「常楽寺」の彼岸花_2022_淡黄色の花が咲き始めました。（群馬県・太田市）

2022/08/19 - 2022/08/19

立秋を過ぎて８月も半ば過ぎ、台風８号が通り抜け、停滞していた前線が南下したら、大陸から秋の高気圧がやってきました。秋のような青空に誘われて、秋になれば彼岸花が咲くのではないかと、太田市の「常楽寺」へ行ってみました。

境内の多くの場所で”タカサゴユリ”が咲き始めていました。彼岸花は、”ピンクの花”が咲き終わって萎れてましたが、”淡黄色の花”が綺麗に咲いていました。（数は多くありません）　これが終わると”白い彼岸花”が咲き、その後、境内各所が”赤い彼岸花”の彩られます。

エリア 太田(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

太田市の「常楽寺」へ、彼岸花の様子を見に来ました。

四季折々、いろいろな花が咲く「常楽寺」ですが、特に沢山咲く花が、秋の彼岸花です。時季になると、この参道の両側には、真っ赤な彼岸花が咲き並びます。

参道を進んで、山門の手前を右に入ると、駐車場があります。

写真の左に見える手前の建物（屋根）が山門、右には鐘楼が見えています。

駐車場の南側に沿って造られた藤棚（のような構造物）には、ノウゼンカズラが咲いています。

駐車場には、前日の雨が残っていました。

では、山門から境内へ、お邪魔します。

と、入ろうとしたら、山門の右に、ユリの花が咲いていました。

咲き始めてから時間が経っているようで、萎れている花もあります。

山門から、静かな境内へ入ります。

右を見ると七福神、全員のお姿が、木や草に邪魔されずに見えています。

鐘楼は、参道の東側、駐車場の北側にあります。

鐘楼の北側には八体仏があり、それを覆う棚に、ノウゼンカズラが咲いています。

山門前のユリは一部萎れてましたが、ここでは未だ蕾です。

開花が進んでいるので、境内全体としては”咲き始め”ですね。

このユリ、ネットで調べたら”タカサゴユリ”という名前で、”テッポウユリ”の仲間らしいです。

ネットで調べてて知ったのですが、この”タカサゴユリ”、別名を”タイワンユリ”と云って、大正末期に持ち込まれた外来種なんですね。

後の建物は手水舎です。

国立環境研究所の「侵入生物データベース」に載っていることに、驚きました。

右後方は、”子育て水子観世音菩薩像”です。

本堂の前に咲いていた赤い花、ネットで調べたら”モミジアオイ”だそうです。彼岸花の最盛期には萎れかけている印象が強いのですが、この日は未だ早いので、綺麗な花を見られました。

本堂の前には芙蓉も咲いていました。綺麗に咲いています。

芙蓉の後の灯籠が、ハロウィンの様に見えました。

芙蓉の横のお地蔵様、ここにもタカサゴユリが咲いています。

それにして、”侵入生物”だったとは、知りませんでした。

左後方は山門です。

小さな紫の花、も咲いていました。

”まだ”咲いてるのは百日紅ですね。

ほぼ終わってますが、ピンクの彼岸花（？）が咲いてました。

本堂の前から、心字池の横を歩いて、”太子堂の丘（と、私が勝手に呼んでる）”の北側へ来てみたら、淡黄色の彼岸花が咲いてました。

咲き始めというよりは、ややピーク過ぎのような印象です。

白い彼岸花とは別の種類のようです。

白い彼岸花は、この（淡黄色の）花の後に咲くのだと思います。

”太子堂の丘”の東側には、蓮池があります。ホームページによると「古代はす池」だそうです。

奥は百日紅、上は青もみじ、ですね。

「古代はす池」には、ハスの花が咲き残っていました。

彼岸花が咲き始める時季ですが、ハスの花って、まだ咲いてるんですね。

「古代はす池」の東側に咲き残っていた百日紅です。後方は、紅葉に見えますが、まだ早過ぎると思うので、こういう種類（色）の葉なのでしょうか。

東側から見た「古代はす池」です。後方の、木が繁っているところが”太子堂の丘”で、木の後ろに少しだけ見えてるのが「太子堂」です。

「烏枢沙摩明王堂」の前を通って、駐車場へ戻ります。

振り返って見た「烏枢沙摩明王堂」です。

花が少ない残暑の時季ですが、咲き始めた”タカサゴユリ”、早く咲く”淡黄色の彼岸花”、などを見ることが出来ました。次は”白い彼岸花”ですね。

（　おしまい　）