2022/03/12 - 2022/03/12
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この旅行記のスケジュール
2022/03/12
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車での移動
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出雲祝神社で重闢茶場碑と茶場後碑を見た
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茶畑(別日に撮影)
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この旅行記スケジュールを元に
入間市博物館 ALITで知った茶場碑を探して入間の社寺を参拝しました。
茶場碑は市内に5つと周辺にもあるようですが、最初に建立されたのは、入間市宮寺に立つ重闢茶場碑(かさねてひらくちゃじょうのひ)とのことです。
この碑は、出雲祝神社の境内にあるというので、私は車で移動しました。出雲祝神社に参拝し、続いて、龍圓寺と豊泉寺を参拝しました。
出雲祝神社へ公共交通機関で行く場合は、西武池袋線の小手指駅から宮寺西行きの西部バスに乗り約15分、宮寺バス停で降車してから徒歩約10分です。
龍圓寺へは、西武池袋線の入間市駅から金子駅行きの西武バスに乗り約9分、ペアーレ入間入口バス停で降車してから徒歩約4分です。
豊泉寺へは、龍圓寺行きと同じバスの根岸バス停で降車してから徒歩約5分ですが、豊泉寺と龍圓寺の間は約1.1kmなので、歩いた方が早いでしょう。また、金子駅はJR八高線の駅なので、そちらへ抜けても、あるいは逆ルートも可能です。
たぶん来年から、6月第1日曜日が「狭山茶の日」になるみたいです。
入間市博物館 ALITの旅行記です↓。
https://4travel.jp/travelogue/11739613
ALITの情報を元に入間市を街歩きしたときの記録です↓。
https://4travel.jp/travelogue/11741645
川越市の無量寿時中院には「河越茶・狭山茶発祥の地」碑が建てられています↓。
https://4travel.jp/travelogue/11746045
よろしければ合わせてお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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出雲祝神社の駐車場と参道が分からなかったので、グーグルマップを載せておきます。境内右の青い印が一の鳥居の場所です。お目当ての茶場碑は、護国神社の西側にありました。
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駐車場は6~7台位です。
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参道の始まりです。
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御由緒が書かれています。肉眼ではあまり見えていませんでしたが、写真の方が良く見えています。
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一の鳥居。
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扁額には寄木宮とあり、江戸期には寄木明神社と称していたといいます。
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短い参道ですが、樹叢感たっぷりです。
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石段の先に二の鳥居。
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二の鳥居。
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狛犬(阿形)。よく見るとちょっと面白いお顔です。
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狛犬(吽形)。
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こちらの扁額は、出雲祝神社です。
明治2年に出雲祝神社と改めました。 -
手水舎。水は抜かれていました。蛇口を回しても水が出ませんでした。
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拝殿。狭山丘陵の北側斜面、東向きに建っています。
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出雲祝神社の扁額。
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拝殿の内部です。
御祭神は天穂日命(あまのほひのみこと)・天夷鳥命(あまのひなどりのみこと)・兄多毛比命(えたもひのみこと)の三柱です。いずれの神様も出雲系で、兄多毛比命は最初の武蔵国造となりました。
相殿に菅原道真公を始め十一柱をお祀りしています。 -
拝殿の真向かいには神楽殿。
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社務所。普段は無住のようです。
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拝殿に向かって右側(北側)に八雲神社。
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奥が御本殿。覆い屋の中にあります。
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拝殿に向かって左側(南側)に護国神社。
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護国神社の奥に進みます。
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逆光でほとんど見えませんが、重闢茶場碑(左)と茶場後碑(右)。
2つの石碑は狭山茶の「誕生」と「発展」の歴史を象徴する記念碑です。 -
天保3年(1832年)に建碑した重闢茶場碑(かさねてひらくちゃじょうのひ)。
文政2年(1819年)に、地元の吉川温恭(よしずみ)と村野盛政が、関東以北で初めて本格的な蒸し製煎茶の量産に成功しました。
碑文には、「州の北、河越の野に狭山あり。多磨・入間二郡に跨がり、古(いにしえ)名茶を出す」と記されています。 -
重闢茶場碑。題額の「重ねて闢く」とは、一度閉じられた茶作りを再開することを意味し、河越茶以降、数百年間廃れていた茶作りを狭山丘陵の麓で復興したことを記しています。
題額は松平定常の筆、碑文は林韑(あきら)の撰文、巻大任(まきたいにん)の筆、字彫は窪世昌(くぼせいしょう)の刻。 -
茶場後碑(ちゃじょうこうひ)。
アメリカへの輸出が盛んに行われていた明治9年(1876年)に建てられたもので「重闢茶場碑」以後の狭山茶業の発展が記されています。
狭山茶が宇治茶と雌雄を争うようになり、西洋から買い付けに来る人は狭山茶でない茶には見向きもしない、とあります。 -
茶場後碑。
題額と碑文は萩原秋巌(はぎわらしゅうがん)の筆、撰文は中村正直、字彫は廣瀬群鶴(ひろせぐんかく)の刻。 -
重闢茶場碑と茶場後碑が立つ丘の西側には茶畑が広がります。
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石碑のある丘から北北西の方向です。
画面中央の鉄塔の少し左側、奥方に入間市博物館 ALITが見え、そのさらに奥の茶畑の中に桜山展望台が見えています。恐らく、知っている人じゃないと見えないかも知れません。 -
出雲祝神社から西久保観音堂へ行きました。
下の集落に降りるには、こんな細い道を通るようです。 -
乳銀杏。乳といわれる気根をたくさん持つ珍しい銀杏です。
女性(乳)だけでなく男性(父)にも御利益があるそうです。 -
手水舎。
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力石。一番大きな力石は186kgです。
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西久保観音堂は、神亀5年(728年)春、行基が全国行脚に際して草創したと伝われています。
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観音堂。
観音堂としては、大きく立派な堂宇です。古くは清水山観音寺と呼ばれたという伝承もあります。
毎年1月17日と8月17日には「鉦はり(かねはり)」の行事が行われています。念仏に節をつけて歌のように唱え、これに太鼓・鉦を打ちます。
入間市博物館 ALITのホームページからダイジェスト版を観ることができます。 -
観音堂の扁額。
狭山三十三観音霊場28番。 -
観音堂の内部。御本尊の正観音(聖観音)像は、神亀五年(728年)の作と伝わる44cmの像で、60年に一度開帳されます。
前回は、平成26年8月に御開帳されたとのことで、私が生きているうちには開張されません。 -
御朱印を集めてる方は参考にしてください。
ご近所の個人宅でいただけるようです。 -
菩提樹。
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集会所。
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さて、国道16号線を折れて北へ向かう「いちょう通り」を北へ進むと、途中に日本一の道標(みちしるべ)があります。
この道標は、これから向かう龍圓寺に建つ「北狭山茶場碑」に向かう人のために建てられたものです。 -
道標は、「北狭山茶場碑入り道」と示され、高さが日本一の道標(4.1メートル)として昭和61年にギネスブックに登録されました。
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道標移設の碑。
道路拡張のため、移設した経緯が記されています。 -
入間市根岸の茶畑。
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狭山茶の6割以上は入間市で生産されていますが、こういう景色を見ることができるのは根岸地区だけかも。
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茶葉。この写真は4月中旬になってからの撮影です。3月の茶畑はこんなに明るい緑色はしていません。
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こちらも入間市根岸の茶畑。
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茶摘みを待つばかりですね。
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龍圓寺(りゅうえんじ)。加治丘陵の南麓にあります。
寂蓮法師(俗名:藤原定長)が建仁年間(1201-1204年)に千手観世音像を安置して創始、江戸中期に俊誉和上が中興したといいます。現在、御本尊は本堂に安置される虚空蔵菩薩です。 -
龍岳山 観喜院 龍圓寺の扁額。真言宗智山派です。
新久(あらく)観音とも呼ばれ、武蔵野三十三観音霊場20番、奥多摩新四国霊場八十八ヶ所41番、武州八十八所霊場75番です。 -
水道の柱にも立派な彫刻があります。
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本堂に向かって左側、鐘楼があります。
その手間に大きな石碑が建っています。 -
境内の庭前に「北狭山茶場碑」があります。碑は根布川石製で高さ約3m。昭和12年に建てられました。
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茶場碑建立の構想は早くから進められ、撰文は明治20年に行われていましたが、資金不足や石材探しに時間がかかったと言われています。
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北狭山茶場碑、裏面です。
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鐘楼。
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かつて、享保年間(1716~34年)製作銘の梵鐘がありましたが、戦時供出しました。現在の梵鐘は、昭和23年に新造したものです。
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龍圓寺の観音堂。境内の一段高くなった所に建っています。
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龍圓寺の観音堂。
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観音堂は明治34年の春に焼失、大正3年に再建されました。子安、子育ての観音として信奉されています。
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観音堂ですが、狛犬が置かれています。
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観音堂ですが、狛犬が置かれています。神仏習合の名残でしょう。
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太子堂。
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太子堂には奥多摩新四国八十八ヶ所霊場の札所御本尊石仏。
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もちろんお大師様がいらっしゃいます。
南無大師遍照金剛像。 -
十一面観音菩薩石像。
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新久観世音御詠歌の碑。
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観音様や板石塔婆。
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子育て地蔵堂。
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子育て地蔵。
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日切地蔵堂。
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日切地蔵。
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龍圓寺境内から南方向の様子。入間市街地を挟んだ先に出雲祝神社があります。
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豊泉寺に着きました。取り付きの道路は狭いですが、境内の手前に広い駐車場がありました。この一帯は、古くは金子十郎家忠の館跡とされている場所です。
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本堂とは少し離れた所に鐘楼があります。
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松龍山 豊泉寺(ふせんじ)は曹洞宗のお寺です。
小田原北条氏の家臣だった豊泉左近将監が金子郷の領主となりました。関東争乱で亡くなった父母と将兵の菩提を弔うために開基となり天文元年(1532年)に創建、木蓮寺瑞泉院四世本室徳源禅師が開山したといいます。 -
狛犬(阿形)。龍圓寺の観音堂と同じで、お寺ですが狛犬がいます。
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狛犬(吽形)。阿形と同じく吽形も玉を銜えています。
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本堂は平成30年11月に新築されました。古い写真を拝見すると、台形をした朱色の屋根が独特の雰囲気を醸し出していたのですが、ちょっと残念です。
寛保・延享時代に火災にあい、古文書や文化財は焼失してしまいました。 -
御本尊は虚空蔵菩薩です。
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一休さんの像。
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菩薩像。
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石柱に彫られた菩薩像。
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庚申塔。
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慈母観音菩薩像。
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慈母観音菩薩像。
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六地蔵。
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隣の森を伐採してました。
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本堂西側の小道を進みます。
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本堂の裏には墓地が広がっていました。
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豊泉寺庭園の棟門(むねもん)。
庭園入り口には、木造の棟門が造られています。 -
豊泉寺の本堂裏には禅宗式庭園(市指定文化財)が造られています。
茶業に励み、茶の製法研究と品質向上に努め、根通り茶独特の「ちらしより」という技術を開発した水村藤四郎氏(文政5年~明治35年)が、中年より造園業に転じた後に造庭しました。 -
豊泉寺の庭園は加治丘陵の木立を後景にして、池の周りの傾斜地に植栽や石組みを配しています。庭園の上部には石塔と三尊石があります。
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躑躅を主体としてますので、4月後半~5月初旬が見頃とのことです。
さて、ここまで見ても茶業碑が見つかりません。 -
駐車場から見えていた鐘楼を見ていませんでした。
鐘楼の脇に石碑らしきものがありました。 -
鐘楼の建つ石垣を登ると、目の前に石碑がありました。
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狭山茶場碑。昭和46年建立。
この碑は、安政4年(1857年)に儒者・佐藤一斎により撰文されたもので、狭山茶業再建の由来などが記されています。 -
狭山茶場碑。しかし、当時は建碑に至らず、昭和46年に地元の金子地区有志によって建てられました。
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狭山茶場碑(右)の奥にもう一つ石碑がありました。
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大正2年(1913年)に建てられた水村藤四郎氏(茶藤翁)の記念碑です。
豊泉寺の庭園を造った水村藤四郎氏を讃えています。茶業碑よりも早く建てられていました。 -
茶藤翁碑から見た鐘楼。茶業碑は中央の木立で隠れています。
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本堂の東側に鐘楼があります。
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元は寛文9年(1699年)に造られた梵鐘がありましが、昭和18年に戦時供出しました。現在の梵鐘は、昭和39年(1964年)に再建された、直径72cm、重量450kgのものです。
今回3か所の茶業碑を見て、江戸から明治に移る激動期に逞しく生きた茶業関係者の姿に触れられました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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旅行記グループ 埼玉の旅その2
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