2017/12/21 - 2017/12/22
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新年あけましておめでとうございます。
2017年の終盤は、横浜に出張する機会が多くあって、比較的マイナーな所をちょこちょこと見てきました。
今回も横浜市の北部にある横浜市歴史博物館と、南部の金沢区にある野島公園を廻ってきました。
とあるサイトの口コミで、横浜市歴史博物館に対して展示の質が低いとか、スタッフの対応が悪いとか、かなり評価が低くて訪問することを逡巡したのですが、行って良かったです。やはり自分の目で確認することが大切ですね。
横浜は、中心部以外にも見どころが多くて、今回も楽しいプチ旅でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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横浜市歴史博物館の正面です。
有料駐車場は、左折してすぐの場所です。 -
小学生が遠足できてました。
一般の常設展示観覧料は400円、この日は企画展と合わせて500円でした。 -
一階で拝観券を買い、2階に上がると廻り地蔵の展示がありました。
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鶴見川流域では今も続いている風習のようです。
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元禄11年に鋳造された廻り地蔵のレプリカです。
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企画展は撮影禁止でしたが、30ページもある冊子を貰いました。
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常設展示室は、この中央部のサロンの周辺に6つの時代に分けて展示されています。
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最初の展示室は「原始Ⅰ」。
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「中世」の六浦。
鎌倉幕府との関係が深く、戦国時代までは栄えていた地域でした。
右端の砂州に連なる島が「野島」、この翌日に登りました。 -
後北条市の頃のフィギア。良くできています。
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当時、六浦は物流の要衝でした。
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ずらっと並んだ閻魔様。
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罪の重さを量る天秤。
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河川工事のジオラマ。
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東海道三番目の宿場、神奈川宿に実在した旅籠「さくらや」のジオラマです。
幕末の文久三年に、さくらやを買い取った「田中家」が料亭を始めました。
「田中家」のホームページによると、坂本龍馬の妻おりょうは、龍馬亡きあと、ここで住み込みの仲居として勤めてくれていました、とあります。 -
「さくらや」の室内。
芸者を上げての楽しいひとときが再現されています。 -
鶴見区生麦で行われている「蛇も蚊も」。
現在も6月第1日曜日に神明社と稲荷神社で続いています。 -
文明開化の頃の横浜。
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博物館の屋上に出ると、大塚・歳勝土遺跡公園に歩いていけます。
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大塚・歳勝土遺跡公園は結構広いです。
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看板を見てから、急坂を上ります。
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一見、ただの広場のようです。
ずーっと奥まで行くと大塚遺蹟のようです。 -
手前の方は歳勝土遺跡。
この辺に住んでいた人々のお墓の跡。 -
方形周溝墓とよばれ、低い四角形の盛り土と、その四辺を溝で囲んだ形が特長です。
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発掘当時の状態や木棺を復元してあります。
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次の仕事に備えて、ホテルに移動します。
会社が用意した横浜プリンスホテル。
自前じゃ泊まれません。 -
西洋の方が多いわけではなくて、中国人の団体が泊まっていました。
エレベーターホール全体が青い光に満たされていました。 -
エレベーターホールの天井。
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宿泊階から下を見た様子。
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宿泊階から上を見た様子。
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部屋側の廊下からエレべーターを見た様子。
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部屋から景色。
夕暮れが迫っています。 -
快適な部屋でした。
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仕事に向かうため新横浜駅へ歩いて移動中、ホテルを撮影。
気付けば冬至の前日でした。 -
お仕事のため、浜松町駅から東京タワーを目指して歩きました。
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某ホテルの噴水。
キレイだったので写真を撮りました。 -
翌朝です。
新横浜駅に入線する新幹線。 -
朝食付きプランなんですが、朝食ブッフェがこのお値段でした。
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こちらが、指定のレストランです。
中国人に圧倒されつつ席を取ったものの、料理を選んでいるうちに席を占領されてしまいました。
中国人マナーに慣れてしまった私は、騒ぐこともなく静かに席を移動しました。 -
中国人が座らなそうな柱の陰の席。
2,400円に匹敵するよう朝カレーを頂きました。 -
朝一番の仕事を無事に終えて、仕事先からわずか10分で野島公園に着きました。
駐車場は第1と第2があります。
旧伊藤博文金沢別邸に近い第2駐車場に停めました。 -
旧伊藤博文金沢別邸。
明治31年に建てられた茅葺寄棟屋根の建物です。
見学は無料です。 -
台所の様子。
当時のものとは違っているようです。 -
茶室。
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男性用小便器。
大きい方は普通の和式でした。 -
広間。
風光明媚なこの別荘には、大正天皇や李垠(大韓帝国最後 の皇太子)なども訪れました。 -
風呂。
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部屋から見える平潟湾。
海面に出ている杭は、海苔の養殖用。 -
隣接する牡丹園が見えます。
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庭から見た別邸。
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庭の片隅にありました。
当時からのものでしょうか。 -
歩いて、野島山の入り口に移動しました(すごく近い)。
野島山展望台へ登りましょう。 -
野島公園のメインイベントかも。
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結構な急坂です。
地元のお爺さん、お婆さんがスタスタ歩いてますが、マイペースで登ります。 -
12月下旬でも紅葉が残ってました。
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こっちが近道なのかな。
無理して階段を上ります。 -
舗装道路でも階段でも同じところに出ました。
展望台が見えました。 -
頂上は広場になっています。
ベンチもあるので、ゆっくり休むこともできます。 -
頂上には、横浜氏で最古の貝塚があることを示す看板がありました。
古代、海面がずっと高かったのでしょうか? -
野島貝塚は、この斜面に拡がっているようです。
こんなところに貝塚があることを発見するとはすごいですね。 -
展望台の全景です。
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野島山頂の海抜55m(公式HPでは57m)、展望台の床面は高さ9.2mです。
階段の両側はトイレ。 -
展望台からの景色。
北東側。八景島シーパラダイス。 -
東側。日産自動車追浜工場のテストコースが見えます。
右の小高い場所は、かつては島だった「夏島」。
夏島には伊藤博文の別荘が建てられ、1887年に大日本帝国憲法の草稿が作られました。 -
西側。
この季節、写真の中央付近に富士山が見えることも多いようですが、残念でした。 -
北西側。左寄りに金沢八景駅。
ほぼ中央に瀬戸神社が見えています。
当日は風邪も弱かったので、景色を堪能できました。 -
頂上付近では椿が咲いていました。
お読みいただきましてありがとうございました。
2018年もよろしくお願い申し上げます。
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