日本百名山＜谷川岳（トマの耳・オキの耳）＞日帰り雪山登山

2022/04/17 - 2022/04/17

鋭く美しい山容の＜谷川岳＞は、標高2,000ｍに満たないが、国内のアルピニストから熱く注目されている。
谷川岳は、ロープウェイ麓の土合駅（標高746ｍ）より天神平駅（標高1,319ｍ）なで最速７分で結ばれています。
天神平駅より天神尾根を進み、ツインピークス（双耳峰）となっているトマの耳（標高1,963ｍ）・オキの耳（標高1,977ｍ）を登ることが出来る。天神平駅には、11月～春まで「天神平スキー場」のスキーゲレンデが広がります。
　　　
日本百名山＜谷川岳＞を訪れたのは、ゴールデンウイークに上高地ー涸沢カールー奥穂高山の雪山テント泊・登山のための大型バックパック（60L）の背負い心地・ピッケル操作の訓練のためです。　　　

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:27　関越道・赤城高原を過ぎると本日登山する＜谷川岳＞が朝日に照らされている。

段々と谷川岳に近づき、大きく見えてきました。

関越道・水上ICで降り、一般道で谷川岳に向かう。最初に出てくるセブンイレブンで休憩。谷川岳が良く見えます。最高の天気の予感。

6:04　谷川岳ベースプラザに到着。
谷川岳ロープウェイのある施設。今シーズンの天神平スキー場の営業終了し、来訪者は登山者がメインです。ガラガラ状態です。

谷川岳ベースプラザ６F
ロープウェイの往復チケットを購入。

谷川岳ベースプラザレストラン 売店 グルメ・レストラン

チケット代・大人2,100円のところ、モンベル会員証を提示すると100円引きとなり、2,000円。

谷川岳ベースプラザレストラン 売店 グルメ・レストラン

6:52　谷川岳ベースプラザ前で記念撮影。会社の山仲間３名で登ります。

谷川岳ベースプラザレストラン 売店 グルメ・レストラン

谷川岳ロープウェイ。営業時間（平日）8:00～17:00、（土日祝）7:00～17:00。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

このロープウェイは、複式単線自動循環式ゴンドラ。１台のゴンドラを２本のロープで支えています。定員は22名でした。２～３名のグループが乗り合わせで乗車します。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

ロープウェイ麓の土合駅（標高746ｍ）より天神平駅（標高1,319ｍ）なで最速７分で結ばれています。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

他の登山者３名とあいのり相乗り。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

7:15 天神平駅（標高1,319ｍ）到着。4月中旬ながら雪はたっぷりあります。

天神平 自然・景勝地

早速、山行準備に入ります。アイゼン装着・トレッキングポールを用意。

天神平 自然・景勝地

日差しが強い事が予想され、UVクリーム・サングラスは必需品です。

天神平 自然・景勝地

谷川岳の山容が、クッキリ判ります。

「さぁ～今からあそこに登ります。」この後、急登でバテバテになる事を知る余地もありません。

今思えば、バテる前の余裕です。天神尾根を進みます。

谷川岳天神平スキー場 スキー場

60Lバックパックは、GWの奥穂高登山を想定して13Kgの荷物とした。ここでは、トレッキングポール（スノーバケット仕様）で登っていますが、休憩のタイミングでピッケルに交換します。

谷川岳天神平スキー場 スキー場

8:20 　熊穴沢避難小屋到着。ここでの休憩時に、トレッキングポールからピッケルに持ち替えました。

屋根しか見えませんが、避難小屋機能を有しています。降雪量の多さを感じます。

衝撃写真１/５
バックカントリーで山の上部より気持ち良くスキーで滑っていた人が、突然転倒。

衝撃写真2/５
2～３回転して止まった。そのまま滑落しなくて良かったです。特にケガもなさそうに、再スタートしてました。（ご本人が、これを見る事があれば、お詫びします。）

衝撃写真3/５
登っていたら、雪崩箇所を目撃。だいぶ雪が腐り始めています。

9:35　天神の天狗岩到着。素晴らしい景色です。

急登が続きますが、景色を見ながら、写真撮影しながら登ります。

勾配が段々と厳しくなってきた。

9:55　肩の小屋到着。

分岐案内看板があります。

冬季期間は閉鎖されている肩の小屋。少し離れたところを通りましたが、風向きによりWCの臭いを感じた。昼飯を食べるところと考えていたが、少々厳しいです。

ツインピークス（双耳峰）となっている最初のピーク・トマの耳（標高1,963ｍ）がもう少しです。

衝撃写真4/５
ぶ厚い雪庇が、今にも崩落しそうです。

トマの耳に近づくと、ダイヤモンドのように輝くツリーあり。

太陽に照らされ、キラキラ輝いています。その美しさを撮影出来る腕がないのが、残念です。

海老の尻尾も、溶け始めています。

周辺の低木に氷は付着し、輝いています。

眺望も最高です。

10:08　谷川岳・トマの耳登頂。

谷川岳 自然・景勝地

頂上は、狭いため交代で記念撮影。

谷川岳 自然・景勝地

ツインピークス（双耳峰）となっている片耳：トマの耳（標高1,963ｍ）。記念撮影もそこそこに、もう一つの片耳：オキの耳（標高1,977ｍ）に天神尾根を先に進みます。

しばらくしてトマの耳の方を振り返ると、とんでもない所にいたことを気づく。

オキの耳の山頂直下から急登が続きます。

衝撃写真5/５
オキの耳の道中に大きなクレパスあり。その脇を通ります。少し緊張します。

オキの耳よりトマの耳の全景。

10:20　谷川岳・オキの耳（標高1,977ｍ）登頂。

谷川岳 自然・景勝地

谷川岳・オキの耳（標高1,977ｍ）登頂。日本百名山２２座となりました。

谷川岳 自然・景勝地

オキの耳の山頂も狭いです。

谷川岳 自然・景勝地

谷川岳・オキの耳（標高1,977ｍ）バテながら何んとか登頂。

谷川岳 自然・景勝地

谷川岳・オキの耳（標高1,977ｍ）雲一つない絶景でした。

オキの耳更に進み、ツインピークス（双耳峰）が眺められるところで、山ランチです。

本日の山ランチ・メニュー
・豚骨カップヌードル：ラーメンの具をチョイ足して、濃厚な豚骨スープに特製　旨辛ラー油アクセントとなる。
・ミニあんパン
・コーヒー

風もなく、天気も良く、この景色を眺めながら昼飯を食べる。

登頂より約１時間、食後の山コーヒーまで飲み、至福の時を過ごす。この景色いかがでしょうか。

11:16 　下山開始前にツインピークス（双耳峰）と記念撮影。

11:45　肩の小屋まで下山。完全に腐り（溶け）始めた雪を、アイゼンを効かせながらガンガン下る。

谷川岳に感謝と別れを告げ、ガンガン下山。

壷足になるところもあり。足の疲れもあり。要注意です。

12:52　天神平スキー場まで戻る。

谷川岳天神平スキー場 スキー場

驚異の下山速さ1時間36分。因みに登り時間は、約３時間でした。

谷川岳天神平スキー場 スキー場

山行終了。アイゼン・トレッキングポールを片付け。

天神平 自然・景勝地

登ってきた谷川岳を眺めながら、ロープウェイに乗車。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

ロープウェイより滝・川を眺め事が出来る。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

雪解け時期と重なり、川の水量は増しています。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

13:22　ロープウェイ下車。谷川岳ベースプラザを後にした。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

13:57　日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」。谷川温泉郷の奥に位置しています。スキー客、卒業旅行客もいないので、混んでいません。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」。入浴料は、大人（2時間）650円。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」1F男湯入口。内湯・露天風呂がある。露天風呂のすぐ下に川が流れている。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」は、２種類の温泉が引かれています。一つは、谷川温泉・河の湯：カルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉（低張性j弱アルカリ性高温泉）。

谷川温泉 温泉

もう一つは、谷川温泉・河童の湯：単純泉（低張性j弱アルカリ性高温泉）。いずれも効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛　他です。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」2F休憩所で、湯上りにコーラで乾杯でした。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」2F休憩所。

谷川温泉 温泉

日帰り温泉施設「湯テルメ谷川」2F休憩所。
15:12　関越道の帰路渋滞を気にしながら、帰路に着く。1時間15分の入浴時間でした。

谷川温泉 温泉

17:13　関越道・高坂SA到着。高速運転２時間となり、休憩と空腹を満たすため立寄る。

高坂サービスエリア 道の駅

既にレストランは、閉店していた。フードコートで食事をする。

高坂サービスエリア 道の駅

注文は、「川越小江戸黒豚のとろける角煮丼1,300円（税込）。

高坂サービスエリア 道の駅

角煮丼に味噌汁・香の物が付いてくる。

高坂サービスエリア 道の駅

丼には、温泉卵がトッピンされている。腹減っていたので、美味しく頂きました。

高坂サービスエリア 道の駅

【今回使用のギア】
１．バックパック：モンベル　アルパインパック　60L（写真右）を使用。左側は、モンベル　グラナイト　40Lですが、大きさが全然違います。

2.12本爪アイゼン　：　モンベル　カジタックス　ＬＸＢー１２ワイド。
3．登山靴　：　モンベル　アルパインクルーザー　2500　ワイド。

4.ピッケル：ブラックダイヤモンド　レイブン　ウルトラ　55㎝

4.ピッケル：ブラックダイヤモンド　レイブン　ウルトラ　55㎝

【活動データ】

【ルートマップ】

【チェックポイント】