日本百名山＜磐梯山＞ソロ登山

2022/09/16 - 2022/09/17

福島・会津のシンボルの日本百名山＜磐梯山＞を日帰り・ソロ登山した旅行記。登山後、磐梯猪苗代はやま温泉 猪苗代観光ホテルで日帰り温泉で汗を流し、道の駅猪苗代で地元名物ソースカツ丼。塩チャーシューメンに舌鼓を打ち、年間８万個の販売されている「磐梯黄金納豆パン」と地域限定販売のパンをお土産に購入してきた。


【磐梯山データ】
標高1,816 ｍ。明治27年の大爆発で二つに裂けた磐梯山は、山麓の彩り豊かな湖沼群と合わせて素晴らしい景観が魅力の山。６つの登山口をそなえ、シーズンを通して多くの登山客で賑わう。どのコースでも初級～上級向けのコース。山頂直下の弘法清水周辺には休憩小屋が建つが宿泊不可。またWCは整備されていなので、携帯トイレを持参する必要あり。

【今回のアクセス・登山コース】
（アクセス）
［行き］
2022.09.16（金）深夜　東京駅八重洲南口　23:50発ー（高速バス：ドリーム福島・東京号）ー2022.09.17（土）04:40着　郡郡山駅前　05:55発ー06:37着　猪苗代　6:50発ー（タクシー）ー7:10着　猪苗代登山口（猪苗代スキー場）　
［帰り］
2022.0917（土）　猪苗代駅　17:30発ー（JR高速バス）ー 21:44着　バスタ新宿（新宿駅）

（登山ルート）
猪苗代登山口ルート・ピストン（登山口より猪苗代スキー場・はやま第1リフト及びはやま第6リフト往復使用）

エリア 猪苗代(福島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2022.09.16（金）深夜　東京駅八重洲南口・高速バスのりば

東京駅JR高速バスターミナル 乗り物

東京八重洲口グランルーフ下にある高速バスのりばには、全国各地に向かう乗客が待っています。

東京駅JR高速バスターミナル 乗り物

23:50発　高速バス：ドリーム福島・東京号に乗車。

東京駅JR高速バスターミナル 乗り物

23:50発　高速バス：ドリーム福島・東京号に乗車。

東京駅JR高速バスターミナル 乗り物

バスは、定刻通り出発。このバスは、3列シートで、隣の席との間に仕切りのカーテンが設置されています。新型コロナ禍では、非常に重要な装備です。

途中、トイレ休憩もありましたが、車内放送などなく、寝ぼけながら写真を撮るだけにしました。

2022.09.17（土）4:30　予定通リ福島・郡山駅前に高速バス到着。

郡山駅 駅

郡山駅は、今年1月の安達太良山・雪山登山以来の8か月ぶりです。早朝につき、人影も少ないです。

郡山駅 駅

この後は、郡山駅から磐越西線に乗り、猪苗代駅に向かいます。

郡山駅 駅

JR磐越西線は、郡山ー会津若松間を走り、猪苗代駅は、郡山駅から９駅目。乗車時間は、約40分です。

郡山駅 駅

5:20より郡山駅・在来線改札が開けられ、5:55発の始発に乗車します。

郡山駅 駅

5:20　ようやく夜明けを迎えました。風もなく、良い天気になりそうです。飛行機雲が出るのは、台風が近づき、上空の湿度が高い事を物語っています。

郡山駅 駅

郡山駅は、福島県内の交通の拠点です。

郡山駅 駅

JR磐越西線・始発が、ホームに入線。

郡山駅 駅

都心部の郡山市を出ると、稲刈り前の田園風景となる。

また、白い花が咲き乱れる蕎麦畑も出てきます。

猪苗代に近づくと車窓より磐梯山の山容を見る事が出来ます。

6:38着　猪苗代駅。磐梯山が良く見えます。ここから猪苗代登山口へは、タクシーで約１０分。駅舎などの写真を撮る時間もなく早朝は、タクシー台数が２台しかいないので、駅舎などの写真を撮る時間もなく、慌てて２台目に乗車。

猪苗代駅 駅

6:49着　猪苗代登山口。タクシー代1,840円。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

この登山口は、冬場は猪苗代スキー場につき広大な駐車場があります。この駐車場の一角にWCあり。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

広くはありませんが、普通のWCです。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

もう一か所あるWCは、（写真左下の）ビジターセンターのようです。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

スキー場ゲレンデに張れているターフは、夏季限定B.B.Qテントです。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

磐梯山頂上も良く見えています。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

この猪苗代登山口から登山出来ますが、猪苗代スキー場のはやま第1リフト及びはやま第6リフト乗り継ぎ、標高720ｍ→標高1,100ｍの標高差380ｍ・約20分で移動出来ます。使えるリフト、ロープウェイは、積極的に活用します。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第1リフトとはやま第6リフト片道1,600円、往復で3,200円。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

7:30リフト営業開始のところ、10分早く運行。はやま第1リフトは、乗客の2番目に乗る。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

連続してリフトには乗せず、１つおきに乗ります。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第1リフトは、約９分。この脇にWCがあり、このルート上、最後のWCです。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第1リフトからはやま第6リフトは、50ｍ程徒歩移動。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第6リフトは、約１１分。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

標高が上がると、リフト脇の樹木も紅葉が始まっています。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

7:39着　はやま第6リフト降り場。標高1,100ｍです。ここから頂上1,816ｍまで登るので、高低差716ｍ換算です。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

7:44　はやま第6リフト降り、猪苗代湖が一望できるスキー場から山行開始。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

ススキが揺れ、更に奥には水を満々と蓄えた猪苗代湖を眺めながら、秋風を感じます。

しばらく風のない樹林帯を進み、開けた所で頂上が大きく見えてきた。

8:38　登り始めから約１時間、頂上が正面に見えてきた。この時間帯の登山客は、少ないです。

9:00　檜原湖と西吾妻山が見えてきた。当初は、翌日あの西吾妻山に登る予定でが、台風の影響もあり、今回断念した。

9:01　ここまで来ると勾配が厳しくなってきた。

川上登山口に繋がる櫛ヶ峰もクッキリ見え、ガレ場の道を目で追うことが出来ます。

花のシーズンは終わりで、草紅葉が始まり。草木も冬支度です。

真っ赤な実は、ナナカマド(七竈)でしょうか。既に落葉です。

9:16　頂上まであと0.6ｋｍポイント。ルート上には、こうした木製案内板が設置されてます。

9:20　弘法小屋に到着。一気に頂上へ向かおうかと思ったが、ここまで休憩なし。無性にポカリスエットが飲みたく、岡部小屋で１本300円で購入。5分間休憩。

弘法小屋を過ぎたら、勾配が一層厳しくなる。あそこで小休止して良かった。

頂上が見えてました。頂上は、凄い人数の登山客です。

磐梯山 グルメ・レストラン

順番待ちして小さい祠で撮影しました。

磐梯山 グルメ・レストラン

10:00　磐梯山登頂。リフト降りてから2時間16分。

磐梯山 グルメ・レストラン

朝から先程まで雲もなかった頂上ですが、タイミング悪く、雲が湧き眺望が今一つでした。
頂上360°動画：https://www.youtube.com/watch?v=YZDaO9L_Uwc

磐梯山 グルメ・レストラン

関東の筑波山のようにお手軽に登れるため、老若男女の登山客だらけです。筑波山は、標高800弱に対し、磐梯山の標高1,816ｍなので、体力・装備が必要と思いました。余りにも体力なく、軽装備の人が多かった。

磐梯山 グルメ・レストラン

順番待ちして、山頂看板で記念撮影。立派な山頂看板です。

磐梯山 グルメ・レストラン

山頂で記念撮影後、休憩なしで一機に下山。先程、クッキリ見えていた櫛ヶ峰も雲に覆われていた。

荒々しい岩。約５万年前と西暦1888年の少なくとも二度、大規模な山体崩壊・岩なだれが起きている。その名残りでしょうか。

火山であることが判ります。

山体崩壊・岩なだれの名残でしょうか。

下山途中で、足場の悪い岩によじ登り、360°カメラで磐梯山と猪苗代湖のツーショットを撮影。山頂の雲も解消しています。
猪苗代湖大展望360°動画：https://youtu.be/qN66zMkTbAY

11:47　登山道入口まで下山。4時間３分の山行終了。リフトで更に下山します。

猪苗代湖は、日本第4位の面積を誇る湖。

山頂は、風が強く、ゆっくり昼飯を食べる事が出来ず、リフトに乗っている間におにぎを食べる。猪苗代湖・磐梯山に感謝です。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第6リフト降りる。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

続けてはやま第1リフトに乗換える。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

雲のなくなった磐梯山。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

猪苗代湖を眺めながら、はやま第1リフトに乗る。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

はやま第1リフトは、大型リフト。リフト乗り場より徒歩5分の猪苗代観光ホテルに向かい、日帰り温泉（大人700円）に入り、タクシー（2,110円）で猪苗代駅まで戻る。

猪苗代スキー場(中央×ミネロ) スキー場

13:05　猪苗代駅到着。

猪苗代駅 駅

駅前にある猪苗代観光協会で観光周遊バス・周遊券500円を購入。

観光周遊バス名前は、「ひでよくん号」。地元出身の野口英世氏より命名されたようです。町内の主だった施設・神社・ホテルを巡回して、１日周遊券で何回でも乗車出来る。

観光周遊バス「ひでよくん号」は、西回りと東回りがあるので、時刻表を見て、効率よく使えます。

一日乗車券をバスでも購入出来ますが、駅前の観光協会で買うと、乗車券・時刻表とゆるキャラ：ひでよくんのデザインされたマスクを貰えた。
13:10発　東周りのバスで、道の駅猪苗代に向かい、遅いランチとお土産を買いに行く。

13:15着　道の駅猪苗代。背後に登山した磐梯山。

道の駅 猪苗代 道の駅

道の駅猪苗代。磐梯自動車道猪苗代磐梯高原ICからすぐの場所にあり、高速に乗る前に立ち寄れる便利な場所にある。
猪苗代の地元産の食材を使用したメニューが食べられるレストランや工芸品や農産物が購入できるおみやげコーナーがあります。

道の駅 猪苗代 道の駅

地元の有名人：野口英世氏のコーナーもありました。

道の駅 猪苗代 道の駅

猪苗代（INAWASHIRO）の頭文字I（アイ）の名前を持ったメインダイニング。

道の駅 猪苗代 道の駅

猪苗代町産そば粉『天の香』を使用した本格手打ち蕎麦や麓山高原豚を使用したソースかつ丼など豊富なメニューが揃う。

道の駅 猪苗代 道の駅

地元:猪苗代の米・そば・野菜・肉をし油した料理があります。

道の駅 猪苗代 道の駅

吹抜けの勾配屋根は、周辺の景色が良く見え、解放感を感じます。磐梯山の見える窓側の座席は、まるで特等席のようです。

道の駅 猪苗代 道の駅

猪苗代町産のお米を特注の羽釜で炊き上げたかまど炊きごはんは、おこげの香りもお楽しみように混ぜて提供。

道の駅 猪苗代 道の駅

ピザメニューも充実しているので、この窯で焼くと思われます。

道の駅 猪苗代 道の駅

イナワシロ＝１（イ）・７（ナ）・８(ワ）・４（シ）・６（ロ）のゴロ合わせした地ビールも用意。

道の駅 猪苗代 道の駅

先ずは無事の磐梯山登頂を祝して乾杯。最高ののビールです。

道の駅 猪苗代 道の駅

麓山高原豚ソースかつ丼　1,200円（ドリンクバー付き　）。
福島県のブランド豚「麓山高原豚」のロースかつに特製ソースを絡め、ごはん、千切りキャベツの上に載せた会津のローカルフード。

道の駅 猪苗代 道の駅

会津の名物「ソースかつ丼」。甘めのサッパリしたソースを潜らせたとんかつ。

道の駅 猪苗代 道の駅

器も大きく、盛りもイイです。

道の駅 猪苗代 道の駅

厚めのとんかつは、柔らかく、シューシー。

道の駅 猪苗代 道の駅

「猪屋（いのや）」
喜多方ラーメン人気店『喜一』の社長による指導のもと、製法や食材にイチからこだわりぬいたラーメンがイチ押し。会津名物ソースかつ丼、猪屋特製ポークカレー、ソフトクリームを販売しております。

道の駅 猪苗代 道の駅

喜多方ラーメン人気店『喜一』の社長による指導のラーメンは、極上ラーメン。

道の駅 猪苗代 道の駅

ラーメンメニューは６種類。

道の駅 猪苗代 道の駅

注文は、塩チャーシューメン1,000円。喜多方の有名店「喜一」のスープと特注の麺を使用した人気商品。麺が無くなり次第終了。

道の駅 猪苗代 道の駅

これまたチャーシューが柔らかく、美味い。

道の駅 猪苗代 道の駅

麺は、喜多方ラーメンの特徴でもあるちじれ麺。

道の駅 猪苗代 道の駅

ギフトショップは、猪苗代の農産物と加工品、猪苗代の土産品、伝統工芸品をはじめとした会津の名産品が揃う。

道の駅 猪苗代 道の駅

猪苗代町限定販売のパンをお土産に購入。下が「磐梯黄金納豆パン(217円)」、 真ん中が「笹だんごパン(217円)」、上が「会津バターあんぱん(180円)」。納豆パンは年間8万個超販売するヒット商品。帰宅して食べた感想は、この旅行記の末に掲載。

道の駅 猪苗代 道の駅

観光周遊バスで、猪苗代駅に戻る。車窓の磐梯山。

猪苗代駅前のJR高速バス停。

猪苗代駅 駅

猪苗代駅からバスタ新宿行き：４便/日。東京駅八重洲口行き：１便/日。

猪苗代駅 駅

夕焼けが綺麗。

猪苗代駅 駅

17:38着　ＪＲバス　夢街道会津１８号・バスタ新宿行きが、予定よりも８分遅れで到着。このバス停に来る前に7割乗車済み。

猪苗代駅 駅

21:44着　バスタ新宿到着。

お土産購入。猪苗代町限定販売のパン３種類、郡山　柏屋　チーズタルト檸檬。

猪苗代町限定販売のパン３種類「磐梯黄金納豆パン」、「笹だんごパン」、「会津バターあんぱん」を帰宅後、味比べした。

「磐梯黄金納豆パン」
ほんのり甘い揚げパンに猪苗代町産の黄金納豆をくるんだ異色のパン。 一見、奇異に感じる納豆とパンの組み合わせだが、違和感は少ない。 揚げパンに含まれている卵、ゴマ、食塩が納豆のコク深い味を引き立てている。筆者の個人的な意見として、 納豆は、白米で食べたいです。

「磐梯黄金納豆パン」
磐梯黄金納豆自体は、味わいは良い。納豆単体のお土産もありだと思います。

「笹だんごパン」
パンの中に笹だんごがそのまま入った商品。 「笹だんご単体では甘すぎる」と感じる方にはちょうど良い味に感じるのではないだろうか。

「笹だんごパン」
だんごが入っているので、ズッシリ重く、歯応えもある。面白いパンです。

「会津バターあんぱん」
甘党には絶対お勧めの商品。粒あんがたっぷり入っている。

「会津バターあんぱん」
通常売られているあんぱんよりも、コンパクト。男性には、物足りないような気がします。

郡山　柏屋「チーズタルト檸檬」
3個入りで550円。

フランス製チーズクリームを使っているので、値段の割に美味しかった。

磐梯山周辺マップ

登山ルートマップ
猪苗代登山口コース

活動データ
今回も少しは、早目の活動となった。

チェックポイン