2016/05/09 - 2016/07/29
431位(同エリア500件中)
おくさん
歩く歩く歩く2016 北の道10
歩き30日目 ロウレンサ - ゴンタン
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月11日(土)夜明けにすっごい朝焼けになる。一日に50キロ歩いた女の子が自分ひとりで見たんじゃ勿体無いと言う感じで教えてくれた。ときどき夜明けに出発しているが、こんなに見事な朝焼けは初めて見た。すぐ2階のベッドまでカメラを取りに行ったけど、残念ながらピークは過ぎてしまっていた。でもそれから十数秒で見る見る普通の青い空に戻ってしまったので見られた人はラッキーだ。
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今朝はバラバラにスタートする。ずっと山の中なのでずっと山道が続く。それでも矢印は途切れることなく要所要所に描かれているほか、コンクリートのモホンもあるから安心して歩いていられる。ありがたいことです。
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ずっと歩いた山の中にあったMondonedoの教会広場に面したバルでマルテンら3人の顔見知りが朝食を食べていたので私もコーヒータイムとする。よく顔を合わせるドイツのおばちゃんは一人で文庫本みたいのを読みながら朝食にしている。たまに巡礼者で本を読む人を見かけるが、わざわざ旅に来てまで読書をするその感覚が理解できない。もともとそんなに本は読む方じゃないし。
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先に飲み終わったマルテンがスタートした後に帽子があったので、隣のペレグリノに、これユーの?と聞いたら違うと言うのでやっぱりマルテンのだ。帽子を持って追いかけようとした矢先、そのマルテンが広場に戻ってきた。ちゃんと忘れ物に気がつくなんて大したもんだ。
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それからまた一緒に歩き始めるが、上り坂ではやっぱりスティックでグイグイ上る私とは差がつき、そのうち見えなくなってしまう。マルテンはスティックを使わないので遅くなるだけじゃなく、私より荷物が重い上に体力が不足気味なのかも知れない。
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ゴンタン(ゴンダンと言う地名が昨日出てきたが今日のゴンタンは別の村です)の村まではひたすら歩き続ける。多くのアルベルゲは先着順に好きなベッドが取れるので、下段ベッドが好きな私は一生懸命だ。努力の甲斐あって2時過ぎにゴンタン到着。下段は残りが4つで後は上段ベッドになる。一日に50キロ歩いた女の子が一番に到着したらしく、アルベルゲの前で迎えてくれ「ユーザファースト」と言ってくれる。自分の他に私が一番と言っているようだが私は2番でもないので何の意味なんだろう?早いの意味のファーストか?どうも英語の微妙な使い分けが分からない。
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シエスタの時間が迫っているので、シャワーは後にしてまずスーパーへ直行する。アルベルゲからは大分離れているので10分以上歩いたか?もしかしたら隣村だったかな。2時からシエスタに入るのが多そうだが、ここんちは開いていたのでありがたい。缶ビール3、パプリカ、トマト、生ハム、ポテチ、チーズにパンと、明日は日曜日と言うこともあり大量に買い込む。それでも6.09ユーロと大した額にはならないので嬉しい。日本円なら730円ほどだよ、嘘みたい。
アルベルゲに戻ってシャワー・洗濯してたらマルテンが到着する。スーパーは4時半から再開だよと教えたる。マルテンはシャワーを浴びる前に昼飯を食べたいそうなので、買ってきた食糧を勧める。
このアルベルゲのWi-Fiもスマホでしか使えないものなので、フェイスブックがもう3日更新できないでいる。Wi-Fiがあるところでは毎日でも更新しているので、音信不通をそろそろ心配してくれる人がいるか知れないなと思う。バルに行って一杯ビールを頼んでWi-Fiを登録させてもらうことにする。 -
近くには沢山の巡礼達が通りのテラス席でビールを飲んで楽しそうにやっているので仲間に入れて貰う。仲間意識があるので言葉が分からなくても一緒にいるだけで楽しい。このテーブルはバルとは道を隔てて反対側に設置してあり、公道なのに使い放題だ。
あとからバルにやってきた年配の女性が入口の縁石に座り込んでWi-Fiを利用しているようだ。とっても小柄で弱々しそうなお婆ちゃんで、年齢は確実に70歳を超えているだろう。そばに行って、みんなペレグリノだから一緒にどうですか?と声を掛けてみる。でも、陽の光に弱いので遠慮するそうだ、でもありがとうと言ってくれた。フランス人だった。
4時過ぎてもこのアルベルゲに入らずに、次のアルベルゲを目指す巡礼が何人もいるので驚きだ。何処まで行くのか聞いたら、ここから500mのところに私営アルベルゲがあるなんて言ってるが本当か?ガイドブックを持たない私には一切分からない情報だ。
歩き31日目 ゴンタン - Vilalba
6月12日(日)昨日買っておいた食糧で朝飯を食べてゴンタンを7時半に出発する。今日のマルテンは早めに出発するらしく、私が朝飯を食べていたらもう出て行った。でもきっと道のどっかで会うだろう。 -
昨日は昼・夕と2回も買出しに来たスーパーが道筋にある。メッシュのシャッターが閉まっているが思い出に撮っておく。この町の歩道に埋め込まれている目印は今まで見たことないものだった。金属製で透かしが入っていてオシャレだ。
公営アルベルゲから500mの所に私営のアルベルゲがあるそうなので探しながら歩いていると、それらしいのがあった。私営だけど私が泊まった公営の方が大きくてずっと立派だった。でも、私営はサービスがいいので、お金に余裕のある人は公営より私営に泊まりたがるらしい。更に金がある人はもっと高いオスタルやオテルだろう。
前にも何回か会ったことのある、機関車みたいな歩き方をする女性が後ろからやってきて、今日も両手を大きく横に振りながら凄いスピードで追い越していった。その後を連れの女性が追いかけていくが、明らかに後ろの女性は無理をしているように見えた。そんなこと続けてるとどっか痛くするよ。
※余談だが、2年後の2018年にこの後を追っていた女性と銀の道から続くサナブレスの道のアルベルゲで再会することになる。私はまったく忘れていたが、この女性が私に気が付いた。 -
暗い森を抜けて急坂を上りだしたらずっと前を歩いているサンダルおばさんのナエミを発見。今日も元気に真っ赤な服装で、小脇に小さなバッグを抱えているスタイルなので遠目でもすぐ分かる。膝に大きなサポーターを巻いているので、膝が大分痛いようだ。でも、声を掛けるといつものように明るく挨拶してくれる。ナエミはいつも元気いっぱいだ。
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ナエミの写真を撮ったら私のも撮ってやるからカメラを貸せと言っている。こうか!とおどけたポーズで一枚撮ったら、歩いている所も撮ってやると言うので2枚撮ってもらったが激しく手ぶれしていた。後で写真を見たら、遠く離れた後ろから機関車ガールが今日も両手を振り回して近づいてくるのが写っていた。この子は歩くのは早いが頻繁に休みを入れるようで、いつのまにか再度抜かれることを繰り返す。
先を歩いて行くと機関車ガールが道端に立ってずっとこちらを見ていたので何だろなと思いながら近づいていったら、「友達を見なかった?」と言っている。このスピードですっ飛ばしているので、友達をぶっち切ってしまったようだ。巡礼路から離れたところにカフェがあったので、そこでコーヒーを飲んでいると思うよと、訳の分からない英語で伝える。私はそこに寄らなかったので見なかったけどとも。そのカフェと言うのは巡礼路に小さな看板を立てていて、「こっから曲がって100mのところにカフェがあるよ」と書かれていた。カフェ好きのマルテンもきっとそこに立ち寄ってコーヒータイムにしたらしく、私は知らない内にマルテンを追い越していた。 -
この地方特有の黄色い花が群生しているところで写真を撮っていたら、あの一日50km歩いた女性がやって来たので写真を撮らせてもらう。「一日50キロ歩いたスーパーレディー」と褒めたらニコニコと嬉しそうにしている。何回も一緒の宿になったが、彼女とはこれ以降会うことはなかった。そりゃ一日に50kmも歩けるような人とは一度差が付いたら再会は難しいだろう。
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空模様が安定してなくて、今日は合羽を着たり脱いだりしている。自分が濡れるのは大した問題ではないが、荷物が濡れるのは困るのでザックカバーはずっと装着したままにしておく。ただこれだと水を飲んだり食料を出したりするときにちょっと不便。立ったまま昨日の残りのパプリカをポリポリ食べる。
車1台がやっとの泥道巡礼路なのに、その車1台がやってきた。人とすれ違うのもやっとの狭さなので端に避けていたら脇に止まり、車のウィンドウが開いてアルベルゲのチラシを渡してきた。私営のアルベルゲは公営に客を取られてしまうので何とか自分とこに泊めたくて努力をしているようだ。チラシを見ると綺麗でまだ新しく見えるので、快適に過ごせそうな気がするからチラシ作戦は有効だろう。私は公営があれば私営には泊まらないけどね。 -
舗装路に出たら制限速度100kmの看板があった。道路の端っこを我々歩行者が歩いているんだから、100kmにしちゃダメだろー。でも、スペインにはこういう道路がときどきあるので、そういう道を歩く時はこちらが注意するしかない。間違って引かれでもしたら怪我ではすまされない。日本で一般道100キロ制限の道路を作ったらマスコミが大喜びするだろう。
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小休止を2回入れて、11時半にVilalba村入り口に差し掛かったところ、道端にアルベルゲの看板があった。普通、公営アルベルゲは看板を出さないので、これは私営なんだろなと思いながら見てみると、どうやら目的にしていたVilalbaの公営アルベルゲらしい。え、もう着いたの?地図を見返してみたら本当にそうだった。予想したより1時間以上も早い到着だったので嬉しい誤算だ。そこから20分ほど歩いたら、ちゃんと道筋にガリシアマークのアルベルゲがあった。黒くて四角い3階建ての近代的建物で、隣には消防署があった。
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入り口にはスペイン人カップルが先着していて、1時オープンと教えてくれる。待っていたらガラスの扉の向こうから知った顔のおじさんペレグリノ登場。どうやって入ったのだろう?鍵が開いていた?何にしても早く入れるのは良かった。3階のベッドルームで好きな下段に寝袋を広げる。
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12:50になったら隣から消防士が制服のままやって来て受付を開始してくれる。隣が消防署だったのは分かっていたが、本物の消防士が仕事としてアルベルゲの運営を任されているとは驚きだった。ポルトガル人の道上ではアルベルゲがない所では消防署が一夜の宿を提供してくれると言うし、消防署とサンティアゴ巡礼は関わりがあるようだ。良く分からないけど。
ここも6ユーロとガリシア共通価格だった。公営だがWi-Fiがいつものスマホの人だけ利用できるのじゃなくて、私のタブレットでも接続できる普通のものだった。ガリシアの公営アルベルゲはスマホ以外でも使える所があるのが分かったので、これからに希望が持てる。今日は天気が悪いので寒いのだが、こんな日に限ってシャワーがヌルイ。Wi-Fiは良かったがシャワーは減点しちゃおう。
消防士に近くにスーパーがないか聞いたら、あってもドミンゴなので閉まっているそうだ。1.5km離れた町まで行けば小さな店がやっているようなことを言っている。往復3キロかぁ。少し考えよう。取り合えずキッチンを見渡してみて、どんなことが出来るか調べてから行動するのがいいだろう。
どういう訳か、Mahouの1リットルビールが2本何気なく置いてあった。もちろん未使用で栓がきっちりしてある。これ飲んじゃっていいのかな?アルベルゲにある食材は前の人たちが残した物で、基本的には何でも使ってオッケーだ。ビールだって同じことだろうと飲むことにしちゃう。スーパーないし。
立派なキッチンだけど鍋釜やグラスが置いてないので、大きな1リットルビールをラッパ飲みする。手持ちのクッキーとパプリカの残りで昼飯みたいなことにしておく。粗食過ぎる。食べながらフェイスブックを覗いていたら、友達が何人もログインしていたので5人とそれぞれ音声で通話できて楽しい。いまスペインは午後1時なので日本は夜の9時くらいかな、まだ寝るには早いので迷惑でもないだろう。友達もスペインからの私と話せたので興奮しているようだった。
さて、半端な昼ごはんはそれでいいとして、食料はこれで尽きたので夕飯はどうしたものか。やっぱり往復3キロを歩いて町まで行くしかないようだ。小雨模様の中を町に向かって歩き出す。そしたら、同じ考えのペレグリノ二人が前を歩いている。地元スペインの若者で、やっぱり夕飯を食べに行くそうなので一緒に歩いていく。 -
町に入ったところにチェーン店のスーパーがあったが、残念ながらクローズしていた。一軒のバルに入り、二人はMenu del Dia(本日の定食)を頼んだので私もそれにする。1皿目にサラダを頼んだのだが、出てきたものはパスタが主体でサラダとも言えない物だった。野菜が食べたいのだがなぁ。若者達はスープをチョイスしていたので、パスタと分かっていたらあっちのスープの方が良かったと思った。パスタは日本ならこれだけで食事1人前はあるほどの量だった。2皿目は鶏肉に定番のポテトフライ。デザートはヨーグルトで、もう腹いっぱいになる。グラスの白ワインを含めても9ユーロだったから格安の部類だ。
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若者が漢字に興味があるらしく、自分たちの名前を漢字で書いてと言うので、頭を捻って書いてあげるととても喜んでいる。リカルドは理科留戸、ダビデは脱美出と、いまいち良い字が思い浮かばなかった。若者が明日の朝飯が何時から食べられるかとママさんに聞いてくれている。食料が手に入らないんだから私もこのバルで朝飯にするしかないだろな。また三人で連れ立ってアルベルゲに戻っていく。隣の消防署は扉を閉じて閉店していたが、スペインの消防署って閉店するのか?
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夕方になったら雨がバシャバシャと音を立てて降り出して来た。この雨の中を歩いているペレグリノがいたら気の毒だなぁ。上の大きな窓から暫く通りを見ているが、やって来るペレグリノは一人もいなかった。
このアルベルゲは大きくて立派なのに、何人も泊まりに来ないので、これはきっと昼間チラシを配っていた私営に行く人がいっぱい居るのかなと想像する。あとでマルテンに会った時に聞いたら、やっぱり私営にチェックインしたそうだ。
歩き32日目 Vilalba - バアモンデ -
6月13日(月)朝から威勢よく雨が降っている。7時、合羽を着て出発。まず昨日、夕飯を食べた町を目指す。前を二人のペレグリノがポンチョを翻して歩いている。少し後に続いて歩き、彼ら(彼女?)が昨日、夕飯を食べたバルに入って行ったので続いて入る。濡れた合羽とザックを床に置いて店の中に入っていくと昨日一緒に夕飯を食べたスペイン人の若者が先に朝飯を食べていた。
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私も「朝食お願いします」と注文する。飲みものは選べたのでチョイスしたホットチョコレートにミニオレンジジュースと小さなカステラだけだった。普通、バルでのデサジュノは単品で注文するより余計に食べられる筈なのだが、ここのは腹にたまるような物が出なかったな。これじゃぁ3時のおやつだよ。ほかの人が食べているのを見ると、トーストはまた別注文のようなので、トスターダを追加してもらう。それを食べたってしっかり食べる日本人の朝食には足らないのだが、少しでも余計に食べておかないと後で後悔する羽目になる気がする。雨降りなので途中で食べられる可能性が普段よりぐっと減る気がするし。
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ここのママの名前は昨日既に覚えていた。カルメン。誰でも一度で覚える名前だろう。昨日の夕食からお世話になっているカルメンに写真を撮らせてと言ったら喜んでポーズまで取って応じてくれた。「カルメン」と名前を呼んで頼むと反応がいい。
足らない朝飯を食べた後、合羽を着込んでまた雨の中へ戻っていく。この町は思ったより大きくて巡礼路を見失う。こりゃ迷ったなと自覚しながら歩いていたところ、丁度そこに車から降りて来た女性がいたので教えてもらうも、巡礼路は知らないそうだ。二人目に聞いた男性は知っていて、それなら来すぎたからどこそこの角まで戻るんだと教えてくれる。そのどこそこが分からなかったが、取り合えず戻りながら角があったら矢印を探そう。
300mほど戻り、そこにいた年配の人に聞いている最中に子供会(高校生だけど)ペレグリノの集団を発見。渡りに船だと着いていくことにする。先生と思しき大人に先導された30数名の大集団だ。みんな思い思いの合羽やポンチョを着込んでいる。後ろから着いていくと道筋に程なく黄色い矢印を発見する。子供会は途中、固まって何やら先生が話し始めたので、黄色い矢印を見つけた後なのでさっさと先に進ませてもらう。いつもはやかましいとしか思わない子供会だが、たまには役に立つこともあった(えらそう)。 -
人家の少ない田舎道でまた巡礼路を見失い、畑のあぜ道を進むも、どうもこれは違ったようだ。引き返し始めたらまた子供会がやってきて、間違った私の後に続こうとしていた。「ちがうちがう」と手を振る。今日は何かと縁が切れないようだ。大所帯の長い行列なので、自分もその中に入って進んでいくことになる。
今頃気づいたが、この子供会には女の子がいなかった。一緒に歩いていて、男女混合でない子供会はチャラチャラしてなくて悪くないなと言う気がしてくる。スペインの教育省に、高校生をサンチャゴ巡礼に連れて行くなら男女別にしてくれと進言したくなった。
次の村にはバルがあって、特に用もないので通り過ぎようとしたらバルの中からマルテンが飛び出してきた。ここにいたのかマルテン~。そう言う事なら寄って行こうじゃないか。店の中にはマルテンの他に一昨日のゴンタンで一緒だった男性と、3日前に歩きながら言葉を交わした小柄なフランス爺さんがいたので、オラーフランセスと声を掛けたら凄く嬉しそうにしていた。 -
そこからはマルテンとゴンタンで一緒だった人と三人で歩くようになる。昨日のアルベルゲでのこの人の格好はちょっと飛びぬけていると同時に、目つきが鋭すぎるので敬遠していたが、話してみると良い人だった。ドイツ人でトーマス、なんと合気道二段だった。武道の初段はそれほどでもないが、二段というのは大したもんだと理解しているので、そう言うと満更でもないようだ。
ミチヨと言う日本人女性に日本語を習ったことがあるそうで、片言の日本語を話す。私はミチオで、ミチヨは女性の名前だと教える。週1で二年間日本語を教わったそうだが、その割りに日本語はモロ片言だった。ひとのことは言えないが。
二人で並んで1時間以上お喋りしながら歩く。英語は私よりずっと上手だが、ぺらぺらと言うほどでないので、片言の私はそういう人と話す方が楽だ。スペイン語は少しと言っていたが、近くにパラパラ歩いている子供会とスペイン語で話しているのを聞いていると、私から見たらペラペラレベルに聞こえた。 -
途中からマルテンが遅れだして、バアモンデのアルベルゲにはトーマスと二人で到着した。今日のスタートは雨降りで大変だったが、途中から好天になり良い歩きの一日だった。チェックインして部屋に行くと、昨日・一昨日も一緒のアルベルゲだったスペイン人カップルと一緒になる。6人部屋だが、この部屋には結局われわれ3人しか入らなかった。二階には2段ベッドがズラッと並んでいるが、ガラガラ状態なので、まだシーズン前で空いているようだ。
近くのバルに行くと、昨日の夕飯と今朝の朝飯を一緒に食べたスペイン人の若者二人組がいたので挨拶する。このアルベルゲには泊まらずに、ひとつ先まで歩くそうだ。一人が私のノートを貸してと言うので渡したら、見ないでと言いながら何やら書いているようだ。戻ったノートを見たら、昨日書いてやった名前の漢字が書いてあった。ダビデなので脱美出。一緒のテーブルにいた女の子にも名前も書いてと言うのでモニカなので百似華と書いて上げる。スペイン人は全ての名前は簡単に漢字で書けると思っているらしい。
マルテンがスーパーで買い物してからアルベルゲにやって来た。マルテン詰めが甘いんだよ。まずチェックインしてベッドを確保してからやりたいことをやりゃいいと思うんだが、アマンディで泊まれなかったのにちっとも懲りてない。
私もマルテンが行ったスーパーに行って買い物をする。巨大パプリカ、白ワイン、ヨーグルト2、ハム、ジュース、でかいパンにインスタント袋入りコーヒーで8ユーロちょっと。かなり買った方だが円なら千円以内だ。
ところで、スーパー・スーパーと良く書いているが、スペインでは小さな村の雑貨屋でもsupermercado(スーペル・メルカード)とかティエンダと言っている(らしい)。日本的にはスーパー・マーケットと言えば、大規模の食料品店となるが、スペインのはちっともスーパーではないのにそう言うらしい。スーパーにはビールがなかったので、近くのTABASCOに行ってみる。缶ビールを売っていたが、小さいのが1.2ユーロと高すぎるので腹が立った。 -
マルテンがツナサラダを作ってくれたので、今日一緒に歩いたトーマスも加えて3人で昼飯を食べる。私も買ってきたハム、パン、オレンジジュースを提供する。食べ終わったら食料を提供できなかったトーマスがさっさと皿洗いを始めた。さすがドイツ人律儀だ。
これから近くのバルに行ってサッカー中継を見るそうなので、私も後から行ってヨーロッパ人のサッカー観戦を見物する。残念ながらテレビで見るような大勢が見ているのでなく、バルにはパラパラの客しかいなかったので盛り上がりに欠けたが、重要な場面では小人数ながら大声を出して騒いでいた。 -
10日ほど前から一緒になるソロのドイツ人おばさんもチェックインして来て外のテーブルで寛いでいるので名前を教えてもらう。ぺトラ。旦那は東京、京都に行ったことがあるそうだ。お国がらか、ドイツ人は他の欧州人とは違って、慣れるのに少し時間がかかるような気がする。カタリナと一緒に歩いていた時にも何度も会っていたので「彼女はどうした」と聞いているが、説明が面倒なので「あいどんのー」とだけ伝える。
マルテンは明日はMirazまでの16kmしか歩かないらしい。その次にアルベルゲがあるのは26.1km先になるので良い判断だろう、私もそうしよう。超ゆっくりの工程だ。
歩く歩く歩く2016 北の道11へつづく
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