茨城県の気になる酒蔵巡り2022皐月

2022/05/05 - 2022/05/06

茨城県は米作や農業が盛んであり36の酒蔵がある。県中北域の日立、大洗、笠間の気になる酒蔵を巡り、かなりレアな純米酒等を入手した。久しぶりに大洗磯前神社もお参りでき、地域の状況などを足早に観察した。

エリア 大洗(茨城)

神奈川県酒造組合の酒蔵数13に対して、茨城県には36の酒蔵がある。
縁のある酒蔵2蔵と、昨年の「日本酒の日」の茨城県のプレゼンを観て、日本最古の酒蔵で、全量が50％以上精米した大吟醸酒、との紹介が気に留まった酒蔵を巡った。

森島酒造 専門店

先ずは日立市北部、川尻町の森島酒造。
大谷石の門柱に縦書表札、堅い社風を象徴した酒蔵の外観か。

森島酒造 専門店

杉玉もしっかり掲示され、大谷石造りの蔵もあるが、お酒の販売はこちらではなく。

森島酒造 専門店

事務所の入口で販売している。
寒造り期間以外の時期は不定休のようなので、遠くから向かう際は事前に電話で確認したほうが良い。

森島酒造 専門店

幸運なことに、欲しかった新ブランド「森島」の岡山県産雄町と、美山錦の生酒を入手できた。さらに、茨城県酒造組合の限られた酒蔵で実施している、酒蔵でのみ限定販売の茨城県産の酵母、茨城県産ひたち錦、茨城県の水で仕込まれた、全て茨城県産の限定生酒も手に入れた。

森島酒造 専門店

日立市を南下し、大甕駅前の運平堂大みか店に寄った。

運平堂本店 大みか本店 グルメ・レストラン

大甕駅は廃線した日立電鉄がBRTへ変わり、特に北側は大きく様変わりした。

大甕駅 駅

大みか饅頭は健在。価格が上昇して大きくなった気がする。2段の48個入はインパクト抜群だ。

運平堂製菓 グルメ・レストラン

更に南下し大洗町の月の井酒造へ。

月の井酒造 専門店

月の井酒造は大洗の街中にある。

月の井酒造 専門店

日本酒以外にも洋菓子や、なんとハンドクリームも。

月の井酒造 専門店

竹鶴酒造から移籍した「石川杜氏」により生まれ変わった、オーガニック原料、かつ協会酵母無添加の80％精米生酛造りをついに入手できた。極めて美味でお薦め。

仕込み時期が終わったので石川杜氏は不在。
奥の手洗い場をお借りししながら酒蔵を少しだけ覗かせ頂いた。

月の井酒造 専門店

そして久しぶりの大洗訪問なので、大洗磯前神社をお参りした。

大洗磯前神社 寺・神社・教会

名勝の「磯の鳥居」はこの階段を降りて参詣する。

月の井等の酒樽が奉納されていた。

大洗磯前神社 寺・神社・教会

大神宮、静神社、水天宮の三社併合奉斎殿を参詣

大洗磯前神社 寺・神社・教会

つぎは笠間の「郷の誉」の須藤本家へ

須藤本家 専門店

ちょうど予約制の食事と量制限の無い試飲イベントを開催していたが、車での移動なので参加できず残念。

須藤本家 専門店

すでに多本を調達していたので1本だけ購入。全量大吟醸酒なので生酛造りも多種類とイメージしていたがそうではなく。生酒はほぼ全種あり豊富だが、生酛造りは好みの期待と違った。
親切に販売対応してもらえたのだが、あまり良い印象ではなく残念。

須藤本家 専門店

酒蔵の近くは道が狭いので運転注意！

須藤本家 専門店

帰路SAで亀しるし製菓の水戸の銘菓「水戸の梅」を入手した。幸い帰路も渋滞に遭わずにすんだ。
酒蔵まではるばる出掛けても、余程縁に恵まれないと、販売対応しだいでは、上等な対話が楽しめるとは限らず留意が必要である。
とは言え今日も日本酒で乾杯できるささやかな幸せに感謝。

亀印製菓 専門店