦国時代に衰退してしまいました。
展示は、京都市東山にある六道珍皇寺の門前に立った一服一銭の「小屋掛けの茶屋」を再現したものです。 -
丸太柱に板葺き屋根という質素な小屋ですが、客は炙り餅を食べながら茶を飲み、楽しんだそうです。
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天正12年(1584年)に千利休が大坂城内に建てた二畳の茶室を実物大に復元しています。
その2年前に建てられた国宝の妙喜庵待庵(京都府大山崎)とほぼ同じ造りとなっています。 -
茶室の躙り口。茶室には入れません。
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常設展示を見終わると、1階のロビーに出てきます。
1階では特別展「むかしのくらしと道具展」を開催していました。観覧無料でした。 -
この展示は、昭和35年頃に建設された角栄団地をモデルにしていました。
台所。奥の流しが石造りです。 -
昭和40年頃の茶の間です。
当時を知っている私には特に感慨はありませんが、若い方が見ると何か感じるのでしょうか。 -
建物を出ると、茶木が植えられていました。
茶農林6号「やぶきた」。広域に適応しており、全国栽培の約7割がやぶきたです。 -
茶農林28号「べにひかり」。紅茶用として香りに優れています。
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茶農林31号「さやまかおり」。昭和46年、埼玉県産で耐寒性があり、香気に特徴があります。
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名誉市民 水村仁平先生像。平成28年建立。入間市長だった方です。
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茶処 一煎(ちゃどころ いっせん)。
令和4年1月6日に開店したレストランです。定員40名。
営業時間は10時30分から18時まで、月曜日と第4火曜日、祝日の翌日、年末年始はお休みです(入間市博物館の休館日に同じ)。 -
敷地の南端からは、入間市宮寺地区と東京都瑞穂町、そして遠方には狭山丘陵が見えました。見学時間は、約1時間半でした。
今までは何も知らずに飲んでいたお茶の歴史を知ることができました。また、入間市内のお寺や史跡にも興味が出ましたので、近いうちに回ってみようと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2022/02/25 16:55:20
- お茶の博物館・・・
- FUKUJIROさん、はじめまして。
私の旅行記を色々見ていただきまして、ありがとうございます。
また、フォローまでしていただきまして、
重ねてお礼を申し上げます。
遅ればせながら私の方からもフォローさせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
お茶の博物館と言うのがあるのですね。
私は日本茶が大好きなので、行ってみたいです。
お茶のルーツから世界のお茶まで
楽しそうな展示物ですね。
昭和40年の家も、とても懐かしいですね!
テレビは今とは違ってチャンネルでした。
抱き人形も、文化人形と言って
私のは青い洋服を着ていました。
涙が出るくらい懐かしいです。
お茶のルーツを知り、種類も知り味わうと
また違った発見がありそうです。
ご紹介くださってありがとうございます。
yamayuri2001
- FUKUJIROさん からの返信 2022/02/27 06:39:37
- Re: お茶の博物館・・・
- yamayuri2001さん、こんにちは。
いつもご覧いただきましたありがとうございます。また、フォローまでしていただき、お礼申し上げます。
以前からお茶も紅茶も大好きでしたが、そのルーツから知ることができて、とても良かったです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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