つくば行くならやっぱりTX?＆東京駅で列車ウオッチング【親子で東京往復記2022年5月編その３】

2022/05/26 - 2022/05/27

　年に１度の、我が子の筑波大学病院受診。気分を変えて、帰路に高速バスに乗ったら、大変な道中となりました。
　そして九州への帰り道には、東京駅で電車ウオッチング。飛行機でもまた、忘れられない＆もうこりごりな体験に見舞われることに…。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　つくばセンターから、関東鉄道の路線バスに乗って、筑波大学病院へと向かいます。
　年に１度の放射線科と小児科の診察は「近況報告」のようなもので、我が子にとってイヤなことも、緊張感もありません。特に問題なく、無事終えることができました。

路線バス (関東鉄道) 乗り物

　病棟１階にあったヤマザキショップが、展望ラウンジに移転。院内にはローソンという強力なライバルができたので、賢明な判断ですな。
　子どもの入院付き添いに食事は出ないので、ここで急ぎ食事をするママ・パパも多いです。

　緑豊かな中に林立する、鉄筋コンクリートのアパート群…ではなく、学生寮なのだから、恐れ入る規模の大学です。
　学内にはスーパーや銭湯もあり、１つの都市といっても過言ではありません。

　３年前に住んでいたアパートは、今も健在であることも、エレベータホールから確認できました。
　患者家族向けの宿泊施設を、大学自ら整備するなんて報道が当時あったけど、その後どうなったんだろう？ 予定地の旧消防庁舎は、解体されたようだけど。

　病院東側の、筑波大学病院入口バス停へやって来ました。２年前までは病棟に東出入口があって、そこからバス停までは歩いて２分もかからない距離でした。
　それが昨年、東入口が閉鎖。東入口と大学病院入口バス停を結ぶ緑道も、新しい渡り廊下で分断され、４倍くらいの距離を歩かされる羽目になりました。　

　路線バスに学内バスの役割を持たせる先進的な取組みを、かなり以前から行っている筑波大。バスとの連携が深い大学だけに、解せないです。
　さて筑波大からは、１時間に１～２本、東京駅方面へ直行の高速バスが出ています。３年前は２０～３０分間隔で走っており、コロナを境にずいぶん減便されてしまいました。

　つくばエクスプレス開業後も、つくば市内や大学からの需要を取込んできた高速バスだけど、さすがに厳しかったか…。
　時間が読みづらい東京駅方面の上り便は、ICカード決済に限り、1,200円の運賃が820円になるキャンペーンが ずっと継続されています。

高速バス (関東鉄道バス) 乗り物

　ゆったりリクライニングシートで帰るのもいいかなと、帰路は高速バスを選んだ次第。我が子もウトウトしはじめ、まとまった昼寝時間を取れそうです。
　道路がのびのび広く、立体交差の歩道がまたぎ、「左折可」の交差点が続く、つくばの街を後にします。また来年！

　つくば市内から都心方面へは、谷田部ICが最短ルートだけど、あえて桜土浦ICへと回り、研究施設群の需要を取り込みます。
　しかし最終的に集まった乗客は、10人に満たない数。安く移動したい大学生らが中心でした。

　今度は、常磐道から つくばエクスプレスの線路を望みます。入院前の外来受診と、入院の時には都心からハンドルを握った、思い出深いルートです。
　三郷付近では渋滞したものの、大きな遅れには至りませんでした。都心方面へ確実に向かいたい人向けの八潮下車も、希望者がいないまま通過。

　しかし実際は、荒川を渡ったあたりから大渋滞。

荒川 自然・景勝地

　両国駅を見ながら、しばし停車してしまうありさまでした。ここで降ろしてくれれば、宿舎まですぐなんだけど…
　浅草駅・上野駅での下車、廃止しちゃダメじゃん！

両国駅 駅

　実はこの日、都心部で事故があったらしく、事故渋滞で牛歩を強いられてしまったようです。遅延は20分ほどだったものの、２時間近くかかり、なかなかな苦行でした。
　都心部の渋滞が予測された時だけでも、浅草・上野で降ろしてくれれば助かりますが、まぁ難しいですよね。

　八重洲口に到着。この後は総武快速線に乗って、家族で錦糸町まで買い出しに行こうと思ってましたが、時間はもう５時を回ってしまいました。
　予定を変え、大丸の地下街で、晩御飯を買い出しして帰ることに。寝台特急の晩年、もう食堂車や車販もない時代だったので、ここでデパ地下グルメを買い出していたことを思い出します。

大丸 (東京店) 百貨店・デパート

　東京駅から浅草橋へは、電車のラッシュを避けて都バスを利用。30分に１本なので少々待ちましたが、座って移動できたし、療育手帳の介助者割引で半額になり、大助かりです。

路線バス (都営バス) 乗り物

　大丸地下で買った「季節の炊き込みご飯と銀ひらす麹焼弁当」、我が子がペロリと平らげてびっくり。うまいものは食うという、分かりやすい舌を持ってるんだよな。
　しっかり味わえよ、1,200円（税込）なんだから。

　最終日は13時の飛行機に乗ればいいだけなので ゆとりがあるけど、朝から頑張って荷物をまとめ、９時半には浅草橋を出発しました。

浅草橋駅 駅

　東京駅に出て、今日は在来線ホームから列車ウオッチングです。
　YouTubeで見て、名前もすぐに覚えた新型「踊り子」は、やはり実物も気に入った様子。そんなに高い料金の列車でもないし、いつか乗ろうな。

特急 踊り子 乗り物

　常磐線もしっかり認識。去年乗った時も、よく見ていたよね。

JR常磐線 乗り物

　在来線の上野東京ラインホームからは、北行き新幹線もよく見えます。
　まだ発語のない我が子も、「はやぶさ！」といえば右側、「こまち！」と言えば左側を指さし、よく分かっている様子です。

こまち 乗り物

　「ひたち」も好きな電車の一つ。高運転台の車両は比較的よく興味を示してくれて、「特急らしい特急」が好きみたい。
　本当は「ときわ」なんですが、正確に教えたところで混乱するだけなので、「ひたち」で貫き通しました。

特急 ひたち 乗り物

　頻繁にいろんな電車が通るので、楽しんでくれた様子。準備を頑張ってよかった！

東京駅 駅

　浜松町から羽田へは、のんびりモノレールの普通で移動。すっかり慣れた自動チェックイン＆手荷預け機で手続きを終え、空港ランチといきますか！
　最近は銀座ライオンに行ってばかりだったので、LDH kitchen THE TOKYO HANEDAに新規開拓へ。コロナ禍で長く休まれてて、これまで機会がありませんでした。

LDH kitchen THE TOKYO HANEDA グルメ・レストラン

　正直、味には期待していなかったのですが、なかなかうまいやんけ。ハンバーガーはボリューム満点で、場所を考えれば980円弱という値段も、超妥当に思えました。

　そして「お子様でも大丈夫」との触れ込みでオーダーしたカレーは、けっこうスパイシー。大丈夫かなと思いつつ我が子に食べさせたら…

　猛然と食らいつき、あっという間に完食！
　そうかそうか、君も もう大人の舌に近づいていたんだね。

　帰路の13時発JAL便は、気流が悪い中を福岡へ。
　我が子は昼寝の気配を見せず、iPadで鉄道動画を見つつ、フライトを楽しみました。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

　福岡空港では人生ではじめて、「着陸やり直し」を経験。ただでさえ気流の悪い中恐怖の着陸だったのに、再度離陸→着陸となって、生きた心地がしませんでした。
　ベルトに縛り付けられ不機嫌な我が子に、さらに10分の拘束を強いるのも、しんどかった…。どっと疲れました。

　バニラエアのカラーの飛行機に見送られ、高速バスで久留米へ。やはり半分以上の乗りで、減便取りやめを願うばかりです。
　そして、福岡空港～自宅のどこかでデジカメを紛失するというアクシデントが。バスの営業所に行っても見つからず、立ち直れないほど落ち込みましたが、翌日交番に行くと、届けられていました。この世に拾う神あり！

福岡空港 空港