2021/11/20 - 2021/11/20
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ウェンディさん
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私が吊り橋天国の存在を知ったのは、かなり昔のこと。
吊り橋天国が存在するのは富士の国。
我が家からはものすごく遠くはないけれど、
1泊2日の日程では十分に堪能するには時間が足りない。
だったら、2泊3日で予定を組んで、富士の国を思いっきり、愉しんでみては?
せっかく旅に出るのだもの。
ご当地のグルメや見所、歩き所を目一杯味わって。
ピストン旅ではつまらないでしょ♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
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ずっと気になっていた山梨県の大柳川渓谷へと行ってきました。
大柳川渓谷はガイドブックには名前が載らない秘境の渓谷ですが、実は吊り橋好きにとっては有名な場所で、一度は行ってみたいと思っていた渓谷です。
渓谷なので真冬以外の時期ならばいつでも風景を愉しめるのですが、やっぱり一押しは秋。
色とりどりの紅葉が大小9本の吊り橋を包み込む秋の絶景;Stair Bridge to Autumn Heavenが見られます。 -
そして、大柳川渓谷の近郊には春のしだれ桜で有名な久遠寺があり、奥の院までの参道は山を彩る錦の紅葉でもその名を知られていて、秋のプチトレッキングとしても人気の地。
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更にちょっと車で足を伸ばせば、戸川渓谷(赤石温泉)があり、絶壁に両脇を覆われた妙連の滝へのトレッキング路もなかなかスリリングで面白く、見所はつきません。
赤石温泉 宿・ホテル
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今回は2泊の宿を予約し、そのコンセプトはThe昭和。
ひなびた温泉宿で昭和レトロの温泉を味わいました。
大正ロマンの雰囲気を残した宿も素敵ですが、昭和レトロの香りが漂う宿もなかなか趣があり、今回の旅でその良さを見直しました。昭和レトロな温泉宿/信玄の隠し湯はリラックス効果抜群♪♪ by ウェンディさん下部温泉 湯元ホテル 宿・ホテル
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そして、旅の締めは富士五湖にて。
精進湖から朝富士を眺め、紅葉がハラハラと舞う回廊を歩き、冬の足音の近づく山梨を大満喫し、のんびりと相模湖までの里山ドライブ。
ハードな登山こそありませんでしたが、3日間で6万歩近くを歩いた秋山旅となりました。河口湖 自然・景勝地
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富士の国への到着は土曜日の朝7時前。
総門と呼ばれる巨大な門をくぐる。 -
身延山久遠寺の門前町にある無料駐車場に車を駐車し、靴をトレッキングシューズへと履き替え、まだ目覚めたばかりの門前町を歩き出す。
本日午前中の目標は目の前にそびえる霊山:身延山(標高:1153m)の山頂にある久遠寺奥の院で、その奥の院まで続く参道を歩く。
吊り橋巡りの旅なのに、なぜにお寺から始まるのかと言えば、ここが富士の国だから。
富士の国へとやってきたのに、まずは最初に、そのお山へご挨拶をしないなんて失礼に当たるでしょ。 -
久遠寺の本堂までは、歴史ある三門をくぐってアプローチ。
この三門は日本三大三門の一つと言われているそうで、総檜造りの壮大な門は確かに立派だと思うが、なんにでも日本三大○○と冠をつけたがるのは、日本人の特性だろうか。
日本三大○○とか言われるといかにも俗っぽくなってしまい、神聖な気持ちがそがれてしまう。
ちなみに日本三大三門の他の2つは京都の南禅寺と知恩院の三門だそうだ。 -
一般的にお寺の門は山門と記すことが多いのだが、久遠寺では敢えて三門と記す。
その心は、三門という言葉を三解脱門に例えているそうで、三解脱門とは、空解脱、無相解脱、無願解脱のこと。
空解脱、無相解脱、無願解脱・・・
私にはこんな難しい言葉で言われても、何から解脱するのやら・・・という感じでさっぱり分からないが、どうやら平たい言葉で記すと、三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことを示しているとのこと。
入山するためにこの三門をくぐることで、人間の持つ煩悩から解放されるという意味なのかもしれない。 -
三門の内側にあるのは黄色から朱へと彩り豊かなもみじ。
朝の光を受け、優しげな色合いだ。 -
身延山久遠寺は春のしだれ桜で有名だが、その歴史が古いことでも知られていて、日蓮上人が開山の祖である日蓮宗の総本山であり、三門から本堂へとお参りするには287段の急階段を登らねばならない。
日本三大三門の背後にあるのは287段の急階段/身延山久遠寺 by ウェンディさん身延山久遠寺 寺・神社・教会
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階段は一段一段の段差が大きく、一歩一歩、腹筋に力を込め、股をしっかりと持ち上げ歩かなければならない体育会系の作りで、かなりハードな参道だ。
その階段を、朝7時に登るのは、朝行みたいなもの。
開山の祖である日蓮上人は毎日、この階段の上にある本堂から更に歩いて2時間の山を登る奥の院までの参道を歩いたそうだが、かなりの脚力の持ち主だったに違いない。 -
この階段には菩提梯(ぼだいてい)の名前があり、階段を上りきったその先にあるのは涅槃。
涅槃は天国みたいなもので、その天国を表すのが本堂だ。
久遠寺への参拝者は基本は、この菩提梯の287段の試練を乗り越え本堂へ参拝しなければならないのだが、躰の不自由な方や脚力に自信の無い方向けにはオプションの方法もあり、階段の脇の男坂や女坂と呼ばれる迂回路や、本堂直結の駐車場(有料)もある。
本堂下の駐車場からは無料のエレベーターがあり、本堂のある涅槃まで簡単に移動でき、車椅子や杖の方でも躰に大きな負荷を欠けることなく参拝できる様になっている。 -
本堂の内部は写真撮影は禁止だがその見学は自由で、本堂外陣の天井に描かれた“墨龍”が見事。
この墨龍は日本画家の加山又造氏の作品で、23,500枚の金箔と墨を用いて11m角の天井に描かれていて、本堂のどこに立っても龍の視線がこちらを見ている八方睨み。
更にその画法も日本画の常識破りとも言われる手法で、天井に描かれた雲の波間から龍が飛び出してくるかのよう。
この日は時間も朝の7時台と早かったので、本堂の見学者は私たちのみ。
ゆっくりとその龍の凄みを堪能した。 -
本堂から祖師堂へと繋がる回廊からは朱に塗られた五重塔の姿が見える。
この五重塔は2009年に再建された建築物だが、そのデザインは明治8年に火事で消失したモノと寸分違わないそうで、現在の五重塔は400年前のオリジナルの写しだそうだ。 -
本堂の見学も面白かったのだが、この日の私たちの午前のターゲットは、富士の山。
目の高さに見える富士の峰がその目的だったので、先を急ぐことに。
本堂裏の奥の院までの参道を歩き始める。
奥の院の参道の始まりから見えるのは、本堂や五重塔。
朝日に照らされた山頂から紅葉が下ってくる山を背景とするその光景は、なかなか素敵。 -
久遠寺の奥の院までの参道はハイキングコースとして整備されていて、身延山を周遊するそのハイキングコースは通称;東コース・西コースと名前があり、今回は東コースで上り、奥の院へと参拝した後は西コースで下山する。
(ハイキング地図:http://www.minobusanropeway.co.jp/pdf/hiking_2.pdf)
奥の院を訪れるには歩く以外にも久遠寺が運営するロープウェイを利用することもできるが、せっかく総本山にきたのならば、やはりここは日蓮さんに倣い、その参道を自分の足で歩いてみることに価値があるのだろう。 -
奥の院への参道の上り路は東コースへ。
歩き始めはしばらくは舗装道路となる。
奥の院までの参道は50丁の区切りに分けられ、一定区間ごとに○○丁目と書かれた石標が建てられているのだが、この石標間隔がかなりアバウト。
登りの終盤である40丁を超えた辺りからは、それまでの1/2の距離で次の石標が現れるという感じで、どうやら正確な測量をせずに、かなり適当に石標を設置したと推測される。
だから、石標は奥の院までの残りの距離ではなく、道しるべ的な感覚で。
迷うような路ではないが、10分歩いても次の石標に出会わない場合には、路を間違っている可能性がある。 -
奥の院への参道の途中には鬼子母神堂(十如堂)などがあり、その1つ1つにお参りをしながら登ると、コースタイムの2時間半では奥の院までたどり着かないので、基本的にはサクッと手を合わせる程度で。
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それでも参道の途中に美しい紅葉を見つけると、思わず足は停止してしまう。
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奥の院までの東コースの中でじっくりと見学したのが、錦の森の丈六堂。
丈六堂はお堂そのものにはところどころ修復の手が入っているモノの、江戸初期(寛文4年:1664年)に建てられた当時のお堂がそのまま残されている。 -
お堂の中には、徳川家康の側室であったお万の方(養珠院)が奉納した金色の丈六釈迦像が安置されており、その周りには四天王の姿。
お堂の中に明かりはなく、扉も開かれていないので、その見学は木枠の隙間からとなるが、四天王の彫像が印象的で、その表情に味があった。
(写真:増長天) -
廣目天は伏し目がちの姿勢で、コレは平安時代以前の廣目天に見られる特徴。
もしかしたら、この四天王達は、金色の釈迦像よりもその年代が古いのかもしれない。 -
このお堂のメインキャストの釈迦像だが、その全身像を見られるのはお堂の側面からで、それもフェンス越しにしか眺めることができない。
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参道は大光坊へとたどり着いたらちょうど半分くらいで、ここから路は山道へと変わる。
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しばらくは緩やかな尾根路が続くが、東照宮を過ぎれば、山頂まであともう少し。
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奥の院までの参道を歩き始めて2時間弱で、山頂のパノラマ展望台へと到着。
まずは、此処で霊峰の富士を眺めて呼吸を落ち着け、富士山にこんにちは♪とご挨拶。
奥の院がある身延山はその標高が1153mとそれほど高くはないが、本院がある平地からひたすら登ってくるので、参道ハイキングはそれなりにハード。
コレを晩年の日蓮さんが毎日毎日登って行をしていたとは、その体力は若者顔負けだったに違いない。 -
富士山の姿は東海道新幹線から眺めたり、静岡側から眺めたり、飛行機から眺めたりと今までに何回も目にしているが、目線の高さで富士の峰を見るのは今回がお初だ。
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久遠寺の奥の院があるのは、パノラマ展望台よりももう少し上で、杉が立ち並ぶ階段参道を登る。
参道の脇には日蓮さんが植えたとされる杉の木があり、樹齢700年を超えるとか。
樹齢を重ねた杉としては世界的には屋久島の縄文杉(推定樹齢:2000年-7200年)、セコイア国立公園のシャーマン杉(推定樹齢:2100-2700年)などが有名だが、樹齢700年というのもなかなかの長生きなのではないかな。 -
久遠寺奥の院は長寿や延命のご利益があるとか。
長寿も大事だが、それ以上に大切なのは健康であること。
長寿を祈願するならば健康であり続けるための習慣も大事にしないとね。身延山久遠寺 奥の院までのハイキング by ウェンディさん奥之院 思親閣 寺・神社・教会
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奥の院からの下山は西ルートを利用して。
西ルートは歩く距離は東ルートよりも少し長いのだが、その分傾斜も緩やかで歩きやすく、更に秋は紅葉で山全体が彩られる路。
紅葉の時期に久遠寺奥の院へとやって来て、絶景の紅葉ルートを歩かない訳はない。
とはいうものの、山の紅葉は標高差で変わるので、下りはじめの辺りは広葉樹のない杉並木路が続き、景色に面白みはない。 -
しかし、20分も歩くと参道の周囲には次第に広葉樹が増えてきて、山の彩りも豊かに。
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追分感井坊の辺りまで来ると、紅葉が真っ盛り。
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紅葉している斜面と、植樹の杉林が隣接していたりと、ちょっと面白い光景が見えてくる。
身延山 自然・景勝地
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この辺りの木々の紅葉は赤やオレンジ系が多く、歩きながら見る景色はどこも紅。
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地面にも落ち葉が降り積もり、歩くと乾いた落ち葉がサクサクと音を立てる。
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頭上には重なり合うもみじの葉が作り出す影絵。
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向かいに見えるのは七面山の山肌。
標高の低い部分では広葉樹林が紅葉しているが、少し標高が高くなると、葉が落ち、冬支度を始めた木々の姿があった。 -
参道には千本杉と呼ばれるエリアがあり、この千本杉達も若くは見えるが、その寿命はかれこれ400年近く、1762年(宝暦12年)に久遠寺の日辰さんにより植林されたモノだそうだ。
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千本杉のエリアを過ぎると紅葉帯は紅から黄色へ。
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奥の院参拝ハイキングの帰路である下りに、西ルートを選んで正解!
もし登りで西ルートを選んでいたら、まだ朝も早かったので山の中までお日様の光も届かず、こんなに鮮やかな紅葉は見ることはできなかっただろう。 -
松樹庵の前では、大銀杏がその葉の全てを黄色く染め上げ秋を謳歌していた。
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松樹庵の前からは身延町が見渡せ、この場所は毎年年末恒例のNHK番組“行く年来る年”で除夜の鐘の中継地点となるそうだ。
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奥の院から三門までの下山の所要時間は2.5時間。
2時間で下れると考えていたのだが、路には予想外の伏兵がいて、回り道を強いられた。
伏兵とはスズメバチで、参道ルート付近にスズメバチが営巣しているため、そのルートは閉鎖となり、倍以上の距離を迂回しなければならなかった。
この情報は、ハイキングルートの案内図がある身延山ロープウェイのホームページにも無いので、現地を歩いていて初めて知ったこと。
下りだったので30分余計に歩く程度で済んだが、登りで西ルートを利用する場合、予定所要時間+50分程度かかるかもしれない。 -
朝の8:30に歩き始めて休憩を含めて計5時間。
富士山を眺める紅葉ハイキングとしては、そこそこの距離を歩いたと思う。
ランチは、門前町にある山田屋食堂で湯葉御膳(1900円)をいただく。
この辺りは精進料理の湯葉料理や椎茸料理が有名で、寺の近くには食堂が多くあるのだが、新型コロナの影響なのか、紅葉真っ盛りの土曜日だというのに半数位は営業しておらず、残念!
湯葉御膳は美味しかったが、5時間歩いてエネルギーを失った躰には、若干、カロリーが足りなかった。(相棒に、足りなかった♪と主張したら、よく食べるねぇと苦笑いされた)湯葉御膳がお勧め by ウェンディさん山田屋食堂 グルメ・レストラン
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午後はお待ちかねの絶景吊り橋巡りで、久遠寺から車で30分の大柳川渓谷へ。
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大柳川渓谷には吊り橋が9橋、滝が5滝あり、吊り橋フェチにはその名が知られている。
もっとも9橋の吊り橋と言っても、本当にゆらゆらと揺れる橋はお勧めの吊り橋は3橋で、あとは歩くと振動で少し揺れを感じるかな?という程度なのだが、 “吊り橋効果”という現象でも知られているように、吊り橋の上を歩いていると思うだけで、ドキドキしたりして(人によってはソレを「異性への好意」と感じる場合もある)ため、とにかく、渓谷歩きと吊り橋の高揚感を味わえる場所である。
更に秋は紅葉の美しさも加わる三重奏となる。
そんなお勧めの吊り橋の3橋の一つがこの“竜神橋”。 -
竜神橋は階段状の吊り橋で、その途中に渓谷の景色を見渡せるテラスが設けられているユニークな形をしている。
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日本では数少ない、階段吊り橋を歩く。
不安定な形状なので、もっと揺れるかと思いきや、思いのほか横揺れは少なく、他の人が歩く振動を軽く感じるくらい。 -
竜神橋のテラスから眺める渓谷。
時刻は未だ14時だというのに渓谷の中は日が入ってこない。
この日は快晴だったので、10時-15時くらいまでならば日照があるかと期待したのだが、峡谷では14時はもう夕方の様な色合いだ。 -
しかし、お日様のパワーが届かない渓谷だからこその色合いがあるのも事実で、竜仙橋などはその典型的な光景だった。
竜仙橋は“くの地”に折れ曲がった形をしている、日本では他にはない珍しい形の吊り橋で、峡谷を渡っている。
吊り橋の上には紅葉した木々がその彩りの枝を投げかけるのだが、強い太陽光で色が飛ばない分、絶頂期の紅葉の色合いは和の美しさ。秘境の遊歩道は吊り橋の楽園 by ウェンディさん大柳川渓流公園 公園・植物園
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橋を覆う木々の種類は次々と変わり、歩くたびに目の前の色合いが変化していく。
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落差のある2地点を1本の吊り橋で結ぶ竜仙橋は、渓谷にある9橋の中でも一番人気ということだが、そのとおり!
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竜仙橋はどこを切り取っても絵になってしまう美しい吊り橋で、紅葉の木々の枝の下を、上方へ向け登っていく吊り橋はStair Way to Heaven ならぬStair Bridge to Autumn Heaven(秋色天国への階段)みたいだ。
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竜仙橋を過ぎると、峡谷の散策路は二つに分かれる。
“のんびり歩こう”コースと“チャレンジ “コースがあるのだが、私たちはもちろん、その両方を歩く。 -
チャレンジコースにある天狗橋もゆらゆら揺れて、楽しい吊り橋。
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天狗橋は距離もあるので、渓谷の景色も橋の左右で楽しめる。
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天狗橋の周りには小さな滝がたくさん。
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小さいと言っても落差は数メートルあるので、水音はそれなりに強い。
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天狗橋から先はしばらくは山道となり、その終点にあるのが石の崖がカスケードのようになっている五段の滝。
秋は、紅葉 色とりどり by ウェンディさん大柳川渓谷 自然・景勝地
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秋は水量が少ないので滝としての迫力はイマイチだったが、流れ落ちる水の真下まで行くことができ、その姿を堪能した。
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のんびりコースにも吊り橋はあるのだが、こちらはあまり揺れない橋が多い。
でも、その景観は見事で、天渕橋の周囲の滝は小さいながら美しい。 -
かわせみ橋に落ちる滝。
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その上にはコバルト色に輝く竜馬淵。
お日様が入らないので、せっかくの透明な水の色が発色が悪いが、12時のダイレクトに日の光が入る時間帯に見たら、水の色は更に輝くのだろう。 -
のんびりコースの終点は観音橋。
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もみじ橋で折り返しとなる。
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帰路は視線を上に上げ、吊り橋と紅葉を愉しんで。
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最後にお気に入りの竜仙橋でパチリ
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この大柳川渓谷だが、メジャーではないため、紙に印刷された散策路の案内図等の準備はない。
歩く場合には富士川町のホームページにある散策路マップをダウンロードするか、印刷するのがお勧めだ。
散策マップ↓
大柳川渓谷の地図は、富士川町のホームページからダウンロード可能
http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/kanko/shizen/files/ooyanagawasannsaku.pdf -
この日の宿は、昭和レトロを追求した温泉ということで下部(しもべ)温泉をチョイス。
下部温泉は古くは武田信玄の隠し湯といわれ、文豪が愛し、怪我で療養を必要とするスポーツ選手の湯治宿としても昭和の頃は有名だったそうだが、令和の今は治療や痛みの緩和手段としての湯治そのものの人気に陰りが出てきている。 -
宿は、The昭和を味わえる、下部温泉 湯本ホテル。
ホテルという名前だが、カテゴリーとしては旅館に近いかな。
渓谷を渡り玄関へとアクセスするのだが、その天井張りのビニル布の色合いからして、昭和の香り。
最初から期待を裏切らない。
お部屋も昭和風で、和室の机の上には飲用の温泉水の入ったボトルとグラス。
そして極めつけはお部屋のお手洗い。
その昔、田舎の祖父母の家にあったような和式を様式へと無理やり作り替えたこのスタイルは、今ではなかなか他では目にすることもない、昭和の様式トイレだ。昭和レトロな温泉宿/信玄の隠し湯はリラックス効果抜群♪♪ by ウェンディさん下部温泉 湯元ホテル 宿・ホテル
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温泉は掛け流しの冷泉と加温した温泉で、床が昭和香るタイル敷き。
37℃の掛け流しの冷泉は最初は冷たく感じたが、体温と同程度の温度なので、じっくりと浸っていると温泉水に含まれる炭酸成分が躰に付着してゆっくりと暖まる不思議な湯だった。
湯本ホテルの建物はかれこれ100年近く前のモノを改修しながら使っているとのことで、昭和の高度経済成長期の時代の名残をあちこちに残す雰囲気で、昭和レトロを味わいたいという狙いに間違いは無かった。 -
夕食は地のモノを多く使った和食で、さすがに此処には昭和の宿で全盛を誇ったエビフライなどのハイカロリーな揚げ物の姿はなく、内容的には精進料理に近い感じ。
着席してから順番に持ってきてくれたので、揚げたての天ぷらや川魚を食べることができた。
この日は、朝から久遠寺の参道を5時間歩き、更に大柳川渓谷を2時間かけて歩いたので、もう足がくたくた。
温泉に2回入りゆっくりと冷泉に浸って筋肉をマッサージし、筋肉疲労で滞っているリンパを流して疲労物質を除去。
そのおかげか翌朝は多少、太ももに痛みはあったもののひどい筋肉痛にはならずに済んだ。
怪我の治癒にも効果があったと言われる下部温泉のお湯。
けっこう、その効果、本物かもね。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 琉球熱さん 2021/12/22 09:31:47
- その手があったか!
- ウェンディさん、こんにちは
見事な紅葉の表紙、そしてタイトルにニヤリ・・・
「ここにもツェッペリン・ファンがいた!」ちょっと嬉しい(笑)
そしてタグを見て「え!?」
大柳川渓谷・・・あんなマイナーなスポットをよくご存じで
私が行ったのは9年前の夏
なので景色が全く違います
夏の風景も良いのですが、この紅葉は見事ですね
自分でも「ここは紅葉がいいだろう」などと感想を書いておきながら失念
う~む、紅葉スポット探しに悩んでいたのに、思わぬ盲点
来年の候補にします、マジで
良い情報いただきました
それにしても、私は大柳川渓谷とツェッペリンは結び付かなかった!
---------琉球熱--------
- ウェンディさん からの返信 2021/12/23 07:29:14
- RE: その手があったか!
- 琉球熱さん おはようございます。
師走に入り、冬らしい朝の寒さが続いていますね。
世界的に人の移動がコントロールされる状況下に入り、私たちの生活、日常も大きく変わりました。
大好きな旅行もトレッキングも、極度な人混みとなる場所は避けるのが鉄則。
だから行き先にも悩みます。
でも、こんなときこそ、今まで行けなかったところにのんびりとチャレンジする時・・・ということで、久々に山梨でのんびり歩きを愉しんできました。
大柳川渓谷はマイナーですが、吊り橋好きにとっては涎がでそうなほど興味がある場所。
もっとコワイ吊り橋を想像していたので、揺れが少ないのは残念な部分ではありましたが、秋の午後の夕暮れ、観光客のほとんどいない紅葉の渓谷を愉しんできました。
チェッペリンの曲からアイディアを得た旅行記タイトルですが、渓谷の見た目だけではなく、その歌詞からも今のご時世になんだかぴったりと思っています。
Yes, there are two paths you can go by, but in the long run
Ther's still time to change the road you're on
君が行くべき路は二つあるけれど、君が生きる長い人生の中で、ソレを変える時間はまだまだあるんだよ・・・とでも訳すのでしょうか。
コロナ禍で人生の分かれ道を示される場合があるけれど、その道の行きつく先(これからの人生)だって、自分の力で変えることができるさ。
渓谷を歩きながら、チェッペリンの歌をが頭の中をリフレインしていました。
ウェンディ
もう一個のコメントへのお返事は、また夜に。
どうやら、日常のしがらみに戻る時間が近づいてきたようです。
-
- スイカさん 2021/11/29 10:17:49
- 懐かしい...
- こんにちは、ウエンディさん
私も昔奥の院へのルートを歩きました。
旅館にあったパンフレットに美延山周辺には「ブッポウソウと鳴くとても貴重な鳥がいる...」のようなことが書いてあったんです(なんという鳥なのか忘れてしまった)。
私が歩いた時にはそこらじゅうで”ブッポウソウ、ブッポウソウ”の鳴き声が聞こえました。山中だけでなく、街のそばでも...
旅館の人に「あの鳴き声が珍しい鳥のブッポウソウですか?」と聞いたら「あれは違います」と。
ブッポウソウには会えませんでしたが、山中に野猿がそこら中にいて怖かった記憶があります。
私が泊まったのは、下部温泉の一番奥にある大市館です。
(ウエンディさんの旅行記の大川マップの次の写真、川の右に映っている宿です)
この宿は私が好きな、つげ義春という漫画家が泊まった古い宿なんです。(隣はもっと古い源泉館)
私が泊まった頃は、まだ昔の館内のままでしたが、数年後にHPを見ると館内も新様式に変わってしまっていて、残念に思った記憶があります。
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2021/11/29 23:28:50
- RE: 懐かしい...
- スイカさん こんばんは。
相方さんの入院記録を拝見しましたが、急なことで大変だったと思います。
でも、ケーキが食べれるほどにまで回復して良かったですね。
国が違えば入院のシステムも異なるのは分かりますが、入院食が無いというのにはビックリしました。
介護できる知人が近所にいない患者さんとか、困ってしまいますよね。
さて、下部温泉は、古くは信玄の隠し湯、昭和では石原裕次郎が湯治場として好んでいたと有名ですが、令和の現代、昔と同じような路線での生き残りは難しいようで、この秋は多くの旅館が休業していました。
スイカさんが昔に訪れた大市館も残念ながら今は休業中のようです。
ご時世柄、団体さんの利用も少ないですし、宿側も客単価を引き上げ、その分、宿泊者数を減らしていますが、なかなか以前と同じようなレベルに経営を戻すのは難しいのかもしれません。
ブッポウソウの鳥ですが、私が見つけた地図にもその内容が記されていました。
ブッポウソウという名の鳥は春から夏の渡り鳥ですので、私が訪れた秋にはもう身延山にはいませんでした。
実際にブッポウソウ(仏法僧)と鳴くのは実はコノハズク。
ブッポウソウそのものは実際はどんな鳴き声なのでしょうね。
久遠寺の奥の院へのルートは、地図にさらりとかいてあるので軽く見ていたら、思ったよりも距離があってなかなか良い運動量。
あの路を晩年の日蓮上人が毎日歩いたとは、尊敬です。
スイカさんが歩い時時に見たお猿さん達は、私が歩いた日にはその姿は一切なかったので、逆に、あの山にはそんなにたくさんの猿が住んでいるの?とビックリです。
コロナのせいで海外へと行けない日々ですが、その分、日本国内で温泉巡りをしたりして日常とは異なる”旅”を愉しんでいます。
来年は、コロナの心配をしなくて良い年になると良いですね。
ウェンディ
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