「常楽寺」のヒガンバナ_2021（2）_白が、見頃になりました。（群馬県・太田市）

2021/08/26 - 2021/08/26

昨日（8月25日）、「常楽寺」のホームページを見ていたら、「早咲き彼岸花が咲き始めました。」とのことで、その日に撮った写真が載っていました。なので、翌日（8月26日）、久し振りに晴れたこともあって、「常楽寺」を再訪しました。

６日前は、淡黄色のヒガンバナが綺麗に咲いていて、白や赤は一部で芽が出始め、でしたが、この日は、白いヒガンバナが見頃になっていました。赤いヒガンバナも咲いていましたが、赤い花びらの一部に青～赤紫の色が乗っているので、おそらく（普通の赤い花とは）別の種類だと思います。

それから、黄色いヒガンバナが一輪だけ咲いていました。

エリア 太田(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

太田市「常楽寺」の駐車場にやってきました。前回訪問（8月20日）から６日後の再訪です。今回も”密”にはならないと思います。

６日前、山門前に咲いていたユリは、もうありません。萎れたか枯れてしまって片付けられたようです。

でも山門の横のコレ、カシワバアジサイだと思うのですが、こんなに茶色くなっても散らずに残っています。

山門から境内にお邪魔します。久し振りの青空です。

参道を進むと、右奥に白い花が咲いています。

白いヒガンバナ（普通の）が咲いてました。

６日前（8月20日）には、気配すらなかったのに、この日（8月26日）は、ほぼ満開です。

参道から鐘楼への上り口です。

周りに花芽が無いので、これで満開なのでしょうね。

赤より白の方が早く咲く、と思ってはいましたが、こんなに早く咲くんですね。

旧暦のお盆が終わったばかりで、秋のお彼岸までは、まだ一ヶ月近くあるのに、もう満開なんですね。

あなた、ヒガンバナでしょ！

か、あるいは、今年(2021)は、どの花も早く咲く、のかもしれません。

だとすると、（普通の）赤いヒガンバナも、早く咲くかもしれませんね。

６日前に咲いてた淡黄色のヒガンバナとは、明らかに違う花ですよね。

さて、本堂の前には、赤いヒガンバナと白いヒガンバナが咲いていました。

左の柱に金文字で書かれているように、「常楽寺」は『東国花の寺百ヶ寺の札所』です。（群馬一番？）
そして、右奥に白い標柱が見えますが、ここには”一級水準点”があります。

白いヒガンバナが満開の時季に、赤いヒガンバナも咲いています。

と思って、よく見ると、赤い花びらの一部が青～赤紫色です。

赤いヒガンバナですが、普通のとは種類が違うのかもしれません。

この花なんか、満開の白よりも先に傷み始めてます

種類は何であれ、赤い花が咲くと景色がちょっと変わりますね。

赤い花といえば、この花は、前回訪問時から本堂の前に咲いています。

ネットの図鑑で調べたら、名前はモミジアオイだそうです。

本堂の前から庫裏の方へ歩いて行くと、ポツンと一輪、黄色い花が咲いています。

黄色いヒガンバナです。

と書いてはみましたが、ほんとは別の名前があるかもしれません。

だいぶ開き始めています。かろうじて間に合った、ようです。

藤棚の下にも、白いヒガンバナが咲いていました。

赤いヒガンバナも咲いていましたが、花びらに青～赤紫の色がある花です。

普通の（赤い）ヒガンバナは”真っ赤”ですが、この花は紫っぽく見えます。

それにしても、６日間くらいで満開になって、花によっては傷み始めるなんて、速いですねぇ。

「心池」の縁にも、白いヒガンバナが咲いていました。

「心池」の縁には、赤いのも咲いていました。

「心池」と中央通路の間の茂みの中にも、白いヒガンバナが咲いていました。横には赤いのがポツンと咲いています。

中央通路側からみても、茂みの中でゴチャゴチャしています。

中央通路の南側に咲いていた、赤いヒガンバナです。奥で手をあげているのは十六羅漢のお一人「注荼半託迦（ちゅうだはんたか）尊者」です。

きれいな赤に見えましたが、これも（少しですが）青～赤紫の色があります。

こちら側から見ると、よく分かります。

石仏の前の白いヒガンバナです。６日前には（咲きそうな）蕾でした。

若干開き気味ですが、いい感じに咲いています。

竹垣の向こうが中央通路です。

ハス池には、ハスの花が（まだ）咲き残っていました。

ハス池と中央通路の間の茂みの中にも、ヒガンバナが咲いています。

茂みの中なので、うまく撮れません。

中央通路から、「太子堂の丘」の方へ歩きます。奥の木の影の建物が「太子堂」です。

丘の麓、「跋陀羅（ばだら）尊者」の像の後ろにも、白いヒガンバナが咲いていました。

左奥は、淡黄色の花（の咲き残り）のようです。

「太子堂の丘」とハス池の間へ行ってみます。

丘の麓の大きな石の影に、赤いヒガンバナが咲いています。

いつも早く咲いて早く散る花です。普通の赤いヒガンバナとは、種類が違うんですね。

境内の南西に「太子堂の丘」があり、その北側に白いヒガンバナが沢山咲いていました。

前回（６日前です）は、このエリアに淡黄色のヒガンバナが咲いていましたが、それらと、ほぼ入れ替わった印象です。

丘の中腹からみた、北側の景色です。「跋陀羅（ばだら）尊者」の像（の後ろ姿）が見えています。

北側からみた「太子堂の丘」です。右下に「跋陀羅（ばだら）尊者」の像が見えます。白いヒガンバナが沢山咲いているのが写ると思ったのですが、分かり難いですね。

白いヒガンバナ、この時が満開だとすると、今シーズンは、これが見納めですね。

今年(2021)は、いろいろな花の開花が早いので、もしやと思って来てみて正解でした。

普通の赤いヒガンバナは、いつ咲き揃うのでしょうか。考えても分からないので、ときどき見に来る必要がありそうです。

この日は、”密”とは無縁で、白いヒガンバナを見られました。

（　おしまい　）