2024/02/15 - 2024/02/15
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埼玉県旧大宮市は鉄道の町、鉄の聖地と言っても過言ではありません。
今回、ほぼ1年ぶりにさいたま市の鉄道博物館を見学しました。
まあまあの回数訪問しているのですが、いつも思いつきで来ているし、以前は子連れ、最近は孫連れなので、何となく楽しんでいたという感じでした。
しかし、今回は違います。異業種交流会の研修事業として見学することになりました。
やっぱり仕事ですから、気合を入れて前売券を購入し、11時には改札口を通過して本館2階のトレインレストラン日本食堂に直行しました。
いつもは南館4階のビューレストランを利用しているのですが、仕事のため気合を入れて少し高級な日本食堂を利用しました。
異業種交流会の皆さんと合流する前にたっぷりと鉄分を吸収しました。
鉄道博物館は、年末年始と火曜日が休館、開館時間は10~17時(最終入館16:30)、当日料金1,330円、前日までの前売料金1,230円でした。2024年4月1日からは当日料金1,600円、前日までの前売料金1,500円に変わります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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埼玉県の大宮駅。転車台をイメージした鉄道博物館の案内表示です。早くもテンション上がります。
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駅の中の通路ですが、てっぱく通りと名前がつけられています。
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鉄道博物館の広告。
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伊奈伝説のガチャがあります。
伊奈は、ニューシャトルの終点がある埼玉県北足立郡伊奈町のこと。 -
ニューシャトル(埼玉新都市交通伊奈線)は、大宮駅から北足立郡伊奈町の内宿駅まで走っている軌条式鉄道です。
終点の内宿駅の近くには、埼玉県県民活動総合センターがあり、仕事で数百回は行っています。 -
ニューシャトルの電車。
昭和58年(1983年)12月22日、大宮~羽貫間で暫定開業。40周年の記念ステッカーが貼られています。
スカイブルーに塗装された2000系電車の05編成。 -
坂を上る2605電車。
東北・上越新幹線の建設に伴う見返り事業として、上越新幹線に沿わせて車路を造り、ゴムタイヤ方式の新交通システムを通しました。
構造上、降雪に弱く、以前は少量の雪であればゴムタイヤにチェーンを巻いて走行していました。 -
鉄道博物館駅まで一駅(3分)ですが、suicaで189円です。
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埼玉県条例です。
たまに守っていると、後方から恐ろしいほどの殺気を感じます。 -
日本でココだけのプリクラ。
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鉄道ガチャ。この数倍の数が置かれていました。
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ニューシャトルのタイヤが展示されていました。
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初期のノーパンクタイヤ。ホイールとの間にウレタンが充填されていました。
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後期の窒素ガスタイヤ。
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平成22年12月21日に天皇・皇后両陛下が大宮駅から鉄道博物館駅まで乗車されたときのヘッドマーク。
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鉄道博物館駅を出ると、そこはもう鉄道博物館のエリアです。
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大きな車輪。
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大きな車輪。
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床面には時刻表が印刷されています。
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なかよし号。
記念写真を撮りましょう。 -
鉄道博物館の入り口です。
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エントランスホールには、EF58形電気機関車(EF5861号)のお召し列車専用車が展示されています。
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EF58形電気機関車(EF5861号)。
昭和 28年(1953年)7月にお召列車専用機として日立製作所 水戸工場で製造され、首都圏の直流電化区間を中心に 平成 20年(2008年)まで活躍しました。 -
EF58形電気機関車(EF5861号)、全長19.9m。
車体正面だけでなく側面まで取り付けられたステンレス製の飾り帯や国旗掲揚 装置、足回り各部の磨き出しなどの専用装備を当初から備えていました。 -
EF58形電気機関車(EF5861号)。
90 回以上お召列車の先頭を走りました。 -
エスカレーターで2階へ上がりました。
右の建物はトイレ。 -
1階の車両ステーションの様子。
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2階の鉄道車両年表。各年代の模型が展示されています。
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EF51(1/10模型)。
米国ウェスティングハウス・エレクトリック社(Westinghouse Electric)とボールドウィン社(Baldwin)の合作により大正15年(1926年)に2両が製造、鉄道省が輸入した大型の直流用電気機関車です。
東海道本線の東京~国府津間に運用、後に清水トンネルを挟む電化区間の水上~石打間で運用されました。 -
10000形(後のEC40形)電気機関車(1/15模型)。
信越本線の横川~軽井沢間(碓氷峠)を電化するに際して、鉄道院が1912年に輸入したラックレールを使用するアプト式直流用電気機関車で、日本で唯一、動軸数が奇数の電気機関車です。
ドイツのAEG社(アルゲマイネ)とエスリンゲン機械工場の合作により12両が製造、輸入されました。
これにより、碓氷峠の運転時間は75分から49分へと大幅に短縮されました。
現在は、しなの鉄道軽井沢駅のホームに静態保存されています。
よろしければ、軽井沢からめがね橋を渡り、横川駅へ行った際の記録もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11720080 -
11時20分には、トレインレストラン日本食堂に到着。営業時間は平日11時~LO 16:30、土休日は10:30~LO 16:30です。平成29年7月に開業しました。
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トレインレストラン日本食堂は、食堂車を模した造りですが、列車の外にもテーブル席が用意されています。
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もちろん、車内でいただきます。
食堂車そっくりの内装です。 -
窓の代わりに風景写真。
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Mini salad & Drink Set 500円を頼みました。
ドリンクを単品で頼むと450~500円するので、絶対にセットがお得です。 -
Omelet rice -demiglace sauce(オムライス牛ほほ肉のデミグラスソース)1,680円。
お米は新潟県十日町市産の「魚沼コシヒカリ」を使っています。
美味しくいただきました。 -
1階の車両ステーションの様子。
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通路にはテーブルや椅子が並べてあるので、休憩することができます。
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1階の車両ステーション、中央には目玉設備の転車台があります。この転車台は15時に回転するのですが、観光用だけでなく展示車両の入れ替えの際にも大活躍します。
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ステンドグラス。
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ステンドグラス(左半分)。
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ステンドグラス(右半分)。
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ステンドグラス(こだま号)。
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鉄道文化ギャラリー。
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鉄道文化ギャラリー。
鉄道をテーマにした小説の数々。
銀河鉄道の夜や塩狩峠がありました。 -
鉄道文化ギャラリー。
こちらは鉄道をテーマにしたマンガの数々。
こち亀って鉄道マンガじゃないけど、中川鉄道の回みたいです。 -
てっぱくシアター、室内は撮影禁止です。
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1階に下りて、車両ステーションを見学します。
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一号機関車(150形蒸気機関車)。
明治4年(1871年)の製造、新橋~横浜間の鉄道開業時に、鉄道省がイギリスから輸入した蒸気機関車のうちの1両です。 -
同時に発注された10両のうち、最も早く日本に到着しました。
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国指定重要文化財、鉄道記念物。
平成9(1997年)に鉄道車両として初めて国の重要文化財に指定されました。 -
横浜~新橋間で約8年間使用された後、各地を転々としました。明治44年(1911年)4月1日付けで島原鉄道の開業用に譲渡され、同社で客貨牽引に用いられました。
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動輪直径は1,295mm(4フィート3インチ)、車軸配置は2-4-0。
長年にわたる使用期間中、様々な改造が加えられました。
昭和11年(1936年)に東京・万世橋の交通博物館に移され、静態保存されました。その際に原型に復元、鉄道博物館への移転後、「明治30年頃の姿を再現した」塗装にしました。 -
輸入当時の写真もありました。
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明治4年(1871年)、バルカン・ファウンドリー社 (Vulcan Foundry Co., Ltd.)製、製造番号614です。
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島原鉄道から離れる際に、貼り付けられた記念標。
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初期の客車。これは1870年代の後半に京阪神で使われた車両(複製)で、マッチ箱のような四角い姿が特徴です。
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当初は低級と呼ばれましたが、あまりにも酷いということで、三等と呼び変えられました。乗客が勝手に扉を開ける事故が起きたことから、車掌が外側から施錠していました。
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客車内部。この客車はコンパートメントですが、横浜~新橋間で使用された客車は、中央に通路がある型でした。
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志んばし駅の駅名標。
よろしければ、旧新橋停車場・鉄道歴史展示室を訪問した記録もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11796624 -
志んばし駅の0哩(ゼロマイル)標識。鉄道記念物。
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辨慶号機関車(7100形蒸気機関車)。
明治13年(1880年)、米国ピッツバーグのH. K. ポーター社で製造された8両を輸入、鉄道記念物。 -
正面の②は、2号機「辨慶」を表しており、1号機「義經」は京都鉄道博物館に、6号機「しづか」は小樽市総合博物館に展示されています。
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北海道最初の官営幌内鉄道の開業時に米国から輸入した蒸気機関車です。
アメリカン・スタイルのカウキャッチャーが特徴です。
よろしけれ、幌内鉄道の歴史を残す三笠鉄道村を訪問した旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11180801 -
運転席。
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石炭車。
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辨慶(弁慶)号。
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開拓使号客車(コトク5010形)。
明治13年(1880年)、米国ハーラン・アンド・ホリングスワース社で製造、鉄道記念物。
官営幌内鉄道の開業に際して輸入された客車で、前後にデッキ、車内は中央通路を持つアメリカ式のボギー客車です。
一般営業には用いられず開拓使長官などの乗車用として使用されました。 -
D51シュミレーター。
本物の運転台を利用しており、各運転台装置が大人のサイズに合わせてあるため、中学生以上を対象にした本格的なシュミレーターです。
専用のアプリで申し込み、抽選です。 -
1号御料車(初代)です。
明治9年(1876年)、工部省鉄道寮神戸工場で新製されました。国指定重要文化財・鉄道記念物。
京阪神間の鉄道開業時に、明治天皇が乗車するために製造された最初の御料車です。現存最古の客車でもあります。 -
木造アーチ屋根の2軸車で、全長は7.34m、車幅は2.16m。側板は1枚張りのペンキ塗りで、中央部に菊の御紋章があります。
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中央部に菊の御紋章、その周囲に竜の模様を金粉で描いてあります。
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屋根下にも彫刻や飾り付けがあります。
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車軸にも菊の御紋章があります。
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2号御料車(初代)です。
九州鉄道会社がドイツのファン・デル・チーペン社に発注した貴賓客車で、小倉製作所で組み立てました。
明治35年(1902年)に熊本で実施された陸軍特別大演習に明治天皇が行幸する際に、内装を中心に改造されました。
木造の2軸車で、全長は8.19m、車幅は2.54mとなり、1号御料車よりもやや大型になっています。 -
中央部に菊の御紋章があります。
後半に続きます。ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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