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この旅行記のスケジュール
2021/04/21
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八雲神社〜須佐之男命が祀られている
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令和3年4月下旬、島根県の出雲市に滞在した。過去に出雲大社には2回参拝している。今回は出雲市駅から一畑薬師へ参拝し、その足で出雲大社へも参拝することにした。
初めて訪れた一畑薬師とその周辺は良い雰囲気であった。
(2021.05.09作成開始)
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【一日目】
平日の午後、JR出雲市駅に到着した。出雲市駅 駅
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13時を回ったところ。駅ナカの蕎麦屋で遅めの昼食を取る。
出雲の國 麺家 JR出雲市駅店 グルメ・レストラン
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以前この店の前を通ったとき気になっていた店いち推しの「スサノオラーメン」を注文する。
味噌に麹が混ざったスープはややぬるい。不味くはないけど、いまいちである。蕎麦にしておくべきだった。 -
食事の後、駅ナカを少しぶらぶらする。大国主神(おおくにぬしかみ)の木像が鎮座している。
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出雲市駅の周りをぶらぶら歩く。駅から10分くらいの場所に八雲神社がある。
小さな社だが須佐神社の分祀である。縁結びの起源といわれる八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説でイナタヒメを救うべく命がけでオロチを退治した英雄、須佐之男命が祀られている。 -
【二日目】
午前09時00分までに宿泊するホテルから出かける。
JR出雲市駅の中にあるコンビニでペットボトルの茶を買う。出雲市駅 駅
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JR駅の隣にある一畑電車の電鉄出雲市駅へ。
最初の目的地・一畑薬師へ行くため一畑口駅までの切符を買う。電鉄出雲市駅 駅
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ホームはJR線と同じ高さにある。
09時15分発車。平日なので空いている。 -
車窓から宍道湖が見える箇所を通る。
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一畑口駅の手前で車内から撮影。
左の線路は一畑電車の東の終点松江しんじ湖温泉駅から延びている線路。
一畑口駅では両方向から来る列車の先頭と後尾が入れ替わる。全国でも珍しい平地にあるスイッチバックの駅なのである。 -
定刻の09時47分、一畑口駅に到着。
一畑口駅 駅
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一畑口駅の駅舎。ここは無人駅である。
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駅前のバス停。
前日にJR出雲市駅の観光案内所に立ち寄り、一畑薬師へのバスの便を教えてもらった。 -
一畑口駅前と一畑薬師の間は一日7往復「平田生活バス」の一畑薬師線が運行している。
車両一台で運用しているようだ。 -
時刻表通り09時52分にバスが到着。終点の一畑薬師まで乗客は私一人。貸切も同然である。
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10分後、一畑薬師のバス停に到着した。
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バス停の傍らには案内のイラスト地図がある。奥は待合室。
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バス停は一般車両の駐車場の隅にある。少し先に歩いて行くと一畑薬師の背後の山が見えて来る。
一畑寺(一畑薬師) 寺・神社・教会
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ご真言塔。
塔の横の階段は本堂に近い駐車場の横を通って本堂へ至る新しい道である。
私は右へ進んで古い参道へ向かう。 -
ご真言塔の右側の古い参道へ。百八基灯籠が立ち並ぶ。
なかなか良い雰囲気である。 -
途中で眺望が開けた場所を通る。眼下に宍道湖が見える。
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本堂へ上る階段の下に解説板が立っている。
一畑薬師は、平安時代に日本海から出現した薬師瑠璃光如来を本尊とする一畑薬師信仰の総本山である。
宗派は臨済宗。山号「醫王山(いおうざん)」。寺 名「一畑寺(いちばたじ)」。通称は「一畑薬師」(一畑のお薬師さま)。
寛平6(894)年ご本尊をすくいあげた漁師の母親の目の病が治ったことから「目のお薬師さま」として信仰されてきた。 -
本堂へ行く前に参道の終点の奥にある建物へ。
上の写真は法堂(ほつどう、座禅堂)。
この建物は文化4(1807)年に焼け、翌々年建立され現在に至っている。 -
階段を上り本堂へ向かう。
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階段の途中に建っている仁王門。
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階段を上り切ると右手に鐘楼堂が見える。大きくて立派である。
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薬師本堂。一畑寺の中心部である。
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本尊の薬師瑠璃光如来は直に拝むことは出来ないようである。
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薬師本堂の手前右手の観音堂裏手からの眺望。
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観音堂の反対側に建っている徳川夢声※の歌碑。
※1894~1971。弁士、漫談家、作家、俳優。ラジオ・テレビ番組などをはじめ多方面で活動した。生まれは島根県益田市。 -
徳川夢声の歌碑の背後に十六羅漢堂がある。
十六羅漢とは釈迦の弟子で世にとどまって仏法を護持する十六人の羅漢(阿羅漢)をいう。 -
十六羅漢の一人、注荼半託迦(ちゅだはんたか)。周利槃特(しゅりはんどく)ともいう。
釈迦の弟子中、もっとも愚かで頭の悪い人だったと伝えられる。
仏弟子となったのは兄・摩訶槃特の勧めであるが、四か月を経ても一偈をも記憶できず、兄もそれを見かねて精舎から追い出し還俗せしめようとした。釈迦仏はこれを知って、彼に一枚の布を与え、「塵を除く、垢を除く」と唱えさせ、精舎(もしくは比丘衆の履物とも)を払浄せしめた。彼はそれにより、落とすべき汚れとは、貪(rāga)、瞋(dveṣa) 、痴(moha)という心の汚れだと悟り、すべての煩悩を滅して阿羅漢果を得たとされる。そして神通力を得て形体を化かすなど種々示現できるようになったといわれる。(ウィキペディア) -
注荼半託迦(ちゅだはんたか)の解説板に目が釘付けになる。
「赤塚不二夫作『天才バカボン』の『レレレのおじさん』のモデルであるとも伝えられている。」
別のサイトには注荼半託迦が兄から罵られる場面を次のように記述している。
『兄の摩訶槃特は弟は普通の方法では暗誦することも、仏道修行することもできないと知って、心を鬼にして「バカ、大ばか者。お前は世界一の大ばか者だ、お前が僧侶になって一体どうなるんだ。無駄だから今すぐここから出ていけ」と言い渡しました。』(https://kattu.muragon.com/entry/7.html)
注荼半託迦のエピソードを知ると、まんざら誤りでもないのではないかと思えて来る。 -
復路はご真言塔の横へ下る階段を下りた。
ご真言塔の向かいにある蕎麦屋(土産物屋を兼ねる)で少し早いが昼食を取ることにする。もんぜん食堂 グルメ・レストラン
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この店は観光案内所でもらった「出雲そばマップ」というチラシに掲載されている。「香り高いコシの強い麺、それに合わせた辛めのつゆが特徴。」と紹介されている。
(写真は店内の一番奥の座敷からの眺望。店の奥は崖になっているようだ。) -
「出雲そば三昧セット」を食べることにした。
温かい釜揚げ蕎麦と割子蕎麦(ニ段)に山芋が付く。 -
店先にいる飼い犬に見送られて蕎麦屋を後にする。
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参道とバス停がある駐車場との間は広場のようになっている。
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広場の隅に立つ石灯籠。銘文には天保7(1836)年と記されている。
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一畑薬師を12時21分に発つバスに乗る。
一畑口駅でしばらく待ち、12時50分発の電車で出雲大社へ向かう。
車内に小さな人形が飾られている。出雲大社のゆるキャラであろう。 -
13時24分、出雲大社前駅(上の写真)に着いた。
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出雲大社前駅(国登録有形文化財)。
現在改修工事中の旧国鉄の旧大社駅(国重要文化財)とは対照的なデザインである。出雲大社前駅 駅
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出雲大社へ向かう。勢溜の大鳥居(二の鳥居)。
過去二回参拝しているが、午後に参拝するのは初めてである。 -
拝殿を南側から撮影。高さ13.5m。昭和34(1959)年に再建されたもの。
間もなく14時である。平日ということもあり、参拝者はさほど多くない。 -
御本殿を囲む瑞垣の南側の正面にある八足門。参拝者の大半はここか拝殿で拝む。
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前回の参拝時と同じように瑞垣の外側を時計回りに一周する。
現在の御本殿は延享元(1744)年に造営されたもので高さは24m。昭和27(1952)年国宝に指定されている。 -
以前二回参拝した時は、参拝を終えた後に参道をまっすぐ南へ戻り帰途についた。
この時は四の鳥居をくぐる前に、ふと進行方向左を見た。何やら気になる案内表示が出ているので、そちらへ行ってみる。 -
ほとんど水のない小さな堀を渡る。能野川(吉野川)と表示されている。
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その先に趣のある門が立っている。島根県指定有形文化財・北島國造家四脚門である。
北島国造館 寺・神社・教会
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この時は解説板を走り読みしただけであったが、気になって後で少し調べてみた。
北島家は出雲大社の神職を代々務める二つの家の一つである。その屋敷は元々御本殿の北に建っていたが、江戸初期(17世紀)に今の場所に移ってきた。この門もその際に移設されたとのことである。
現在この門の内側一帯は北島國造館と呼ばれている。 -
北島國造館大門。この屋敷の正門だろう。
幕末に松江藩主によって奉納されたものとのこと。 -
江戸初期(17世紀)に屋敷がこの地に移築されたとき広大な屋敷が建てられたが、明治初めの火災で大半が焼失した。
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北島國造館の敷地内は無料で自由に見学できる。良く手入れされた庭園が美しい。
出雲大社のすぐ隣にこのようなスポットがあったとは驚きである。 -
帰る前に勢溜前の交差点に面したスタバで休憩する。二階席からは出雲大社の方角を眺めることが出来る。
スターバックス コーヒー 出雲大社店 グルメ・レストラン
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出雲市駅へ戻るバスを待つ間に再び一畑電鉄の出雲大社前駅に立ち寄る。
ホームの南端に古い車両が展示されている。デハニ50形というらしい。
駅の外側から車両の中へ入って見学出来るようになっている(無料)。出雲大社前駅 駅
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車内はあの大ヒットしたアニメ作品の1シーンを彷彿とさせるレトロな雰囲気。
残念なことにバスの発車時刻まで数分しかないので長くは留まれない。
【了】
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