2022/01/22 - 2022/01/22
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毛利慎太朗さん
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この旅行記スケジュールを元に
毎年1月の恒例行事となってます「達谷窟毘沙門堂」の最強のお札である「牛玉宝印」を今年も母と授かって参りました。
その帰りにインター近くの日本料理店「海老徳」で昼食を頂きました。
あっさりとした概要ですが、詳細は下記をご覧いただけると幸いです。
達谷毘沙門堂・達谷西光寺のHP
https://iwayabetto.com/
海老徳のHP
https://www.ebitoku.com/
なぜ毎年恒例の行事になったかと申しますと、平成29年1月8日の昼下がり、平泉・龍玉寺に御朱印を頂きに参った際、住職さんが「ちょうどお札の結願だから」と仰られ、車で連れていただいたからです。
住職さんが仰るに「うちは檀家寺だが、達谷西光寺さんは御祈祷専門のお寺さんで、住職さんは”別当さん”と申します」とのこと。
公開 令和4年3月5日
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は母の用事があったため、いつもより遅めの出立。
達谷窟へは11時40分過ぎに到着。
駐車場・多目的トイレ完備で、観光客対応もバッチリ。 -
オーヤシクタンさまじゃないですが、自販機調査と参ろう。
ホットドリンクは130円~、いろはす120円、綾鷹(500)160円、アミノサプリ(500)130円、コーラ缶130円、コーラ(ペット)160円。
スポドリがアミノサプリって…さう云へば03年あたりに「アミノ酸」が流行ったな~「アミノ式」「アミノバリュー」とか。
これってたんぱく質の成れの果てなんだが…
こないだ渡島当別駅(北海道)の自販機をみたとき(冷)ばかりだったので、こりゃありがたいわ。 -
重厚な「一の鳥居」は江戸時代の建立。
も~ここから神仏混淆は始まっております。 -
さて、昨年のお札を納めますか。
気持ちに50円を添えまして。 -
弐之鳥居は平成10年の再建。
庇が付いている点は「厳島神社(広島)」を彷彿とさせる。
たぶん弁天堂があるからか。
※厳島神社の御祭神である市杵島姫命(いちきしまびめのみこと)は七福神の弁財天さまと習合される。 -
茅葺きの姫待不動堂を横目に、順路を進みます。
木立のなかに佇む姿も、静寂を感じさせます。 -
参之鳥居付近には「古峯山」の祠がありました。
東北地方には縁の深い火伏の神で、「こぶはらさん」と呼ばれてますね。
御本社のホームページはこちら
http://www.furumine-jinjya.jp/ -
そこ抜けると、達谷窟毘沙門堂(右)と蝦蟇ヶ池弁天堂が見えてまいりました。
毘沙門堂は延暦20年(801)悪路王との戦いを征した坂上田村麻呂大将軍により創建、幾度かの焼失をへて、現在の堂宇は昭和36年(1961)の再建。
境内の解説版などを拝見しますと、悪路王の所業は馬賊に劣らん書き方をされ、蝦夷の雄「アテルイ」「モレ」もここまで書かれると可哀想なところである。
彼らを助名嘆願し、統治にいかさうとしたのが坂上大将軍であるので、人格者には変はらないであろう。
「悪路王」の名前も、所により「大嶽丸」「大滝丸」と呼ばれていたり、地域によって差異があるが、いずれも坂上大将軍によって成敗されておる。達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会
-
「雪蓑」では狛犬も寒かろう。
-
今年も「牛玉宝印(志納・壱千円)」を授かり、玄関にお祀りしました。
元日より8日間加持祈祷されておりますので、厄除けなどに霊験あらたかなお札となっております。 -
丁度「お昼のお勤め」の時間でしたので、別当さんの美しき声と拍子木のリズムが心地よい雰囲気ではありました。
-
続いて「岩面大仏」を見学、「顔面大仏」ではないので悪しからず。
後三年の役を平定した八幡太郎義家公が、弓の端で彫ったとされる阿弥陀如来(諸説あり)です。
明治29年(1896)の地震で、大部分が失われてしまいました。 -
お賽銭を納めると「チリーン」と仏壇のおりんみたいな音色を奏でます。
これではついついお賽銭をはずんでしまう、楽しい仕掛けですか。
賽銭箱の”水琴窟”とでも表現しようか。 -
続いて「蝦蟇ヶ池弁天堂」へ向かふと、太鼓橋になにやら注意書き。
「仲良き男女別々に」とな、弁天さまが嫉妬深いとは聞いたことがあるが果たして… -
弁天堂(左)は平成25年の再建、慈覚大師の蝦蟇退治の故事にちなみ、弁天様の頭には下半身が蛇とされる「宇賀神」がのっかっておりました。
-
続いて「奉行坊杉」に参りました。
昭和21年の大火はこの木を境に焼けた所とそうでない所に分かれました。
そういふ背景を識りますと、この木が神秘的に思えてくるものです。 -
鐘楼は慶長20年(1615)建立、現在の鐘は昭和58年(1983)年鋳造。
以前参ったときに中を覗きましたが、鐘楼のなかにデジタル表示の時計があって、なかなか面白い光景でした。 -
続いて姫待不動堂に参りました。
寛政元年(1789)に遷座された茅葺きの堂宇で、現在お不動さん(平安期・県有形文化財)は復元作業中で、曼荼羅がかかっておりました。
秋保や横山(登米市)のお不動さんは竹内力氏みたいな”凄み”があるのですが、こちらのお不動さんはいい意味で「荒削り」といった印象でした。 -
続いて金堂方面へ参りました。
写真は「樹齢500年の大オッコウ」、雪吊りの光景が「兼六園」を彷彿とさせます。
オッコウは調べてみると「イチイ」とのこと。 -
葉っぱは「もみの木」に似た針葉樹ですな。
-
金堂は平成8年の再建、本尊はお薬師さまで、太陽のやうに輝くお体が迷える私たちを導ひてくださる、そんな印象をうけました。
-
金堂の屋根越しに茅葺きの「本坊」が顔を覗かせます。
立ち入り禁止なので、お姿はこちらから拝見するしかない。 -
行きに預けていた御朱印帳を受け取ります。
弁天堂や不動堂のものもございましたが、ず~っと前にいただいたので毘沙門堂のものだけを頂きました。
御朱印帳を拝見して「毘沙門天と寅」について気になって調べたところ、毘沙門天の御使いとのこと。 -
続いて「御供所(ごくしょ)」を見学、こちらも茅葺きで、文字通りお供え物をつくるための場所とのこと。
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「茅葺きにたろし(つらら)」とは絵になります。
フォロアーに「つららさま」がおりますが、御名前の由来を知りたい方はAkrさまのこちらの旅行記を一読していただくと幸いです。
https://4travel.jp/travelogue/11675362 -
内部も見学可能であったので、拝見させていただくことに。
竈の火で燻された感じもグッときますねえ。
まるで「君が代のさざれ石」「雨だれのうがつ石」の如く、にわかに湧いてできたものではないといふことです。 -
竈に灯がともっており、まるで昔話の世界です。
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壁掛けの柱時計も時代は多少ずれているとはいへ、このゆったりした雰囲気に溶け込んでおります。
ただ、真夜中に「ボーン」なんて鳴ると少々怖いものですが… -
なんかこの空間に「フリーWi-Fi」の文字があると、流石に似つかわしくないな。
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当初は「山のそば屋 須川」で昼食を!と思っていたのですが、冬季休業といふことを忘れており、和食に定評のある「海老徳」へ向かひました。
ここと「松竹食堂」「梅茂登」なんかは割烹の雰囲気も持ち合わせた感じであり、値段もコンビニ弁当や牛丼を常食としている方からすれば高級料理店の部類ではあるものの、「ご褒美」で食べる分にはよし。海老徳 グルメ・レストラン
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入口には片山さつき参院議員のサインが!
印象としては、元大蔵官僚(確か主計局にいた)・小泉チルドレンで”信念”城内実氏の刺客・舛添要一の元妻といったところ。
でも昨年の総裁選では、高市早苗候補の推薦人になぜか城内氏と名前を連ねているので、この点ワケワカメ。 -
も~、精進あげといわんばかりに不謹慎ながら昼酒をかっくらう。
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銘柄は土佐の酒「酔鯨・特別純米(600円)」、辛口だけど純米吟醸同様、冷酒ではスキッとした飲み口。
かといって関山・上撰の冷酒みたいにビリビリ、ツンツンしてるわけでなく、温度が少しずつあがる度、麹のかほりが微かに感じられ、これも心地いい。
飲み口は「浦霞」に似て、「田酒」ほどねちこくない。
旨い酒だったので、帰りに酒屋で買ったのはいふまでもなし。 -
季節の酢の物(770円)には、牡蠣、帆立、たこ、もずく、胡瓜が入っていました。
帆立は貝柱のみならず、紐もはいっていて、コリコリの食感を堪能しました。 -
主食には、ざるそば(大盛770円)を注文。
やっぱ日本酒呑んだら、蕎麦をサクッと食べるのもよいですね。
麺は『青葉直利庵』のものを細めにした感じかなあ、程よいモチモチ感のみならず、ツルツル感もある。
汁も『青葉直利庵』や『清庵』みたいに甘めといったところ。 -
母は『せっかくだから』といって海老徳定食(3080円)を注文、王道の天ぷらと刺身の組み合わせですな。
『甘海老がプリプリで旨かった』とのこと。 -
〆に蕎麦湯を持ってきてもらいました。
ポットで供されましたが、温度的には問題ないです。
呑んだら、十二分に水分とミネラルを補給しないとね、こりゃ理にかなってる。 -
最後にアラカルトは机の6種のみならず、季節のものが12種類ほどでてました。
『蔵元レストラン せきのいち』と比べ、この点は親切かも。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- つららさん 2022/03/06 19:47:06
- 神仏混淆のお寺
- 毛利慎太朗さま
こんばんは、つららでございます。
達谷毘沙門堂・達谷西光寺はまったく知らなかったので、大変興味深く拝見しました。リンクを貼っていただいていたので、webサイトも早速見に行った次第です。なぜ「最強のお札」なのかも掲載されていました。神仏混淆が大変はっきりとしていて、天台宗のお寺なのに、鳥居が連なっているさまは神社にしか見えません。よくこれが残りましたね。私は神仏混淆のお寺では、福井県小浜市の神宮寺に行ったことがあり、その時の驚きがよみがえってきました。
私が寺社について詳しいかというと、全然なのですけどね。
つららのことを岩手県では「たろし」と呼ぶのですね。
私のトラベラーネームの由来についてリンクを貼っていただき、恐縮の至りです。このAkrさまの旅行記で公開質問された時は、とてもあせりました。しかし、こうして並んでいると、ほとんど凶器ですね。(笑)
海老徳のお料理もおいしそうです。生のホタテの紐は産地の近くならではでしょう。お蕎麦と日本酒と一緒に召し上がっているのが、とてもうらやましくなりました。
つらら
- 毛利慎太朗さん からの返信 2022/03/06 21:54:59
- Re: 神仏混淆のお寺
- つららさま、コメントを寄せてくださり誠にありがとうございます。
そして、達谷西光寺のHPまで目を通してくださり恐縮でございます。
ま~そこまでくれば、自信をもって寺社オタクといっても過言ないとおもいますけれどもね(これは褒め言葉です)
さて、東北の各所をめぐりますと、羽黒山みたいに神社に五重塔があったり、神社の御神体が薬師如来と、探せば結構神仏混淆というのが奥が深いなあと身近に感じるところです。
弐ノ鳥居と参の鳥居に関しては一旦明治に失われたものを建て直したものですが、金堂を含め、元あったものを復元しようという意欲が感じられ、境内が寂しくならない努力をしてるそんなことも感じ取られますね。
小浜の神宮寺もググりましたけれど、境内が『神寂びて』ではないですが、なんかそんな雰囲気で、これもいいですね。
東大寺の修二会のお水取りの舞台にもなってるんですね、歴史深い。
元は名前の通り一ノ宮の別当寺みたいで、鹽竈神社にも法蓮寺ってのがあったんですが、そこと違って法灯を護持しつつげているところも興味深いですなあ。
続いて『たろし』もろもろ。
ここらでは『垂氷(たるひ)』が訛って、たろひ、或は、たろしといいまして、花巻市石鳥谷町には『たろし滝』といって、滝自体が凍るものもございます。
つららさまのペンネームの由来を拝見したとき、『川端康成の雪国の世界』云々と述べられて、なんてロマンのある方なんだなあと思ってました。
私は安直に本名なんですが(笑)、自分以外自分でないと思ってるので、このトラベルネームです。
続いて『海老徳』
料理も値段は高めですが、旬の逸品をあてに休日を過ごすのもなかなか乙なものです。
帆立は岩手県もそこそこ産地ですが、青森や北海道には負けますかねえ。
でも、紐や冬の時季の白子などの珍味も酒にあいますねえ。
明日実は焼いて食べるんですが、ちょっと楽しみになって参りました。
ー毛利慎太朗ー
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