![染井吉野桜の開花で年度末に春らしくなった陽気に誘われて神奈川県西部の大井町と開成町を小旅行。酒匂川流域では神奈川県酒造組合の13社のうち5社が日本酒を醸造している。東名高速でアクセスが良く、寒仕込み終盤に新酒生酒を求めて個性ある3酒蔵を探訪した。<br />開成町の定番観光スポット「瀬戸屋敷」にも立ち寄り春花を楽しんだ。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/74/46/650x_11744618.jpg?updated_at=1648378982)
2022/03/19 - 2022/03/19
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K.Tomyさん
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染井吉野桜の開花で年度末に春らしくなった陽気に誘われて神奈川県西部の大井町と開成町を小旅行。酒匂川流域では神奈川県酒造組合の13社のうち5社が日本酒を醸造している。東名高速でアクセスが良く、寒仕込み終盤に新酒生酒を求めて個性ある3酒蔵を探訪した。
開成町の定番観光スポット「瀬戸屋敷」にも立ち寄り春花を楽しんだ。
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大井町の石井醸造からスタート。
小田原市との境界近くにある。石井醸造 専門店
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直売所が4人グループの先客で混んでいた。待つあいだ、開いていた酒造所に甑と和釜がちらり。しめ縄紙垂が飾りつけられ神聖な場所だ。
石井醸造 専門店
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日本酒の酒蔵にしては珍しい洋風な外観の事務所で直売していた。事務所には生酒はストックされてなく、酒蔵の冷蔵設備から持ってくる仕組み。県内では恐らく唯一の4段仕込である。「曽我の誉」の純米生と、アル添の原酒生を呑み比べるのが楽しみだ。酒米の銘柄や産地は公開されてないが4段目はもち米を使用していて独特な風味付け。
アルコール20%の原酒は冷やより熱燗が飲みやすいて良い。石井醸造 専門店
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続いて同じ大井町の井上酒造。
御殿場線を越えた先にある。
酒蔵のイメージ通りの古風な土蔵が直売所。井上酒造 専門店
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仕込み期間以外は週末の土日や祝日には直売所を営業してないので、事前に問合せた方が無難だ。
直売所の入口の看板などはなく、こちらの事務所で販売しているのかと勘違いしそう。井上酒造 専門店
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ウェブで駐車場の案内が不明確だが、道の反対側に数台のスペースがあるが、従業員も兼用なようだ。道は狭くすれ違いも難がある。
石井醸造より駅から近いが、JR御殿場線の運行間隔が長くやや不便である。井上酒造 専門店
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箱根山ブランドで箱根や小田原のみでなく、海外でも知られるようだ。
以前は箱根町で醸造されているのかと勘違いしていた。井上酒造 専門店
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土蔵にはずらりとラインナップが勢揃いしている。
箱根山にも色んな種類がある。井上酒造 専門店
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県内では珍しい能登流の杜氏、速醸で純米酒のみでなくアル添酒も。産地米による造り分けではないのにラインナップが豊富だ。
井上酒造 専門店
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夢高尾は100%大井町産。
箱根山 純米生酒と合わせて購入。井上酒造 専門店
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大井町から開成町へ移動。
カーナビ頼りの東名を使わないルートのR134/R1で結構な渋滞にはまり、大井町で観光したり、開成駅近くなども散策したかったが、今回は時間不足になり断念。
桜が咲いていたあしがり郷瀬戸屋敷に寄った。あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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門前も綺麗に整備されて気持ち良く訪れられる。
駐車場が広いのも嬉しい。
桜の木の下にかわいいすずらんが咲いていた。久しぶりに見た気がする。あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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瀬戸屋敷は2回目で、瀬戸酒造の閉店時間が迫るので駆け足。予習、復習しなくとも親切な案内板があるのに加え、入園無料なのにリーフレットまで用意されている。
あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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名主の屋敷なので庭も広くゴージャスだが手入れするのが大変そうだ。
あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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木瓜の花が咲き始めていた。近所の庭木でお馴染みなのだが、紅白の咲き分けが不思議で面白い。
あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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敷地内に独特なメニューのあるカフェがあり、庭園を眺めながらゆっくりできる。
あしがり郷「瀬戸屋敷」 名所・史跡
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敷地の外の隣接地に、発酵食品や地場品を扱うショップがある。
酒蔵には利用しやすいお手洗いが無く、産直品を購入した際に用を足させてもらう。
夕刻がせまり寒いのに、屋外でソフトクリームを楽しむ方の姿も。atelier hacco 専門店
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次は久しぶりの瀬戸酒造。
水路を跨ぐ入口が狭いが、開放的で新しくガラス張りの直売所が素晴らしく、購入意欲をそそる。
直売所のすぐ近くに2台分の駐車枠が新たに設けられていたが、あいにく使用中。奥の駐車スペースの状況は見えないが、ちょうど出て来たので良かった。
人気が増していつ来ても止められないとなると不便だが、今のところ通販も充実しているためか、まだ大丈夫なようだ。瀬戸酒造 専門店
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以前は奥にも駐車できたが、蔵を新しく増設して、設備を調整工事中だった。
予約制で蔵を案内してくれるそうだ。有料だが試飲とお土産(日本酒小瓶)を貰え、晴れの日は開成駅まで送迎も可能とのこと。瀬戸酒造 専門店
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角打ち庭園と称して、庭園の縁側で日本酒を呑むことができる粋な計らいも。
瀬戸酒造 専門店
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調子に乗って買い過ぎたか。と言っても、数種類を組み合わせてお猪口で呑み比べて楽しむと数週間も持たない。食べすきに注意し、適度な運動と休肝日を心掛け、国酒飲酒のメリットを享受したい。
帰路は高速道路利用、厚木から先の渋滞を避け、伊勢原JCTから第2東名、圏央道、新湘南BPは順調だったが、R1で渋滞したことを付け加えておこう。早く建設中の横浜みなみ道路が開通し、道路事情が改善して欲しいものである。瀬戸酒造 専門店
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