2021・秋、東北の山登りと車中泊のお誘い・・・今回は本気かも！　その５ 青森県の西海岸をぼちぼちと南下・・・山は無し

2021/10/04 - 2021/10/15

メインディッシュの「マタギ小屋に泊る白神トレッキング」を終了して青森駅で解散。何処で車中泊しようかな～・・・と2分間検討した結果、そうだ、もう一度「夏泊」に行こうということになった。
今回も動画もあって、てんこ盛りです！　表紙写真は夏泊の朝焼け

夏泊・星空タイムラプス　BGM 無し
https://youtu.be/QIhhBf8Cg3c

エリア 津軽半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

夏泊、赤星のところね。
そう、3日前に「雨中泊」を強いられた場所だ。
この日の車中泊場所は絶対に予想が付かないだろう・・・と書いたのは、そういうわけ。

次の「何となくの」目的地は「十三湖」だから、反対方向に走ることになるが、まぁ損失部分は早起きで補填しよう。

前回は朝まで雨が降り続け、まったく写真が撮れなかったが、この日は「白神」さんが「心掛けの良い」私の味方してくれた様だ。

４トラメンバーの皆様も、清らかな心で日々を送りましょうね。

あ、右上、ナントカ星雲が写ってる。

そうそう、青森駅から夏泊まりに向かう途中で食料を調達。

刺身をつまみに寿司をたべるという、自宅じゃ絶対に怒られる夕飯。生ホタテも買ったぜ！

天気予報は下り坂だったが、朝までは持ちこたえてくれた。

雲が立ち込めた隙間から、朝陽が突然やって来た。
しっかり片付けてしまってあった三脚を慌ててセットした。

おお！　という瞬間だった・・・なんて心掛けがいいんだろう！
2秒のスローシャッターを切った。

気分よく朝ごはん。
カフェオレとおはぎ、って最高のマリアージュだぜ！
パリジェンヌは知らね~だろうなぁ。

おはぎって、芯まで餡子だったらいいのに・・・って、みんな思ってるよね。

竜飛まで数十㎞のところまで来てる。

十三湖にはとても興味を持っているのだが、観光という面では、まったくその面白さを活かしてないと思う。

wikiによれば
十三湖や十三湊の名称の由来は、日本海と湖の間にある砂州に13の集落があった、13の川が流入しているなどの他に、アイヌ語で「湖の傍ら」を意味する「トー・サ?」に由来するとの説もあるが、詳細は不明である。

南方にある十二湖とは無関係である・・・とあった。
実は私も「見栄っ張りの親戚」かと思っていた。

幹線道路沿いの高台に展望台があったが、よくある様に「周辺の木が育ち過ぎて・・」何も見えなかった。

八時には「十三湖高原道の駅」に着いた。

へ～‥こんなところに道の駅があるんだ。展望塔まであるぞ、これは有難い、十三湖の洲が見えるかもしれない。

実は十三湖はシフォンとも来ているのだが、天の橋立を巨大にした様な砂州の姿は見なかったので、今回遠回りをしてここまで来た。

と、思っていた。

展望塔の上から見たが、やはり小雨に煙っていて十三湖の真実は見えない。
で、この展望塔、初めて登ったさぁ・・・って、帰宅しても思ってたさ。

そしたら、こんな写真を発見。あれ～‥全然記憶にないぞ、シフォン、ボケたな。

今回も登った展望塔じゃんね。シフォンは鉄板階段が苦手なので、下で留守番。

長いローラーコースターがあった。

シフォンとローラーコースターで遊ぶ・・・・音量注意。
https://youtu.be/ZtohwK84Td8

牛

展望塔から、道の駅駐車場。

これで遅かったら恥ずかしい。
関東のナンバーでした。

更に、2015年にシフォンと来た時の写真を見てたら、こんなのがあった。え～・・いい写真じゃん！　どこから撮ったのだろう。今回は行き当たりませんでした。

そうそう、本当はこんなところで車中泊しながら、星空を撮りたかったんだよね。

洲の道を走るとこんな感じで、まったく普通の街道。
ここにこそ展望塔を欲しい。

洲の上の道路の細い方を行くと浜の神社がある…という標識を発見、当然そちらに向かう。前回はシフォン連れだったから、普通に幹線道路を行ったはず。「浜の神社」は初訪問。

・・・と、思ってたら、やっぱりここも来ていることが分かった。

神社仏閣見学は苦手なんだけど、他に見るべきものがそれしかなければ「義務感見学」する。

閉まってる…って当然か。

そしたら開いちゃって、中はこんなに立派。
靴抜いてお邪魔すると、いろいろ礼儀とか面倒臭そうなので止めた。

十三湖を後に、適当に走ってたら、こんな鳥居を発見。
なんか由緒ありそうじゃんね。

でね、ここにも駐車場があって、本殿？まで歩ける様な事が書かれてるけど、実は1㎞くらいあるし、奥にも駐車場があった。

こういうところらしい。
山王坊遺跡と日吉（ひえ）神社。

更に同じ特徴的な鳥居があったが・・

その後の鳥居は地味で朽ちかけていた。

もしかしたら、青森県だけにイエスの末裔か・・・

有難い木らしい

ここも絶対開かないよね・・・と思ったら、

開いた・・・お宝？

ワ～プ！

長～いグリーントンネルなどを通過して着いたところは、ご存知！・・・・

亀岡石器時代遺跡！！

以前来た時と、何にも変わってないな・・・と思ったら

土産物屋が出来てた。
数か月前に開店したとか。

シャコちゃんシャツ買った。

そして、じゃじゃ～ん！　遠くに見えて来たのが、今回、一番楽しみにしてた？「シャコちゃん駅」だぜ～・・・木造駅という別名もある様だ。

どうよ！
夜は目が光るらしいで～

wikiさんのお話では・・・
駅舎は「木造ふれ愛センター」との合築で外壁に土偶を貼り付けてある。この土偶は亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフで、ふるさと創生事業の一環として駅舎に作られた。地元では「シャコちゃん」と呼ばれて親しまれている。土偶の「目」の部分には赤く発光する機構が当初より存在しており、設置からしばらくの間は列車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていた（「いらっしゃいビーム」）が、周辺住民からの「怖い」「子供が怖がる」などの苦情により点滅を自粛（外部からの要望があるときのみ）した。「巨大な土偶が出迎える迫力ある駅舎」として、東北の駅百選に選定された。

2019年10月から2020年3月にかけて行った駅舎の改修工事により、駅入口のバリアフリー化や空調の設置がされたほか、土偶の目に設置されていた電球をLEDライトに交換し紫、青、緑、黄色、だいだい、赤、ピンクの7色4パターンを点灯できるようになり、発光を復活させた。以前あった発光への苦情について、2020年時点では利用者は「もう見慣れた」という反応で、列車接近の合図代わりにする利用客や、撮影するためだけに駅を訪問する客の存在も報じられている。

駅前通りを散歩

なんか名前が面白くない？

実際には、ALC造りだったけどね。

ここにも、シャコちゃん

ここにも、シャコちゃん　２

この家って、長屋みたいに繋がってる。
こういう構造の古い家が多かったような。

このドアーの意味を知りたい。

妙に（歯）並びが良い駐車場。

別れ難かった。

駅をこうしちゃうって、凄い勇気だよね。
今の日本（政治・経済）って、こういうことが不足してるんじゃないか…今日は国政選挙だけど。

鶴の舞橋・・・知らなかった。

wiki様に言わせると・・・

鶴の舞橋は平成6年7月8日、岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す津軽富士見湖に、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」として架けられました。全長300メートルもの三連太鼓橋はぬくもりを感じさせるような優しいアーチをしており、鶴と国際交流の里・鶴田町のシンボルとして、多くの人々に愛されています。

岩木山を背景にした舞橋の姿が鶴が空に舞う姿に見えるとも言われ、また、橋を渡ると長生きができるとも言われています。

だそうです。

小雨が降ってたけど・・・

傘が良い味を出してくれた。

人がいない橋は寂しい。

紅葉・・・？

鶴の舞橋は無料なんだけど（寄付はあり）駐車場は有料。でも30分で十分見学出来るから、実質無料。

でも、みんながんばって30分で帰っちゃうから、お土産物屋さんにとってはどうなんだろ？

ちょっと離れて、道路沿いから見える姿が「鶴の舞」風かな。

既に14時半、食料を調達しなくっちゃ。
つがる市を出て、海岸沿いの道を行くから「スーパーがあるか心配」

こういう看板を見つけるとホッとする。

これで夕飯は安心。

関の甕杉・・・なんて読むんだ～？

・・・だ、そうです。

立派！　なんだろう。

気になる方には、上の板に説明があったよ。

以前シフォンとこの辺りを走った時、看板に釣られて行った「日本一の大銀杏」。これは凄かった！

大切な思い出
https://youtu.be/bA9H-B6Je1c

この頃は駐車場も少なく、近所のおば様たちが管理していた。

シフォンは感動のあまりマーキングしてます。

今回久しぶりに訪ねたら、立派な駐車場とトイレが完成してました。

その代わり？、大銀杏の根元までは入れない様になってました。

wiki様に言わせると

目通り幹周は22メートルあり、環境省が2001年に実施した巨樹・巨木林調査においてイチョウの中では全国第1位と認定され、日本で最大のイチョウとして知られている。樹齢は1000年以上とされるが、環境省自然環境局は300年以上としている。樹形や樹勢は良好である。

神木として古くより崇拝信仰されており、人間の乳房または鍾乳石に似た形をした数多くの気根が垂れ下がっており、気根を触ると母乳の出が良くなり赤子を肥やすと言い伝えられていることから、母乳の出の良くない女性たちの信仰の対象として、垂乳根の公孫樹（たらちねのいちょう）とも呼ばれている。

だそうです。

深浦の焼きイカ・・・終わってた。

千畳敷海岸。

今晩はここで泊まっちゃうことにした。

後ろを五能線が走ってる。

ここでも晩酌やりながら星空撮影をしたけど、雲が多くてNGでした。

この晩も豪華でした。つまみは刺身。
メインはホタテとタラのバター焼き。
念のため、肉も食べておきました。

クルマが傾いていたので、地図帳を敷いて調節してます。ところで、なんで国内旅行のガイドブックって「ちゃんとした」のが無いの？　私は道路地図と地図帳しか持ちません・・・といってスマホ検索は苦手です。お勧めがあったらよろしく！

そうそう、この11泊12日の東北旅、6冊にまとめるつもりでしたが、何時もの様にアップし始めたら「思い出深い写真」が多くて、7冊になりそうなんで、そこんとこよろしく！　追加分も無料配信です。

この旅行記へのコメント （10）

• チーママ散歩さん 2021/11/02 23:14:01

  しく、しく、しく・・・・。

  こんな素敵な旅行記のアップに気づかず
  1日出遅れて・・・
  しく、しく、しく・・。
  
  もう　これ以上のお星様写真はない！ってほどの
  美しい写真に感動して。
  しく、しく、しく。
  
  朝の絶景と芸術的な写真に。
  心を奪われて　「もうどうにでもして～」
  しく、しく、しく。
  
  パリジェンヌの知らないオサレな朝食にしく、しく、しく。
  
  しゃこちゃんTシャツ欲しくてしく、しく、しく。
  
  なんでも、やっちゃうほいみさんにもう感動で涙がとまりません。
  素敵な所で夜を明かしましたね。　
  ロマンチック過ぎて　どうしてくれましょうか。
  しく、しく、しく。
  
  先生～、　ほいみさんが・・女の子泣かせてますう～。
  　　　　　　　　　(*′艸`)
  
  いいんだ。私。(；Д；)
  お星様の軌道をグラフィックで書いて旅行記アップするから。
  どうせ私のデジイチ・・・。
  うえ～ん。　うえ～ん。
  
  悲しいのと羨ましいのと。
  なによりも最高の感動で　泣いちゃう～。
  そ・し・て♡
  朝日が差して、ほいみさんがかっこよく見える～
  あ、真っ黒で顔見えないや・・・。^^;
  
  私も清らかな心で日々を送ります。
  カメラを壊すだけ抱いて寝ます。
  
  　
  
  
  
  
  
  

  ほいみさん からの返信 2021/11/03 08:09:33

  RE: しく、しく、しく・・・・。

  
  お世辞をいっぱい、ありがとうございます。
  これから冬に向かい太平洋側は天気が安定して、星空が美しくなる季節です。タイムラプス動画っていうのが出来るって、カタログに書いてあったけど星空タイムラプスは出来ないのかな？
  
  星空写真は写真表現の内のほんの一部だし、他にいろんな撮り方があるで〜
  星空を趣味にすると、旅行自体が大変になっちゃうこともあるし。山が好き、車中泊が好き、写真が好き・・・だと星空写真に辿り着いちゃうのかも。
  
  時々書いてるけど、私は街角瞬間スナップ（隠し撮り含む？）が一番好きなんでよ。だからスマホじゃダメなんだな〜。
  
  夜の「シャコちゃん駅」を撮りたい！
  
  ほいみ

• くろねこだりゅんさん 2021/11/02 11:00:56

  シャコちゃん♪

  今、コッソリ仕事中に拝見させて頂いております。
  シャコちゃんのあまりのインパクト＆ほいみ様の文章に思わず笑ってしまいました。
  周りに人がいなくて良かった（笑）
  
  シャッター商店街風に見える駅前に突如このモニュメント！
  目も光ったらさすがに近所は不気味だったろうと想像してまた笑いだしそう。
  この土偶って有名ですけど出土が青森だとは知りませんでした。
  七色に光る土偶をぜひ見たいものです。
  
  2秒のスローシャッター、流石です。
  なかなか色々な事が決められずに「これかな？これかな？」で変な写真を量産してしまいます。挙句にシャッターチャンスを逃してしまう。
  やはり経験値。センスも必要！　難しいです。
  
  シフォンちゃんと遊べない旅、ちょっと寂しいですね(*^^*)
  

  ほいみさん からの返信 2021/11/02 12:26:57

  RE: シャコちゃん♪

  お仕事、ご苦労様です。
  
  シャコちゃんの破壊力は凄まじいです。あれって誰が考えたんでしょうね。反対も多かったと思いますが、よくぞ押し通した！　みたいな。遮光土偶は、スリットを開けた木の眼鏡？をサングラス代わりにしていた・・・とか聞きますが、エスキモーのそれと同じっていうのも神秘的です。
  
  三脚は必要になりますが、スローシャッターを使える様になると写真表現の幅が広がります。フィルム時代は「絞り値」が優先されていたように思うけど、デジカメはシャッタースピード優先の方が「まぐれの確率」が高くなると思ってます。
  
  シフォンがいない旅は、ほんと退屈なんだけど「車中泊の旅って、こんなに自由で楽なんだ」っていうのも実感です。なんてったって、車内が毛だらけにならないのはいい！　　とか負け惜しみを言ってます。
  
  ほいみ

  チーママ散歩さん からの返信 2021/11/04 12:42:26

  なまはげ

  こちらに失礼しています。
  
  十三湖からなまはげ半島に降りてきたのですね。
  はまはげ伝承館　実演体験。
  言葉わかりましたか？
  わかりやすい訛りですものね。
  
  でも、あれじゃ　子供は本当に怖がりますね。
  なまはげが客席に来た時　私もマジでこわかったです。
  
  そういえば・・・
  前回のどこか分からないと言っていた場所。
  七里長浜が見えている？まではわかったのですが・・・。
  それ以外はわかりません。(#^^#)
  それを見下ろす高台の位置がわからないのですよね。
  
  青森も隅から隅までお出かけですね。
  でも弘前が抜けていますね。
  美味しい物や楽しみは後にとっておく方なのですか？
  
  是非GWは弘前に♪　桜とお城の街いい所ですよ。
  昔ながらのサーカスや沢山の出店が並ぶのも面白いですよ。
  青森は桜を見ながら毛ガニを食べるんですよ。
  ほいみさんには面倒かもしれませんね　毛ガニは小さいくて
  お味噌しかないから。。。(#^^#)。
  
  お邪魔しました。
  
  

  ほいみさん からの返信 2021/11/04 20:22:47

  RE: なまはげ

  なまはげ伝承館は字幕付きでした。ナマハゲは我が家にも１匹？ひとり？欲しいです。ナマハゲと車中泊で行く日本の旅・・・なんてyoutuberで一儲け出来そう。
  
  十三湖、しっかり観察するために再訪したのに、前回より不作でした。熱気球でも飛ばせばいいのに。
  
  
  青森市とか弘前とか、都会は好きじゃないんですよね。それはシフォン連れの時と同じで、北海道に3回も行っていながら、札幌と函館は観光してないとか。木造り駅前商店街が限界かな？
  
  カニカマも美味しいで。
  
  ほいみ
  
  

• jamokaさん 2021/11/01 22:54:26

  決まり！！

  次回受賞作品候補はここからかも～！！
  写真に見とれてしまい、あとの文字がなかなか頭に入ってきませんでした。

  ほいみさん からの返信 2021/11/01 23:19:18

  Re: 決まり！！

  こんばんは。
  朝日や夕日の写真て、どうやっても印象的に撮れるから、それなりに評価される写真は難しいかもね。足元に朝日が当たったので、これは凄い！？　って思いました。こういう写真は車中泊だとチャンスが多いです。
  
  ほいみ

• gontaraさん 2021/11/01 18:02:14

  星空グルグル

  目が回りそうなほど回ってますね。
  飛行機かな？流れてる光が一転方向に向いてるのは何故なんですか。
  亀岡遺跡って町中土偶でできてるみたいですね。
  縄文遺跡群、世界遺産になったことだし、まとめて行ってみるか！
  暖かくなったら。
  GONTARA
  

  ほいみさん からの返信 2021/11/01 20:50:33

  RE: 星空グルグル

  こんばんは。
  実はデジイチをSONYに乗り替えたんです。そしたら、星が写り過ぎちゃって不自然になってしまいました。真っ直ぐな光跡は飛行機ですが、各地から函館空港に降りるために、一点に集中してる様に見えてます。
  
  遮光土偶、実はかなり好きなんです。シャコちゃんの木造駅、前回は通り越してしまい、今回リベンジ出来ました。まだまだ、そんなに寒くないですよ。毎年のことですが、だんだん寒くなって引き籠り度が上昇しそうです。
  
  ほいみ