旅行支援は通院支援！上野ファーストシティホテルでほぼフル還元【親子で東京往復記2022年11月編その2】

2022/11/06 - 2022/11/08

　６週に１度の上京が欠かせない我が家では、旅費の節減につながるGoToトラベルの再開を待ちに待っていました。しかしほぼ感染が収束状態にあった昨秋ですら再開されず、旅行需要の再燃でかえって旅費は上がるばかり。
　ようやく今年（2022年）秋、名前もルールも変わって再実施へ。また１から研究し直しになりましたが、おかげでかなりの負担軽減につなげることができました。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

　今回の宿泊先は、上野ファーストシティホテルです。住所でいえば上野１丁目で不忍池も近く、通りを挟めば湯島という位置。閑静な環境でした。
　本当は飛行機とのパックで旅行支援の適用を受けたかったけど、日程が決まった９月末の時点では、東京都での実施は未定状態。飛び石連休末ということでどんどん航空券が売れていき、スタートを待てなかったので、飛行機は仕方なく通常通り抑えました。

上野ファーストシティホテル 宿・ホテル

　狙うは宿泊です。とりあえず東京都の旅行支援スタートと同時に、大捜索。しかし大手サイトはすぐ予算枯渇に。どうにか「一休」で日暮里の宿を抑えました。
　キャンセルは直前まできくので、マメにチェックを入れ、１週間前、JTBで空きが出たのがファーストシティホテルでした。「本日『空室』ございます」の看板だけ見ると、年季の入ったホテルのようです。

　しかし館内は全面的にリノベーションしたようで、雰囲気だけ見れば新築のホテルと遜色ありません。
　アメニティは各部屋に置いてあり、SDGｓ的な視点では望ましくないのだろうけど、一宿泊者としては助かります。女性用のクレンジングなどは、フロントでもらえました。

　ずっしり重い鍵を受け取りました。古さと新しさが同居してます。
　外出の際に鍵は持ち出さず、必ずフロントに預けてほしいとのことでした。

　今回は、モダン和室「SAKURA」を２泊抑えました。
　玄関を開けると、「家」感がすごい。廊下部分も畳敷きで、子連れには優しいです。

　ドアを開ければ、おお、広い！ 布団を敷きっぱなしでも、ゆったりできる広さがあります。
　布団スペースとの段差があるので ほどよく落ち着き、我が子は上り下りして楽しんでました。食事の時も腰掛けられて、ラクでしたね。

　同じ段差は、浴室部分にもあります。この下の地階に、段差を生む要因が何かあるのでしょう。うまく生かしている部屋だと思います。

　風呂も広い！ 特に洗い場がゆったりしていて、助かりました。

　ちなみに１階なので、窓を開ければ景色はこんな感じ。カーシェアの空きは、アプリを開かずともチェックできますね(笑)。
　景色は文字通り望めないにしても、エレベータや階段を上り下りせずに済む気楽さの方が勝りました。

　３人で２泊、定価だと30,600円になります。１人当たりにすると、１泊5,100円。平日に旅行支援を使うには、絶妙な価格です。
　まず４割引なので、宿泊費は3,060円に。これに平日ならクーポンが3,000円付くので、実質の宿泊費は60円という計算です。トータルでも360円。支援に感謝！

　GoToトラベルの方が５割と割引率こそ高かったものの、クーポンは２割分というルールだったので、クーポン定額の旅行支援は、金額によってはインパクトでかいです。
　地階にはソフトドリンクとアルコールの自販機があるというので降りてみたら、アルコールは発泡酒とストロングチューハイだけでした。

　洗濯乾燥機は１台のみ。

　さて東京都の旅行支援クーポンは、QRコードが印刷されたA4の紙で渡されます。このまま加盟店でコードを読み取ってもらって使うこともできますが、対応店舗は限られるとのこと。
　専用アプリ「regionPAY」をインストールして、チャージする使い方が推奨されています。

　アプリは家であらかじめダウンロードしておいたので、さっそくチャージ。クーポンのQRコードをかざすと…

　おお、秒でチャージ完了！ あっという間に３枚分、9,000円がチャージされました。
　なお２泊目のクーポンについては、明日からチャージ可能。１日目分、２日目分ともに、チェックアウト日の２３時５９分まで有効とのことです。

　ではさっそくクーポンをいかして、買い出しに出かけましょう。
　ホテル周辺はビル街ながら、ところどころに古い木造家屋が残ってます。

　近所のセブンイレブンへ。クーポン対応かどうかは、このポスターが目印です。コンビニ全店が対応しているわけではないので、事前にアプリで対応店舗をチェックしておくことをおすすめします。
　周辺に対応店舗がない時には、外出時にまとめ買いしておくなどの対応も必要になるので。

　アプリで店舗に置いてあるQRコードを読み込み、決済金額を入力して店員の確認を受ける、なんちゃらPAYと同様のスタイル。慣れていれば、違和感なく使えます。
　本人認証などがない分、なんちゃらPAYよりもストレスフリーです。チャリーンという決済音が結構目立ちます。

　１円単位で使えるのもいいですね。GoToトラベルでは電子クーポンでも1,000円単位でしか使えない上に、対応店舗が少なく、紙クーポンの使い勝手の方が圧倒していたのとは対照的です。
　さて「ほぼ湯島」なホテルは、湯島の天神様とも至近距離です。坂道を登って、お参りに行っておきましょう。

　境内では湯島天神菊まつりを開催中でした。

湯島天満宮 寺・神社・教会

　明日の診察も、問題ない結果でありますように。

　湯島天神は学問の神様。受験シーズンを前に、絵馬が鈴なりになっていました。

　１３人のうちの３人の菊人形。

　太鼓橋も菊で華やかな雰囲気でした。

　我が子にとっては、女坂、男坂の上り下りが一番楽しかったようです。

　近所の児童遊園の方が、もっと楽しかったようですが。
　滑り台なんて、日ごろは１回滑れば充分といった感じなのに、ここでは何往復もしていました。遠方だとテンション上がるのか？

　九州よりも夕暮れが１時間早い東京。１７時でも、なんだか気が焦ります。
　宿にヨメさんと我が子を置いて、一人晩飯の買い出しに出かけました。上野中通りまで来ると、すごい人通りです。

上野中通り商店街 市場・商店街

　海外からの旅行者も目立ち、すれ違いざまに外国語を聞くのは、数年ぶりの感覚です。
　飲み屋さんも密に大盛況で、アフターコロナを感じます。まだウィズコロナのはずですが。

　ただの雑多な繁華街ではないのは、さすが上野です。

　アメ横まで出ると、さらなる喧騒が待っていました。韓国でいう「市場」のようで、アジアンな雰囲気に旅気分が高まります。
　しかし屋外ということでノーマスクの人も多いし、騒々しい分、声も大き目。ゆっくり雰囲気を味わいたい気もしたけど、早足で通り過ぎました。

　上野駅の成城石井にやって来ました。こちらも貴重なクーポン加盟店です。

アトレ上野 ショッピングモール

　珍しいビールがある！ 小腹減った時のためにキッシュもほしいな…などと、あれもこれもと買っていたら、結構な金額に。
　クーポンの心理的な効果で、２割くらいは余計に買ってしまいました。無駄遣いに気を付けないと…。

　宿までの帰路は、シェアサイクル「チャリチャリ」を使ってみました。
　福岡市では他社を寄せ付けない強さがありますが、東京ではドコモバイクシェアが圧倒的。チャリチャリは上野・浅草エリア限定で、孤軍奮闘しています。

　シェアの少なさゆえ、借りやすいのはメリット。福岡だとアプリで空車確認していても、目の前で乗って行かれてしまうことが しばしばなのです。
　１分単位なので、短時間なら安く乗れます。

　というわけで、大好きな成城石井メシが今日の晩ごはん。いただきまーす！

　そして翌朝、忘れないうちに今日の分をチャージしました。
　無駄遣いしないようにしないように…と思いつつも、明日までに１万円以上使わねばという強迫観念にもとらわれます。

　一番有効に使えるのは、日用品を買ってしまうこと。
　夕方、旗艦店の一つという御徒町のユニクロに立ち寄り、我が子の冬物を揃えました。子ども服なら、比較的かさばらないのもメリットです。

　隣の松坂屋に入ると、階段やエレベータの重厚さに驚くばかり。
　デパ地下はクーポン対応店が多く、晩ごはんを買い出し。和洋中韓、いろいろ揃っていて目移りしてしまいました。

松坂屋 (上野店) 百貨店・デパート

　僕は和牛の牛めし、ヨメさんは韓国料理、そして我が子は大好きな深川めし。我が子は病院での診察を頑張ったんだし、僕らも体力使ったから、元気出るメシ食わなきゃね。せっかくクーポンもらったんだし。（あれ？）
　…いっただっきまーす！

　そして最終日。空港でクーポンを使い切るのは、GoToの時からの定石。ただGoToと違って隣県のクーポンは使えないので、成田発LCCでは使えない技です。
　トミカプラレールショップで、ハスラーと ごみ収集車のトミカを買って、全額消費完了。我が子のお気に入りおもちゃになり、有意義に生かせた旅行支援でした。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港