日本脱出 　Tivoli 3♪ Villa d’Este Episode 31

2022/10/16 - 2022/10/16

昨夜はお祭り騒ぎが９時過ぎまで
この宿泊先はとても良かったので(設備も人の対応も)
オーナー(ロレンツオ)にはreviewは10点満点ね！と太鼓判推したのに、間違えて他の宿泊施設のreviewを投稿（笑）

ロレンツオくんがとっても残念そうにしていたので、ばあばの胸がしくしく(;o;)Booking.comとのやり取りは少々手間どり、面倒でしたが帰国後晴れて正しくレヴューが表示されて、めでたしめでたし♪

Villa d’Esteを建設したTivoli 総督イッポリート・デステ枢機卿は、フェッラーラのエステ家に嫁いだルクレツイア・ボルジアの子、チェザーレ・ボルジアの甥にあたります。

エステ家、といえばイザベラ？Isabella d’Esteのことしか知らなかった。マントヴァ侯爵夫人で、芸術品収集や芸術家の庇護に熱心で、ダヴィンチに肖像画を依頼したけど、完成しなかった。テイツイアーノやベッリーニとか後援した芸術家も多くて、芸術品収集の手配、やり取りした手紙がたくさん残っているらしい。
そして、芸術の庇護者としてだけでなく、政治的外交手腕にも長けていた。旦那さんのフランチェスコ2世が、イザベラの弟嫁のルクレツイア(チェザーレ・ボルジアの妹)とただらなぬ仲だった話も有名？

さて、当時からこんな高い場所に膨大な量の水を引き込んでいた、大金持ちのやる事はすごいっ(°_°) 建物も噴水も、もちろん庭園も！

エリア ティボリ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨夜の街の様子
詳細など、Episodo 32でご紹介予定m(._.)m

https://youtu.be/kCRZkzQ68ng

で、
未だにこのお城はなあに？
なまま

明けて
朝食は外のバールで頂けるお約束

https://youtu.be/5Rysev0AnQ0

ここも経営しているらしいロレンツオくん、かなりやり手の模様

食べ物2個とドリンク１つ選べます。
めちゃ極甘系クロワッサンを選んだのはだれ？(欲深いコブとりばあば)
実は、ばあすでいケーキのつもり（笑)

でも2個も食べ切れるわけない！
ので一個はお持ち帰り
コーヒーのおかわり欲しかった

朝食のカフェから2～3分

まだ開館前

ん？
もう忘れてしまったけど、
確か開館時刻が違っていた？

チケットは中で購入予定でしたが、持っている人は先に入れる？
この寒い中、15分待つのはどうよ？
帰りの時刻も気になるし

なので、寒さに凍えながら
ネットからHP検索、チケット購入しようと試みて

そうこうしてたらオープン
実際は、有チケットでも無しでも
みんな同時入場♪

入口を振り返ると、結構並んでいた

一旦こ～んな広い中庭へ出て

建物に入ります

さっそく↑を見る

ゴージャスな天井

とにかくメインテーマは
噴水のある庭園、なので、
ここまではかなりの早歩きで到着

グロッタ？
もとから室内にあったのか、外にあったのを持って来たのか？

降りるって事は
いよいよ外、お庭かな？

お～

https://youtu.be/XRXhAEG9-yk

テラスからお庭を見下ろす
その1

その2

その3

似たような写真から一枚選ぶの苦手(;o;)
どれも変わり映えしない、って事

https://youtu.be/0JK4ru9rjEg

地図を見ても迷うに決まっているので

庭園に突入しましょ～

下から上を見上げると

1550年、教皇ユリウス３世は教皇選出に貢献したエステ家への感謝を示すために、エステ家の枢機卿イッポリート2世をTivoli の知事に任命。エステ家はフェッラーラ、モデナ、レッジョを治める公爵家、芸術、科学を奨励し、ルネサンス芸術家を庇護した事で知られる。
Tivoli 入りしたイッポリート2世は、Villa Adorianaを発掘調査させ、保護、自らもヴィッラの建設を決意する。

Tivoli総督に就任したイッポリート・デステ枢機卿は、フェッラーラのエステ家に嫁いだルクレツイア・ボルジアの子。チェザーレ・ボルジアの甥、にあたります。

ここはよく見る景色(みなさまの写真で紹介される場所)

ここが百噴水？

噴水の解説
3つの重なり合う水路に沿って並んだ300の噴流と噴出口は、庭を横切り、噴水をロメッタに繋ぐ水の壁を形成する。

水、出てない噴水
シーズンオフは節水？

さらに下って

季節外れだから
または
節水？
水が流れていない噴水も散見

おっと
ここは有名処

上段がオルガンの噴水
下段がネプチューンの泉

水と空気の流れをコントロールする事で、パイプオルガン(オルゴール)を自動演奏させる、とか。そりゃ～、聴いてみたかった！
演奏時間とかは、入口で聞けばよかったのかな？調べ不足でした

YouTube動画を見ると、金属ローラーの表面に楽譜？凹凸が記されていて、それが廻ってオルガンのパイプに伝達されるみたいな仕組み？動力が水と空気って事でしょう。

奥へ

この方も有名ですね

噴水は1611年に建てられ、Gills Vanden Vliete(1568)によって彫刻されたエフェソスのダイアナの彫像をオルガンの噴水から移した。彫像は、世界の七不思議のダイアナに典型的な乳房または雄牛の睾丸として、胸に豊穣を象徴する特徴がある。

カピトリーニ美術館でもお会いしましたね

お庭や噴水より
こっちが好きかも

お庭も噴水もすごいけど
この自然に囲まれた場所^o^

♪

遠くに見えるのは

もう一度
オルガンの噴水

上に上れたっぽい！

てくてく

階段横には色んな表情の顔

レモン？

そろそろ戻りましょ

エステ家の美猫

どうやら
楕円の噴水には行けてなかったらしい、と今気づく(-｡-;

思ったより楽らく♪
昨日のヴィラアドリアーノに比べたら、そこそこの広さ、移動距離

https://youtu.be/T6D7yEjhJSE

各種飲み物自販機とbook shop お土産屋さん

行きは先を急いでいたので
見逃した、かもしれないところを再訪

モザイク画

ローマ帝国時代の作？
ゆるい系、好き♪

早足で廻ったかも
しかし、寒かったです(;o;)

隣にはエステ家御用達の教会？

時間内に見終われて良かった♪
でもVilla Gregoriana 「グレゴリウス教皇の別荘」に行くには時間が足りない
なぜなら、ロレンツオくんが「荷物預けは１時まで」って言うもんでT_T
Villa Gregoriana ネット予約できます、メールの問い合わせにも対応あり。

昨日のお祭り騒ぎはどこへやら
日常に戻った広場を抜け

B&Bに戻って荷物(リュックだけ)をピックアップ

ココからバスに乗り

ローマへ向かいました

この旅行記へのコメント （4）

• 夏への扉さん 2023/03/10 00:24:53

  崖の上の町

  kummingさん、こんばんは。
  崖の上の町、庭園、高い所大好きなので、グーグルの空撮写真で見てみました。
  いいですね～。スペインしか目に入っていないのでイタリアにこんな町があるなんて知りませんでした。スペインのクエンカやロンダも崖の上の町でした。
  ついでに謎の城、特定。Rocca PiaやAnfiteatro di Bleso　で検索してみてね。
  
  間違えたホテルの口コミ、Booking.comと交渉するなんてすごい！　根性あるなあ・・
  
  ところで、GW中のANAのロスアンジェルス往復安い！と、血迷って購入するところでしたが、最安で選ぶと滞在日数が少ないし、ホテルも高いので踏みとどまっているあいだに、安いチケットなくなりました。安いチケットと言っても13万円。コロナ前は普通にヨーロッパ行けた金額ですね。イベリア航空のバウチャー期限切れ、ちょっと悔やまれます。
  
  昨日のJALの国内6600円セール、サイトにアクセスできない不具合が生じて中止になってしまったのでがっかりです。いい路線のいい時間があれば購入しようと思っていたのに。
  
  今週末はオフ会旅行記UPできるかな？
  ではまた。おやすみなさい。

  kummingさん からの返信 2023/03/10 20:01:34

  Re: 崖の上の町

  高い所が好きでスペイン大好きななつさん、高い所苦手でイタリア派(今んとこ、ですが)のkumming です♪
  
  ロンダ、アンダルシア地方の旅程作る時に、行きたい処だったのに、直前に鉄道乗り継ぎに不安を抱かせる口コミを見てしまい、外したという因縁の街、行ってみたかったです(;o;)
  
  Booking.com やり取り面倒でした、しかも指示された方法がIPadでは出来ず、帰国後パソコンでやったという(ｰｰ;) Lorenzo君が良い子だったので、頑張った⁈
  
  サーチャージ、3月から下がったみたいです。ぜひ、血迷ってフライトぽちりましょう♪ このイタリア旅は、まさに一瞬の気の迷いの結果でした（笑）でも、なつさんみたいに国内の色んな場所を知っていて、企画出来て楽しめるのは、羨ましいです。
  
  Rocca Pia 、教皇派のお城だったのですね、完成したのは、アレクサンドル6世ボルジア、チェザーレ・ボルジアの父親！何かとボルジア家が絡んでるTivoliでした。
  
  JALのキャンペーン、注目していましたが、サーバダウンとはなんたるちあ！6月分の販売も取り止めるらしいですね。
  
  週末もブログ作りでお疲れさまです♪ その忙しい中、いつ、次の旅の計画を練っておられるのか(*_*)

• しにあの旅人さん 2023/03/09 07:28:12

  軽いフットワーク

  イタリア史でよく　「ナントカ　デステ」という人名に出逢いますが、d`Esteだったのだ。よく調べないで、読み飛ばしていました。イタリア語でもフランス語でも、「D」の後に母音で始まる単語がくると、「D｀XXX」になるので、カタカナで書くと変な感じ。「ギョーテ」です。
  「デステとは、おらがことかとd`ESTE言い」
  
  イッポリート2世というのは「フェッラーラのエステ家に嫁いだルクレツイア・ボルジアの子。チェザーレ・ボルジアの甥」
  わあ、あのゾクゾクするような、ごちゃごちゃの時代ですね。塩野本で読みましたが、読み返していないので、記憶ごちゃごちゃ。
  ルクレツイアさんといえば絶世の美女で、3回結婚して、兄のチョーザレとも怪しかったといわれている人でしたよね。
  公園にルクレツイアさんの面影が何かありましたか。時代が下がりすぎますか。
  イッポリートさんが、亡き母を偲んで泣いた泉とか、あると面白いのですが。
  日本ならそのくらいの伝説軽く作ります。
  房総もこの辺りでも、頼朝が馬を繋いだナントカ、腰掛けた石とかゴマンとあります。
  俗っぽい興味で申し訳ありません。
  
  噴水などは17世紀。ルクレツイアさんとは関係ないですね。
  それにしてもきれいな公園。
  早くから注目されすぎて、怪しい伝説など付け入る隙がなかったということでしょうか。
  
  今回は軽いフットワークでローマに戻るとして、次はなんでしょう。

  kummingさん からの返信 2023/03/09 22:47:38

  Re: 軽いフットワーク

  ーカキコ連続投稿、おめでとうございます⁈
  あと1個で完投賞ゲット♪ (←もしかしたら2個になるかも)
  
  外国語学習はドイツ語で挫折したので、イタ語についてはノーコメントで。まず名詞に女性男性中性があって、それが主格所有格目的格で変化し、くっつける冠詞も同様に変化、その時点で挫折したのに、イタ語は更に、動詞も男性女性中性で変化するし、変化もう不規則だし、それらをどうやったら瞬時に組み合わせ、喋れるというのでしょう(°_°) イタリアでは赤ちゃんも喋っていますが…。
  
  確実にモノにできる方法があったら、多少時間と手間がかかってもトライしたいのですが、しにあさんは仏語をモノにされているので、何か名案あったらぜひご伝授賜りたいですm(._.)m
  
  ルクレツイアは兄のチェザーレとも、イザベラ・デステの旦那さんともあやしい噂がありますが、ルクレツイアの1番目と2番目の夫を殺したのがチェザーレ、という噂もあったり、美貌かどうかはともかく、なかなか大変な人生を送られた方の由。
  
  美しい庭園も噴水も、↑こ~いうきな臭いネタには霞んでしまう、下世話ネタに弱い私です（笑）
  
  次は、この日のお祭り騒ぎとローマへの移動など(ブログにしなくても？)編ですm(._.)m