北海道の世界遺産を廻るぞ！:1　名鉄特急＆東海道新幹線で 一宮→東京へ

2021/07/09 - 2021/07/09

インドから帰国するのにインドと日本で都合５回のPCR検査で陰性を確認してはいましたが、都市部にいると新型コロナウイルスをもらいかねないので、できるだけ人のいないところに本格的に向かうことにしました。

世界遺産を巡る。これは僕の旅の基本姿勢。目指すところを北海道の自然遺産知床に定め、インドを出る前に旅館等の予約を終えていました。
知床と札幌、函館を観光して本州に戻る予定だったのですが、日本に着いて隔離生活をしている間に7月16日から開催される世界遺産会議で『北海道・北東北の縄文遺跡群』が世界遺産に登録されることがわかりました。
旅行日数を長くするわけにもいかないので函館での1泊を取りやめて、登別温泉1泊に変更、千歳市、伊達市、洞爺湖町の縄文遺跡を巡ることにしました。
列車は出来るだけグリーン車を利用して人との接触を少なくするように考えて旅行しました。

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北海道旅行記１回目は愛知県の一宮を出発します。
出発時間は朝7時。ラッシュアワーのど真ん中です。大きな荷物があるので満員電車に乗るのは難しいため、有料の特別車がつながっている名鉄特急を利用することにしました。
名古屋からは7月6日に購入した東京名古屋間のグリーン回数券を利用して東京へ。東京に着いたら20分ほどの乗り越え時間ではやぶさ13号に乗り換える予定でしたが、7月3日に起こった土石流があった熱海駅付近での雨のためにのぞみ号が新富士駅付近で運転中止で30分ほど停車し、東京駅には1時間弱の遅れでの到着となりました。
東京駅に到着した急いで新幹線出札口に行って次の新函館北斗行のはやぶさ19号の切符に変更できました。


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今回も連動動画をYou Tubeにupしています。よかったらご覧ください。
10分ちょっとの動画です

https://youtu.be/013hl-RuDe0

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

7月9日は朝から北海道に向かいます。交通手段は列車のみです。
まずは名鉄一宮7:05発の特急豊橋行で名古屋に向かいます。

八両編成の前二両は指定席の特別車です。大きなスーツケースを持っていますので、特別車を利用します。
特別車両券ミューチケットは360円です。

この日は通勤時間でしたので満席でした。
よって車内の写真は以前撮影したものです。
入り口のところに大型のスーツケースを置くための荷物置き場があります。立ち客もいないのでラッシュ時間の大きな荷物を持っての乗り降りも気になりません。

特別車のシートはリクライニングシート。
一宮から名古屋までは２駅17分。朝から快適な移動です。

名鉄一宮から途中の新清洲駅までは最高速度120km/h走行区間です。快調に走ります。
最も枇杷島分岐点から名古屋駅の間は徐行走行になるのでJR東海道本線の普通電車の方が早い場合があります。

日本一のカオス駅との呼び声が高い名鉄名古屋駅に7:22に到着しました。

JR名古屋駅に移動します。

8分ほどで新幹線ホームに上がってきました。
7:41のぞみ84号東京行に乗車します。

のぞみ84号が時間通りにやって来ました。
N700A系新幹線用電車でした。

グリーン車に乗車します

車内販売で朝食にワンコインモーニングを購入しました。
たまご＆ハムチーズサンドとコーヒーのセットで500円です。

ペットボトルの静岡茶は名古屋駅のホームで購入

東海道新幹線のグリーン車のシートはゆったりとして広々としたシートです。この日乗車した８号車には５、6名しか乗車していませんでしたので、狙い通りソーシャルディスタンスもバッチリでした。

新幹線の整備工場JR東海浜松工場とJR貨物の西浜松駅を越える頃には雨も上がって青空が見えてきました。

新幹線は快調に浜松駅を通過しました。

掛川駅を通過したあたりから東海道新幹線はお茶畑の広がる牧之原台地を走り抜けていきます。

牧之原台地を過ぎると歴史の教科書にも出てくる大井川を渡ります。
この川の水量が減る懸念があるということが静岡県内のリニア中央新幹線の工事が進んでいない原因となっています。

のぞみ84号は静岡駅を通過しました。
新富士の駅に近づくにつれて雲が多くなってきました。

富士川を渡った辺りで雨が降り出し、のぞみ８４号はスピードを落とし、ついに止まってしまいました。
『8時22分に熱海小田原間で沿線の確認のため東海道新幹線は運転を見合わせます』

！！運転見合わせですと。

徐行して新富士駅まで前進しました。
ホームのある線ではなく通過線で停車していますので、外には出れません。

でも30分ほどで運転再開となりました。

富士市の工場の煙突を見ながら運転再開です。
富士市は製紙工業が盛んです。

熱海駅手前の新丹那トンネルを抜けたところで再度運転停車。
その後熱海駅を徐行で通過しました。
この後ビデオカメラを窓の外に向けたまま僕はスマホで東北新幹線の時刻表を見ていました。

そのため目視はしていなかったのですが後で映像を見たら土石流の被災地が写っていました。新幹線の高架橋のすぐ真下にまで土石流がきていたんですね。ひどい有様です。

被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます

のぞみ８４号は途中運転見合わせなどがありましたが、それほど大きな遅れにはならなかったのはラッキーでした。
とはいえはやぶさ13号には間に合いませんでしたけれど。

浜松町の駅をのぞみ号は通過しました。もうすぐ東京駅です。

東京駅に1時間弱の遅れで到着しました。
乗ってきた列車はすでに行き先を広島行ののぞみに変更してありました。
何時の切符に変更できるかわからないので急いで新幹線の出札口に向かいます。

東海道・山陽新幹線運行状況を見ると遅れこそあれ運転見合わせの区間は無くなっていました。
雨は小降りになってきたということでしょうか？

あまり並んでいませんでした。
はやぶさ号と北斗号の指定席を変更してもらいます。
乗車予定だったはやぶさ13号の1本後の新函館北斗行のはやぶさ19号に変更できました。北斗も連絡する北斗15号に変更しました。

時間は10:20。
はやぶさ19号が発車するまで24分ありますが、ホームに上がって列車の入線を待ちます。

10:32頃に折り返しはやぶさ19号新函館北斗行になるはやぶさ8号が入線してきました。
はやぶさ号はグランクラスに乗車して新函館北斗に向かいます。

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北海道の世界遺産を廻るぞ！:2　東北新幹線のグランクラスで 東京→新函館北斗へ　に続きます。

https://4travel.jp/travelogue/11730798