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歩く歩く歩く2016 おまけ5 サンパウ病院・グエル公園<br /><br /> 日本出発から82日目  バルセロナ・サンパウ病院<br /><br /> 7月27日(水)私が寝ている部屋に、夜中の2時にチェックインして来た若者がいた。この時間にチェックイン出来るとは凄いオスタルだ。レセプションにはずっとスタッフがいるってことなんか、それも大変だね。お陰で目が覚めてしまったが、その後またむにゃむにゃする。<br /><br /> グエル公園に入るためのチケットは電子メールで送られてきた電子チケット。ここに、入場する日にちと時間、料金が記されているが肝心の本人だと証明するための氏名なんかはなんもない。タブレットに保存したこの画像を見せれば入れるらしいが、同じのを何枚もコピーすることはきっと出来ない仕掛けがあるのだろうな。誰でも考えそうなことなので。サグラダ・ファミリアもこの方式で入場できたので不安はない。注意すべきはバッテリー切れで電子チケットが見せられないことだけだろう。やっぱり紙媒体が一番信頼おけるが今の時代なので仕方ない。ま、そのお陰で私でもネットでチケット取れるわけですから有り難いシステムです。

歩く歩く歩く2016 おまけ5 サンパウ病院・グエル公園

15いいね!

2016/05/09 - 2016/07/29

2359位(同エリア6871件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く2016

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おく

おくさん

歩く歩く歩く2016 おまけ5 サンパウ病院・グエル公園

 日本出発から82日目  バルセロナ・サンパウ病院

 7月27日(水)私が寝ている部屋に、夜中の2時にチェックインして来た若者がいた。この時間にチェックイン出来るとは凄いオスタルだ。レセプションにはずっとスタッフがいるってことなんか、それも大変だね。お陰で目が覚めてしまったが、その後またむにゃむにゃする。

 グエル公園に入るためのチケットは電子メールで送られてきた電子チケット。ここに、入場する日にちと時間、料金が記されているが肝心の本人だと証明するための氏名なんかはなんもない。タブレットに保存したこの画像を見せれば入れるらしいが、同じのを何枚もコピーすることはきっと出来ない仕掛けがあるのだろうな。誰でも考えそうなことなので。サグラダ・ファミリアもこの方式で入場できたので不安はない。注意すべきはバッテリー切れで電子チケットが見せられないことだけだろう。やっぱり紙媒体が一番信頼おけるが今の時代なので仕方ない。ま、そのお陰で私でもネットでチケット取れるわけですから有り難いシステムです。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配

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  •  今日も朝飯はオスタルの有料朝食を食べさせてもらいお腹を満タンにする。さて、少々離れたグエル公園だが当然、歩きで行く。ここからは凡そ約4キロらしいが知らない土地なので1時間くらいか。その道順を検討し、まず何度も往復したサグラダ・ファミリアの横をかすめて世界遺産のサンパウ病院の前を通っていくのが分かり易いようだ。そこからグエル公園までがちょっとわかりづらいが、近くまで行けばいつも何とかなっているから大丈夫だろう。

     今日も朝飯はオスタルの有料朝食を食べさせてもらいお腹を満タンにする。さて、少々離れたグエル公園だが当然、歩きで行く。ここからは凡そ約4キロらしいが知らない土地なので1時間くらいか。その道順を検討し、まず何度も往復したサグラダ・ファミリアの横をかすめて世界遺産のサンパウ病院の前を通っていくのが分かり易いようだ。そこからグエル公園までがちょっとわかりづらいが、近くまで行けばいつも何とかなっているから大丈夫だろう。

  •  サグラダファミリアは時間が早いこともありガラガラファミリアだった。と言っても自由に入れる筈もなく、入場するには予約したチケットが必要だ。すぐ隣に地下鉄の駅があった。その名も「サグラダ・ファミリア」まんま。地下鉄で来る予定はないが地下鉄路線名もあるので今後のために写真を撮っておこう。駅入り口を横目で見てサンパウ病院を目指す。

     サグラダファミリアは時間が早いこともありガラガラファミリアだった。と言っても自由に入れる筈もなく、入場するには予約したチケットが必要だ。すぐ隣に地下鉄の駅があった。その名も「サグラダ・ファミリア」まんま。地下鉄で来る予定はないが地下鉄路線名もあるので今後のために写真を撮っておこう。駅入り口を横目で見てサンパウ病院を目指す。

  •  サンパウ病院は外から見るだけでいいやと思ってやって来たが、着いたのと開館時間が一緒でシニア割引も使えるそうなので入ってみることにする。シニアは7ユーロで通常は10ユーロ。もちろん一番乗りなので中はガラガラ。ここは広い敷地内に沢山の建物があるが、見学コースは特にないので、自由に中を歩き回って見ればいいらしい。病院だったのが信じられないような夢のある造りで、まるでテーマパークのようだ。

     サンパウ病院は外から見るだけでいいやと思ってやって来たが、着いたのと開館時間が一緒でシニア割引も使えるそうなので入ってみることにする。シニアは7ユーロで通常は10ユーロ。もちろん一番乗りなので中はガラガラ。ここは広い敷地内に沢山の建物があるが、見学コースは特にないので、自由に中を歩き回って見ればいいらしい。病院だったのが信じられないような夢のある造りで、まるでテーマパークのようだ。

  •  病院全体を見渡せるミニチュアがあって、相当の数の病棟があるのが分かった。手術棟にも入れて、年代ものの器具が展示してあった。当時は先進医療だっただろうが、今の時代から見るとこんな所で手術されるのは御免だなと思った。患者のベッドルームは写真のみの展示だったが、体育館ほどの広い室内にグルッとベッドが置かれていて、現代のように少人数が入る部屋とは違っていた。こっちの方が全体を見渡せるし管理はし易いんだろうが、プライバシーの面ではどうなんかな。まぁそういうのは余り問題でなかった時代なんだろう。<br />

     病院全体を見渡せるミニチュアがあって、相当の数の病棟があるのが分かった。手術棟にも入れて、年代ものの器具が展示してあった。当時は先進医療だっただろうが、今の時代から見るとこんな所で手術されるのは御免だなと思った。患者のベッドルームは写真のみの展示だったが、体育館ほどの広い室内にグルッとベッドが置かれていて、現代のように少人数が入る部屋とは違っていた。こっちの方が全体を見渡せるし管理はし易いんだろうが、プライバシーの面ではどうなんかな。まぁそういうのは余り問題でなかった時代なんだろう。

  •  正面玄関から入ったエントランスは立派なもので(他も立派です)、どっかの宮殿のようだった。いきなりこの病院に掛かりにやって来た人は、余りの立派さに度肝を抜かれたことだろう。この病院は何と2009年まで運営されていたというから驚いた。さすがに老朽化になったので、近くに新しい病院を作ったそうで、そちらを案内する表示板が道路上にありました。<br /><br /><br /> グエル公園

     正面玄関から入ったエントランスは立派なもので(他も立派です)、どっかの宮殿のようだった。いきなりこの病院に掛かりにやって来た人は、余りの立派さに度肝を抜かれたことだろう。この病院は何と2009年まで運営されていたというから驚いた。さすがに老朽化になったので、近くに新しい病院を作ったそうで、そちらを案内する表示板が道路上にありました。


     グエル公園

  •  地図を頼りにグエル公園を目指す。こっちかなぁと歩いていくと、看板に「パルケ グエル」の文字があったので気を良くして看板に従って暫く坂を登っていくと簡単にグエル公園入り口まで辿り着くことができる。もう人がわんさか。取りあえず予約したチケットでどこから入れるのか入り口を確認しておくことにする。小さなプレートに11:00~11:30と書かれた立札が立っており、そのチケットを持った人だけがこの時間に入れる仕組みらしい。私のチケットで入れるにはまだ1時間以上あるので、チケットなしでも見られる園内を徘徊する。ここはチケットを持っていなくても、相当の所まで入っていける仕組みのようなのが分かった。広大な公園なのでチケットが必要なゾーンはその一部だけのようだ。

     地図を頼りにグエル公園を目指す。こっちかなぁと歩いていくと、看板に「パルケ グエル」の文字があったので気を良くして看板に従って暫く坂を登っていくと簡単にグエル公園入り口まで辿り着くことができる。もう人がわんさか。取りあえず予約したチケットでどこから入れるのか入り口を確認しておくことにする。小さなプレートに11:00~11:30と書かれた立札が立っており、そのチケットを持った人だけがこの時間に入れる仕組みらしい。私のチケットで入れるにはまだ1時間以上あるので、チケットなしでも見られる園内を徘徊する。ここはチケットを持っていなくても、相当の所まで入っていける仕組みのようなのが分かった。広大な公園なのでチケットが必要なゾーンはその一部だけのようだ。

  •  グネグネと曲がりくねった有名なベンチもすぐ近くに見ることが出来るが、そこに座るにはチケットが必要らしい。あと、これも有名なトカゲの噴水の所に行くにもチケットが必要で、チケットが必要なところは本当に狭い範囲だけのようなのが分かった。<br /><br /> あちこち見て回ると、アフリカ系の人たちが公園内の道端に風呂敷を広げて盛んにお土産を売っている。サングラス、帽子、ブレスレットにキーホルダー。それと凍ったペットボトルの水を両手に持って1ユーロで売り歩いている人も沢山いて、これは暑いこともあってそこそこ売れているようだ。そしたら一斉にバタバタと走り出したので何事かと思ったら警官がやって来たので逃げ出したようだ。大きな風呂敷で品物ごとパッと包むとサンタクロース宜しく背中に担げばさっさと逃げられるので合理的。沢山の人たちが商売しているが、みんな違法らしい。<br /><br /> 12:30になったらプレートの文字が1:00~1:30になったので早速並んでみるが、並べただけで中には入れないらしい。でも、列の先頭で待つことが出来るので、同じ何でも気分的には上々だ。1時ジャストに入ることが出来る。まず一番人気のトカゲの噴水を目指す。周りに人が結構いるものの、簡単に自撮りで記念写真を撮ることができた。トカゲの前のイスに座っていた女の子がいたので、シャッターをお願いしたらご丁寧に3枚も撮ってくれる。人に頼むと殆どの場合2枚撮ってくれるが3枚は珍しい方だ。デジカメの写真はタダ同然なので何枚撮ってくれてもオッケー。

     グネグネと曲がりくねった有名なベンチもすぐ近くに見ることが出来るが、そこに座るにはチケットが必要らしい。あと、これも有名なトカゲの噴水の所に行くにもチケットが必要で、チケットが必要なところは本当に狭い範囲だけのようなのが分かった。

     あちこち見て回ると、アフリカ系の人たちが公園内の道端に風呂敷を広げて盛んにお土産を売っている。サングラス、帽子、ブレスレットにキーホルダー。それと凍ったペットボトルの水を両手に持って1ユーロで売り歩いている人も沢山いて、これは暑いこともあってそこそこ売れているようだ。そしたら一斉にバタバタと走り出したので何事かと思ったら警官がやって来たので逃げ出したようだ。大きな風呂敷で品物ごとパッと包むとサンタクロース宜しく背中に担げばさっさと逃げられるので合理的。沢山の人たちが商売しているが、みんな違法らしい。

     12:30になったらプレートの文字が1:00~1:30になったので早速並んでみるが、並べただけで中には入れないらしい。でも、列の先頭で待つことが出来るので、同じ何でも気分的には上々だ。1時ジャストに入ることが出来る。まず一番人気のトカゲの噴水を目指す。周りに人が結構いるものの、簡単に自撮りで記念写真を撮ることができた。トカゲの前のイスに座っていた女の子がいたので、シャッターをお願いしたらご丁寧に3枚も撮ってくれる。人に頼むと殆どの場合2枚撮ってくれるが3枚は珍しい方だ。デジカメの写真はタダ同然なので何枚撮ってくれてもオッケー。

  •  3枚の写真の中には小さな女の子もずっと写っていたのだが、この子がトカゲの水でずっと遊んでいることに業を煮やした母親が強制的に移動させてる所が連続写真のように写っていたのが微笑ましかったです。子どもの悲鳴が聞こえてくるよう。

     3枚の写真の中には小さな女の子もずっと写っていたのだが、この子がトカゲの水でずっと遊んでいることに業を煮やした母親が強制的に移動させてる所が連続写真のように写っていたのが微笑ましかったです。子どもの悲鳴が聞こえてくるよう。

  •  下のほうに言ってみるとガウディの博物館らしきものがあったが、これはオプションのチケットが必要らしい。その反対側にあるガウディの建物はお土産屋になっていて、これは入場無料(店だから当たり前)なので2階まで上がってみる。

     下のほうに言ってみるとガウディの博物館らしきものがあったが、これはオプションのチケットが必要らしい。その反対側にあるガウディの建物はお土産屋になっていて、これは入場無料(店だから当たり前)なので2階まで上がってみる。

  •  すぐ近くには洞窟ぽいおかしな形をした日陰があった。外は日差しが強くとても暑いのだが、ここは別世界のように涼しかった。ここは馬車が待機する場所として作られたらしいが、正確な情報ではありません。トカゲの前でシャッターを押してくれた子もここで涼んでいましたね。あまりに暑いので、ここは隠れた人気スポットのようです

     すぐ近くには洞窟ぽいおかしな形をした日陰があった。外は日差しが強くとても暑いのだが、ここは別世界のように涼しかった。ここは馬車が待機する場所として作られたらしいが、正確な情報ではありません。トカゲの前でシャッターを押してくれた子もここで涼んでいましたね。あまりに暑いので、ここは隠れた人気スポットのようです

  •  しばらく座って呼吸を整えてから、また暑い中に飛び込んでグネグネベンチを見に行く。ここでも人に頼んで写真を撮ってもらったら、やっぱり3枚撮ってくれる。みんなデジカメなので何枚撮っても構わないと思っているので、こちらとしても都合がいい。

     しばらく座って呼吸を整えてから、また暑い中に飛び込んでグネグネベンチを見に行く。ここでも人に頼んで写真を撮ってもらったら、やっぱり3枚撮ってくれる。みんなデジカメなので何枚撮っても構わないと思っているので、こちらとしても都合がいい。

  •  前にも書いたとおり、私はさわっても良い有名どころでは手で触った所を撮るようにしています。当然ながらこのベンチもさわった所を撮っておきました。有名な物をさわった感触が伝わるのは心地いいです。<br /><br /> もういっぱい見たからいいかなと、トイレでボトルに水を満タンにして園の外に出てみたら、そこにも道端にキーホルダーを並べて売っている人がいたので7つで10ユーロを買って子供たちその他へのお土産とする。<br /><br /> 帰り道ではタブレットのGPSが早く電波をキャッチしてくれたので迷うことがなかった。GPSさえ働いてくれれば細い路地を伝って歩いても何の心配もいらない。余りに暑いので道端の店でコーラを買って立ち飲みして一息つく。お昼を食べたいなと思いながら歩いていると、料理の写真と価格が表示された食堂があったので、値段が手ごろだったので入っていくとここも中国人経営の食堂だった。サンツ駅方面にもあった中国式の食堂はチェーンになっているのか、メニューも価格も似たような感じだった。

     前にも書いたとおり、私はさわっても良い有名どころでは手で触った所を撮るようにしています。当然ながらこのベンチもさわった所を撮っておきました。有名な物をさわった感触が伝わるのは心地いいです。

     もういっぱい見たからいいかなと、トイレでボトルに水を満タンにして園の外に出てみたら、そこにも道端にキーホルダーを並べて売っている人がいたので7つで10ユーロを買って子供たちその他へのお土産とする。

     帰り道ではタブレットのGPSが早く電波をキャッチしてくれたので迷うことがなかった。GPSさえ働いてくれれば細い路地を伝って歩いても何の心配もいらない。余りに暑いので道端の店でコーラを買って立ち飲みして一息つく。お昼を食べたいなと思いながら歩いていると、料理の写真と価格が表示された食堂があったので、値段が手ごろだったので入っていくとここも中国人経営の食堂だった。サンツ駅方面にもあった中国式の食堂はチェーンになっているのか、メニューも価格も似たような感じだった。

  •  節約旅行者の私は中国食堂とは食事内容、価格とも波長がぴったり合うようだ。今回は滅多に食べない魚のソテーを頼んで見る。スペインでは魚でも肉でも料理には必ず揚げたジャガイモがたんまり添えられてくる。それと勿論ビール。もうスペインを離れるので今日は少し良い物を食べようかと思っていたが結局いつものパターンになった。両方でも7ユーロほどと観光都市バルセロナでは格安だ。昼飯には遅い時間だったので、店の人たちは隣のテーブルで夫婦と娘の3人で賄いごはんを食べ出した。これもまた見ていてほんわかするものがある。<br /><br /> 来年歩きたいと思っている銀の道のガイド本が欲しいので、道筋にあった本屋を3軒尋ねてみたが、どこにも置いてなかった。サンチャゴ巡礼の本自体置いてないようなので、巡礼路上の本屋でないと置かないのかも知れないな。日本でもネットでアマゾンなどから買えるだろうが、やっぱり手にとって確認して買いたい。どっちみち日本語の本なんかある訳ないから、確認したいのはアルベルゲ情報と巡礼路が詳しく載った地図なのだ。アマゾンで取り寄せてみたら文字だけだったなんて事態は避けたい。

     節約旅行者の私は中国食堂とは食事内容、価格とも波長がぴったり合うようだ。今回は滅多に食べない魚のソテーを頼んで見る。スペインでは魚でも肉でも料理には必ず揚げたジャガイモがたんまり添えられてくる。それと勿論ビール。もうスペインを離れるので今日は少し良い物を食べようかと思っていたが結局いつものパターンになった。両方でも7ユーロほどと観光都市バルセロナでは格安だ。昼飯には遅い時間だったので、店の人たちは隣のテーブルで夫婦と娘の3人で賄いごはんを食べ出した。これもまた見ていてほんわかするものがある。

     来年歩きたいと思っている銀の道のガイド本が欲しいので、道筋にあった本屋を3軒尋ねてみたが、どこにも置いてなかった。サンチャゴ巡礼の本自体置いてないようなので、巡礼路上の本屋でないと置かないのかも知れないな。日本でもネットでアマゾンなどから買えるだろうが、やっぱり手にとって確認して買いたい。どっちみち日本語の本なんかある訳ないから、確認したいのはアルベルゲ情報と巡礼路が詳しく載った地図なのだ。アマゾンで取り寄せてみたら文字だけだったなんて事態は避けたい。

  •  食料の買い出ししてからオスタルに戻る。久しぶりにスイカを食べたくなった。日本のスイカは高くて買えないが、スペインのスイカは安いので時々買ってます。スイカの写真を見て何か気づかないでしょうか?そうです、スペインのスイカには種がないんですよ。あっても気にならない程度の小ささなので、種は一切気にすることなくパクパク食べられます。これがスペインスイカの気に入っている一面です。<br /><br /> 今日は随分と歩き回った筈だが、歩数計を見たら39,700歩と4万歩に満たなかった。距離に換算すると凡そ8キロと言う所なので、やっぱりグエル公園は片道なら4キロほどだったのが分かる。おまけ編になっても毎日5キロ10キロなら歩いてしまえと思っているので毎日せっせと歩いて観光してます。乗り物の算段は神経が疲れるし、歩きならタダだし良いことづくめです。明日はいよいよ日本に帰る日です。<br /><br /><br /> 日本出発から83日目  バルセロナ - 日本へ

     食料の買い出ししてからオスタルに戻る。久しぶりにスイカを食べたくなった。日本のスイカは高くて買えないが、スペインのスイカは安いので時々買ってます。スイカの写真を見て何か気づかないでしょうか?そうです、スペインのスイカには種がないんですよ。あっても気にならない程度の小ささなので、種は一切気にすることなくパクパク食べられます。これがスペインスイカの気に入っている一面です。

     今日は随分と歩き回った筈だが、歩数計を見たら39,700歩と4万歩に満たなかった。距離に換算すると凡そ8キロと言う所なので、やっぱりグエル公園は片道なら4キロほどだったのが分かる。おまけ編になっても毎日5キロ10キロなら歩いてしまえと思っているので毎日せっせと歩いて観光してます。乗り物の算段は神経が疲れるし、歩きならタダだし良いことづくめです。明日はいよいよ日本に帰る日です。


     日本出発から83日目  バルセロナ - 日本へ

  •  7月28日(木)スペイン最後の日なので、オスタルの簡単朝食じゃなくて少しマシなのを食べようと考えて朝のバルセロナをうろつく。でも、朝からマシな食堂も見つからないと言うことで、ちょっと洒落たカフェに入ることにしました。ガラスケースの中に色々な種類のパンやらケーキが並べてあって、それを買って店内のテーブルで食べさせてくれるようだ。もちろん、何か飲み物も頼むのが普通です。ベーコン入りクロワッサンと小さなフルーツが入ったパンを頼んでカフェコンレチェも頼む。本当はチョコラテとチュロスの組み合わせが希望だったのだが、そういう店は見つからなかった。全部で5.6ユーロ。私のちょっと良い物はせいぜいいこんなところです。結局、イベリア半島に80日以上もいて、名物らしい食事は一回もなかったかな。ブログで美味しい食事の紹介を楽しみにしている方がいたら御免なさいです。

    7月28日(木)スペイン最後の日なので、オスタルの簡単朝食じゃなくて少しマシなのを食べようと考えて朝のバルセロナをうろつく。でも、朝からマシな食堂も見つからないと言うことで、ちょっと洒落たカフェに入ることにしました。ガラスケースの中に色々な種類のパンやらケーキが並べてあって、それを買って店内のテーブルで食べさせてくれるようだ。もちろん、何か飲み物も頼むのが普通です。ベーコン入りクロワッサンと小さなフルーツが入ったパンを頼んでカフェコンレチェも頼む。本当はチョコラテとチュロスの組み合わせが希望だったのだが、そういう店は見つからなかった。全部で5.6ユーロ。私のちょっと良い物はせいぜいいこんなところです。結局、イベリア半島に80日以上もいて、名物らしい食事は一回もなかったかな。ブログで美味しい食事の紹介を楽しみにしている方がいたら御免なさいです。

  •  オスタルに戻り帰り支度を開始。ここのベッドの下には自分専用のでっかい鍵付き引き出しが付属しているので、その中に何でもかんでも放り込んで4泊生活していたので久しぶりのパッキングには少々手間取る。ポルトのドミトリーでも同じだったが、部屋へ入るのも引き出しを開けるのも渡された専用カードキーで行うので、ちょっとトイレに行く時も必ずカードを持っていることを確認するのがちょっと神経を使ったな。セキュリティーを考えると仕方ないのだが。

     オスタルに戻り帰り支度を開始。ここのベッドの下には自分専用のでっかい鍵付き引き出しが付属しているので、その中に何でもかんでも放り込んで4泊生活していたので久しぶりのパッキングには少々手間取る。ポルトのドミトリーでも同じだったが、部屋へ入るのも引き出しを開けるのも渡された専用カードキーで行うので、ちょっとトイレに行く時も必ずカードを持っていることを確認するのがちょっと神経を使ったな。セキュリティーを考えると仕方ないのだが。

  •  9:40、レセプションにカードキーとシーツが入った袋を返し、4日間お世話になったファクトリー・ガーデンズを出発する。物干し場がないのが玉にキズだったが、まぁまぁ良い宿だったかな。ここで一句「節約旅 住めば都だ バルセロナ」。ここでの観光は4日間バックパックなしで過ごしていたので、久しぶりに背負ったその重さがズシンとくる。良くこんなのを背負って1285kmも歩いたもんだと我ながら感心する。

     9:40、レセプションにカードキーとシーツが入った袋を返し、4日間お世話になったファクトリー・ガーデンズを出発する。物干し場がないのが玉にキズだったが、まぁまぁ良い宿だったかな。ここで一句「節約旅 住めば都だ バルセロナ」。ここでの観光は4日間バックパックなしで過ごしていたので、久しぶりに背負ったその重さがズシンとくる。良くこんなのを背負って1285kmも歩いたもんだと我ながら感心する。

  •  飛行機は夕方の便なので、まだバルセロナの町を見て歩くことができる。特別行きたい所もないがランブラス通り辺りをふらついてみよう。必ず毎日1、2度買い物した近所のスーパーの前を通ったので記念に一枚撮っておく。大きな店ではないが、色んな物を売っていたので便利に利用できたので感謝だ。レジのおっちゃんにはすっかり顔を覚えて貰って、日本語で挨拶してくれるようになっていたな。<br /><br /> そのまま歩き続けてカタルーニャ広場に行こうとしたら道を1本間違えたことに気づく。一度歩いた道という気安さで間違えてしまったようで、これも海外旅行あるあるだ。本屋があったので来年目指す「銀の道」のガイド本があるかと懲りずに聞いてみたが、ここもやっぱりおいてなかった。スペインで買うのはもう諦める。

     飛行機は夕方の便なので、まだバルセロナの町を見て歩くことができる。特別行きたい所もないがランブラス通り辺りをふらついてみよう。必ず毎日1、2度買い物した近所のスーパーの前を通ったので記念に一枚撮っておく。大きな店ではないが、色んな物を売っていたので便利に利用できたので感謝だ。レジのおっちゃんにはすっかり顔を覚えて貰って、日本語で挨拶してくれるようになっていたな。

     そのまま歩き続けてカタルーニャ広場に行こうとしたら道を1本間違えたことに気づく。一度歩いた道という気安さで間違えてしまったようで、これも海外旅行あるあるだ。本屋があったので来年目指す「銀の道」のガイド本があるかと懲りずに聞いてみたが、ここもやっぱりおいてなかった。スペインで買うのはもう諦める。

  •  世界遺産のカタルーニャ音楽堂に行こうとして、また道を間違え、ぐるっと回ってから同じ道に戻り音楽堂へ到達する。ここも外から見るだけでいいやと思って来たものの、音楽堂の主要な所は巨大なガラスケースの中に入ってしまったようで外からだと普通のガラスのビルにしか見えないので面白くなかった。NHKのテレビでスペイン語では、この中に入って中を紹介していたのでちょっとだけ見てみたかったが、バルセロナの入場料はどこも高額なので入らなくてもいいや。気を取り直して次はグエル邸に行ってみる。入り口からして奇抜なデザインなので案内表示を見なくてもすぐ分かる。ここも高いので外から見るだけにしておく。もうガウディはお腹いっぱい。

     世界遺産のカタルーニャ音楽堂に行こうとして、また道を間違え、ぐるっと回ってから同じ道に戻り音楽堂へ到達する。ここも外から見るだけでいいやと思って来たものの、音楽堂の主要な所は巨大なガラスケースの中に入ってしまったようで外からだと普通のガラスのビルにしか見えないので面白くなかった。NHKのテレビでスペイン語では、この中に入って中を紹介していたのでちょっとだけ見てみたかったが、バルセロナの入場料はどこも高額なので入らなくてもいいや。気を取り直して次はグエル邸に行ってみる。入り口からして奇抜なデザインなので案内表示を見なくてもすぐ分かる。ここも高いので外から見るだけにしておく。もうガウディはお腹いっぱい。

  •  近くにあるバルセロナの台所と噂の、サンジュゼッペ市場へ行ってみる。すっごい賑わいだ。肉、野菜、フルーツ、お土産、ありとあらゆる物が並べられているので見てるだけでも楽しい。中をぐるぐる回ってから数種類のカットフルーツが入ったカップを買って歩きながら食べてみる。近くの売り子のお兄ちゃんがバックパックにぶら下げてあるホタテ貝を見て「ブエンカミーノ」と声を掛けてくれたのが嬉しかった。そういう人は間違いなく巡礼経験者だろう。空港で食べる用にボカディージョも仕入れておく、3ユーロ。空港は何しろ物価がメチャ高いのが分かっているからせめてもの防衛策。

     近くにあるバルセロナの台所と噂の、サンジュゼッペ市場へ行ってみる。すっごい賑わいだ。肉、野菜、フルーツ、お土産、ありとあらゆる物が並べられているので見てるだけでも楽しい。中をぐるぐる回ってから数種類のカットフルーツが入ったカップを買って歩きながら食べてみる。近くの売り子のお兄ちゃんがバックパックにぶら下げてあるホタテ貝を見て「ブエンカミーノ」と声を掛けてくれたのが嬉しかった。そういう人は間違いなく巡礼経験者だろう。空港で食べる用にボカディージョも仕入れておく、3ユーロ。空港は何しろ物価がメチャ高いのが分かっているからせめてもの防衛策。

  •  最後にもう一度、カタルナスの泉の水を飲んでからカタルーニャ広場に戻り空港行きのT1バス停を探す。バス停にはチケットの販売機があったがカード専用らしいので、通りかかった係に聞いたら運転手から直接買えとのこと。実はそっちの方が分かり易くてありがたい。バスはすぐやって来たので乗り込む。席は女性と合い向かいだったので、ちょっと恥ずかしいかな。80%の乗車率で出発し、途中のバス停でも客を乗せている。まぁ当たり前か。

     最後にもう一度、カタルナスの泉の水を飲んでからカタルーニャ広場に戻り空港行きのT1バス停を探す。バス停にはチケットの販売機があったがカード専用らしいので、通りかかった係に聞いたら運転手から直接買えとのこと。実はそっちの方が分かり易くてありがたい。バスはすぐやって来たので乗り込む。席は女性と合い向かいだったので、ちょっと恥ずかしいかな。80%の乗車率で出発し、途中のバス停でも客を乗せている。まぁ当たり前か。

  •  モンセラットに行くときに利用した見覚えのあるスペイン広場も経由していたのが嬉しかった。丸い闘牛場も見えるが、今は使われてなくて、デパートになっているようだ。スペイン闘牛、残酷だということで賛否両論あるらしいから、将来的には消滅するのかな。

     モンセラットに行くときに利用した見覚えのあるスペイン広場も経由していたのが嬉しかった。丸い闘牛場も見えるが、今は使われてなくて、デパートになっているようだ。スペイン闘牛、残酷だということで賛否両論あるらしいから、将来的には消滅するのかな。

  •  空港には12時に到着。飛行機は17:25のフライトなので、5時間以上も待たなくてはならないが、もうやることは全てやり終えたのでこれでいい。時間がたっぷりあれば現地で情報収集できるしチェックインまで落ち着いて待つことが出来る。まだカタールのチェックイン窓口は開設されないが、専用のブースはあるのが分かった。ここを拠点にして空港内をうろちょろする。<br /><br /> 2時になったらカタールのチェックインが始まる。目をつけておいたカタールのブースに行ったら、そこはチェックインする所じゃなくてチケットを売る所のようだった。なるほどね、落ち着いて見ると確かにチェックインカウンターとはまるで違っていた。近くのチェックインの列に並んでいると中国人の団体をお世話しているらしい青年が、同じ飛行機なので一緒に行きましょうと声を掛けてくれる。それも日本語で。中国人にも親切な人がいるんだなぁと思った。て言うか、中国人に偏見持ちすぎか?日本語は勉強したそうで、今はアメリカに住んでいるとか言っているようだが良く分からない。7,8人のグループの中に私が割り込んだ格好になったので、固まった方が同じ席に座れるよと並び順を譲ってあげると他の中国人もウンウンと喜んでくれている。揃って不安げな顔をしているので海外旅行は初めてのグループかもしれないな。<br /><br /> チェックイン・カウンターの男性とパスポートコントロールの係も簡単な日本語を喋ってくれたので嬉しくなる。ほんとに片言でもいいからその国の言葉を喋ると喜ぶんだなと確信する。同時に、礼儀正しく真面目な日本人は好感持たれているのかなとも思った。これはアチコチで感じたことなので、日本人が海外で長年培ってきた日本の誇りだろう。自分も日本の恥にならないように気をつけなくてはだ。

     空港には12時に到着。飛行機は17:25のフライトなので、5時間以上も待たなくてはならないが、もうやることは全てやり終えたのでこれでいい。時間がたっぷりあれば現地で情報収集できるしチェックインまで落ち着いて待つことが出来る。まだカタールのチェックイン窓口は開設されないが、専用のブースはあるのが分かった。ここを拠点にして空港内をうろちょろする。

     2時になったらカタールのチェックインが始まる。目をつけておいたカタールのブースに行ったら、そこはチェックインする所じゃなくてチケットを売る所のようだった。なるほどね、落ち着いて見ると確かにチェックインカウンターとはまるで違っていた。近くのチェックインの列に並んでいると中国人の団体をお世話しているらしい青年が、同じ飛行機なので一緒に行きましょうと声を掛けてくれる。それも日本語で。中国人にも親切な人がいるんだなぁと思った。て言うか、中国人に偏見持ちすぎか?日本語は勉強したそうで、今はアメリカに住んでいるとか言っているようだが良く分からない。7,8人のグループの中に私が割り込んだ格好になったので、固まった方が同じ席に座れるよと並び順を譲ってあげると他の中国人もウンウンと喜んでくれている。揃って不安げな顔をしているので海外旅行は初めてのグループかもしれないな。

     チェックイン・カウンターの男性とパスポートコントロールの係も簡単な日本語を喋ってくれたので嬉しくなる。ほんとに片言でもいいからその国の言葉を喋ると喜ぶんだなと確信する。同時に、礼儀正しく真面目な日本人は好感持たれているのかなとも思った。これはアチコチで感じたことなので、日本人が海外で長年培ってきた日本の誇りだろう。自分も日本の恥にならないように気をつけなくてはだ。

  •  出発ゲートのE70に移動してきたので、もうあとは時間になったら乗り込むだけだから、空港の高いビールで祝杯を上げることにする。500ml缶ビールが日本より高い3.4ユーロ(約400円)もした。さすが空港だ、ぼったくり御免の免許状があるようだ。乗り込んだ機内には色んな人種がいたが、中国人が一番多そうだ。次が一目で分かる中東の人たちなので、ドーハ経由で国に帰るのだろうか。ここいらはさすがカタール航空。日本人らしいのは私一人だけだった。

     出発ゲートのE70に移動してきたので、もうあとは時間になったら乗り込むだけだから、空港の高いビールで祝杯を上げることにする。500ml缶ビールが日本より高い3.4ユーロ(約400円)もした。さすが空港だ、ぼったくり御免の免許状があるようだ。乗り込んだ機内には色んな人種がいたが、中国人が一番多そうだ。次が一目で分かる中東の人たちなので、ドーハ経由で国に帰るのだろうか。ここいらはさすがカタール航空。日本人らしいのは私一人だけだった。

  •  乗り換え地のドーハには時間より少し遅れて到着する。席を立つと隣の列に座っていた中東親子3人連れの席の下が凄いことになっていた。まるで数ヶ月かけて汚したような散らかし方で、よくもまぁこれだけゴミを散乱させたもんだと呆れるほどの散らかし方。自分たちで使った全てのゴミを床に捨てていたらしい。余りの凄まじさに写真に撮りたかったが、さすがにそれは止めといた。文化や習慣の違いでは済まされないほどの汚し様だった。こういう国の人と比べたら、立つ鳥跡を濁さずと言う考え方を持っている日本人は外国では良く思われるよね。誰だ、旅の恥は掻き捨てなんて言い出した奴は。<br /><br /> 遅れて到着したのでドーハでの乗り換え時間は1時間45分しかないのでちょっと心配する。でも次に乗る飛行機も遅れたようで、そのようなことが電光掲示板に表示されている。良く分からないが次の飛行機の便名だけは分かるので、出発時間を見ると遅れているらしいのが分かる感じ。

     乗り換え地のドーハには時間より少し遅れて到着する。席を立つと隣の列に座っていた中東親子3人連れの席の下が凄いことになっていた。まるで数ヶ月かけて汚したような散らかし方で、よくもまぁこれだけゴミを散乱させたもんだと呆れるほどの散らかし方。自分たちで使った全てのゴミを床に捨てていたらしい。余りの凄まじさに写真に撮りたかったが、さすがにそれは止めといた。文化や習慣の違いでは済まされないほどの汚し様だった。こういう国の人と比べたら、立つ鳥跡を濁さずと言う考え方を持っている日本人は外国では良く思われるよね。誰だ、旅の恥は掻き捨てなんて言い出した奴は。

     遅れて到着したのでドーハでの乗り換え時間は1時間45分しかないのでちょっと心配する。でも次に乗る飛行機も遅れたようで、そのようなことが電光掲示板に表示されている。良く分からないが次の飛行機の便名だけは分かるので、出発時間を見ると遅れているらしいのが分かる感じ。

  •  ドーハの乗り換えゲートは大別するとAからFまでの6つあるが、写真のように大きくアルファベットが掲げられているので分かり易いのがいい。乗り換え空港の案内板はどこも分かりやすく出来ているが、その中でもドーハのは一番親切かも。<br /><br /> 番号通りの乗り換えゲートに行って、そこにいた係に「ナリタ?」と確認するとゲートが変更になったと言われる。えーっ、なにそれ。でも係が言うんだからそうなんだろう。広い広い飛行場の中を早足で移動する。中には走り出している人もいるので同じ成田行きに乗る人のようだ。途中にいた女性の地上係員さんから「ナリタ?ハリアップッ」と声を掛けられたので焦りまくる。下の階まで降りて行ってやっと辿り着いたら、今度はそこにいた係員はゲートはまた替わったととんでもないことを言い出した。えーっ、だって最初のゲートでこっちに変わったと言われたんだよと良く分からない英語で言っても替わったと言うだけだ。欧米人数人もやってきて同じことを係に言って喰らいついているが、替わったの一点張り。係はパソコンで確認して、やっぱり替わったと言うのでそれを信じてまた元のゲートを目指して広い広い空港内を早足でとび回る。結局、最初に発表されたゲートのままでしたとさ。この苦労は何だったんだ。<br /><br /> 出発の遅れは1時間どころではなかった。ゲートも振り回されるし、空港は近代的で立派だが、ソフト面がなっちゃいないなドーハ空港。成田に着くのが遅くなると前橋まで帰るアシがなくなってしまうから心配なんだよ。なくなってたら成田で夜明かしだと腹を決める。<br /><br /> それでも何とか飛行機は飛び立って、ドーハから成田へ向かう飛行機内は日本人客もいるしCAさんも一人は日本人なので日本語も使える。ビデオも日本語対応が沢山あったので、ぐっと安心するものがある。バルセロナからドーハへの飛行機は日本語未対応のビデオばっかだったから。<br /><br /> 良いこともあれば逆もある。前のシートの男が遠慮なしに目一杯シートを倒してきたので少し戻してもらう。それでもこいつは巨漢なので、体重を掛けるとまたググーっとシートが倒れるので面白くなかった。自分の後ろの人も同じ気持ちだろうと、こちらは少し遠慮気味にシートを倒しているのでテレビが近くて気分が悪い。次に乗るときは遠慮なしにシートを倒せる一番後ろを取ろうと固く誓う。

     ドーハの乗り換えゲートは大別するとAからFまでの6つあるが、写真のように大きくアルファベットが掲げられているので分かり易いのがいい。乗り換え空港の案内板はどこも分かりやすく出来ているが、その中でもドーハのは一番親切かも。

     番号通りの乗り換えゲートに行って、そこにいた係に「ナリタ?」と確認するとゲートが変更になったと言われる。えーっ、なにそれ。でも係が言うんだからそうなんだろう。広い広い飛行場の中を早足で移動する。中には走り出している人もいるので同じ成田行きに乗る人のようだ。途中にいた女性の地上係員さんから「ナリタ?ハリアップッ」と声を掛けられたので焦りまくる。下の階まで降りて行ってやっと辿り着いたら、今度はそこにいた係員はゲートはまた替わったととんでもないことを言い出した。えーっ、だって最初のゲートでこっちに変わったと言われたんだよと良く分からない英語で言っても替わったと言うだけだ。欧米人数人もやってきて同じことを係に言って喰らいついているが、替わったの一点張り。係はパソコンで確認して、やっぱり替わったと言うのでそれを信じてまた元のゲートを目指して広い広い空港内を早足でとび回る。結局、最初に発表されたゲートのままでしたとさ。この苦労は何だったんだ。

     出発の遅れは1時間どころではなかった。ゲートも振り回されるし、空港は近代的で立派だが、ソフト面がなっちゃいないなドーハ空港。成田に着くのが遅くなると前橋まで帰るアシがなくなってしまうから心配なんだよ。なくなってたら成田で夜明かしだと腹を決める。

     それでも何とか飛行機は飛び立って、ドーハから成田へ向かう飛行機内は日本人客もいるしCAさんも一人は日本人なので日本語も使える。ビデオも日本語対応が沢山あったので、ぐっと安心するものがある。バルセロナからドーハへの飛行機は日本語未対応のビデオばっかだったから。

     良いこともあれば逆もある。前のシートの男が遠慮なしに目一杯シートを倒してきたので少し戻してもらう。それでもこいつは巨漢なので、体重を掛けるとまたググーっとシートが倒れるので面白くなかった。自分の後ろの人も同じ気持ちだろうと、こちらは少し遠慮気味にシートを倒しているのでテレビが近くて気分が悪い。次に乗るときは遠慮なしにシートを倒せる一番後ろを取ろうと固く誓う。

  •  成田には大分遅れた8:10に到着する。もう日本語だらけなので何の心配もいらない。ひとつだけ、帰りのバスがあるかどうかが一番の心配だ。入国審査、荷物のピックアップ、税関とだらだら済ませて外に出たところですぐパスチケット売り場に行ってみると、9:05出発のアザレア号最終便のチケットをゲットできる。ふー、これで前橋までは帰ることができるので一安心だ。フェイスブックで応援してくれていた人たちに無事に成田に戻れたことを伝えようとタブレットを開いたと同時に、うぶちゃんからメッセンジャーで電話が入る。と言う事は、今か今かと待っていてくれたに違いない。ありがたいこってす。前橋到着のおよその時間を伝える。<br /><br /> バスは予定通りにやってきて、一路前橋へ。アザレア号では前橋成田間を通常4時間で結んでいるが、夜中と言う事もあって、降りる客のいない途中のターミナルはパスしたから予定より早めに着くことができる。それでも前橋到着が0時を回ってしまったので今回の総日数が1日増えたことになった。家を出てから帰ってくるまで84日間。よくまぁ遊びまわったもんだと自分でも少々呆れる。<br /><br /> バスが前橋駅にやってきたら、うぶちゃんが車で迎えに来てくれていた。成田でのやり取りがあったので、なんか少しそんな気もしてたのだが本当に出迎えてくれたのでありがたい。深夜なので駅からは家まで徒歩で1時間歩いてしまおうと思っていたから。前橋を出発するときにも駅まで見送りに来てくれたし、こうして帰りも出迎えに来てくれるなんて、なんてありがたいんでしょう。ありがたくうぶちゃんの車に乗せてもらい家路に着く。<br /><br /> 最後まで読んでくれてありがとうございました。2016年のカミーノこれでおしまいです。今年も素晴らしい体験がてんこ盛りでした。と言うことで、来年は南のセビージャからひたすら北上し、スペインを縦断する「銀の道」に挑戦しようと思っています。それと今年歩いた北の道が途中から二手に分かれるところがあって、今回は海側を歩くラ・コスタだったので、その分岐点まで移動してもう一方のプリミティボの道も歩きたいです。まだ余裕があったらポルトガルの道のポルトからは3つの巡礼路があって、今回は真ん中のセントラルを歩いたので、次は海岸沿いルートのラコスタも歩いてみたい。この間に日数が圧縮できたら最後はまたフィステラの道も歩きたいですが、そんな旨くいくかな?<br /><br /><br />●2016年の使用金額をまとめてみました<br /><br />おもな内訳<br /> カタール航空 68,840円<br /> 鉄道(6回) 28,028円(凡そです)<br />  PARIS  &gt;  HENDAYE<br />  サンチャゴ &gt; フェロール<br />  サンチャゴ &gt; マドリッド<br />  マドリッド・トレド往復<br />  マドリッド &gt; バルセロナ<br /><br />使った現金 208,904円(ユーロ調達はキャッシング)<br />クレカ使用 145,096円(航空券など含みます)<br />---------------------<br />総合計金額 354,000円<br /><br /><br />●2016年に歩いた距離<br /><br /> 北の道      5/13-6/19 824km<br /> ポルトガル人の道 6/21-7/4  240km<br /> イギリス人の道  7/5-7/10  122km<br /> フィステラの道  7/11-7/16  93km(岬往復含む)<br /> ---------------------------------<br />  合  計    1,285 km<br />

     成田には大分遅れた8:10に到着する。もう日本語だらけなので何の心配もいらない。ひとつだけ、帰りのバスがあるかどうかが一番の心配だ。入国審査、荷物のピックアップ、税関とだらだら済ませて外に出たところですぐパスチケット売り場に行ってみると、9:05出発のアザレア号最終便のチケットをゲットできる。ふー、これで前橋までは帰ることができるので一安心だ。フェイスブックで応援してくれていた人たちに無事に成田に戻れたことを伝えようとタブレットを開いたと同時に、うぶちゃんからメッセンジャーで電話が入る。と言う事は、今か今かと待っていてくれたに違いない。ありがたいこってす。前橋到着のおよその時間を伝える。

     バスは予定通りにやってきて、一路前橋へ。アザレア号では前橋成田間を通常4時間で結んでいるが、夜中と言う事もあって、降りる客のいない途中のターミナルはパスしたから予定より早めに着くことができる。それでも前橋到着が0時を回ってしまったので今回の総日数が1日増えたことになった。家を出てから帰ってくるまで84日間。よくまぁ遊びまわったもんだと自分でも少々呆れる。

     バスが前橋駅にやってきたら、うぶちゃんが車で迎えに来てくれていた。成田でのやり取りがあったので、なんか少しそんな気もしてたのだが本当に出迎えてくれたのでありがたい。深夜なので駅からは家まで徒歩で1時間歩いてしまおうと思っていたから。前橋を出発するときにも駅まで見送りに来てくれたし、こうして帰りも出迎えに来てくれるなんて、なんてありがたいんでしょう。ありがたくうぶちゃんの車に乗せてもらい家路に着く。

     最後まで読んでくれてありがとうございました。2016年のカミーノこれでおしまいです。今年も素晴らしい体験がてんこ盛りでした。と言うことで、来年は南のセビージャからひたすら北上し、スペインを縦断する「銀の道」に挑戦しようと思っています。それと今年歩いた北の道が途中から二手に分かれるところがあって、今回は海側を歩くラ・コスタだったので、その分岐点まで移動してもう一方のプリミティボの道も歩きたいです。まだ余裕があったらポルトガルの道のポルトからは3つの巡礼路があって、今回は真ん中のセントラルを歩いたので、次は海岸沿いルートのラコスタも歩いてみたい。この間に日数が圧縮できたら最後はまたフィステラの道も歩きたいですが、そんな旨くいくかな?


    ●2016年の使用金額をまとめてみました

    おもな内訳
     カタール航空 68,840円
     鉄道(6回) 28,028円(凡そです)
      PARIS > HENDAYE
      サンチャゴ > フェロール
      サンチャゴ > マドリッド
      マドリッド・トレド往復
      マドリッド > バルセロナ

    使った現金 208,904円(ユーロ調達はキャッシング)
    クレカ使用 145,096円(航空券など含みます)
    ---------------------
    総合計金額 354,000円


    ●2016年に歩いた距離

     北の道      5/13-6/19 824km
     ポルトガル人の道 6/21-7/4 240km
     イギリス人の道  7/5-7/10 122km
     フィステラの道  7/11-7/16 93km(岬往復含む)
     ---------------------------------
      合  計    1,285 km

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