2018/09/05 - 2018/09/05
15位(同エリア343件中)
chiaki-kさん
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アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening』から、全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2017年日本庭園ランキング」で、島根県安来市にある足立美術館の日本庭園が「15年連続日本一」に選ばれた。この雑誌はアメリカ在住のダグラス・ロス氏が日本庭園を世界中に紹介するために1998年に創刊した隔月刊誌で、英語圏を中心とする世界37ヵ国の人々に定期購読されており、歴史的価値、規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用者への対応といったホスピタリティ等「いま現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に調査・選考されている。(足立美術館HPより)
ちなみに2017年日本庭園ランキング上位5位は
1位 足立美術館(島根県)
2位 桂離宮(京都府)
3位 山本亭(東京都)
4位 京都平安ホテル(京都府)
5位 佳翠苑 皆美(島根県) となっている。
表紙の写真は「生の額絵」と呼ばれ、窓枠から見える庭園を一枚のキャンバスになぞらえたもの。ついでに女性2人にもシルエットで特別参加してもらった。
2024/03/09 一部修正
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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2018年9月5日。台風21号の余波がまだ残る羽田空港T1、G8に駐機中のJAL277便出雲行き。
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機種はボーイング767-300。国内便としては足下は広い方。
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国内便は機内食が出ない為、ターミナル内の多くの売店では「空弁」と呼ばれる弁当が売られており、名物になっている。今回購入したのは「ヨネスケのこだわり天むす」と「サボテン」と呼ばれるカツ・サンドイッチ。値段は「天むす」が669円、「カツサンド」が556円とリーズナブル。
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ちなみに「天むす」の中身はこんな感じ。一口サイズのむすびがオシャレでおいしかった。
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「カツサンド」の方はこんな感じで、お味の方は普通。
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JAL277便は、ほぼ定刻で「出雲縁結び空港」に到着。ローカル空港としては頑張った印象。
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島根県安来市は「安来節とハガネのまち」だそうだが、今や「足立美術館のあるまち」といった方が良いかも。
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山陰自動車道を安来ICで降りて、10分ほどバス移動するが、どんどん広がる田舎の風景。
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左手の山の上に木々がまばらになっているところが月山富田城跡(安来城跡)。山陰・山陽十一州を手中に収めた尼子氏の本拠地で、中国地方制覇の拠点とした月山富田城は、難攻不落の城として知られていた。
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足立美術館に到着。普段ならツアーバスで一杯になるはずの駐車場がガラガラ。後でわかったが、台風21号の影響で中国や韓国からの団体ツアー客が来れなくなったのが原因らしい。実は美術館に来る前に出雲大社へ寄ってきたが(後述)今日の好天も併せて出雲の神様に感謝・感謝である。
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横断歩道を渡って美術館玄関より入場。ちなみに入館料は大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小中学生500円、団体(大人)1900円となっている。
*2018年当時です -
エントランスから入って、真っ先に見えるのが、この風景。
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「苔庭」は京都風の雅な庭園。
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海をイメージした白砂に、苔と岩が島のように浮かんでいる。
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渓流の向こうに見える建物は茶室「環翠庵(かんすいあん)」。
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イチオシ
庭に面した窓枠がまるで額縁のよう。
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足立全康の像。クラーク博士では無い。
足立全康は明治32年(1899)2月8日、能義郡飯梨村字古川(現、安来市古川町:美術館所在地)に生まれました。小学校卒業後すぐに、生家の農業を手伝いますが、身を粉にして働いても報われない両親を見るにつけ、商売の道に進もうと決意します。14歳の時、今の美術館より、3kmほど奥の広瀬町から安来の港までの15kmを大八車で木炭を運搬する仕事につきました。運搬をしながら思いついたのが炭の小売りで、余分に仕入れた炭を安来まで運ぶ途中、近在の家々に売り歩き、運賃かせぎの倍の収入を得たことがいわば最初に手掛けた商いといえます。
その後紆余曲折、様々の事業を興し、戦後は大阪で繊維問屋、不動産関係などの事業のかたわら、幼少の頃より興味を持っていた日本画を蒐集して、いつしか美術品のコレクターとして知られるようになっていました。また若い頃から何よりも好きであったという庭造りへの関心も次第に大きくなっていったのです。そしてついに昭和45年、71歳の時、郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればという思いで、財団法人足立美術館を創設しました。(足立美術館HPより) -
「枯山水庭」を望むメインロビーも、この程度の混みよう。
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TV等でお馴染みの風景が目の前に現れる感動の一瞬。
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「枯山水庭」は足立美術館の主庭。その名の通り水を用いずに山水の趣を表している。
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庭園の奥に見える山々は戦国時代、毛利氏と尼子氏の合戦の折り、毛利軍の陣地になった歴史を持っている。なお、足立美術館の凄いところは「借景」であっても、山ごと購入し、電柱はもちろん人工物を一切建てさせないように配慮しているそうだ。
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茶室「環翠庵」の右にある十三重の塔は和歌山県、無量光寺に安置されていたもの。
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木々の間から見える滝は、1978年に開館8周年を記念して造られた「亀鶴(きかく)の滝」。
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ロビーの隣にある一番良い場所に喫茶室「翠」が設けられており、一杯1000円のコーヒーを味わいながら「枯山水庭」をじっくり眺めることが出来るようになっている。一杯1000円を高いと見るか、安いと見るかはそれぞれの方の価値観による。
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表紙写真の再掲だが、ここは窓を額縁にした「生の額絵」として有名な場所。
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イチオシ
人を除けばこんな感じ。
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「亀鶴の滝」もこの位置からだと良く見える。
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アングルを変えて一枚。それにしても良いお天気だ。
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イチオシ
「池庭」は1968年頃から造られた一番古い庭で、1970年に開館した時はこちらが美術館入り口だった模様。
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池の左側には喫茶室「大観」があり、島根和牛を使用したビーフカレーなどがあるそうだ(値段未確認)。
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イチオシ
「池庭」の反対側には茶室「寿楽庵」があり「生の掛軸」が有名。写真はその一部。
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「生の掛軸」拡大。ちょっと水平が・・・
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「生の掛軸」Part2。まあまあ上手く撮れたかな。
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イチオシ
「白砂青松庭」は横山大観の名作、白砂青松のイメージを日本庭園で再現した庭。青空が池の水に反射して綺麗。
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竜安寺の石庭を思い出す。
次ぎに展示作品を見てみよう。但し作品の撮影は禁止なので、以下の画像はNETなどで入手。それと、解説は足立美術館HP及びガイドブックを参照しています。 -
横山大観「紅葉」1931
第18回院展出品作品。大観コレクション中最大の作品で、1978年に名古屋の横山大観展で一目惚れし、2年の歳月をかけて入手に成功する。真紅の紅葉に、群青の流水と白金泥の漣を加え、秋の清冽な自然を描き出している。単なる装飾画に終わらず、張り詰めた気品を画面いっぱいに保持しているのは、大観ならではである。大観作品の中でも、最も絢爛豪華な趣を持つ一作。 -
横山大観「無我」1897
まるで誕生仏を思わせる豊かな頬の童子が川辺にたたずんでいる。「無我」すなわち禅的な悟りの境地を、無心の童子によって表現したもの。この斬新な発想は、いかにも29歳の気鋭の青年画家横山大観にふさわしい。 -
横山大観「朝嶺」1932
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横山大観「暮嶽」1932
前の「朝嶺」と双幅の作品。第19回院展出品作品。 -
横山大観「乾坤輝く」1940
画業50年の節目に海・山十題と称して気迫を込めて書き上げた作品の一枚。 -
横山大観「龍踊る」1940
海・山十題の一枚。 -
横山大観「雨はる」1940
海・山十題の一枚。 -
横山大観「霊峰四趣・夏」1940
海・山十題の一枚。
足立美術館は横山大観をメインとして竹内栖鳳、榊原紫峰、橋本関雪、川合玉堂、川端龍子、上村松園、鏑木清方、菱田春草、伊東深水など多くの有名な作家の作品も所有しているので、日本画の好きな方、そして日本庭園の好きな方は春夏秋冬、それぞれの季節に何度訪れても楽しめる美術館であることが理解できた。 -
イチオシ
時間は少し遡るが、出雲空港からツアーバスに乗りワイナリーで一杯やって景気を付けてからやってきたのは出雲大社。写真は神楽殿に吊り下げられたしめ縄だが、重さは5tとのこと。
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小銭を刺し込まれると、わらが傷んでしまうので、ロウのようなもので切り口は固められている。
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参拝前にまずは手と口を清めてから・・・
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本殿入り口にある鳥居で一礼して入境する。
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これは拝殿。本殿はこの後ろにある。
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拝殿のしめ縄もなかなか立派。
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本殿の参拝はこちら、下々が入れるのは八脚門と呼ばれるここまで。
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本殿前にこのようなマークが施されているが、かつて建っていた高さ96mという巨大な本殿を支えた柱の跡を示しているらしい。
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出雲大社の参拝方法は”二礼・四拍手・一礼”
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本殿脇の通路から本殿を望む。高さは24mとのこと。
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毎年旧暦十月に開催される会議に西日本各地の神様が滞在する西十九社と呼ばれる社。反対側には同じつくりの東十九社がある。
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自由時間になったのでTVでお馴染みの舗装された下り参道に行ってみる。
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時間が無かったのでここで引き返したが、大鳥居には補修用のヤグラが組まれていた。
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昼食はフリーだったので、近くのそば屋に入る。
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注文したのは三段重ねのざる蕎麦。出雲蕎麦は長野県の戸隠蕎麦、岩手県のわんこ蕎麦と並ぶ日本三大蕎麦だそうだ。「八雲」と書かれた徳利がそばつゆで、ここでは椀に入れずに、直接蕎麦の上にかけて食べる。ちょっと歯ごたえのある蕎麦と絶妙なつゆが、おいしかった。お値段も750円とリーズナブル。
*2018年当時です -
青空をバックに翻る畳75枚、重量50kgといわれる日章旗に見送られて出雲を後にした。
これで「2018年 島根・広島旅行記1:足立美術館&出雲大社」は終了です。本日も最後までご覧頂きありがとうございます。
2024/03/09 一部修正
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