2022/08/22 - 2022/08/22
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この旅行記のスケジュール
2022/08/22
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プリシュティナ駅
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2008年に「独立」したヨーロッパで一番若い国、コソボの首都プリシュティナを散策します。
半日+博物館の時間があれば十分です。この日は月曜日で博物館は休みでした。
最後に空港と市内の行き来について簡単に触れています。
- 旅行の満足度
- 4.0
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9:36
まずはプリシュティナ駅からスタートです。
これが首都の中心となる駅・・・。 -
9:44
駅からTirana通りを進み、ビル・クリントン大通りまで歩いてきました。
さっそく見えていますね。 -
ビル・クリントン!
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足元にはクリントン像とアメリカ国旗まで!
ビル クリントン通り 散歩・街歩き
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(注)コソボの写真です
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すぐ近くにクリントンの妻ヒラリーまで!w
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ビル・クリントン大通りを東にちょっと進むと、「ウクシン・ホティはどこ?」のグラフィティがあります。なかなか政治色の強い通りです。
ウクシン・ホティはコソボの抗議活動でセルビアに収監され、釈放日に別の監獄に移送されて以降行方不明となっている活動家です。 -
こちらは亀屋万年堂・・・ではなくKAMEYA。コソボでは日本っぽい名前の看板をよく見かけました。
マネキンがいい味出しています。 -
10:00
ビル・クリントン大通りの上り坂を進み、ジョージ・ブッシュ大通りとの交差点にあるのがマザー・テレサ大聖堂に到着です。
入口は北側(ビル・クリントン大通りの反対)にあります。マザーテレサ大聖堂 寺院・教会
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あちこちのSNSやブログで閉まっていたと書かれておりダメもとでやってきましたが、運よく中に入れました。
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少し中の様子を。こちらは主祭壇。
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シンプルですが美しい祭壇。
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主祭壇から入り口側。ステンドグラスの色が入ってきれい!
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主祭壇に向かって右の側廊。
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向かって左。
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教会で必ず見たいのがマザー・テレサの生涯を描いたステンドグラス。
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レトニツァ(現在のコソボ南部)の教会で救済の道に進むことを決めたといいます。
一部足場があってちょっと残念。 -
ローマ法王とのステンドグラスもありました。頭の周りに光があるので聖人化したときを描いたものかな?
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マザー・テレサ以外のステンドグラスもありました。
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隅っこから係員がやってきて、塔に上らないかと勧められたので行ってみることに。エレベーターでらくちん。
マザー・テレサ大聖堂展望台
EUR 1.50 -
到着したのがこちら。ひどい落書き・・・。
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眺めはよい!
北方向ではプリシュティナの観光名所がほぼ見えています。 -
独特な形の屋根の「若さとスポーツの宮殿」と、奥にはスタジアムも見えています。
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北東方向。奇抜な建物が目を引きます。
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不思議なかっこうした建物は国立図書館です。この後向かいます。
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東方向。こちらは特に見どころはなさそう。
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南方向。グラチャニツァ修道院はこっちの方角です。
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Google mapではこのロータリーにコソボ国旗があると書かれていましたが、、これはアルバニアかな?
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グラチャニツァ修道院からの帰りに見たTermokos社の謎のトーチが目立ちます。
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西方向。こっちは高層ビルが建設中。
左の広い道路がビル・クリントン大通り。クリントンの写真は反対側を向いていて、ここからは見られません。 -
展望台を降り、街歩きを進めます。
展望台からも見えたこちらはラジオ・コソボの本社ビル。
コソボではアルバニア系住民の地域ならアルバニアの国旗、セルビア系ならセルビアの国旗が掲げられているのですが、ここでは珍しくコソボ国旗がありました。 -
郵便局ではコソボの切手をゲット。
絵葉書は郵便局では売っていないので、いい感じの葉書があったら出してみよう。
→と思っていたのですが、物忘れが激しく切手の存在を忘れ結局出さず仕舞い・・・。 -
10:42
国立図書館に到着。 -
普通の外壁に金属の網をくっつけているのがわかります。
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図書館の入口。
緑の看板に「マニフェスタ14」と書いてありますが、これは特別仕様。 -
訪問した2022年は、プリシュティナが「マニフェスタ14」というヨーロッパ現代美術展覧会のホストシティになっており、観光名所やホテルがその展示会場になっていました。
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マニフェスタ14はひとまず置いておき、まずは図書館探訪。
館内入ってすぐ、アメリカン・コーナーなる部屋がありました。 -
アメリカ国旗、自由の女神・・・。
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サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジ・・・。
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部屋はとても小さいですが、英語の読み物や語学本、留学指南書らしきものもありました。
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偉大なアメリカ人作家の紹介まで。トムソーヤーのマーク・トウェインや、江戸川乱歩の名のもとになったエドガー・アラン・ポーなど。
コソボの人の方が日本人よりアメリカ文学読んでいる説もあるんでしょうか。 -
図書館中央は吹き抜けでした。不思議な白い半球は明かり取りになっていたんですね。
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各部屋は椅子がたくさんあって資料探しにはいい感じ。
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この部屋はマニフェスタ14かな。
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主にセルビアとの戦いの写真展でした。無料なのがありがたいです。
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裏側も奇抜仕様ですが、この角度の方が未来感あるかも。
国立図書館 建造物
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近くにある教会らしきものは、コソボ紛争で建設が止まったままのセルビア正教会です。
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ジョージ・ブッシュ大通りを北に向かうと、グランドホテル・プリシュティナに到着します。
ここのマニフェスタ14の展示がいいと聞いていたのですが、月曜日でクローズ・・・。 -
仕方なくホテルを出たら、お土産屋が目に留まりました。
あまり欲しいものはなかったのですが、コソボ国旗のデザインのものなどを購入。
小物入れ EUR 3
国旗 EUR 2 -
コソボ航空・・・。窓ガラスに東京って書いてくれてありがとうございます。直行便は(あるわけ)ないですが・・・。
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グランドホテルから北は歩行者天国になっており、ジョージ・ブッシュ大通りは西に90度曲がります。
大通り沿いに歩いてきました。写真は政府事務所のビル。ここで右に曲がります。 -
曲がってすぐに見つけました。有名なNEWBORN!
ニューボーン モニュメント モニュメント・記念碑
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裏は真っ黒!図柄は時期によって変わるようです。
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NEWBORNの後ろにある建造物を2階にあがると「若さとスポーツの宮殿」。ここもマニフェスタ14の会場でした。
若さとスポーツの宮殿 現代・近代建築
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「若さとスポーツの宮殿」は複合施設のようになっていて、NEWBORN近くの1階はちょっとしたショッピングセンターや飲食店が入っていました。
こちらはROUTE66という飲食店。確かに本物のROUTE66はよかったけれど。 -
NEWBORNの道路挟んで向かいにHeroinatというメダルのオブジェがありました。
コソボ戦争におけるアルバニア系女性をフィーチャーしたものだとか。 -
11:38
コソボ解放軍だったZahir Pajazitiの像のある広場にやってきました。グランドホテルの北東あたりです。 -
広場はこちら。歩行者天国になっています。
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ここからマザー・テレサ大通りを北へ進みます。
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通り沿いには様々なオブジェがあります。
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こちらはKFOR(コソボ治安維持部隊)のオブジェ。
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マザー・テレサ像もあります。
マザーテレサ大通り 散歩・街歩き
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通り沿いはカフェやらレストランやらがあり、にぎわっていました。
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噴水のある広場にでました。
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広場にあるこちらはオスマン帝国と戦ったアルバニアのスカンデルベグ像。
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国立劇場です。
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政府のビル。屋上にコソボの国旗が見えますね。
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政府ビルの足元には、1989年にセルビアが25人殺害、603人のアルバニア人を攻撃、1200人をセルビアへ移送・収監したといったことが書かれていました。
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コソボ独立前の大統領イブラヒム・ルゴヴァの像が見えてきたら、そろそろ歩行者天国もおしまい。
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11:54
車の走るアギム・ラマダニ大通りにでると丁字路になっていて、その交差点にアデム・ヤシャリ広場があります。アデム・ヤシャリはコソボ解放軍の指導者。
それよりモニュメントのピンクが目立ちすぎる・・・! -
同じく丁字路にはチャルシャ・ジャミーアというモスクがあります。
絶賛工事中・・・。 -
2022年10月10日に完成予定となっていますので、この旅行記が公開される頃には工事完了している・・・はず。
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その並びにコソヴォ博物館があります。国内最大といいますが、この日は月曜で休館でした・・・。
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12:00
その隣にジャシャール・パシャ・ジャミーア。ジャシャール パシャ ジャミーア 寺院・教会
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残念ながら入口は閉まっていました。
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さらに進むと時計塔があります。本当に立て続けに並んでいるような感じ。
時計塔 史跡・遺跡
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時計塔の道路挟んで向かいにファーティヒ・ジャミーアがありますが、これは後ろ向き。
ムブレティトゥモスク 寺院・教会
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正面はこちらです。
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入口です。ちょうど管理者っぽい人が鍵を開けたところだったので聞いてみたところ、内部撮影OKいただきました。
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ちょっと窓のあたりセットアップ中のようでしたが、内部はすっきりとした印象。ミフラーブとミンバルは年季入ってそうな感じ。
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天井も美しいです。
モスクを出て靴を履いていたら女性がやってきて「中国人ですか?」と聞いてきたので「日本人ですよ」と言ったら、何も言わず去ってしまいました・・・。弱小国家であきれてしまったのでしょうか。 -
12:18
モスクの奥、住宅街の中にある民俗学博物館にもやってきましたが、月曜休館の悲しみ。 -
仕方がないので戻ります。
Iljaz Agushi通りでは青空市場をやっていました。何があるかわからないですが、ここでお土産を物色するのもよさそう。 -
12:28
近隣にリブルニアというレストランがあります。前評判がよかったのでここでランチにします。Liburnia 地元の料理
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店内、かなり雰囲気がいいです。
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ここは個室かな。
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このインテリアなら味にも期待できそう。
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コソボであることを考えるとそれなりにお値段はします。
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バルカン半島に来たら食べなければならないプレスカヴィッツァ(お店のメニュー名は"Liburnia" meat patty)を注文。
すごい大きい!塩のきき具合的にトルコを思い出す味。黄色いソースはハーブが入っていそうですが、肉を邪魔しない味わい。 -
それより、思ったより分厚い!かなり食べ応えあります。
お値段するとか言いましたが、これで9ユーロなら満足できます。
前評判通りのおいしさでした。ごちそうさま。
ランチ@リブルニア
"Liburnia" meat patty EUR 9
ジュース EUR 1.30 -
ではホテルに戻って空港に向かいます。
確かにあまりにも暑くて木陰で寝てしまいたい! -
あんなところにもアメリカ国旗!
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荷物をピックアップし、空港へはバスで向かってみました。本数が少ないですが、遅れることを前提に移動した方が無難。
グランドホテル近く(「前」ではない)のバス停から1Aバスです。時刻は看板の通り(2022年)。
空港行きバス
15:20(10分遅れ) Hotel "Grandi"→15:52 空港
EUR 3(車内購入) -
品揃えがどうなのかはわかりませんが、空港への道中では意外に有名ショップの名前のお店を見かけました。
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プリシュティナ空港が見えてきました。ご覧のように日本の地方空港のような感じです。
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空港に到着しました。
バス停は右に黄色いバスが見えている場所です。プリシュティナ国際空港 (PRN) 空港
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空港のバス停には時刻が書かれていませんでした。
ただ、到着したときに空港係員から20時発が最後だといわれ(真偽不明)、慌てて駆け込んでセーフだったので、バスで節約したい人は到着便に要注意です。 -
バスがなくなったらタクシーになりますが、空港に価格表がありました(2022年)。市内まで25ユーロだそうです。
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・建物入口でのセキュリティチェックはなし。
・ゲート情報は約3時間前目安で掲示。
・掲示後すぐカウンターが開くとは限らない(30分待ちだった)。
・飲食店はあるがコソボにしては高い。出口側の売店の缶コーラはEUR 1.50で最安。
・椅子もあるがかなり少ない。
・Wifiあるがつながらない。
準備なしで長時間つぶすのはかなり厳しそう。
プリシュティナ散策、おしまいです!
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