武雄の旅（3）美肌祈願

2021/07/12 - 2021/07/12

祐徳稲荷神社を参拝するつもりだったけれど、楼門の見学に時間がかかったので、予定を変更して嬉野温泉でランチ。豊玉姫寺社で美肌祈願をしました。

エリア 嬉野温泉(佐賀)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

JR九州バス嬉野線で嬉野温泉へ。
11:57武雄温泉南口発～12:37嬉野温泉バスセンター着。交通系ICカードが使えないようで、運賃670円は現金払いでした。
帰りのバスの時間を調べると、90分ぐらいの滞在予定なので急いで豊玉姫神社へ向かいます。

バスターミナルから2～3分の所にあった「長崎街道嬉野湯宿西溝口跡」の碑。右側にある甕のようなものは湯どうふのオブジェみたいです。温泉の効能と湯どうふの説明板もありました。
あとで調べてみたら、樋から温泉が流れていて飲めたのかも?

長崎街道嬉野湯宿 西構口跡 名所・史跡

虎長ラーメンの看板が目立つ路地が参道となっていて、小さく豊玉姫神社の表示がありました。

虎長ラーメン グルメ・レストラン

西溝口跡の向かいに鎮座している一の鳥居。

豊玉姫神社　縁起

ニの鳥居

三の鳥居

鳥居の前に参道を挟んで左右それぞれに祠があり、小さな白なまず様が祀られていました。しゃがんで手を合わせてから拝殿へ向かいます。

豊玉姫神社。嬉野温泉バスセンターより徒歩5分くらいでした。

祭神の豊玉姫は、海の神・綿津見神（わたつみ）の娘で、竜宮城の乙姫様にあたります。日向国（宮崎県）から勧請されたと伝えられています。

豊玉姫神社 寺・神社・教会

創建年は不明ですが室町時代以前に建てられたと伝わっているそうです。一度焼失し、江戸時代初めに再興され、肥前蓮池藩初代藩主・鍋島直澄の祈願所にもなっていました。そのためか今でも、鍋島家の家紋である鍋島杏葉の幕が掲げられています。
もともと社殿は別の場所にありましたが、明治時代に現在の場所に移されたようです。

旅の無事を感謝し美肌を願ってお参りしました。

嬉野村の池で傷つき苦しんでいた大なまずに、豊玉姫が川辺から湧き出る湯をかけてあげると、汚かった大なまずは白くなり活力を取り戻し、感謝した大なまずは豊玉姫の遣いとなったという伝説があります。

嬉野川を支配し、国に大難あるときには六尺の大なまずが現れて、神託を告げると語り伝えられているそうです。

なまずお社お参りの仕方

全長約60cm、白磁製の「なまず様」。

昔、白なまず（尋常性白斑)と呼ばれる肌の病気を治そうと、ナマズの絵を描いた紙を神社に奉納した人もいた。本来、神様は豊玉姫でなまず様はお使いなのですが解釈が広がり、なまず様＝美肌の神様となっていったという説があるそうです。

お作法に従ってなまず様にお参りしました。

説明板もなかったので何の建物か分かりませんが、絵馬が飾られていました。

奉納絵馬

13:00 豊玉姫寺社の近くにあった「宗庵　よこ長」でランチ。お客さんは数組で、1人でしたがお座敷に案内されました。

宗庵 よこ長 グルメ・レストラン

湯どうふ定食。920円。待つこと5分位で出てきました。

優しい味わいのお豆腐で、量もちょうど良く完食。帰りのバスの時刻も迫っていたので、余韻を味わうことなく会計へ。交通系ICカードが使えました。

行きには気づかなかったけれど、観光案内のような絵がバスセンターにありました。　

13:43嬉野温泉バスセンター発～14:20武雄温泉駅南口着14:20 。運賃670円。
ランチのためだけに向かった嬉野温泉。バスの車窓から風景を楽しんで武雄温泉駅へ戻ります。

嬉野観光案内所 名所・史跡