弾丸富山、愛知から日帰り(後編)…国宝 瑞龍寺編

2020/12/05 - 2020/12/05

愛知県からの弾丸日帰りツアー後編、国宝瑞龍寺編です。
富山県美術館で開催されていた「富野由悠季の世界」でガンダムを堪能した後、高岡市にある国宝「瑞龍寺」へ。やはり見応えありますね。
早朝出発したのが功を奏し現地滞在時間は7時間を確保。弾丸とはいえ盛り沢山の1日となりました。
前編はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11679855

エリア 高岡(富山)

富山城を見学の後、高岡にやってきました。
目指すは国宝瑞龍寺。これは参道にもなっている八丁道。

八丁道 名所・史跡

途中、前田利長公像があったり…

土産物屋などもあったりします。

まちの駅高岡 お土産屋・直売所・特産品

瑞龍寺到着。

瑞龍寺 寺・神社・教会

拝観料は500円(大人)。

まず現れたのが法堂の鬼瓦。
おそらくオリジナルでしょう。デカいです。

最初にあるのが総門。

配置図で予習。

総門をくぐると…
本来なら美しい砂利が敷きつめられているようですが、この日は整備中。
重機がミスマッチです。

そして見事な山門。

向かって右側、「あ」の仁王像。

左の「うん」仁王像。

山門を抜けると…おお…仏殿。
この時期は枯れ芝生ですがきっと新緑の頃は息を飲む美しさでょうね。あいにくの雨模様ですがかえっていい味出してるかも。

回廊を右回りで進みます。

白壁と障子がいい雰囲気。

大庫裏。かまどがずらり。調理配膳などを行う堂です。

韋駄天様。

仏殿へ向かいます。

仏殿内部。立派な柱や手の込んだ造りにに圧倒されます。
御本尊は釈迦如来像。

たまたま団体客とぶつかり、住職が皆を引き連れて案内をしていました。そのご相伴にあずかり説明を聞いていると…これがまた面白い。笑いや時事ネタを絡めて繰り出す話術はまさにプロのそれ。聞き惚れてしまいました。

一番奥にある法堂。

う～ん、苔むした灯籠の奥には鮮やかなもみじ。
これぞ、わびさびの世界。

法堂。シブさの塊…。

ここでも住職の話術が冴え渡ります。

廊下、広っ。

法堂中央の仏壇には前田利長の位牌が安置されています。

続いては法堂の向かって左手へ。
ここには前田利長公、織田信長公らの霊廟があります。

振り返ると鮮やかな紅葉。きれいです。

各所に見応えのある仏像が安置。

「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」。
東司の守護神とか。東司(とうす)とはトイレのこと。トイレの神様ってことでしょうか。
いつまでも眺めていたいところですが拝観終了時間が近づいてきました。もう出ます。

ん？入口前の駐車場には来たときにはなかったかっこいいボンネットバスが…
そして…なにかいる…

うわー、ドラえもん。
実はこの高岡市はドラえもんの作者である「藤子・F・不二雄」先生が生まれ育った地でもあります。高岡駅前には「ドラえもんポスト」や「ドラえもんの散歩道」、また射水市とを結ぶ路面電車には青く塗られた「ドラえもんトラム」も走っているようです。
無類のドラえもん好きとしては見逃せないスポットばかりですが、友人の都合もありますので今回は泣く泣くパスです。

最後に前田利長公の墓を訪ねます。

瑞龍寺から一直線、八丁道の突き当りにあります。

瑞龍寺とは違い、観光客の姿はなくひっそり。

前田利長公墓所 名所・史跡

ふむふむ。

これですが。しかしここまでしか入れず。
毎年9月に行われる前田利長公顕彰祭の時にのみ一般公開されるようです。

さあ、帰ります。
1日天気悪かったけど夕日は見れました。

来た道を戻ります。東海北陸自動車道を一路南下。

ワープトンネルみたい。

夕めしはラーメン好きの友人の希望で岐阜県羽島郡笠松町にある「焼豚ラーメン三條」に立ち寄りました。

焼豚ラーメン 三條 グルメ・レストラン

「焼豚ラーメン」の「肉盛り」をオーダー。1000円。
すごいインパクト。映えますねぇ。けど肉が薄めで麺の量もそれほど多くはないので普通に食べられます。まぁ、うまいです。

夜の名古屋高速。

ビルの夜景が都会っぽいです。

大府駅で下ろしてもらい、電車で岡崎駅へ。
駅から自宅へはチャリ。帰宅時間は22:00。充実過ぎる1日でした。
疲れたー…
って私の台詞ではありませんね。ずっと友人の運転でしたから。
お疲れさまでした。ありがとう。
(終)