2022/10/07 - 2022/10/07
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埼玉県立歴史と民俗の博物館を久しぶりに訪問しました。初めて訪れたのは高校1年生のときだったような記憶があります。課外授業だったのか、学校からおよそ3kmの道のりを歩きました。当時は、前身の埼玉県立博物館が開業して間もない頃でした。
平成18年4月1日に県立民俗文化センターを統合し、現在の埼玉県立歴史と民俗の博物館が発足しました。埼玉県の歴史や民俗、美術工芸の分野を総合的に扱う人文系の博物館です。
常設展示室内では個人利用に限って自由に写真撮影できます。
その後、何度か立ち寄ってますが、今回、大規模改修工事のため約1年間休館になるので、近くにある埼玉縣護國神社に参拝してから、見学しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の北大宮駅。
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北大宮駅の周辺は、武蔵一宮氷川神社の西側に広がる住宅地です。
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ホームの北端。
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ポツポツと小雨が降っていますが、線路に沿ってしばらく北へ歩きます。その後、東方向へ向かいます。
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埼玉縣護國神社の御由緒が書かれています。
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埼玉縣護國神社、二の鳥居。
一の鳥居は大宮公園の中にあり、氷川神社から歩いてくると、その途中にあります。 -
昭和9年に埼玉県招魂社として創建、昭和14年に埼玉縣護國神社となりました。
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手水舎。
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手水石の上も屋根で覆われている珍しい形です。
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引き戸を開けて、柄杓で水を汲みますが、コロナ対策で柄杓はありませんでした。
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昭和6年の満州事変で、2,600名余の戦没者が出たことから、招魂社の建設が決まりました。
鎮座招魂祭には、近衛師団長朝香宮鳩彦殿下が参列しました。 -
拝殿。
鳥羽伏見の役以後の国事に殉ぜられた埼玉県関係の英霊五万一千余柱をお祀りしています。
昭和42年10月に天皇皇后両陛下が参拝、平成5年5月に天皇皇后両陛下が参拝しました。 -
拝殿には、特攻兵士の辞世の短冊が展示されていました。
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拝殿には、特攻兵士の辞世の短冊が展示されていました。
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出征兵士之像。平成25年(2013年)に建立されました。
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出征する父と見上げている娘。
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奉納された艦砲弾。長さ90cm、直径24cm。
日露戦争当時の砲弾と云われています。 -
令和2年の靖國神社御創立150年記念事業として、靖國神社境内に設置されたさくら陶板の一片です。制作は人間国宝の陶芸家・原清氏です。
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遺品展示館。
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特攻勇士之像。右は、その顕彰碑。
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特攻勇士之像。
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境内右奥には大東亜戦争戦没地域図。
支那事変以降、総数48,453人もの埼玉県出身者の地域別戦没者を記しています。 -
平成12年(2000年)に特攻隊の出撃基地となった鹿児島県の知覧から移植された特攻花です。
特攻花とは、大金鶏菊(おおきんけいぎく)の別名で、知覧の出撃基地周辺に多く群生していました。特攻隊の出撃が始まった3月下旬頃から発芽し始め、出撃が続いた6月頃まで咲き誇る事から特攻花と呼ばれますが、特攻花とは桜であるとも云われています。 -
二の鳥居の外側左手には埼玉県傷痍軍人の塔。昭和53年(1978年)に建立。
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題字は厚生大臣・渡辺美智雄氏。
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大宮公園の舟遊池。
2000年に終了した貸しボートの営業を再開する予定だそうです。
昔々、アベックでボートに乗ると必ず別れると言われていましたが、それは本当の事でした。 -
短時間なら、ここが一番安いかも。
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大宮公園水泳場(水泳競技場)。
関係者以外は入場不可(盗撮防止)のため、内部は不明です。屋根のように張り出した部分の上が観客席で、観客は日光に晒されるため、日焼け対策が必須という話です。 -
埼玉県立歴史と民俗の博物館の駐車場です。
今までは無料でした。 -
正面入り口を入った所。
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入り口脇のスダジイ。
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大宮公園の辺りは古代から人が住んでおり、大宮公園内遺跡があります。
弥生時代の終わり頃の住居跡に、当時の住居を復元しました。 -
300円を払って入館しました。以前だったら敬老割で無料というルールだったのですが、今は敬老割が廃止でした。300円は安いと思えるほど充実しているのですが、何となく我が身の不運を感じてしまいました。
1階フロアから下の様子。1時間半ほどの訪問なので、地下フロアから回ります。 -
地下へ下りる階段中ほどからの様子。
板碑がいっぱいです。 -
慈光寺開山塔(レプリカ)です。
今春、慈光寺を参拝した際に、その途中で慈光寺開山塔の覆屋を見たのですが、中の様子は窺い知ることができませんでした。 -
高さ5.1mの木造ニ重宝塔です。
天文25年(1556年)頃に再建された開山塔は、国指定重要文化財となっています。
このレプリカを見ると、あの覆屋の中に本当にこの大きさの塔があるのか信じ難いです。。
慈光寺を訪問した記録です。
https://4travel.jp/travelogue/11740220 -
レプリカですが、良くできています。
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埼玉県立歴史と民俗の博物館の自慢は板碑(いたび)です。
そもそも埼玉県は板碑の宝庫で、至る所にありますが、この博物館には、日本一大きい板碑と日本一小さい板碑が揃っています。 -
南無阿弥陀佛と刻まれた最大の板碑(レプリカ)。延慶4年(1311年)。
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墓塔として建てられた板碑(レプリカ)。種子は胎蔵界大日如来(アーンク、荘厳体)、蓮座が刻まれています。延慶3年(1310年)。
種子(しゅじ)とは、仏教の諸尊を梵字一文字で表したものです。 -
中央に阿弥陀如来(キリーク)、向かって右に観音菩薩(サ)、左に勢至菩薩(サク)、それぞれの種子(梵字)か刻まれた珍しい三連板碑(レプリカ)。正嘉2年(1328年)。
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日本一大きい板碑(レプリカ)、高さ5.37mです。種子は釈迦如来(パク)、蓮座が刻まれています。応安2年(1369年)。
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日本一小さい部類の板碑、2基。いずれも約20cmです。読み難いのですが、種子はキリークのようです。
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もう少し板碑を見ていきましょう。
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善光寺式釈迦三尊像を彫った板碑(レプリカ)。13世紀の作。
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来迎阿弥陀三尊像を彫った板碑(レプリカ)。種子は阿弥陀如来(キリーク)、文応2年(1261年)。
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天蓋のある地蔵菩薩(閻魔大王の本地仏)が彫られた板碑(レプリカ)。文永2年(1265年)。
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阿弥陀三尊が彫られた板碑(レプリカ)。中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩。嘉元4年(1306年)。
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最末期の板碑。文禄4年(1595年)に作られたもので、この頃を最後に板碑を作る文化は終わりました。
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二十三夜塔(レプリカ)。かつて太陰暦の23日夜に集まり、勢至菩薩を祀る二十三夜待ちという風習がありました。
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双体道祖神。信濃国や上野国に多く、武蔵国では北西部に限られます。
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庚申塔(レプリカ)。江戸時代に盛んに作られた青面金剛を本尊とした庚申塔です。正徳2年(1712年)。
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台座には「見ざる言わざる聞かざる」が彫られていました。
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江戸時代末期の川越城の模型。
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江戸時代末期の川越城の模型。
模型では三層の富士見櫓ですが、その後の調査で二層構造であることが判明しています。 -
忍城の鯱。
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古河公方足利政氏の甲冑(県指定文化財)。久喜市にある甘棠院の寺宝です。甘棠院は、足利政氏が隠居後に住んだ館を寺にしたところで、永正16年(1519年)に開山しました。多くの宝物がこの博物館に寄贈・寄託されています。
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こちらは甘棠院に伝わる道憲作十文字槍(県指定文化財)です。
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こちらは甘棠院に伝わる源氏車紋鞍(県指定文化財)です。鞍に付随する障泥(あおり)、鐙(あぶみ)、轡(くつわ)も残されています。
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日光道中栗橋の関所(模型)。利根川の渡しに設けられた武蔵国の関所です。
通常は渡し舟でしたが、将軍が渡る際には、臨時の舟橋が作られました。 -
日光道中栗橋の関所(模型)。お白洲。
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高札(お定書)の掲示場(模型)。
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きりしたん禁教の定(例示)。
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当時の旅人の装い(男)。菅笠を被り、股引に脚絆、草鞋を履いています。手甲を付け、荷物は最小限にまとめていました。
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当時の旅人の装い(女)。足下は蹴出しに脚絆、草鞋です。
女一人では旅ができない時代ですから、荷物は連れの男性(または使用人)が持っていました。 -
見沼代用水で使われた中ひらた舟(模型)。
実物は、長さ10m、幅2mほどでした。 -
新河岸川の舟運で使われた高瀬舟(推定模型)。一度に米180俵を運びました。
川越市の喜多院に今も残る江戸城の別殿、これを移築する際に整備されたのが新河岸川で、その後の川越の繁栄に繋がりました。
喜多院についての旅行記です、参考までにご覧いただけると幸いです。
https://4travel.jp/travelogue/11745976 -
次の予定があったので、博物館を切り上げて大宮公園駅まで歩きました。
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大宮公園駅は、名前どおり大宮公園の最寄り駅ですが、この駅を使うのはお花見のとき位かな。普段は、大宮駅から氷川神社に参拝して、大宮公園に行きますね。
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大宮公園駅には、自販機とコインロッカーがあります。売店はありませんが、徒歩1分でファミリーマートがあります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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