4月末から5月中旬にかけて、もう梅雨か？と思うようなお天気が続きましたが、どうにか持ち直した5月下旬、関西方面に出かけました。 <br />「新幹線よりジェットスターが安い！」とツレが言い張るので、往路は成田まで行って💦、、、関空から電車を乗り継ぎ神戸まで。<br />先ずは、神戸編。

梅雨になる前に関西に行ってきました！（1）神戸

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2022/05/22 - 2022/05/25

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エリア

神戸(兵庫)

東京駅八重洲南口のバスターミナルから、成田空港行きのシャトルバスに乗り込みます。去年10月の宮古島以来です。コロナも落ち着いてきたので、座席の間のアクリル板は外されました！

お天気は曇り。時折、雲の切れ目から陽射しが差し込んではまた曇る、といった調子です。家から空港まで雨に降られずに来られたのはラッキーでした。
成田空港第3ターミナルの国内線出発ロビー。まるで倉庫のような、、、
第3でも国際線ロビーはもう少し豪華なのですがね～（海外旅行でもLCCばかり使っているので、詳しいのです😅）国内線はずっとこのままらしいです。

飛行機は満席で関空に到着。

成田空港第3ターミナル空港
今回の移動は、東京駅→成田空港、関空→神戸の交通費を入れても、新幹線よりジェットスターの方が安いということで、(ツレが)こちらに決めました。
関空から、南海線、環状線、神戸線を乗り継いでホテルに向かいます。今では関西でもPASMOが使えるのが感激です！

大阪駅での、フォームドアならぬフォームロープ？初めて見ました。
ロープがどうやって開くのか謎でしたが、乗り降りの際には上に上がりました！

大阪駅駅
ホテルの最寄り駅、元町で下車。
南京町で遅い昼食兼夕食を摂りました。ブランチならぬ、ランナー(Lunch+Dinner=Lunner）？
フカヒレスープ、小籠包、海鮮焼そば、エビチリのランチセットでも、ビールを付けたらもうお腹いっぱい！

京華樓
078-391-7707
https://maps.app.goo.gl/Up2DPuTeQyYboXEv6

南京町名所・史跡
徒歩でホテルに着きました。
今夜から4泊のHOTEL OKURA KOBE
ゲートからエントランスまで、スロープを登って遠い💦 タクシーで乗り付けるのが普通ですよね😢

ホテルオークラ神戸宿・ホテル
お部屋は24階、スペースもゆったり。ベッドサイドのコントローラーで、カーテンも開け閉めできます。
先程チェックインする時、部屋の清掃時間の希望を聞かれました。私達は昼頃まで部屋でのんびりしていることもあるし、出かけても早めに帰ってくることが多いので、13時にお願いしました。こんなサービスは最高です！

今日は移動だけで(特にツレが)疲れて、そのまま部屋で沈没です。ホテル内のショップの高いおつまみとビールで、おやすみなさい。

ホテルオークラ神戸宿・ホテル
一晩明けて神戸2日目。
窓からの眺め。正面のポートタワーは改修中で白いカバーが掛かっています。😢
遊覧船乗り場や、向う岸のハーバーランドが見渡せます。
朝10時を過ぎても動き出さないツレをおいて、お散歩に出かけました。
ホテルの裏口から出て、隣のメリケンパーク。噴水広場では、もう夏のような陽射しの中で、子供がびしょ濡れで走り回っていました。
広場では昨日までイベントがあったのか、月曜の今日はテントの撤収作業をしていました。

メリケンパーク公園・植物園
月曜休館の海洋博物館の前を通り過ぎて、西側の遊覧船乗り場。
お客さんが少ないのかな？ 2艘のうち1艘は運休しています。

中突堤中央ターミナル (かもめりあ) 名所・史跡
波止場を通り抜け、ハーバーランド側からの眺め。
こちら側は黒いネットで覆われているポートタワー。その後ろがHOTEL OKURA KOBE。

部屋から眺めていた湾岸の向かい側、バーバーランドのショッピングモールまでやってきました。
まるでヨーロッパの街並みみたいな作り！平日ですが、若い人たちがたくさん行き来しています。

umie MOSAIC テーマパーク
湾岸のテラスに出てみました。
目の前には、クルーズ船『コンチェルト』が停泊しています。名前の通り、景色と食事と音楽が楽しめるみたいです。私としては、1～2時間なら景色を眺めるだけでいいなぁ、、、

なんて考えていたら、ツレから「ロビーで待ってる」との連絡が入りました。1時間の予定と言っていたのに💢 ここまでプラプラ歩いて30分、戻るのに時間かかります😡

コンチェルト乗り物
やっとホテルに戻ってきたら、今度は待ちかねたツレが近所をお散歩中。
ロビーラウンジから階下のお庭を眺めながら、ツレを待ちます。

ホテルオークラ神戸宿・ホテル
さて、南京町のちょっと評判の良いお店にブランチを食べに行きましょう。
既に歩き疲れた私と歩きたくないツレとでタクシーで行こうとしましたが、ベルのお姉さんに「タクシーでも徒歩でも同じくらい(の時間)ですよ。」と軽くいなされて、歩行者用の近道を教わって歩き出します。
神戸湾に突き出た埋立地の大きな敷地に建っているこのホテルは、敷地を出るだけでも大変なのです💦

やっと着きました。南京町の入口。

南京町名所・史跡
メインストーリートにたくさん並んでいる中華レストランは何処も食べ歩き用の屋台を出していて、そのせいか、店内で食事をする人は少なめ。通りは賑わっているけれど、痛し痒しかな？

南京町名所・史跡
路地を入ったところにある、お目当てのレストラン『雅苑酒家本店』。
やはり評判なのか、満席で10分程待ちました。

雅苑酒家本店グルメ・レストラン
ランチセットで、前菜のエビマヨ、コーンスープ、メインは2品選んで写真のエビ玉と鶏のカシューナッツ炒め、白飯にデザートの杏仁豆腐。この店は昼はアルコールは出ないので、おとなしくジャスミンティーを頂きました。
二人共歳なので、一番品数が少ないセットでもお腹いっぱい！

雅苑酒家本店グルメ・レストラン
南京町に並行して、北側にある元町商店街。ここからツレと別行動です。
ここは通りの入口付近の1丁目。アーケードが見渡す限り続いています。ずっと先まで歩いてみましょう。

神戸元町商店街市場・商店街
アーケード街と南京町を結ぶ路地には、何故か神戸牛のお店がいっぱいあります。そのうち食べに来なくては！
暫く歩いて看板を見ると、、、なんと6丁目まであって、神戸駅近くまで続いているのです！全長1.2km。でも頑張って、端まで行ってみましょう。
アーケード街を往復して感じたのは、全国何処でも見かけるようなチェーン店が少ないことです。私が気が付いたのは、マツキヨ、KALDI、はなまるうどん、ユニクロくらいで、それも1丁目の入口付近に数件。それだけ、地元の商店が元気なのですね。

歩き疲れて、3時にはホテルに戻りました。
ルームメイキングを1時にお願いしてあったので部屋は綺麗になっていて、すぐにお風呂に入って汗を流しました。

神戸元町商店街市場・商店街

旅先では、ちゃんとした食事は一日一食で充分。夕飯はコンビニのおにぎり、サンドイッチで軽く済ませます。(コンビニが結構遠いんですが、、）

昨夜は疲れていて早く寝たので気が付きませんでしたが、ポートタワーのカバーがプロジェクションマッピングされています！ハーバーランドの観覧車も綺麗です。遊覧船に乗らなくても、夜景は充分楽しめました！

ホテルオークラ神戸宿・ホテル
神戸3日目。今日は、北野異人館街を巡りましょう。
元気なら近くから出ているシティー・ループのバスに乗って行くところですが、昨日歩き疲れたのでタクシーで観光案内所まで。

この並び3軒の共通入場券(￥1400)を買いました。

北野異人館街名所・史跡
最初に入った「英国館」。
建物や家具は昔の雰囲気。テーブルセッティングはハイティーを模してあります。
2階には、シャーロック・ホームズの展示がありました。

英国館名所・史跡
バスルームにあった、移動式トイレ。
白いボタンを押すとボールの栓が開いて、中身(？)が下のタンクに落ちるのかな？よく考えられてますね。感心！

英国館名所・史跡
英国館と言うだけあって、イングリッシュ・ガーデンが立派です。今はお庭のバラが満開！マスク越しでも、良い香りが感じられました。

英国館名所・史跡
お隣の「洋館長屋」。
こちらのテーブルにはウェッジウッド。向こうの部屋にはエミール・ガレのランプや花瓶。その先の部屋にはロイヤル・コペンハーゲンの食器が飾ってありました。

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡
2階は部屋ごとに色を変えて、現代アートかな、、？

仏蘭西館(洋館長屋) 名所・史跡
3軒目の「ペンの家」。
剥製や蝶の標本など、その手のものが満載。
洋館を見るより、こちらの方に気を取られて、、、

ベンの家名所・史跡
これって、本当の象の足でしょうね。花瓶やスツールになっています。

ベンの家名所・史跡
3軒の向かい側にある「ラインの館」。入館無料なので入ってみました。
この建物は神戸市の所有で、異人館街の歴史や阪神淡路大震災からの修復過程などが展示してありました。
隣の北野美術館は、改修中で入れませんでした。

ラインの館名所・史跡

この周辺は、バイクしか通れない細い坂道が巡っています。観光資源となっている建物に挟まれながらも、一般人の民家もあります。中には歴史的建造物に指定されている家も、、。
風情があるのは良いけれど、暮らすにはさぞかし大変でしょうね。
異人館の中で一番有名な「風見鶏の館」。ドイツの貿易商が建てた煉瓦造りの建物です。
近くの「萌黄の館」との共通券(￥650)を買って入ります。

風見鶏の館名所・史跡
当時の家主は仕事柄来客が多く、そのため1階は豪華に作ってあります。応接間、居間など、天井のデザインがそれぞれ違っています。

風見鶏の館名所・史跡
食堂は、壁、天井、食器棚など母国ドイツの城郭を模したデザインになっていました。

風見鶏の館名所・史跡
この建物の中で触ってよいのは、階段の手摺だけ。
皆さん「触らにゃ損」と思うのか、木製の手摺がピカピカに光っています！

風見鶏の館名所・史跡
斜向いにある、「萌黄の館」。こちらはアメリカ総領事のお宅でした。

萌黄の館名所・史跡
この館で特徴的なのは、マントルピースのタイル。
応接室、食堂、子供部屋など、部屋ごとにデザインが違うのです。見比べて楽しめました。
他の館でもそうなのですが、暖炉の奥行きが無く見えるので係の人に聞いてみました。展示のために煉瓦で塞いである部分はありますが、当時はもう薪ではなく石炭やコークスを燃していたので、元々奥行きはそれ程無かったのだそうです。

萌黄の館名所・史跡
2階のベランダ。と言っても、ガラス窓に囲まれたサンルームです。
窓枠のデザインが素敵！

萌黄の館名所・史跡
公開されている洋館はそれぞれ経営母体が違うようで、展示の仕方にも個性があります。古い建物にはよくあることですが、改修中で入れない所も多いです。「レインの館」「風見鶏の館」「萌黄の館」を見て、あとは興味のある美術館や博物館を周れば十分かな？

「萌黄の館」の隣の北野町広場から階段を降りて、トーマス坂を下ります。
この後お目当てのレストランに向かうも、なんと今日は定休日で、、、

トーマス坂名所・史跡
（本心は何処でも良くないのですが）「もう何処でといいや。」と北野坂を下っていると、感じの良いお店が、、、
「にしむら珈琲店」とありますが、看板のランチコースも充実しているのでここに入りましょう。

神戸にしむら珈琲店北野坂店グルメ・レストラン

1階は喫茶コーナーでしたが、2階は重厚な雰囲気のレストラン。
実はここは「にしむら珈琲」のオーナー宅だった所で、震災前までは会員制だったそうです。どおりで、高級感溢れているはずです。

神戸にしむら珈琲店北野坂店グルメ・レストラン
せっかくなので、グラスワインを頼み、、、
カトラリーにはお箸も付いて、丁寧です。

神戸にしむら珈琲店北野坂店グルメ・レストラン
アミューズの筍に続き、前菜盛り合わせ。
牛豚鶏のロースト、サーモンの南蛮漬け、エビ、キッシュ、枝豆とポテトのサラダに生野菜。
これだけでもかなり満足！

神戸にしむら珈琲店北野坂店グルメ・レストラン
白インゲンのポタージュに、メインは魚料理を選んで真鯛のポワレ。デザートはカシスのシャーベットとミルフィーユ。そして珈琲。
ワインを入れても一人4,000円。今日の一食、満足でした。

タクシーを拾ってホテルに帰りました。『一日一観光』で、今日はおしまいです。

神戸にしむら珈琲店北野坂店グルメ・レストラン
神戸4日目。
今日はツレの希望でアトアatoaに行くことにしました。アートとアクアを合わせた名前で、光で演出した水族館です。
ホテルの隣の埋立地にあります。タクシーでワンメーター。
建物もいかにもアート！

atoa 動物園・水族館
こんな感じのライティングの中に、水槽が点在しています。
なんと、最初の水槽はカーディナルテトラ！懐かしいなぁ。我が家でも東日本大震災までは熱帯魚を飼っていて、小さなこの魚はランプアイと共に、群生させるのに定番でした。

atoa 動物園・水族館
こちらは、爬虫類、両生類のスペース。
ヘビ、トカゲ、カエルなど、定番の生物が展示してありますが、、、

atoa 動物園・水族館
陸亀さんが飼育員の監視付きで、客の歩いている同じスペースをお散歩中！「亀さんの前方をふさがないでください。」とのことでした。
この子は体重30kg、まだまだ成長するそうです。

atoa 動物園・水族館
大きな水槽に小型のサメやエイも泳いでいますが、シクリッド、エンゼルフィッシュ、ディスカスと言ったら、やっぱり熱帯魚屋さんの展示水槽みたいです。まあ、懐かしかったので満足です。

最近、横浜の水路にゴールデンゼブラシクリッドの稚魚が大繁殖している、というニュースがありましたが、写真上は同じシクリッドの仲間です。

atoa 動物園・水族館
このアクアリウム水槽を見て、ツレは、「また、水槽をセットしようかな？」なんて言い始めています。

atoa 動物園・水族館

こちらのスペースは、日本的な設えです。足元のアクリル板の下には、鯉が泳いでいます。
壁際には和金(魚)の水盤が並んでいます。

atoa 動物園・水族館
お決まりの、プロジェションマッピング。
鯉の滝登り、龍、桜、紅葉、、、、

atoa 動物園・水族館
さて、今日が神戸牛を食べる最後のチャンスです。
タクシーは拾えず、atoaから元町商店街まで約1km歩きます。
近代的なビルの間に歴史を感じさせる石造りの建物が点在するのが神戸の良さ、、、ですが、この左の建物、古いのは外側だけで、内側は上に繋がる現代のビルでした。😅
元町アーケード街と南京町の間の路地にある、神戸牛のお店のひとつ、「黒澤」に入りました。

神戸牛黒澤グルメ・レストラン
テーブル席6つの小さなお店ですが、神戸牛を扱う最優秀店の表彰状がたくさん飾られていました。

神戸牛黒澤グルメ・レストラン
ランチョンマットの説明によると、神戸牛とは但馬牛の中でも厳選された肉を指すそうです。
そして私が見かけたこの付近の神戸牛のお店は、殆ど同じグループだったことが分かりました。どおりで、立看板や値段が似ていた訳です。

神戸牛黒澤グルメ・レストラン
私は極上赤身肉80g、ツレは希少部位3点セット計150g。サラダ、ご飯、赤出汁、コーヒーが付いて、(私だけグラスワインを付けて)二人で12,000円。
美味しかったけど、量とお値段と比べると、、、旅のひとつの目的を果たしたと言うことで、まあ満足。(次はテンダーロイン200gを食べたいな！「次」は無いか💦)

明日は姫路に移動です。

神戸牛黒澤グルメ・レストラン